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ドロシーの帰還

ドロシーの帰還

空想組曲

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

平和への帰還・・・ドロシーに学ぶ
 観劇から、既に3ヶ月。
 たくさんの感動をいただいた2週間後。日本は巨大地震と津波に襲われ、
それ以前とは全く異なる価値観への変更を余儀なくされることとなった。
 恐らく、多くの日本人が感じてはいるが、あまり口には出せないこと、
「日本のある時代はこれで幕を閉じた」それを飲み込む苦しい日々が、日本人の「今」なのだろうと感じている。
 
 そんな中、私はドロシーの苦悩が、そのまま現在の日本の苦悩になぞられるのではなかと、この頃感じるようになった。

 ただひたすらに、自分の世界を描き出し、人々(特に思春期の若者たち)に届ける作家活動に邁進していた高峰ドロシー。
 ところがある時、その作風の残虐性部分にのみ感化された少年が、事件を起こし自殺するという悲劇に遭遇する。世間は責任を作者ドロシーに向ける。

 読者の受け取り方までも、筆者は責任を持つべきか否か。ドロシーは悶々としながら、そして自分を責める父親と対立しながら、人知れず苦しみの日々を10年も過ごす。

 しかし、それぞれの夢に向かいもがき苦しみつつも前進を諦め無い若者たちとの出会いや、自分を20年来信じて支えてきた編集者の存在を深く想う中で、長い年月保留にし続けていた問題に結論を見出す。

 「自分が信じて創り上げた作品が読者に及ぼすあらゆる影響も含めて、自分は逃げることなく、真摯に受け止めていこう。例え、それが深い苦しみを伴うものでも、受け止めよう。苦しみを胸に秘めて、それでも自分の世界を描き続けよう。自分の作品を支えとして、必要としている読者がいる限り、自分は作家として生きる責任があるのだから。もう、引き返せない所まで、自分は歩んできたのだから。父親や編集者、そして読者の支えを得て。」
 
 このドロシーの苦悩と決意の道のりは、今回大災害のみならず、それによって引き起こされた原発事故と向き合う、現在の日本国民全員が歩むべきそれになぞられるのではなか?
 信じて進めてきた原子力発電の弱点。修復は絶望的な状況の中、国民は何を決意し、今後どう行動を起こすべきか、ドロシーは教えてくれてるように思った。
 
 そして、日本人は、今後どこにどのように帰還すべきか?
 世界人類が、平和と幸福への道のりへと帰還するために選択すべき行動とは? 

 私たちを叱ってくれた父なる地球の懐へ戻る資格を得るためには、この苦しみに耐えることは、日本人にとって、必須なのだろう。
 

『小手伸也のよくわかる古事記<1>』  第一回「イザナギとイザナミ」

『小手伸也のよくわかる古事記<1>』  第一回「イザナギとイザナミ」

innerchild

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2011/04/22 (金) ~ 2011/04/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

神々はいつもすぐ側に・・・
日本人が古来大切にしてきた「日本の心」。

脈みゃくと伝えられてきたはずなのに、
いつの間にかどこかに置き忘れてしまったもの。
その一つひとつを、丁寧にそして笑いも交えて、生き生きと
語り聞かせてくださいました。

遠い過去の話とばかり思っていたら、
登場する神々があまりにも人間的なので、
いつもすぐ側にいてくれる、親しい知り合いのように
感じてしまいました。

インナーチャイルドの3方と古事記の世界を旅していたら、
何か大きな愛情に包まれて生きている自分を再確認するかのような、
あたたかい気持ちになりました。
そして、「自信をもって生きていこう!」そんな勇気もいただきました。

ありがとうございました。

また次回が楽しみです!

 玻璃ノ翅音 (ハリノハオト)  公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

玻璃ノ翅音 (ハリノハオト)  公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

三日月バビロン

ザムザ阿佐谷(東京都)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度

自分には合わなかった
相性が合わなかったのだろう、
全然世界に入り込めず、感情移入も出来ず、何もかもがいちいち気になり、
終演後自分をリセットするまで不快な気分が残った。
演劇(だけではないが特に演劇や映画)はフライヤーだけでは分からないな、実際に見ないと、何も、
という事を実感できた。

上演前に転倒した観客がいたためか上演開始が10分から15分押し。
それならそれでせめて一言くらいアナウンスでも何でもいいから入れて欲しかった。え、いつ始まるの?と不安になった。

ネタバレBOX

主役姉妹がいくら異父姉妹といえど、いやいやいや、と全力でツッコミ入れたいほどに歳が離れていた。ちょっとあのキャスティングはどうなん?と思わざるを得ない。最初の夜汽車のシーンで姉を別の若い役者さんが演じていた(はず)なので、余計に気になって仕方がなかった。え、姉はあの人じゃないの?と。

主演妹役の台詞回し?喋り方?にどうしても最後まで違和感が残った。
一言で言えば単調。声量を出すのは大事だし基本だが、それに終始しているのではないか?と。小さいハコなんだから、あんなに声張らなくても十分後ろの席まで届くだろう。

主演姉役の衣装にも心の中でツッコミ。
スカートというか、ワンピースのすそが処理されてなくてえらく解けてて糸が垂れまくっていたのだが、あれは意図的?でも(旧)華族のお嬢様が着る服でそれはないんじゃないか?

追記(2011/05/29)
蔦子役の深澤さん、茜役の今さん、京湖役のゆきなさんは安心してみていられた。深澤さんは台詞を時々噛んだりもしていたけど、それよりもやはり安定感の方が上回った。この3人の自然な演技を見ると、どうしてもそれ以外の役者さんの不自然さが際立ってしまう…。

「幻想奇譚」、と銘打っているが、どうしても「幻想的」な雰囲気を出すのに台詞というか言葉に頼りすぎな気がした。しかも冗長、しかも長台詞の言い方が単調。正直もう少しコンパクトにできなかったのか?またはその長さを感じさせない演出は出来なかったのか、と思う。長台詞に対して、観客に「長いなあ…」と感じさせてしまってはもうそれを塗り替えることはかなり困難ではないかと。

そして結局何を伝えたい作品だったのかも自分の中ではっきりしなくてもやもやが残った。もしや最後の主演妹役の台詞?え、あんだけ長い尺で伝えたかったのってそれ?そんなに簡単ではない、と思いたい、でも…。もしくはただ幻想的な雰囲気を観客に味わって欲しかったのか。
仏教キリスト教イスラム教(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

仏教キリスト教イスラム教(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

宗教劇団ピャー! !

STスポット(神奈川県)

2011/05/26 (木) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちからまかせ
おそろしく「力任せ」の舞台。
でも嫌いではない。
むしろ好きだ。

若い彼らにしかできない、今しか見れない舞台だったと思う。

旗揚げ公演より格段におもしろかった。
次回もおもしろいといいなあ。

ネタバレBOX

物語の最後はTV版エヴァンゲリオンと同じやりかたで終わる。
お芝居の登場人物たちは虚構から抜け出し、自らのコンプレックスの赤裸々な告白を通して自己是認に至る。おめでとう!
「宗教劇団」を名乗る以上は必ずやっておかなければならない儀式であったか。

劇団員たちがそれぞれの事情でお芝居をするように、わたしたち観客もそれぞれの事情でお芝居を観る。
いいね、演劇って。
ついでに、若いっていいね。うらやましいぞ。
醜い蛙ノ子

醜い蛙ノ子

張ち切れパンダ

テアトルBONBON(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/26 (木)公演終了

満足度★★★★

スペースオカルトヤング
プロローグから気が重くなるあ。でも、人のあやふやな関係とか狡さなど丁寧に描かれて良かった。まりちゃんにちょっと驚き。

ネタバレBOX

加絵の壮絶さに息を呑む。夢子と舞の危うい関係が学生から続いている気持悪さ。お互い解っていながら離れていくことが恐いのか寂しいのか。
登場人物は何かしら傷を負っていて、いまだに彷徨っている。
そんな中で裸の修一が一番まともに見えちゃんだけど(笑)
神様の言うとおり

神様の言うとおり

NICE STALKER

池袋GEKIBA(東京都)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりNICE STALKERが好き
毎公演、イトウさん自ら客入れをされていて好感がもてる。

電子投票は、もたついたり気がそがれたりするかと思いきやそんなことはなくとても楽しませてもらった。設問自体が笑いを誘うものもあったり。

イトウさんの笑いのセンスあるいはオタク的素養が自分にぴったり合っていて今回も自然に笑った。
辻沢さんが秀逸だった。
帯金さんの出番短かすぎ。
回転舞台もいい効果を出していた。

これからも小難しいお芝居なんかには目もくれず、無職童貞男の不甲斐ない物語を紡いでいって欲しい。
毎回斬新な企画も楽しみにしています。

ネタバレBOX

投票結果がちょうど半数(50%と50%)になった設問があったのにはちょっと驚いた。そういうこともあるか。

たぶんですが、いちばん最初の設問「月がきれい」を文字通りの意味ではなく「I love you」だとしないとこの物語はどう転んでも Bad end になるのではないか。あくまで推測ですが。一方、お客さんとしては一発目の設問だからここはストレートに「I love you」ではなく今後の展開も考慮して「文字通り」の意味に一票を投じる傾向にあると思う。
こういうこと書いちゃいけないような気もするが、これから行かれる方は「I love you」に一票投じることをおススメしたい。
 玻璃ノ翅音 (ハリノハオト)  公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

玻璃ノ翅音 (ハリノハオト)  公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

三日月バビロン

ザムザ阿佐谷(東京都)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

残念な演劇
冒頭の注意喚起の仕方が良い♪
その後、しばらくあり、不思議な空気感で始る。
物語が進むにつれ、世界観が見え始める。神道の神々を用いて、
その意味不明な存在を否定する事から、生まれる発想。

コンセプトがしっかりとあり、中々お目にかかれない秀逸なシナリオだと思う。
言葉が美しく、しかし、きちんと、創りこんでいる。そんな印象。
欲を言えば、主人公の声☆
声がナレーションの様に透き通った、美しい、聞き取りやすい声
なのだが、台詞が長い時は、もう少し、強弱が欲しい。
凄く、気を遣われているのだが、激情の大きさからして、
トーンを下げても十分響き渡ると思います。音響も照明も何もかもが素晴らしい。

舞台設定も素敵。台本を販売してくれていたら、もっと素敵♪

起きろよ、 はる子

起きろよ、 はる子

立体再生ロロネッツ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

夢の中の夢に夢見て
参宮橋は2回目。雨が止む様子はありません。開場前ですけどちょっと並んでいますね。

ネタバレBOX

結構面白いと思いますが、はる子が男性になった理由はなんだったんでしょうか?冒頭、はる子が牛乳の一気飲みをして寝て...初めの夢...男がひとり寝ていてはる子と呼ばれている。ここで話が分断され、頭の中でお芝居の進行とは別に意識が再構成をし始める...ただでさえ少ないメモリなのに。次の夢になると、あぁこれは別バージョンが始まるんだなと意識が先行します。

小冊子(パンフ)とても丁寧な作りで感心しました。

☆☆☆
salvation

salvation

(劇)池田商会.

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

なぜかはまる玉屋
すべってるよな~べただよな~ってネタもあるんだけど、
苦笑も含めて玉屋に一票。
今回は女子力が素晴らしかった!
なんで女子って団結するとパワーアップするんだろう?

ネタバレBOX

汚いけどエレベータ内のうんち、おしっこ、ゲロネタは
匂ってきそうで最強だった(^_^;)男子パンツのバリエーションも
いろいろあっていい!!
永井さんにはふんどしでいってもらいたかったかなw
紫桜舞い散る時

紫桜舞い散る時

オフィス櫻華

高田馬場ラビネスト(東京都)

2011/05/26 (木) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

ストーリーが破綻しすぎでは…
とにかく長いです。話を膨らませる要素はたくさんあるのに、
それはほとんどスルー。設定としてちょっと触れる程度。
あれ、もっとこっちを膨らませてくれたほうがいいのに、と思う事多数。
長い割りには終わりは唐突でした。
同じ台詞の繰り返しや同じ説明の繰り返しが多いので余計に長くなっています。
全然1時間以内でまとめられると思います。

ネタバレBOX

とにかくストーリーがお客さんに優しくないです。
すごく省略したかと思えば、不必要なところですごく長かったり…。
本を書いた人や役者など作り手が快感を感じるところをメインに
クローズアップしているように感じました。
そのせいで役の性格やストーリーが破綻しています。書き始めたらキリがないくらいに。
メインタイトルになっている紫の桜の設定や扱いもかなり雑です。桜である必然性がない。
ついでにそれが紫である必然性もない。ただラストに(効果のために)桜を降らせたかっただけじゃないかと勘繰ってしまいます。
お客としては長いし納得できないし見ていて苦しい。それって単なる自己満足では…。
厳しいようですが、台詞の喋り方もナルシスティックで受け付けられませんでした…。
会話が成り立っていなくて。
『十二人の怒れる男』/『裁きの日』

『十二人の怒れる男』/『裁きの日』

劇団チョコレートケーキ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★

魅せる役者陣!!
「裁きの日」を観劇。
劇団初見であったが、役者陣がいいね♪
芝居が丁寧だし、役柄になりきっている。
細かい表情も良かった!!
「会話劇」で惹きつけるのは、上手い証拠!!
この劇団の次回作も観劇したいと思った!
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

ある殺人事件を裁判員制度を通して描く法廷劇。
被告人が「死刑」か「無期懲役」かを裁判官、裁判員が議論する。

話としてはうまくまとめていると思うが、まとめ過ぎの感も。
大胆な脚本ではなかったため、後々印象に残らないような気がする。
最後は多数決で「死刑判決」となるわけだが、これはありふれた感じ。
結局議論したわりに、各人の当初からの結論(死刑か無期か)を大きく変更することはなかった。
「12人の怒れる男」のように議論をした結果、全員一致で無罪となるようなエピソードであれば、やはり印象に残る。
ただし、100分間会話だけで魅せたのは確かだし、脚本家が法廷裁判について、十分勉強していなければ書くことができない内容であることも確かである。なので次回作に期待したい!!


紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

風琴工房

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

みました
あとでかきます 最近あとでかきますばっかりだな
サイド席は失敗だったのかも??センターでみたかった

ネタバレBOX

なんでキスしたのかなあ
紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

風琴工房

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃縮
詩森ろばさんの作品を一度拝見したかったし好きな役者さんも出ていたので全く前知識なく再演とも知らず飛び込むようにして観劇。舞台は病室。徐々に明らかにされていく重い内容。色んなことが頭をよぎりズシンとズシンと来ました。ドキリとしました。わずか1時間ほどの作品とは思えないほど濃縮された時間を演ずるもの、観るもので共有できたと思います。

『After the lunar eclipse/月食のあと』リ・クリエイション

『After the lunar eclipse/月食のあと』リ・クリエイション

平山素子

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

宇宙の光
宇宙をテーマにした60分間のソロダンス作品で、身体の隅々までコントロールされた精度の高い動きが美しかったです。

ほとんどのシーンは暗い中、インダストリアル系やドローン系の音楽で静かに踊るので少々単調に感じましたが中盤にバッハの曲で踊るシーンは照明が明るくなり、テクニカルでエモーショナルな繊細なダンスが繰り広げられ、見応えがありました。終盤はプログラミングされたLEDを身に纏って踊り、呼吸するように明滅するLEDがゆっくりと消えて身体のシルエットが見えなくなる瞬間が綺麗でした。またストロボ的に細かく点滅し、平山さんの滑らかな動きが微分化されてカクカクした動きに見える効果も楽しかったです。

舞台背後には逢坂卓郎さんによる、宇宙放射線に反応して点滅するLEDのスクリーンが設置され、自然界のランダムなリズムの光が星空のようで美しかったです。ゆっくりと照らす範囲を変化させていく照明も良かったです。

作品に対して会場が大き過ぎて表現が届ききってない印象を受けました。パブリックシアターより隣のシアタートラムでもっと近い距離で身体のエネルギーを感じながら観たかったです。

関ヶ原でダンス

関ヶ原でダンス

劇団6番シード

吉祥寺シアター(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

こう来たか
6番シードの時代劇。どんなふうになるんだろうと興味があり、観劇。関ヶ原の戦いを正面から描くのではなく、6番シードが描くとこうなるのかと感心。

ただ途中でなんでこの人助けてるんだっけ?とかついていけなくなったのは私だけでしょうか?後ろの席で声が若干聞き取りづらい部分があったからかもしれません。

でも面白かった。

真夜中のランナーズハイ

真夜中のランナーズハイ

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

キュン×2
若さ一杯で、荒削りなんだけど、
「芝居大好きだぁーっ!」って
全身で叫んでる様な、そんなお芝居でした。
暑苦しくて、汗臭くて、でも力一杯の二人に
キュン×2したひと時。
御覧になっていない方は是非(笑)

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

風琴工房

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃厚
熱演で空気まで薄くなったかのような濃厚な1時間。
浅野さん、葛木さんの感情が直接飛び込んできて、切なく重いが素晴らしかった。

女優マリア

女優マリア

東京おいっす!

「劇」小劇場(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/06/01 (水)公演終了

満足度★★★★

見せ方がうまい!
女優マリアの真意を直接見せず、過去回想と現在の関係者の断片的な発言で浮かび上がらせる手法がとてもうまい。謎のまま残った部分もあるが、ラストシーンで、一人の「女」としての女優マリアが存在していたことがぼんやりと判ることで、後味良く終幕できた。

女優マリアの人柄をはじめ、登場人物全員が好意的に見れる(善人ということでなく)ため、コメディも自然に笑える空気が出来上がっていた。

ネタバレBOX

大女優マリア(鈴木麻衣花)が所属した事務所はもうすぐ撤退する。マリアが死亡したためだ。夫であり事務所社長の風間(ロン佐藤)のとこに、マリアの追悼冊子を作りたいと出版社の飯島(奥原)が訪ねてくる。飯島が編集のため、関係者へのインタビューを重ねる。そこには、嘘を駆使して業界内を渡り歩き、大役を勝ち取るマリアの姿が見えてくる。
ただ、飯島の正体が出版社の人間でないとわかった時、マリアとはどんな女だったのか、夫ですら知らなかったマリアの真意はなんだったのか、大きな謎が頭をもたげる。

登場シーンから、不思議な雰囲気のマリア。大言を吐き、かわいい虚で大物女優に取り入る。大物監督には、色気で押すこともキッチリこなし、一気にスターダムを昇る。実にカワイイ。
このような人物像で、観客の心と興味をしっかり掴んだことも大きい。ここを抑えたからこそ、後半の謎が示された時の客のテンション上がり、ラストのオチ(マリアが女優になったのは、風間の夢をかなえるため)で温かな気持ちになれるのだろう。ああ、彼女は、普通の「女」だったんだなと。


ちなみに、チラシにあるようなドレスアップしたマリアは登場しない。事務所に自分を売り込みに来た際の私服。レバニラ定食?を出前に来た際のバイト着。白川志穂(松浦玉恵)の付人時のジャージ姿。あとは、ホテルでのバスローブ姿。鈴木の演技の賜物か、どれも魅力的に見えた。
散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2011/05/13 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

こういうの大好き
もう、脳も心も刺激されて、久々に「こういうの大好き」って言える演劇。シュールで、でもリアリティがあって心に響いてくる。そして今を描いた演劇らしい作品。

又聞きの思い出

又聞きの思い出

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

なるほど、そういう意味?
昔、まだ若かりし頃、ウディ・アレンの映画は、よくデートで観に行っていたので、ハートフル・コメデイタッチの芝居なのかとばかり思っていました。

ところがどっこい、かなりストレートな家族劇。自分には思い当たらなかったとしても、誰か知人の家庭では似たような状況が展開されていそうな、万国共通の普遍的なストーリーが、そこに描かれていました。

ストリーテーラーである、アルマの最初の台詞で、この題名の意味がわかり、なるほど、面白そうと、観客に興味を抱かせるのが、巧みだなと感心しつつ納得しました。

意外性がないと言えば、そんな気もするけれど、家族の間では、ありがちな感情の行き違いの様が、普遍的なので、それ程、古臭い印象は受けません。

前回公演では、これ以上ないというくらい、憎たらしいキャラの人物を熱演された重藤さんが、今度は一転、悩める青年を好演していて、役者力のある方だなと驚きました。

久々に舞台で拝見した萩原さん、時折、台詞を言えるかとハラハラさせられる場面があったのは、残念でした。
ダイアン役の山田キヌヲさんのスタイルの良さに、西洋人の雰囲気があり、素敵でした。
奥村さんには、もう少し、ハリウッドで、バリバリ活躍されているエージェントの気風を体現して頂きたかったと思いました。

もし、またどこかで、この芝居が再演されることがあるなら、今度は、エディ役は、山口馬木也さんに是非と、妄想しつつ、帰宅しました。

ネタバレBOX

時々、心に残る名台詞のある、心憎い芝居でした。

幕が下りた時、後ろの男性は「こえー、こういう終わり方かよ!」と絶句し、前の女性は、「え、意味わかんない」と言いました。

そんなに、怖さも感じず、意味もわかった私は、芝居の受け止め方って、人それぞれだなと、改めて、認識しました。

誰にも、家族に言えない想いがあったり、配偶者でない人に惑わされたり、夢と現実の狭間で葛藤があったりと、描かれる世界が万国共通なので、きっと誰もが、登場人物の誰かに自分を投影して観られる芝居だと思いました。

親の愛情を感じられずに、どこかに愛を求めて、放浪しているアルマを観て、昔、ウディ・アレンと恋愛関係にあったダイアン・キートン主演の映画「ミスター・グッドバーを探して」を思い出し、その時感じた心のヒリヒリが再燃して、何故か、帰り道で泣いてしまいました。

親子の関係というのは、どこの世界でも、そのバランスが難しいものですね。お互い、愛情がないわけでもないのに、どこかで、歯車の噛み合わせがズレると、男女関係以上に、なかなか元の鞘には収まらないものなのかも。

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