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実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

「滅びの都」からの再生
あまりにも素晴らしい舞台だった。どんなふうに褒めてもきっと足りない。物語は未来都市で生きる人々を扱ったSFものだが、舞台セットは椅子のみで殆どない。音響と照明、衣装とキャストらの演技力でもって、観客にそのシーンを想像させるという技。しかし、ワタクシには、風の吹きすさぶフカイの砂漠の真ん中にひょっこり現われた実験都市の情景が目に見えるようだった。またこの壮大な物語を書いた三浦剛の頭脳に改めて驚かされる。
序盤で撒いた伏線の回収も終盤できっちり掴み取る。主役は案内人(佐藤晃子)だったが、彼女の衣装はどことなく「風の谷のナウシカ」の旅人のようで、ひじょうにさまになっていた。また、案内人が肉の塊となるラストは一枚の切なくも美しい絵を観てるような芸術的シーンで泣きたいほど狂おしい場面だった。そうしてあまりの感動に泣けた。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

実験都市の中で生かされている人々は全人類の幸福を実現するため、割り当てられた仕事に従事している。空には人工の太陽が輝き,この都市にある研究所がこの世界の中枢だ。この実験都市から裏都市へ案内人と共に亡命を決行する三人の男女が通ることから物語りは大きくうねり出す。

アルカージィが連れていたボーランドと呼ばれている者は、実験によって生み出された装置で、これは見た人によって切実な顔にみえることから、恋人だったり、娘だったり、母親にだって見えてしまうのだから、考えたら人々を崇拝させ世界を支配することだって出来てしまう存在だ。しかし、この者の使命は皆を幸せに導くという運命を持っていることから、他人の幸せを見て己の幸せを感じるという、云わば幸せの原点でもあるのだった。

一方、この実験都市と対極にある裏都市は既に滅びているのだった。そうしてこの実験都市も既に滅び行く運命なのだが、これを知っているのは案内人こと、マルガリータだ。彼女こそは何回も再生し、そして何回も落日の彼方に向かって歩く案内人だったのだ。

幸福の議論で、相対的な幸せと、絶対的な幸せの説明の構図が実に面白かった。またこの都市全体がアルカージィの書いた小説どおりに動かされてしまうというSFチックさも絶妙な面白さだ。結局薬局、人間は何処に居ても身近な幸せを求めて彷徨うのだ。そうしてやはり身近な幸せで満足し世界をみつめることが出来ないのも人間だ。しかし、ワタクシはこうしたちっちゃな蟻のような人間が好きで堪らない。

人々の思い出が消えてしまうシーンの放心状態の演技力はお見事だった。脇役は居ない。それぞれのキャラクターの立ち上がりも秀逸で見応えがあった。

ラストで繰り返す世界と繰り返されるマルガリータのくだりの展開は次に訪れる再生の場面も想像されて赤い太陽が眩しかった。やがて・・二人が家を作り家族を作り、町を作り都市を作ることから、人々の営みは始るのだ。

ここに関った全員に拍手を贈りたい。素晴らしいものを観ました。それは喜びです。



ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★

良かった
前作がドタバタコメディーで、当日パンフも気楽に観て下さいと書いてあったのでお笑いを覚悟していたら裏切られた。良い意味で。
舞台セットがよく出来ていて、照明もあまり使わず幻想的な雰囲気でよかった。登場人物の心の描写でライトを使い分けている。
後半、謎が解けてくるとセットの部屋の意味がなんとなくわかる。

考えさせられる良い作品でした。

果樹の在処

果樹の在処

集団as if~

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

ネガティブコメディ??
客演目当てで行ったので初見でした!
前半がコメディ、後半がネガティブなのかな?
前半の早い台詞回しは何を言ってるのかわからなくて…
正直笑えませんでした。
今回しか観ていないので今まではどうだったのか知りませんが、インプロは必要だったのか?
効果的だとは思えず、せっかくのお話がもったいない感じでした。
インプロに出て来た小太りな方が最後の挨拶で主宰の人だとと気づき…
別にものすごく面白い訳でもカッコいい訳でもないし、、
中途半端なら出なくてもいいんじゃ…


ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

凄い作品。
最近の小劇場で群を抜いている。
網が監視社会を表すかのような見え方がとても素晴らしかった。
柵が終盤で牢獄、鳥かごなど色々連想させられこれも素晴らしい。
HPにゆるくゆるくをモットーにと書いてあるがかなり稽古を重ね
真摯に芝居を作った作品なのではないだろうか。
本当にいい作品だ。
公演中にもう一度見てみたい。
今後の作品が楽しみです。

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

この環境で幸福は無理!
と、特に女性は感じるのではないだろうか?当らないとはいえ砲弾が飛んでくる、食べ物は缶詰、こんな場所に女の幸福はない。実験都市以外はどんな生活をしてるのだろう?誰がこんな実験を始めたのだろう?いろいろ疑問がわいてくる物語である。物語にはあまり共感できなかったが、芝居としては演技力のある役者陣が揃っているので、見ごたえがある。

ネタバレBOX

最後にマルガリータが言っているではないか「家がほしい!」 幸福なんて小さなことの積み重ねではないでしょうか?
イッセー尾形 一人芝居「わたしの大手町」

イッセー尾形 一人芝居「わたしの大手町」

森田オフィス/イッセー尾形・ら(株)

日経ホール&カンファレンスルーム(東京都)

2011/07/13 (水) ~ 2011/07/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めて観に行きました
長年観たい観たいと思っていたイッセー尾形さんの舞台。
老若男女を次から次へとコミカルに演じ分ける演技、そして絶妙の間がたまりません。
また観に行きたい!

ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

軽妙な秀作
お気楽な引き籠りのように見えてその実態は…。

ネタバレBOX

都会で気楽に生きているかに見えた若者は元少年犯罪者で、それ故に起こる地元、家族との軋轢、過去が暴かれたことによって現在の友人たちに及ぼす影響を軽妙に描いていて素晴らしかったです。

最近良く見掛ける伊藤毅さん、いい味出してます。

実家を継がざるを得なかった姉の屈折した気持ちから起こった破天荒な行動にはビックリ!民法732条、重婚の禁止がすらすら出てくる若者に、頭の良さと思うように行かない現実のギャップを感じました。

会社を辞めてから引き籠っていた若者も職探しのために外出できるようになりましたが、今度は犯罪歴仲間の女性が姉のために暴行事件を起こしたようでこの後どうなることやら。チラシの二人の女性がこの女性と姉ですが、二人の過去から現在までの微妙な友人関係についてはその理由が明らかにされていませんでした。
美しき空蝉の羽

美しき空蝉の羽

Tef Seeker

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★

萩原朔太郎を好き?
前半の展開と後半の展開にちょっと違和感あり。脚本書いた人の自己満足に終わっているような気する。もう少しの熟成があれば・・・・。

内容には直接関係ないが、ベニア板を敷いただけの舞台は、まるで二条城の鶯張りの廊下を思い出す賑やかさ(笑)で、台詞の邪魔になっているのが惜しい。暗転のときのSEも無いので、同じく何をしているのか、必要以上に気になった。

昆虫系[改訂版]

昆虫系[改訂版]

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

生き様の野次馬
鳥肌ゾワーって立った。目の前で起きてるのは事件。比喩ではなく、物語だけど、現実の事件。しかも凄惨な。とてもリアルで、ゾクゾクするのに、観劇後の感触は決して不快にならないから流石です。

ネタバレBOX

見たくなくても見てしまいたくなるこの圧倒的な暴力っっっ!!!底で生きる者たちの生き様を覗き見る。それは明日は我が身なのだろうか??

チラシのワンダーランド代表の方の紹介文以上に的確に表現するのは難しいけど。かといってマンガの闇金ウシジマくんみたいってモンギリで斬るのは安易だし。どこまで実際の事件に忠実かわからないけれど、人の欲深さと、地べたを這いずり回り生きるしか術のない現実が描かれ圧倒される。どうしてちょっと足を踏み外すだけでやり直しの利かない世の中なんだ、なんてキレイごとでは飯は食えない。生きるために必要なのは妥協と打算と諦め。終始、冷たく乾いた目をして蠢く登場人物達に、共感とも同情ともわからない、でも本性に訴えかけられる激しい感情を覚えた。

社長のサタケは、借金でブラックリストに載って首の回らなくなった多重債務者に不当な金利で金を貸して、なおかつ自分の会社の社員にしてイジメて、あまつさえ自分を受取人にして社員に保険金掛けて殺している。

舞台は社長の経営するスナック。スナックのママもホステスも、社長の言いなりで体を許し心にまで土足で踏みにじられる。そして社員もスナックの職員も皆が保険金殺人を黙認している。物語はそんな社長が殺されるまでをリアルタイムで描く。

劇中、場違いなポップなメロディーで歌われるミュージカルアニーのパロディソング『明日があるさ』。社員と結託している保険屋の男は、明日なんかに希望を持てない地を這う者達の前で空々しく歌う。

自分らが搾取している相手は人ではないみたいに扱われる姿には怒りよりも哀しみが浮かぶ。まるで、僕自身も諦めさせられてるかのようだから哀しい。

物語の途中で唐突に事件の真相がニュースとして伝えられる。そして終盤、ずっと黙ってスナックの雑務をこなすバイトの男の激情でクライマックスまで一気に畳み掛ける展開は、ニュースで結末を知っているのに身震いしてしまう。

救いは無い。でもそれでも良いと思える。見れて良かった。
昆虫系[改訂版]

昆虫系[改訂版]

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

凄まじい悪!
容赦ない悪人と逃れられない男たちの姿を細かいところまで緻密に描いた演出と役者陣の手抜きの無い演技を通して堪能しました。

ネタバレBOX

長期に亘る用意周到な極悪犯罪の最後のたった一日を描いただけでした。それで全てが分かり、全てが終わりました。

保険金を掛けて殺す予定の相手から、さらに賭け事を持ちかけて搾り取ろうとする社長の容赦なさに極悪人の本質を見たようでした。

予想していた通りですが、本井博之さんは薬を飲まされ身体が弱っていく被害者役にぴったりでした。

カラオケの最中に殺人事件のニュースが流れました。4人に傷があり、一人は無傷で死んでいたとありました。保険屋とかは分かりましたが、あと殺されたのは誰なのか、犯人は誰なのかとっさには理解できませんでした。

えーっ困ったなーと思いましたが、事件に至るまでのその後の経緯が丁寧に描かれていたので事なきを得ました。スナックに残っていた男女とバイト君の血まみれ姿で全貌が明らかになりました。私にとって犯人が予想外だったのでニュースによってネタバレになったという訳ではありませんでしたが、あそこでニュースを流す必要があったのかは深く考えさせられました。

ゴキブリが自分に向かってくるとパニクって滅茶苦茶に叩きまくるのと同じで、バイト君の凶行は極悪に免疫ができていない人の一つの反応だったと思います。
昆虫系[改訂版]

昆虫系[改訂版]

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★

狂気
昔のアングラ劇を髣髴させるようなインパクトのあるオープニング。舞台美術が素晴らしいうえ、この濃密な演出は一見の価値あり。95分の上演時間が短く感じられた。ただ、セットがかなりワイドな設定になっているので、座る場所によっては見えない場面が多々ある。それが残念だ。個人的なお勧めは前列の下手だ。人気が高いらしく、場内満席でベンチタイプの椅子では窮屈過ぎた。しかも背もたれが無いから辛い。3回目の公演でこれだけの舞台を見せるとは、かなりのポテンシャルをもつ劇団だと思う。

ニッポン無責任新世代

ニッポン無責任新世代

東宝

シアタークリエ(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★

ゾフィーは長男だよ(笑)
痛快!!とまでは…でも楽しくってラストにはほのぼの感たっぷりで、「夢に向かって進もうよ~」というメッセージが伝わってきました。特に星野真理さんがとても素直に一直線に独白するところがすごく好きでした。中村中さんの歌声はとても魅力ありますよね。

ネタバレBOX

スーダラ2011欲しいかも♪
WWW

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001

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★

過去と未来以外の「いま」
一見シンプルなのに、自分の想像力を超えた奥行きのある作品でした。観劇途中で『わからない』で思考が停止してしまうのが悔しいなぁ。それは、多分自分の中でもう少しでストンと心に落ちそうで、落ちるとすげー楽しいんだろうなって想像出来るから悔しい。もう一回観たらもう少しわかるかも。アフタートークを聞いて、作品の魅力をより実感出来ました。

ネタバレBOX

主観的に言語化してしまうと、せっかくの奥行きのある世界が限定されてしまいそうで怖い。でも、どうしても3・11を想像してしまいました。

境界線とミイラの話。私達は同じ人間がひいたはずの無数の境界線に囲まれて生きていて、逃れようとしても逃れられないし越えることは難しい。どんな時代に生まれてどこにいてどんな境遇でも、それでも境界線の中の『そこ』で『いま』を生きていくんだなぁと突き付けられました。見えないものが視覚化された白い物質に全身覆われた女はやがてどこかへ消えていく。ミイラは未来で目覚めて言葉を食べる。境界線は放射能汚染地域との境目、白い物質は放射性物質、汚染地域で触れられることなく長い時を経た先でヒバクして亡くなったミイラは、目覚めた先で何を見るのか、なんて感想で止まってしまいました。

坂手洋二さんとのアフタートークも刺激的でしたが、やはり会話の要所でついていけず。でも創作過程や作品についてのあれこれはやっぱり聞けて幸せでした。モノトーンな印象、作品内の主語について、境界線について、ミイラについて、、、などなどのあれこれ。
愛・王子博

愛・王子博

INUTOKUSHI

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

超絶
メッセージ性たっぷり。でも上から目線じゃなく気持ちいい。
それでいで大爆発。もやもや感が残りません!

早稲田っぽさも感じられる。(私の偏見かもしれませんが)変にインテリっぽくなく、気取っておらず、ハチャメチャだけど自尊・他尊がある、そんな骨太の劇団が、王子で打ち上げ花火。



ネタバレBOX

劇場に入ったら真上をみてください。
これがどうなるのか・・・。
実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

世界観が良い
照明がとても効果的だったのと
音も、観客を不安にさせるのに十分な(良くもわるくも)効果があったと思います。
また、劇場・空間の使い方がとても良かった。

世界観が守られていて
ひとつの物語としてしっかり見ることができました。

ネタバレBOX

これは個人的な見方の問題ですが、あえて排除しているのかもしれませんが
何がどうつながっていて何が何を示唆しているか
はっきりさせたいタイプなので紐が解けないとむずむずします。
アフタートークでも話されていましたが
やはり、「思い出」を失う時、なぜ安東は大丈夫だったのかということは
非常に気になりました。同時に、その答えにはちょっと残念。

都市は人間の幸福になりたいと思う意志の集合体で動いており、
アルカージィが書いた小説により肉の塊になる一連を
人間の幸福(=人間性の回復)と誤って理解し装置を造ったのだと
思ったが、その大元となったアルカージィは何故そう書いたかを見せてほしい気がした。
「ただなんとなく意識せずに書いた三文小説」だけでなく、
それを書いた時の気分、意味、経験みたいなものが見たいなと。

2時間の舞台でしたが
テンポの良さ、構成の良さもあり、長さはあまり感じませんでした。
面白かったと思います。

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

毛皮族

リトルモア地下(東京都)

2011/07/23 (土) ~ 2011/08/09 (火)公演終了

うん~
衣装と芝居はいいのですが、なんとも言えないです。

ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

超おすすめ!!
本当に劇場の照明をほとんど使わずにやってました。
見に行ってほんとうにほんとうに良かった。
芝居を越えて芸術的な見せ方がとても印象。
ああいう演出大好きです。
久しぶりに嫉妬した芝居でした。ただ席が後だったので少し聞こえない
台詞があったのがもったいなかった。
台本あれば買ったのに。

岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】

岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

夏の最強女優祭り
どこかノスタルジックで胸がキュンとなる鹿殺しテイストを残しながら三姉妹のそれぞれの魅力が舞台にあふれる。パワーアップした鹿殺しを堪能した。

猫のホテル千葉雅子、ナイロン100℃峯村リエがさすがの存在感、われらが葉月チョビとトリオを組んで最強のエンターテイメントが出来上がった。

次回は紀伊國屋ホールだそうだ。鹿殺しの勢いが加速度を付けだしたようだ。

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題65(小松さんに捧ぐ)
小松左京さんが亡くなりました。星さん、光瀬さん、クラーク、ハインライン、アシモフ、レム。胸躍らせて読んだSF作家たちは鬼籍に入ってしまいました。「観たい!」にも書きましたが、いまどきストルガツキー兄弟ですよと言ってすぐわかる人がいるのでしょうか(ウォシャウスキー兄弟くらいのインパクトがあったわけでもないですし)。

私は、学生時代SFばかり読んでいました。いえ、マンガ(萩尾さん)も映画もアニメもSFなら何でも。ですが、正直なところSFのお芝居が面白く思えるかとても心配。みてどうだったか…SF好きでよかったと心底思いました。センス・オブ・ワンダー、役者さんと衣装と音響と照明と。壮大な時間の流れと滅びへの畏れ。それでも立ち上がり歩み続ける。それは、アフリカから未知の世界に挑んだ何世代も前の祖先の姿をみているようでもあります。燃えたぎる太陽。何回もの大絶滅。そして生命の再生。会場をでて見上げる夜空の遠い向う側、どこかでこんなお話しがひとつあってもいいなと思ってしまいます。いつでもいいです、再演して下さい。

近所の図書館で「滅びの都」を予約。心配していたように500ページもあるようです。

ネタバレBOX

思いつくままに。実は、アフタートークがあることを知らず、また突如、赤澤ムックさんが現れたのでさらにビックリ。「マルガリータ」と「案内人」、なんとなく似ていらっしゃるので早い段階から、親娘か、同じ人物かと思っていました。「アルカージイ」は兄のほうですね。人間性回復装置の小石川さん、初めてですが慈愛に満ちた演技。靴、大きくないですか?終盤、たたきつけた本は(ブックカバーがなかったけど)早川文庫ですね。厚さからみて「ストーカー」の文庫だったらお見事としか言えません(あってますか?)。床下を使ったシーン、研究所らしさがでていました。

「百億の昼と千億の夜」:惑星開発委員会による開発実験、破滅と消滅、再び歩き出す阿修羅王。ラスト、案内人(佐藤さん)の後ろ姿が重なって見えます。

7/29追記:読売新聞より「小松左京にとってのSFは、たえず希望の別名だった(巽孝之氏)」
昆虫系[改訂版]

昆虫系[改訂版]

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★

醜く狂って
鵺的初鑑賞。95分。おぞましい世界を垣間見れた。

チラシデザインが秀逸でとても好み。タイトルもうまい。
でも、客席がせまい。

ネタバレBOX

ネタ元の保険金殺人は知らないで観た。
中盤の、新たに100万の借用書を書かせてからの「明日があるさ」に狂気をみた。

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