最新の観てきた!クチコミ一覧

145821-145840件 / 191524件中
おどくみ

おどくみ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/06/27 (月) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★★

となりの皇室
「天皇制は既に存在している空気のような存在」だとの主張を
ホームドラマ調の展開で描いた
新国で演られることのみに意味のある作品。
開館以来の“天皇制を問う”井上作品上演への対比として、
演出の宮田芸術監督が
「新国の方向性の修正」を意図的に宣言したかのように思えた。
役者が皆良い中でも、谷川さんと根岸さんが巧いなあ。
店舗兼住宅の2階建てセットとハトの映像が印象的。

THE TRUTH OF PALM 

THE TRUTH OF PALM 

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

ブディストホール(東京都)

2011/07/06 (水) ~ 2011/07/11 (月)公演終了

満足度★★★

反戦公演
物語は太平洋戦争で失った尊い命や残された家族を描写したものだった。
全体から匂ってくる風景はやはり反戦公演だ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

久しぶりに観た快賊船の公演。相変わらず構成は雑だ。要らない箇所は多くあり、男優のパンツまで見せて笑いを取りにいっていたが、客席はドン引き。こういった笑わせネタは古すぎるのだ。

更にどういった訳か、キャストが感極まって号泣する場面があり、ワタクシ???状態だった。キャストらは物語の結末を解っているから、終盤を空想して泣けたのか、はたまた、何らかの訳があって泣いたのかは知らないが、一人泣くと、他のキャストもつられて泣く始末で、そうなるとワタクシのほうは急速に冷めてしまって、物語の世界観に入れなかった。
まだ、物語の展開は登場人物に同情して泣ける場面ではなかったのだ。

河野夫婦を主軸に物語は進む。夫は戦地に、妻は内地でピカドンの被害にあったが、夫婦の間で交わすひまわりの種手紙はほんわかと温かみのある描写だった。しかし、ピカドンの投爆の情景や逃げ惑う場面の構成が弱すぎる。あまり切羽詰った情景が観られないのでその分、感情移入が出来なかったのも事実だ。

また、過去と現在を交錯させて見せていたが、その暗転の仕方も雑だった。肝心のピカドン被爆された彼女達の苦しみの描写もイマイチだったように思う。快賊船特有の小ネタも散りばめられてはいたが、 全体的に緩くなってしまっていた。それでもここの劇団のキャストらは魅力だ。舞台に立った清水などは巨人のようにも見える。笑
衣装はしっかり。照明と音響はもっと迫力があっても良かったような気がする。



【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

タカハ劇団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/17 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
本、役者、演出、照明、音響、どれも過不足なく良かった。
芝居好きなら1日も早く観に行った方がいいよ。

ネタバレBOX

ラストシーンの石澤彩美さん、smartballを思い出した…
5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

MU

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★

リアルとフィクションの狭間
壊れてしまった学校を舞台に、壊れてしまった社会、親子関係、人とのコミュニケーションを見せつけてくるお芝居。この醜悪さは現代社会の暗部をリアルに描いていて、うすら恐ろしい「ギリギリフィクション感」を感じる。

おどくみ

おどくみ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/06/27 (月) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと昔のホームドラマ
昭和末期から平成初期のお弁当屋兼お惣菜屋さん一家を巡る話。

「学習院」というブランドに縁のない自分としては、何の学部があるのか全く知らないけど、即「皇族」「宮内庁ブランド」「上品そう」が漠然として出てくる程度で、劇中の家族同様、軽口の冗談話程度の関心で日々過ごしていた。
ということで自己中心で考えれば、長男(剛)が学習院大、長女(郁美)は医大生、母親が料理上手でしかも綺麗って、かなりポイント高い一家ですw。
家長のパパ(幸広)の、家族を大事にする思いと、お気楽で元祖TVっ子のほほんぶりが「あ〜いるわ〜」と人んちの家庭生活の匂いが想像出来た。
世代的に兄妹と同時代を過ごしていたので、兄の物事が上手く運べずくさくさする感じ、妹の叔父を巡るやり取りに気持ちが嵌ってしまった。

天皇が絡む話といえば井上ひさし氏の作品が思い浮かべるが、あの人の天皇とは(青木さんが反骨精神とかは追求してないと思うけど)権威や威厳とかが対比するかのような緩さだった。自主映画で世間からはみ出す様な作品を作る事を追求し、それらの事象を舞台の上で見せた事はいいと思うけど、そこまで「アナーキー」とはなっていない気がした。
毒性が薄く「国立ですのよ」という印象。
皇室マニアの酒田さんの最後の台詞から、時代の流れ的にあの時は未来に夢や希望がいいイメージでまだ想像出来てたからかな。
まだ現役だから良くするように努力するけどさ。

役者さんも全員上手くって、楽しめたし良かったけど、向田邦子作品を薄い味付けにしたような印象だった。

ネタバレBOX

だらしない親類(次男の二郎)、それをほっとけない母親、その思いを汲み取っている長男(幸広)。その感情をすんなり理解出来る分、自分も親世代に近づいたと自覚する。
関係ないが、幸広お父さんは夏場は高校野球中継に夢中になってそう。

次男が絡んできて離婚して家族崩壊するパターンかな、と危惧したけどあの家族流の解決の仕方に少しホッとした。
石綿君は見た目、御学友(正確には全く違うけど)ともいえる人間性の良さが垣間見えたが、人それぞれ表面の見えない部分ではいろいろ葛藤や悩みもあるわけで。その辺はやんごとなきお方にも共通してるのかな。この作品見たら「それそれ!そこ!」とか思うのかな。・・流石にこんな軽い口調ではないだろうが。

舞台良かったけど、「お毒味」=偉い人に関わる重要な仕事という思い込みが強く、今作を見た限りではそれを絡めて巡り巡った家族の話という感じだったので、薄味の向田邦子作品を見た様な後味。
不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

脚本家も舞台上にいるような
4人のリレー脚本ということを含んで観ると、各々が試行錯誤、苦労して書きすすめたことが見てとれて、それも観劇中の面白味となる。普段、なかなか脚本家のことまで想像しながら観るお芝居なんかないわけで、これは企画の勝利だと思います。終盤に向けて強引なストーリー展開があるのもご愛敬。
今後、コメディとかラブストーリーとかジャンルを決めてやるのも面白いかもしれませんね。

「2」

「2」

コロブチカ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

二人芝居まつり
「二人芝居」という括り以外は全く異なる三作品でした。
1本目『sweet motion』、美少女二人の会話劇。やりたいことは伝わったが、ちょっと間延びした感があったのが残念。
2本目『グッドフェローズ』、痛みや血がリアルで辛かったが、前半の日記のくだりがおかしくて。オチはわかっていても怖い! 思わず声をあげそうになってしまった。
3本目『来週は桶狭間の合戦』、お芝居のテンポが良くて、ずっとこの二人のアホな会話を見ていたくなる。コントっぽい展開からの終盤のまとめが見事。

銀河旋律

銀河旋律

演劇集団キャラメルボックス

山野ホール(東京都)

2011/07/03 (日) ~ 2011/07/05 (火)公演終了

満足度★★★

追加でRED
GREENだけのつもりだったが、RED追加。トリプルなお祭り企画、劇団力です。

○○トアル風景

○○トアル風景

はえぎわ

ザ・スズナリ(東京都)

2011/07/06 (水) ~ 2011/07/11 (月)公演終了

満足度★★★★

男と女の…
演劇的演出がとても面白かった。抽象の装置の広がり。循環する世界。個々の俳優の魅力も。

副都心線ラプソディー

副都心線ラプソディー

ポリタン煉瓦亭

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

脚本がなぁ・・・
なにかが起きそうで取り立ててなにも起きず、でも二人それぞれには抱えている問題がある。
その問題もふわっとした回答が出るが解決したのかどうだろうか?

出演者含め全体の雰囲気はよろしいのだが、どうにも内容が乏しい。

ネタバレBOX

トウキョウトトロっていうオチが降って湧いたように出てきた時は、あれ、この子、何言ってるんだって???がいっぱいになりました。
ゴールテープ

ゴールテープ

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2011/07/06 (水) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

発想・企画が秀逸
すでに書かれているとおりで、発想が秀逸。
できれば「ネタバレ」を読まずに、観劇した方が良い。

私も、初日前日の「公開ゲネ」(しかし、本公演と全く同様)を観ての感想。
誰もが一度は遊んだことがあると思われる「人生ゲーム」が題材。
舞台上向かってやや右手に、離れという設定の小さい和室があって、
夏なのにこたつが出たままになっている。
不自然に左手側が空いているが、これには理由がある。

ネタバレBOX

どうも無職のようで、パチスロで稼いでいる(?)らしい男のもとに、
やはり勤めが長く続かない同窓生の女が訪ねてきている。
さらにそこに、やはり同窓生の男女二人がやってくる。
この二人は婚約中で、男は警察官、女は弁護士。

そして、部屋から古い人生ゲームが出てきたことをきっかけに、
この4人が人生ゲームを始める。しかも、金を賭けて。

警察官ながらガサ入れ先と内通したり、賭けゲームに大いに乗り気、
しかし出世意欲満々のこの男と、
一応弁護士なので、参加を断りつつも、いつしか参加している女も、
ある意味突っ込みどころを持っている・・・。
特にこの男、特にフィアンセの行方不明時にも、
出世第一で、警察署(刑事課)への通報を拒むほどで、
公安警察官の刑事部署に対するエリート(=差別)意識なども見ることができる。
しかし、話はそこには深入りせず、別の展開へ。

空いていた左側空間は、「人生ゲームの世界」のスタート地点で、
ゲーム上の主人公(=例のピンです)達が集まっている。
そして、こたつ上のゲームに合わせて、彼らも動く。
こういう擬人化的手法も面白いが、話はさらに思わぬ方向へ。

それぞれ別個の世界であったはずの「実世界」と「人生ゲームの世界」が交錯し始める。
最初は女弁護士が人生ゲーム世界に引っ張りこまれる。
こたつのある「離れ」の床下が空間になっており、
ライトが当たると、異空間の出入口のように感じさせる手法も素晴らしい。
別世界があることを知った人生ゲーム側の人間(?)が、
今度は「実世界」に出ていく。

何度も人生を繰り返し、ルーレットの観に左右され、
スタートから進路が決まっていて、
最後は必ずゴールにたどり着く「人生ゲーム世界」。

一方、人生一度きりで、努力や運が複雑に絡み合う、
そして、ある意味「人生ゲーム世界」よりも
欲にまみれて汚い世界でもある「実世界」の対比が中々効果的。

ある意味エリートである婚約者カップルと、
非エリートの無職の二人の対比とそれぞれの意識の持ちようなども
垣間見られる。

「人生ゲーム世界」は確かに仮想世界だが、
実世界の我々は、本当にこの仮想世界を笑ったり馬鹿にしたりできるのか?
など、役者たちの両世界への行き来によって、
観客は人生の意味など、色々考えさせられる。

ただ、5Pでなく4Pとしたのは、ここまで秀逸な着想ができた以上、
両世界の対比によって、観る者にもっと深い何かを与えられたのではないか?
そんな気がして仕方がないのである。
あるいは、あまり深入りしなかった、
警察官役を中心とする実社会人間の矛盾と欲得ずくの側面に、
もっと突っ込む方法もあったかも。

最後に、本当に本当に細かい話ですが、
初めの頃の場面で「ホーソーカイ」という台詞があって、
私は「放送界」と思って、マスコミ関係なので忙しいのかと思っていたら、
「法曹界」の意で、女性が弁護士であることが分かった。
ただ、「法曹界で忙しく働いています」という言い方は、しないんですよね。
「法曹で働くことの意義は」のような、「法律職の中身」のような話では使いますが。
「放送」と紛らわしいことと含めて、ここは直した方が良いと思った。
傷-kizu-

傷-kizu-

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★

本流
セレソンらしい、愛と友情とおちゃらけたっぷりの芝居でした。
開演が30分遅れ、お詫びをされていましたが、まあ許容範囲でした

【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

タカハ劇団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/17 (日)公演終了

満足度★★★★

香りのある芝居
高羽彩は少し屈折した世界を描かせると非常にうまい。今回も独特の世界を巧みに描写している。深井順子がFUKAIPRODUCE羽衣とは一味違った役どころで魅力を出している。脇を固めるメンバーもうまい役者がそろっているので楽しめた。

演出面でも魅力的な工夫があった。

【すくすく】

【すくすく】

タテヨコ企画

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★

バタバタ感が強く、もっと掘下げがほしかった
こちらの劇団は初見なので、これまでの好演については知りません。
今回については、少々物足りなさを感じてしまったのが正直なところ。

会場に入ると、舞台上の大道具は、思わず童心に帰ってしまうような
童話的・幼稚園的な雰囲気。
音楽も、(曲名を正確に思い出せないが)やはり童心に帰れるようなクラシック曲。
それで、そういうお話かと思ったら、全く違い、
子供を持つ大人のドロドロした世界を描いたものだった。

ネタバレBOX

さて、最近、私の評価の高くないものでよく書くことで、
「怒鳴り合いが多過ぎ」というのがあって、
この芝居もやはりそうであった。

繰り返すが、別に怒鳴り合いシーンが悪いということではない。
ただ、いつも怒っている人は嫌われるし、その怒り自体正当に受け止められないのに対し、
普段温厚な人が、たまに怒ると、本当に怖いし、周囲へのインパクトも高い。
それと同様で、怒鳴り合いシーンが多すぎると、
効果は減殺され、クライマックスも無くなってしまう。

これは一般論だが、台本としてイマイチの作品に、怒鳴り合いが多いのは、
迫真の演技が要求される怒鳴り合いシーンに
安易に頼りすぎているのではないか?と思うこともある。

一応この芝居のクライマックスは、
水沼夫人が、故意に友人(夫の不倫(?)相手)からの
メールの欠席連絡を黙殺して、
無断欠席と思わせたことや、その不倫(?)関係など、
すべての「良からぬこと」が発覚して、
感情が爆発するシーンなのだが、
怒鳴る人がいればなだめる人がいて、
ところがなだめてた人が、今度は怒鳴っていて、
しかも、怒鳴っている内容が論理的にもどうかというもので
(怒っているので理屈がめちゃくちゃ、という意味ではない)、
しかも、そういうのが、このシーンのみならず他のシーンでもあって、
観る側にとっては全くしっくりこなかった。

また、前半部でも、ばたばた走り抜けるシーンがとても多かった。
これは、向かって右(上手)側に、園児の面倒を見ている部屋や
外への出入り口があり、
一方、向かって左(下手)の奥側に、
親達のミュージカルの練習をしているはやがあるという設定のためで、
この両部屋の間を、役者たちが、ばたばた何度も走り抜けるのである。
通り抜ける際の舞台上の台詞も二言三言程度であることが多くて、
怒鳴り合いシーンと合わせて、
芝居を非常に落ち着かないものにしていたと思う。

さて、主人公役で、唯一子供がいないにもかかわらず、
親のミュージカルの手伝いをしている女性は、
親の愛情を受けずに成長し、今でも親を憎んでおり、
子供好きではない夫と共に、子供を持ちたい気持ちもある一方で、
自分が親になることに大いなる不安を抱えている。
しかし、強い憎しみの故に忘れてしまったが
しかし確かに存在していた母への憧憬も浮かび上がってくる。

そのことは、本人や周囲の台詞、
そして園に残っていた幼いころの作文などによって、
次第に明かされるのであるが、
この辺の掘り下げが不十分で、
これは他の登場人物についても同様に思えた。

そして、メール連絡を黙殺し、夫に浮気され、
さらに親の影響で、子供も瞬きが多くなっている、
と報告された水沼夫人こそ、
彼女の母と酷似していて、いわば現在時点での「再現」なのだが、
なぜかその点には触れられずに終わってしまう。
(意図しなかったのか、それとも観る者自身で気付いてそれぞれ考えろ、
という趣旨なのかも分からないが。)

また、園児も登場しないし、練習シーンも後半にちょっぴりあるだけで、
舞台外にそれらの場所があるという設定も、上手くやればいいのだが、
今回はそれによって登場する大人の内面の
「精神病理的なもの」をクローズアップさせたというわけでもなく、
むしろ、掘下げの弱さを余計に感じさせる結果となっていたと思う。

最後に、主人公役のハマカワフミエ は、若いながら独特の存在感を感じさせ、
好演していたと思った。
【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

タカハ劇団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/17 (日)公演終了

満足度★★★★

くっきりとした妄想のリアリティ
心を去来するものがくっきりと表れて
幾重にも組みあがっていく。

記憶と妄想のボーダーの明確さと曖昧さの
組みあがり方が実にしたたかで・・・。

妄想のエッジをクリアに意識しながら
その一方で妄想の「実存」にどっぷりと浸されてしまう。

終わってみれば、
その世界の抜けられない深さに
しっかりと捕まえられておりました。

ネタバレBOX

個々の役者たちが作り上げる
心に去来するものの品質が非常にくっきりとしていて、
単純な妄想譚という枠をすっと外してしまう。

いろんなデフォルメと現実の端境が
シームレスにつながりループしていきます。
妄想自体はどこかシンプルで
観る側をも圧倒するような色と下世話さがあるのですが、
そこには妄想する側とされる側の秀逸な演技から
キャラクターの心の揺らぎもしたたかに織り込まれていく。

幾重にも重なり、
深さを作り繰り返されていく時間が
妄想の質感にとどまらず
その一つ外側の妄想に捉えられる男の
ぞくっとくるような実存感を観る側に流し込んでくれるのです。

二人の女優の醸し出す
男にとっての全くベクトルの異なる慰安感に息を呑み
そこへ取り込まれる男の姿の自然な感触と
一方で垣間見える現実との距離感の認識の描き方に
この作り手だからこそ現わし得るであろう感覚が生まれ、
さらに引き込まれる。

薄っぺらくない、
逃げられないような下世話さが
さらに赤裸々でナチュラルな
出口を失った思いの巡りを浮かび上がらせて・・・

それほど尺の長い作品ではないにも関わらず
厚みをもった見応えに
しっかりと閉じ込められてしまいました。
ゴールテープ

ゴールテープ

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2011/07/06 (水) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった。
あんまり難しことは書けないけど
単純に感動してわくわくして面白かった。

また、ゴールテープが観たいと思ってしまうくらいです。

初めて、演劇を観ました。
演劇が好きになりました。

拙くてすみません。

劇団フルタ丸の作品を楽しみにしています。

俳優のしあわせ 

俳優のしあわせ 

経済とH

ザ・ポケット(東京都)

2011/04/20 (水) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★

まぁ
賛否両論jあるとは思いますが、私は好きな感じでしたね。

似非紳士

似非紳士

Unit Blueju

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

満足です。
ピアノの生演奏、舞台小道具のセンス、役者さんの雰囲気、どれも良かったと思います。楽しめました。

あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演

あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演

劇屋いっぷく堂

テアトルBONBON(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

時代を越えた出会い
東京タワー編はコメディー色があまりなく、いつものいっぷく堂とは違うなと思っていましたが、ラストではホロッとさせられました。
ただ、中盤にもう少しエピソードがあってもよかったかな。
スカイツリー編は、東京タワー編とうって変わって、コメディー色もあり、いつものいっぷく堂でした。なかなかに笑わせてもらいました。
で、ただ笑わせるだけではなく、さりげなく時代を越えた思い(出会い)も描いており、これはやられました。面白かったです。

時泥棒~昭和歌謡短編集~

時泥棒~昭和歌謡短編集~

はぶ談戯

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

セットが昭和
セットの雰囲気が昭和でした。
各物語について、時間を無駄にした上に、なかなかダメな奴らの物語でした。
また、オリジナル昭和歌謡曲も各物語にマッチしており、面白かったです。

ネタバレBOX

三年物語の乙女、なかなかにウザかったな(笑)
(あ、面白いと意味ですww)

このページのQRコードです。

拡大