最新の観てきた!クチコミ一覧

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お願いだから殴らないで

お願いだから殴らないで

MacGuffins

pit北/区域(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★

どうも
最初の映像で『ぬぬっ!?』となって、あれよあれよとリストラサラリーマンは場末の温泉宿へ・・・・

あやしい人物達と謎の『たかじん』、感動?の家族愛。

次は何が起こるの?って考える前に早いテンポで進んでいき、スマートな物腰でけっこうな力技でもっていったなぁという感じでした。

もっとじっくり練りこんだら、もっと面白くなりそう。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2011/05/13 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

平田オリザ・演劇展vol.1

平田オリザ・演劇展vol.1

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/17 (火)公演終了

20110514
(^・ェ・^)マッチ売りの少女たち

平田オリザ・演劇展vol.1

平田オリザ・演劇展vol.1

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/17 (火)公演終了

20110514
(^・ェ・^)リーディング『銀河鉄道の夜』

エデンの河童

エデンの河童

発汗トリコロール

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

青に白

青に白

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/05/13 (金) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディとしての踏み込みを持ちながら
死の質感や、
生きてきたことへの想いが
とても実直に描かれていました。

基本的にはコメディだとおもうのですが、
その範疇にはおさまらない部分にも
心惹かれるものがたくさんありました。

ネタバレBOX

一人の男の死をきっかけに
妻、娘、孫、3代の女性のそれぞれの想いが描かれ
そこに、新しく立ちあがった葬儀社のドタバタが
したたかに絡んでいきます。

葬式が絡んだお話は
コメディとしてはリスクが高いようにも思うのですが、
ネタの仕込みがしたたかというか、
作り手が可笑しさの骨格をきちんと作り上げているので
観ていて素直に笑える。
笑いのバリエーションもとても豊かで
キャラクターの駄目さでジャブのように笑わせるものから
話の構造で笑わせるもの、
さらには司会者の女性が「愛の賛歌」を歌い出すような
突き抜けで観る側を巻き込んでしまうような笑いまで、
引き出しが本当に多い。
伏線の掛かり方にも長短自由自在の趣があってうまいなあと思う。
中盤から終盤にかけての「告別式 must go on!」的な貫きが
おかしさをさらに広げていく

一方で遺された三世代の女性たちの想いも
しなやかな実存感を持って観る側に流し込まれてきます。
それぞれのキャラクターが
肌触りとともに観る側に伝わってくる感じ。
この三人に対して娘の夫の浮気相手や
孫娘の婚約者や行きつけの整体のマッサージ師、
さらには母の施設の介護職員など
周辺の人々はしたたかにデフォルメされて描かれていくのですが、
なんというか、その存在感と遺族の女性たちの絡みが
絶妙によい。
それぞれの色の強さが浮くことなく
遺族たちの肌触りに編み込まれていく。

物語の納め方も秀逸、
母親によってマンゴープリンのことをボディブローのように仕込んで
エピソードを鮮やかに広げて
最後に母親に「普通のプリンの方が良い」
とぽろっといわせるしたたかさには
ぞくっときた。

終わってみればたっぷりの可笑しさや
雨降って固まるの感に満たされて、
その先には生きていくことの透き通った質感が
すっと浮き上がってくる。

単なるコメディにとどまらず
良い意味で心から離れていかないものが残る
秀作でありました。
ザ★忍者~忍びの心、星に届けぃ~(再演)

ザ★忍者~忍びの心、星に届けぃ~(再演)

ネコ脱出

ワーサルシアター(東京都)

2011/05/10 (火) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

まさにイベント
会場外にはソースせんべい売り、中では張り出したステージ上で物販の売り子さんが歩き回る、始まる前から楽しめる雰囲気作り。

舞台上と舞台裏でハプニング続出、個性的なキャラがあっちこっちで大騒ぎ。

そんな中にも感動シーンありで楽しめました。

ネタバレBOX

・・・・3人組みのシモネタに不覚にも大笑いしてしまった。
『パ・ド・ドゥ』【ご来場ありがとうございました!】

『パ・ド・ドゥ』【ご来場ありがとうございました!】

七里ガ浜オールスターズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

接見室
見ごたえのある2人芝居でした。

ネタバレBOX

裁判の過程で解き明かされていくのは、元夫婦である2人のあいだに流れる愛憎だったのかもしれませんね。
~演劇のススメ~「走れメロス!」

~演劇のススメ~「走れメロス!」

aji 2021年活動終了

atelier SENTIO(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

観ました。
ポップだったなー。

裨將傳(ペビチャンジョン)

裨將傳(ペビチャンジョン)

劇団市民劇場

atelier SENTIO(東京都)

2011/05/20 (金) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

楽しかった。
やっぱり韓国人俳優は説得力がありますね。字幕無しでも十分楽しめました。

茶の道

茶の道

ニグリノーダ

イワト劇場(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

茶・遊び
江戸時代の茶の世界で起きた心中事件にまつわる話を、趣向を凝らした幻想的な演出で描いた作品でした。時代劇と現代劇が混ざったような不思議な物語世界の中で、茶人によるお点前や、三味線と唄の生演奏など日本の伝統的なパフォーマンスが行われ、普段の生活においてあまり縁のない文化を観ることが出来て興味深かったです。

「花」と名付けられた、非現実的な存在感がある女性3人の佇まいが専門の役者とは異なる、うっすらとしたエロティシズムを感じさせて魅力的でした。難しい立ち位置の役だとは思いますが、台詞回しがぎこちなくてもどかしかったです。
男性陣も中性的な雰囲気がある人や、内に狂気を秘めつつも表はチャーミングな老人など、個性的でした。

メタ構造を意識させる台詞や、おそらく事前にやりとりが確定されていないゲーム的場面など意欲的な手法を用いていて、何となくやりたいことは伝わって来ましたが、断片的・抽象的に表現したそれぞれの要素があまり上手く絡んでない印象を受け、奥行きを感じられないのがもったいなく感じました。特に笑いを狙ったところは間が悪く、上手く行っていないと思いました。
全体的に力み過ぎな感じがしたので、良い意味でもう少し力を抜いた方が流れが良くなると思いました。
音楽や効果音を使い過ぎに感じました。舞台上の役者の台詞・動きだけで見せた方が魅力的になると思いました。

10分以上無音で続く後半のお点前のシーンは心地良い緊張感がある素敵な時間でした。能のように形式的で緩慢な動作の中に見える美意識に引き込まれました。
シアターイワトは防音性があまり良くなく、外の車の通行音や歩行者の話し声で静寂が掻き乱されるのが残念でした。

らん -2011New version!!-

らん -2011New version!!-

秦組

前進座劇場(東京都)

2011/05/22 (日) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ざっつえんたーてーめんとっ
話の面白さ、殺陣や衣装、音楽も素晴らしかった。
いろんな要素がつまったこれぞエンターテーメント!!という舞台でした。
花道を使った殺陣は、距離感もあってお見事。

ありがちな「弱きもの→善」「強きもの→悪」という単純な記号ではなく、それぞれの人間はそれぞれ背負うものがあり、それでも生きていかなくてはならないといったメッセージを感じました。

本筋以外でのサイドストーリー、嫌な奴であるはずの新しい村長弥之助のお綾に対する一途なまでの愛、月影石影の兄弟愛、月影三影の儚い恋、羅刹たちの友情、赤谷衆の血を超えたお互いへの想いにもそれは現れていました。
それらのエピソードが上手くからみあって終盤の壮絶な殺陣へとつながっていく様は見事でした。


また、花道、舞台中央、奥などを使い全くの暗転ではなく、スポットライトで表現した場面転換などは映像的だなぁと面白く観ました。

大満足の観劇でした。

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

風琴工房

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

苦しい
覚悟はしていたけど始めから終わりまで重い・・・
途中、無意識に手を握り締めている自分にに気付いてハッとする。

絶望とか希望とか諦めとか救いとか、いろんなもの、が頭の中でぐるぐるしてまとまらない。

児童虐待を受けることなく育ち、子供のいない自分にとって、ニュースでしか知ることはないと思っていた世界は、意外と近くにあるのかもしれないと思うとやりきれない気持ちでいっぱいになる。

ネタバレBOX

正面席・最前列のせいか、役者さんの香水の香りが強すぎて・・・。

睦美の夫のとった行動が、睦美にとって(娘にとっても)よかったことなのか、あの後どうなってしまうのかを考えると、さらに頭がぐるぐる。。。
関ヶ原でダンス

関ヶ原でダンス

劇団6番シード

吉祥寺シアター(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

熱とエネルギーが溢れていた
6番シードの印象は、大人数で、ちょっとだけ入り組んだストーリーを熱っぽく見せるというものだ。
今回も、その軸は揺るがない。

ネタバレBOX

しかし、これはこちらの当日の疲れ度合いもあるのか、熱くてエネルギッシュすぎる舞台には疲れてしまった。残念ながら、心地良い疲れではない。

それはなぜか。
まず、ストーリーが進行していく中で、中盤以降にやっと誰が物語の中心にいるのかが見えてくる。
冒頭は、意外とたっぷりに盗賊たちを見せて、設定を語らせるのだから、てっきり彼ら、合戦の中心にいない者たちの関ヶ原かと思っていたのだが、実は戦に駆り出された農民たち、その中の1人が中心になっていくことがわかる。
群像劇ではなく、彼が中心にいるのならば、もっと早くから中心に出てくるべきではなかっただろうか。
彼と彼の泣き虫兄弟たちと彼らのおっかあにスポットを当てるべきだったと思うのだ。

なぜそう感じないのかと言うと、似たような登場人物が多いからだ。もちろん設定は違うのだが、誰もが同じようなトーンで叫ぶところが多い。全体的に叫んでいる。そんなに声を張り上げなくてもいいだろうと思うシーンでも張り上げる。
うまい役者であれば、実際には声を張っていなくても、十分に客席に届かせることができるのだが、そうではないと単に大声で叫ぶことしかできず、だから単に叫んでいるようにし聞こえないのだ。力量の差はどうしようもないが、演出で、各立場をわきまえさせるべきだったのではないだろうか。

また、これは特に女優陣なのだが、これぞという自分の台詞を言うとき(基本叫んでいる)に、半身になって見栄を切るようにするところがあまりにも多い。そういう役柄、つまり、いちいちカッコをつける役ならばそれもわかるが、誰も誰もがそういう形になってくる。これはさすがに…。

さらに、「関ヶ原にダンス」の「ダンス」部分がわかってからの、ラストまでのくだりが長い。いや、長く感じるということなのだ。
もっとテンポよくできなかったのだろうか。
登場人物がどうなったのかをいちいち全員見せていくので、冗長に見えてしまっているのではないだろうか。
ラストへ力づくで、怒濤のようになだれ込めば、もっと面白かったと思う。
しかし、そのためには、主人公となっていった農民の男のことが、もっと丁寧に前半で描かれていなくてはならない。つまり、脇は脇としてくっきり陰影が見える程度に留めておき、主人公を浮かび上がられるべきだったのだ。
全体が同じトーンで、熱っぽくエネルギッシュだったことで、せっかくの物語が薄まってしまった感じがしてしまうのだ。

また、舞台に登場している人物が常に多いのだが、ダンスシーンを除き、その配置がしっくりこない。ぞろっといる印象だ。やはり、全員が前へ前へという想いが強すぎるのかもしれない。そのシーンでの中心をきちんと引き立てる演技(演出)が必要だと思うのだ。

どうでもいいことだが、農民というと判で押したように「オラたち」という訛になるのはどうもなあ…と最近思っている。もちろん、きちんと設定どおりの土地の言葉であれば問題ないのだが。

ただ、力ある劇団なので、今後には期待したいと思う。
仏教キリスト教イスラム教(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

仏教キリスト教イスラム教(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

宗教劇団ピャー! !

STスポット(神奈川県)

2011/05/26 (木) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台そのものが彼らの「宗教」であった
「宗教劇団」という不気味ネーミング。
しかも、『仏教キリスト教イスラム教』なんていうタイトル。
怖いモノ観たさというか、なんか期待と不安半ばで観に行ったのだ。

「雑」で「ぐだぐだ」だけど、自分と向き合う(あるいはそういう体の)彼らがそこにいた。

ネタバレBOX

会場に入るとすでに板付きで俳優がいる。板付きというよりは、泥付きというか、土の中に頭だけ出して埋まっている。
悪意と悪夢のゴミ箱のようなセットがそこにある。なかなか悪趣味。

冒頭(ほぼ)前キャストが下着姿で現れ、舞台に置いてある衣装を身に纏う。そして、「仏教キリスト教イスラム教」と歌い踊る。
これはラストにも結びつくのだが、「始まり」の儀式だ。「虚構への始まり」の宣言であり、「役者」になる儀式である。

いい意味で「雑」であり「ぐだぐた」であった。

近未来かそんな感じの時代の話。
宇宙からの光線で、人々は肉体が変化し、ある者は傷を負ってしまう。
昔のことしか言えなくなってしまったり、内臓が出てきたり、排泄物の輪が頭の上に付いたりなどなど。
人々は元に戻りたいと願う。
ゴローとトネツグは、自分の身体を治すために旅をしている。その途中で出会ったショウジョにトネツグは恋をする。
ショウジョは男に捕らえられていたところをゴローとトネツグに助けられる。
ショウジョは、この世界を救うのは、マオウを倒すしかないと告げる。
ゴロー、トネツグ、ショウジョの3人はマオウと戦うが負けてしまう。
しかし、ショウジョの口から出てきたセンニンに鍛えられ、再度マオウたちに立ち向かう。
と、まあこんなストーリーな、少年マンガな世界が展開するのだ。
(舞台の周囲にはマンガが貼り付けられていた)
悪との戦い、友情に、鍛錬、恋のフレーバーがあり、主人公の成長ものあり、の世界。

だが、主人公が悟ったとき、自分の負を含め、すべてを受け入れる、という「ありがちな成長譚」を見せて、さらに「悪」であるはずのマオウが「実は私も最初から悪かったわけではない」的な展開の、あるある感、まではそれほどではなかったのだが、登場する役者全員が、負の疑似(たぶん)体験談を披瀝するにあたって、ここはちょっと鳥肌であった。

ここで冒頭シーンと重なってくるのだ。
彼らは来ている衣装を脱ぎながら、つまり最初の下着姿に戻りながら、自分の抱えていたトラウマや今の状態を語るのだ。
どういう心境でこの劇団に加わったのか、などをヒリヒリ感たっぷりに語る。
実名を入れながら、あるいは家族との関係、人間関係そのものについて語る姿は、明らかに彼ら自身の姿である。
「演じている」姿ではない。衣装を脱ぐことで虚構も脱ぎ捨てていく。そして自分の姿で自分を語る。

この内容そのものが、実は虚構であったとしても(同じ文体なので、よくできた脚本だと思っているが。もちろん役者が自分の言葉にしている)、それはまったく問題ではない。舞台(劇団)そのものが彼らのセラピーであり、シェルターであるということの吐露である。
つまり、それは「宗教」であり、彼ら自身の本当の姿と向き合った上での「宗教劇団」というネーミングであったのだ。ホンネが聞こえた。

ここに気がついて「ああ」となった。
「虚構」の冒険物語は、あくまでプロローグであり、彼らのリハビリでもある。「虚構」としてのみ存在できることに意義がある。
ラストは、「雑」で「ぐだぐだ」な「虚構」の部分とは一線を画している。
もちろん、そこまで含めて全部が「虚構」であっても構わない。しかし、ホンネである幹は揺るがないだろう。

唯一1人、ホンネを語ることのなかったピア(土に首まで埋もれた小学生)の視点が、ト書き的な位置づけにあり、彼ら自身を第三者的な位置から見ている視線であろう。
自分可愛さに酔いしれるだけでない冷静な視線というものを感じた。この「視線(視点)」こそが「劇団」という形であろう。つまり、それがなければ、薬物や人間不信の中に閉じこもってしまっていたということなのだ。だからとても大切なのだ。

全体的に悪趣味で、それは若さゆえで、なんかそんな神経も理解できる。理解できる、と言うのはおこがましいが、多くの人が通ってきた道であろうから、理解できると言ってしまう。
彼らの心象風景は、今はこれでしか表現できないのだろう。


ストレートプレイを好む、万人向けではないが、「今」観ておく劇団なのかもしれない。
刹那に存在するというか、何かのedgeのあたりをふらふらしているというか。
第2回にして、こう切り込んできたのだから、これから自分とどう向き合っていくのか、ということを踏まえて、今後に期待、というか興味津々なのである。

なんとも気の抜けたのに、ヒリヒリした感じが、舞台の上にあり、「共感」のようにものが生まれる。「不器用さ」ともいえるその感覚があるからかもしれないが、舞台にいる女優たちすべてがキュートに見えてしまう。そんな姿に胸きゅん的な。
髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

TOKYOハンバーグ

千本桜ホール(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

切ない!
他人事とは思えない、明日は我が身という思いで観ました。壊れていく演技は素晴らしかったです。

ネタバレBOX

大人のときと子供のときで役者さんが異なっていて、これは当然としても、若いときと20数年後とで役者さんが別人で、顔の特徴が違っていたりすると、相関図を頭に描きながら対応させるのに一苦労します。特に妹さんが似ていませんでしたね。

若年性アルツハイマー病に罹っていない私でもそうなのですから、同じ一人の人でも二人分(もしくはそれ以上)が脳を占めることになり、現実であれ妄想であれ同時に話し掛けられれば頭が混乱するのは当然だと納得しました。

このお芝居では妹の赤ちゃんが生まれるときなど思い出すエピソードが家族の節目節目の出来事だったので、周りの人も理解してあげることができましたが、現実には共通の話題性などないでしょうから、また変なこと言ってるみたいになって気持ちが伝わらず、もっと切なく悲しいのでしょうね。

本人が若い頃の本人に会って、「赤ちゃんは順調に育ちますよ」と話すシーンはSF的で、キャラメル的でした。
【トークショー開催!!】CABARET ON THE SEA

【トークショー開催!!】CABARET ON THE SEA

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ああ素晴らしい!感涙!
ショー的な要素が主なのかと思ってつい油断していたら、いくつかの恋や出会いと別れがあって、思わず涙が流れてしまいました。

ザンヨウコさんの歌と踊りも良かったです!!

ネタバレBOX

太平洋の貴婦人と呼ばれていた豪華客船伏姫丸で出会った人々が、戦争に召集されたりして引き起こされた悲喜劇。

グアムでの悲劇には心が痛みます。千代子の言った後藤さんは星になったのよで、えっと唸りました。後藤はそうだったのか…。

そしてそんな千代子ですが…、後で現在のマリーが出てきて説明するのであれば、千代子の「私を調べて、ググって」発言は要りません。むしろ蛇足、マイナス効果です。走り去ることもないと思いました。マリーの発言で驚かされるだけの方が良かったと思います。

汚れて臭かった千代子に向かって社主の「マリーと同じにおいがする」、マリー「ええーっ」、社主「(スターの原石としての)マリーを見付けたときと同じ匂いがする」、素敵な場面でした。

フィナーレはやはり宝塚のようにショー的要素全開でお願いしたかったです。マリーさんが踊らなかったことは大いに不満でした。長身のマリーさんは見映えのする花形スターなのですから必須です!!!

ところで、ザンさんの発音で気になるところがありました。ショーガールのガが鼻濁音になっていましたが、ガは濁音で発音してほしかったです。

同じく、艦砲射撃をカンホウシャゲキと言っていましたが、正しくはカンポウシャゲキです。
髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

TOKYOハンバーグ

千本桜ホール(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

愛があふれていました
切ないけど、愛の素晴らしさを、しみじみ感じました。
<髪結う時>は、女の子の方が思い出深いのかと思っていましたが、私の隣の30代半ばの男性も号泣でした。友達と来ていたのですが、閉演後『ヤベェ~!俺、暫く立てねぇ~』友達「オレも・・・」と聞こえてきた。自身の経験など無くても、素晴らしい物語は心に響くと、痛感しました。

ネタバレBOX

役者さん皆様見事で、セリフの無い時の視線、表情、醸し出す空気は、言葉以上の意味と想いがあり、とても良かったです。

若年性アルツハイマーになってしまった母サチコ(降矢由美子さん)と夫(富真道さん)の愛があるからの苦悩と優しさ。
二人の若かりし頃の思い出のシーンで、サチコ(長澤美紀子さん)夫(金重陽平さん)の愛にあふれた喜びと優しさ。
この4人が、特に素晴らしかったです。

発病したサチコ家族と、思い出の中の家族は、違う役者さんが演じているのだが、安定した演技でわかりやすかった。
又、思い出と言う美しい日々の、回想シーンとして、効果的だと思いました。

優しく輝く思い出があるから切ないのだが、サチコの家族との日々は、愛にあふれている素敵な作品でした。

BGMも良く、情景を浮かび上がらす照明や、演出も良かったです。


目前の私を思い出してもらえなくても、消えない記憶の片隅に、存在できれば、幸せと思いました。そんな優しい思い出の欠片に、なりたいと・・・
関ヶ原でダンス

関ヶ原でダンス

劇団6番シード

吉祥寺シアター(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

稽古十分・音響良し・・・演出?
吉祥寺シアターは例えて言うと、ストレートプレイで、OFF・OFF→OFF→ONへと劇団が成長する過程で、OFF・OFFとOFF中間程度の小屋だろうか・・・?奥行・高さ・照明・音響設備なども、OFF・OFF以下で甘んじている多くの劇団が、とても羨ましく思う設備が整ったステージである。
客席も200人までは入るハコで、この日も170~80人は入っていたと思う。6番シードの関係者と、「虹」「雫」を併せた全出演者が相当な販売努力をしたと敬意を表する!
さて芝居だが、この日出演「雫」を含めた26人全出演者が台詞を貰っているので、19時に開演後の前半約1時間は基本軸が定まらず、個々の言う台詞も基本発声での未熟も目立ち、ドタバタ感が強すぎて芝居の方向性が出て来ず、観ていて鬱々とした疲労感が出る。
20時7分過ぎに暗転・・・SEの雨音と無助一人の舞台再開時には何故かホッとする。舞台セットと音響で、私の脳にファンタジーなイメージングが出来上がる稀有な体験が癒しになり、空のステージで演技がないことが観る側のセンスへ訴えてくる・・・その不思議な現象は、ひたすら本と演出の拙さにあるのでは・・・?と思う。
それでも衣装含め立ち回りなど、稽古十分ということは伝わる舞台であった。
指導者は舞台の成道に徹し、ノルマ消化に努力する団員を真に報いて進めて欲しい!リーダーの自己満足の舞台で終らせてはいけない!音響・衣装・照明・設備・出演者へ★★★

ネタバレBOX

■関ヶ原開戦前夜―。雨が降り、霧が一面を覆っている…。
【足軽百姓・男達】「逃げるったってどこに逃げればいいんだよ!」西軍、大谷吉継を将とする軍の足軽として関ヶ原へやってきた百姓達。右も左も分からず、雨に震え霧に迷い、一刻も早く関ヶ原から逃げ出したいと考えている情けない足軽百姓男達。
【百姓・嫁達】「あそこだよ、あの陣だ!」「あたいらにとっても合戦なんだ…。」取った武将の首に化粧を施し、旦那の功績を上げる為に村からやってきた嫁達。
【百姓・母】情けない息子達を案じ、敵兵の首を取らんばかりの勢いでやってきた母親。
【盗賊団】天下分け目の大合戦。鎧に刀と噂に聞いた種子島、獲物を狙って合戦を待つ盗賊集団。裏切りの噂に混乱する陣営に忍び込み、盗賊団の頭領は画策する。
【武将】「娘を人質として差し出し、東軍に寝返るのだ!」足軽百姓達の直属の将である古豪武士はためらいもなくそう決断する。西軍劣勢の情勢を聞き寝返ることを決めるが・・・。

そこで足軽百姓・無助(なしすけ)は思い付く・・・このまま雨が降り続けば戦は延びる・・・雨天順延だ!雨乞い祈りのダンスで戦を止めようと・・・戦争と平和「関ヶ原バージョン」・・・・。
裏窓

裏窓

スポンジ

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぶっ飛んだ目が凄い!
一見の価値有り!!

それにしても裏窓の意味が不明でした。犯罪っぽい、少なくとも胡散臭いという意味なのかなとは思いましたが…。

ネタバレBOX

どこかへ行ってしまった人間の目をしていました。ブルース・リーとか、松田優作とかが、完全に自分自身になりきったときのぶっ飛んだ目と同じでしたね。凄かったです!

発達障害の一種なんでしょうか、嘘をついているうちに真実だと信じ込んでしまう性癖、新興宗教に通じますね。

そして、そういう姿を映像にとらえるとそれらしく見えるのが怖いと思いました。

途中で兄貴が弟の超能力を擁護する発言をしたのには正直ビックリしました。兄貴も信じ込んでいたのかと思いましたが、最後に信じていなかったことが分かって安心しました。しかし、それなら、もっと早い段階で弟を止めることができたのに、家庭やもしかしたら工場までもが崩壊してからでは遅過ぎますね。

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