最新の観てきた!クチコミ一覧

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Gottanism

Gottanism

たろプロ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/07/26 (火) ~ 2011/07/26 (火)公演終了

満足度★★

【第二部:『10分枠のオンパレード!!』】途中で退散しました
第2部は「10分枠のオンパレード」と称して、
1グループ10分の持ち時間で8グループが演じていく趣向。

1組目は「パンダ君」による漫才。
正直イマイチで、突っ込みは鋭くないし、ボケ役もボケない。
まあただ、後半になって少しは良くなってきたかな、とは思った。
そんなわけで、ここは2P。

2組目は「ロディとハムトン」によるコント。
コント2本(ファミレスものと記憶ガム(?)もの)と歌だったが、
正直ここもイマイチで、コントも2つ目の方が多少は良かったものの、
さほど面白くは思えなかった。
そして歌は、はっきり言ってヘタクソだと思ったが、ファンの方なのだろうか、
結構ノリノリになっていた人もいた。おじさんにとっては面白み無し。
ここも2P。

3組目は、「吉田周史&仙波祐資」によるコント「面接」。
その名の通り「面接」の場面のコントなのだが、
正直、私にはまったく面白さが分からなかった。1P

そして、前半最後の4組目は「あいだしんご」による
朗読劇「とある記者の取材手記(マテリアル)」。残念ながらこれも話が中途半端に思え、満足できなかった。2P

ということで、ここまで見て、正直「これは!」と思える出来には
まったく出会えず、しかも、ここで21:20となっており、すでに2時間半近い。
もうこれ以上観る気が失せてしまったので、ここで退散した。

最後に、これは第1部から気になっていたことであるが、
お客もアルコールが入っているせいか、あるいは関係者が多いからなのか、
私には理解できないくらい盛り上がっている人もいて、
しかも、俳優さんに心ない声掛けをする者もいて、
関係者でない私など、正直ドン引きしてしまった。
まあ、主催者側がお客の台詞(?)を制限することは
できないのかもしれないが、劇団関係者なら、
最低限の配慮はしてほしいと思った。

Gottanism

Gottanism

たろプロ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/07/26 (火) ~ 2011/07/26 (火)公演終了

満足度★★★

【深森らえる:「詩和」】落ち着いた出来だが散漫な印象も
第1部3本目は、声優さんによるリーディング。
この日私が観た中では、これが一番落ち着いていたし、
質的にも高かった気がする。
ただ、静かに、そして情感豊かに感情の襞を聴く者に伝える域には
残念ながら達していなかったと思う。

それと、私の座った席が悪かったのかもしれない(3列目左端)が、
スピーカーが近いせいか、音楽が結構大きく聞こえ、
肝心のリーディングの方に余程集中していないと、
印象が散漫になってしまう気がしたのが残念だった。

Gottanism

Gottanism

たろプロ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/07/26 (火) ~ 2011/07/26 (火)公演終了

満足度★★★

【鈴木克彦&茂木美佐子:天使の役作り】構成は面白いが、演技を磨いてくれれば
第1部2本目は、2人芝居。作家と、原稿を待っている編集者女性の話。

ネタバレBOX

編集者は原稿を待っている間、ついついうたた寝を。
それを編集長からの電話で目を覚まさせられる。
目が覚めたところで、作家は途中まで出来上がった原稿を編集者に渡し、
感想を求める。
ところが、編集者の言動になぜか不審感が漂う。
それを咎めて作家は編集者を問い詰め、
初めはしどろもどろの返答しかできなかった編集者……
ところがついに逆切れし、反論する。
「何でここまで知っているのか」と作家を問い詰め始める。
それは、編集者の幼い頃の思い出したくもない辛い出来事が
そのまま赤裸々に描かれていたからだ。

しかし、またも攻守は反転して、編集者が辛さゆえに犯した過去の罪を、
作家が責め始める……。
場面は転換し、編集者のうたた寝が編集長からの電話で
妨げられるシーンが再現する……
「ああ。今のは夢だったのか」と。

ところがさらに、場面は転換し、作家が電話で話している。
実はこの男は作家ではなく、編集者(?)の女性が過去の罪に苦しんでいるのを治療しようとしていたのだ。

最後、やや転換が慌ただしいが、しかし30分で収めるには仕方がないし、
観客の予想を裏切っていく構成は面白かった。
ただ、演劇としては、例えばただただ言い合いになるシーンなど、
私などはついていけないところがあって、
より演技を磨いていもらえればなあ、と思った。

そして、もう少し公演時間に余裕が持てれば、
もっと良い芝居になるような気がする。
ホスピタルビルド2011

ホスピタルビルド2011

不消者(けされず)

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

心の葛藤があってこそ人間だ
医療現場の医者たちの心の葛藤を描いた人間ドラマ。最善の医療を施したい思い(理想)と、経営上の課題(現実)の間で医者たちは揺れ動く。

患者役の逸見さん、看護婦役の栗林さんのインパクトのある演技は見ごたえあり。コミカルな医者の石部さん、土木作業員の植木さんもいい味がでていました。

ネタバレBOX

中堅医師たちの心のゆれや、病院長・外科部長の経営重視の姿勢と研修医・若い看護婦の患者重視の正義感の対比、ガンだと知る患者の心理の変化など必ずしも目新しくないかもしれないが考えさせられるものでした。

舞台セットで特筆すべきは窓の外の情景描写で、雨の様子、朝の陽ざし、夕焼け、月明かりは24時間体制で働いている医者たちのそれぞれの場面にリアルさを与え、大変効果的でした。仕上がるまでに結構苦労されたのでは?
花と魚

花と魚

十七戦地(2026年1月31日に解散)

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題68
四角い舞台の三方を座席が囲みます。会話は宮崎地方の言葉(であってますか?)で行われますので、少しわかりにくいところがありました。怪物が漁村を襲う、と聞くとどうしても「ゴジラ」を思い出してしまいます。当然、捕獲かどうかという議論になるので、本作品もここらについて、またこの話か・・・みたいな見方をしてしまいました。ところが姿かたち、正体などが徐々に明らかになるにつれ、どんどん引き込まれてしまうのでした。

ネタバレBOX

集団で村を襲う(移動する)描写・・・これは「トリフィド」に似すぎの感もありますが、海と陸との生存の逆転になるとは思いもしませんでした。元の形に組み上げられたご神体の姿(いつもSFの話ですみませんが)、「幼年期の終わり」のカレルレンをみるようです。

突然、魚になる、履物だけを残して...シーンとしては綺麗で印象的でよかったと思いつつ、SF小説だったら生まれてくる子供が...「光る眼」みたいになるんでしょう。
蒼空~空どこまでも蒼く~

蒼空~空どこまでも蒼く~

演激集団INDIGO PLANTS

d-倉庫(東京都)

2011/07/29 (金) ~ 2011/08/03 (水)公演終了

満足度★★★★

散った英雄たち
この物語は過去に何度となく、他の劇団でも公演していたので観る機会に恵まれていた。福留食堂を主軸に描いていた劇団もあれば、片目弱視の特攻隊員・倉橋を軸に描いていた劇団もあった。それほどまでに有名な物語なのだ。

しかしだ、時は戦時中だというのに、今回の「蒼空」は平成のメイクばりばりのKAOROSEが狸メイクで濃い化粧のまま、演じていた為、その世界観に入れなかった。女優になにもすっぴんで演じろとは言わない。しかし演出家は時代に見合ったメイクの指導をしなかったのだろうか。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

時は終戦間際。片道分の燃料と爆弾を抱え敵艦に体当たり攻撃を行った神風特攻隊らの今と彼らを支えた人々の物語。

キャストらの演技力は秀逸で殆ど欠点はない。特に倉橋を演じた藤田の生真面目さや悲壮感漂う演技力に感服したほど。しかし、女学生の初島が吐血した血の色はオレンジ色で、どうみても軽い。やはりこの場合、どす黒い血糊でいくべきだと感じた。ちなみに赤黒い血糊は下北沢で売っている。

更に特攻隊員と一緒に飛ぶ前田聡子のシーンはやはり、ありえるはずもなく、ここでトン引きしてしまう。それでも終盤の展開で倉橋が母と妹に逢うシーンは泣けずにいられなかった。重いテーマの中、西田と足立のコミカルなタッグは一時の笑いを誘うシーンで構成としては上手いと思う。全体的には上記の課題さえなかったら完璧に近い舞台だったと感じた。それだけに惜しいのだ。
雨

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

観に行って本当良かった。
迷いましたが、“永作さん”“市亀さん”に導かれ、結果、行って本当に良かったと思えた秀作でした。
“永作さん”は今回も文句なし完璧!“市亀さん” 前観作「狭き門より入れ(PARCO)」の近未来へのナビゲーター役も良かったですが、今回の時代劇は適役で、特に第二の犯行の後、俯きかげんで、小刻みに震えながらの2ステップ毎の早送り逃げ足の場面(歌舞伎・引き込み六法の陰バージョン)と、第三犯行時の一人二役(独演)場面が印象に残りました。
本作を観ながら九州の、とある盆地で入り口の温泉地を利用し、役人を接待付けにし、不毛の土地故、年貢の取立てを抑え込む様 誘導し、奥地の肥沃な農地を見せる事なく比較的安定した生活を維持し続けた地方の事を思い出しました。その昔、年貢の取立てをかわす為、各地で命がけの「知略戦」が行われ、それに巻き込まれた民の生き抜く力強さに勇気付けられ、又、分不相応な事は、心底控えた方が良いとの教訓・・。。
<中劇場での・・>
台詞の通りも良く、難易度の高い中劇場で栗山さんの演出、それに答えたスタッフ、舞台展開もワクワクもので劇場関係者の連携・総合力を観せ付けられました。他の中劇場を含め下名が今迄に観た中で、一番(中劇場を制したとの印象)の作品となりました。
<井上作品の拘り>
「ブンとフン」「青葉繁れる」「モッキンポット氏の後始末」・・作家として大ファンになり、後に放送作家での活躍を知り、劇作家作品(芝居)へと興味が 移り・・年を重ね慣れもあり、お決まりのコミカルに歌って踊っても、歌詞が判りづらく、くどく感じる様になり、昔の様に何度でも同じ芝居に通う事も・・もう卒業してもいい頃なかぁ~と思いつつ、役者さん、演出家さんの好みでたまに観るパターンへと・・そして昨年の東京裁判渾身の3部作へ。。本作「雨」は井上さんの故郷を愛する気持ちが十二分に伝わり、台詞も、歌詞も方言をその儘使われてましたが(勿論方言は殆ど理解できませんでしたが)、全く気にならなかったです。特に最後の”市亀さん”を看取った際の永作さんの台詞・・何を言ったのか全く判らず・・気にはなりましたが、判らなくても、十分伝わって来ました。台詞や歌詞に拘っている様では、まだまだ修行が足らず、一生懸命「聞く姿勢」そして「観る姿勢」を養い、全てを体感する事が大切であると思いました。”喜左衛門”本人確認の際の下ネタ“印籠もどき”のくだりは、容認します。
<朗報!>
2012年4月新国立劇場「まほろば」再演決定!作:蓬莱さん、演出:栗山さん、メインキャスト“秋山さん”、“中村さん”。「焼肉ドラゴン」等、他の再演物は全く興味が湧かなかったのですが、本作は観逃す訳には行きません。

したごころ、手話版

したごころ、手話版

ヒロカワ企画

エビス駅前バー(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題67
手話によるお芝居は初めてのことでしたので、少し戸惑うのかなと思っていましたが、おなじみになったカウンターをはさんでのお芝居、確かに細かいところはわからないけど、役者さん、みなさん個性的だし、手の動き、表情がとても豊かだったし、なによりお客さんが楽しんでいることが伝わってきます。

ネタバレBOX

座席にあったチラシをみると手話による演劇がたくさんあることを知りました。そのなかに映画のチラシもあって、「あぜみちジャンピンッ!」(ポレポレ東中野上映中)、これは観に行くつもりの映画です。手話について知識はないのですが(しばらく前に「コーダの世界」澁谷智子著を読んだくらいです)、みえているのはまぎれもない「したごころ」。手話もひとつの言葉だし、もしかしたら「英語」「仏語」「独語」などいろいろな言葉で演じるのも面白いかなと思ったり。前回の時もそうでしたが、カウンターの中のお二人、いいですね。ホントに自然で、怒ったり、拗ねたり、笑ったり。

蒻崎さんがゲストの回があったのですね...みたかったー。
愛・王子博

愛・王子博

INUTOKUSHI

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

いろんな意味で感心
あれだけ雑多な下ネタやらパロディやら取り入れつつ、一つのストーリーにまとめてて、飽きずに楽しめる。
あのラストでいいのか、理屈で考えれば疑問は残るが、あそこまでのことやっちゃえば、どんな強敵だって退散するのかも…と思えば納得できないでもない、かな。
DVD化は厳しいかもしれないので、可能なら再演希望。

ショートストーリーズ ~Red.Yellow.Blue~

ショートストーリーズ ~Red.Yellow.Blue~

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/07/26 (火) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★

Yellowみました
Reの方が短いけどよかったです。終演後に夏祭り風イベントがありましたが、もちろん私は逃げ帰りました。

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

VARNA -The Another Words-

TACCS1179(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題66
んーと、なぜか面白かったです。2が5名、3が2名、4が1名、ということはかなり厳しい評価なんですが、時間等気にならず、伝奇ものがあっているのかもしれません。「定め」られたものに翻弄されるところあたりかな。セリフも聞こえたし、唱和も違和感なかったし(←ここはちょっと微妙で、普段だとここで挫折することが多い)。でも「あるモノ」は美しいかもしれないけど、ちょっと弱い。私がみた回(13:00)だけ出来栄えが違ったとも思えないので不思議なものです。

ネタバレBOX

シチュエーションがハマッたのか、振り付け(私も「千年女優(2011)」みました)も素直にみていたし、役者さんもよかったと思うし、きっと次回もみにいくと思います。どんな病も治すというと「蜜姫村(乾ルカ)」。この小説も賛否両論。あと、チラシのイメージと本編とは相当違うと思うんだけど。
血の婚礼

血の婚礼

Bunkamura

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★★

「反時代的」芝居
猥雑さを醸し出すネオンの明かり、土砂降りの雨、力強いドラムの音、そして他者と繋がりたいと切に願う登場人物たち。無機質に整備された現代日本の情景とそぐわないものばかり。詩情あふれる清水邦夫の言葉と相まって、見事な劇的世界が廃校の体育館に立ち上がっていました。それから窪塚洋介、その存在感は半端ない!!

極楽百景亡者戯

極楽百景亡者戯

ピースピット

ABCホール (大阪府)

2011/07/29 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

初見
人気のある劇団で気になっていましたが、なかなか機会がなく、本日やっと初見。
劇団新感線の芝居みたいだな、という感じがしました。
人気役者を見に行きたい、というファンが多い感じの劇団なのでしょうか。
脚本自体がストレートで、もう一つ深みが欲しかったなというのが正直な感想です。
エンターテイメントとしてはしっかりしていたと思います。
後に残るもの、考えさせられるものを求める人ではなく、純粋に楽しめる人には良いのでしょうね。

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

VARNA -The Another Words-

TACCS1179(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

結構楽しめました
いわゆるダーク・ファンタジーですが、笑えるコント的な要素も多くて、結構楽しめました。セットは極めてシンプルだけど、マイム的なパフォーマンスと親切なくらい説明過多なセリフでストーリーは分かりやすく、楽に観ていられました。そのせいか上演時間の長さも自分は特に気になりませんでした。

花と魚

花と魚

十七戦地(2026年1月31日に解散)

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

よく練られた構成
近未来の劇。1時間50分、休憩なしというのは、私にとってかなりきつい部類に入ります。(すぐに眠くなるから)
ミステリーとして徐々に真相が明らかになる展開と、一地方の漁村?のゆったりとした風土とがうまく調和して、脚本自体がしっかりとした構成のもとに演じられていることに、まず好感が持てました。
ユーモアを一切排除して貫徹させている点も、昨今の安直な劇と比べて『品位』を感じさせます。
ああ真面目な劇団だなと、私には安心感を持って観ることができました。
集落の歴史と住人の複雑な関係、新生物の発現などの因果関係については、やや私の認識能力を越えたものがありましたがf^_^;、骨太の劇として印象に強く残りました。
まだ若い人が多い劇団。あと十年くらいすれば、年齢構成もバランスがとれたものになりそうで、これからも見守っていこうと強く思いました。

ショートストーリーズ ~Red.Yellow.Blue~

ショートストーリーズ ~Red.Yellow.Blue~

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/07/26 (火) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり今回もサイコーでした!
YELLOWを観てきました!

短編とういうことでどうなのかなと思って行きましたが、
短いながらまとまりがあって物語もしっかりしていて
最高に楽しい時間を過ごすことができました!

REDとBLUEもぜひ拝見したいところです。

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても面白く拝見しました。
全人類の幸福を実現する為に作られた「実験都市」で生きる人々の物語。

舞台の「仮想」と僕らの居る現実、実験都市という「仮想」と僕らの住む現実、役者の演技の「仮想」と僕らの関わる人間関係など、様々なリンクを促すヒントが提示されてました。

答えを一切出さず、あくまでもリンクを促すのみの手法は、大変知的好奇心を刺激される良作だったと思います。

俳優さんはセリフが歌う方が半数ぐらいいたように感じましたが、力ある方が多かったように思います。中でもワンさんの役の方が抜きん出て素晴らしかったです。その次にアンドウ役の方が素敵でした。

ネタバレBOX

まず前半の30分ぐらい、いくつかの伏線を張られます。
物語が進まないまま、伏線が控え目に顔を出してました。
観客はこれをどのように拾えたかで、
大幅に楽しみ方が変わってしまうのではないかと思いました。

実験都市は現実社会に起こっている事・起こった事は、無駄だと思えるような事でもすべて盛り込まれます。
これは、この実験が成功したなら、現実の都市でもその実験結果を盛り込むという計画のもとだから、無駄だと思われる事もすべて盛り込む必要があったのだと受け取りました。砲撃・警官・ハイヒールに至るまで、それも意味がないようで意味がある。

つまり、この実験をするには当時の現実に酷似した仮想社会を作って初めて進められる。現実の都市とは完全に切り離された環境下で、ほぼ現実の都市と同等の条件で行わなければならなかった。
だから実験都市にしか影響を与えない人口太陽という存在も作り出す必要があったんだと思いました。

芝居が進むにつれて現れる「人間性回復装置」という名の存在は、最も深く関係していたい人の顔に見える(求める人間になる)ようです。
まず求める人間に見えるという存在が、このような名前で呼ばれている事にまた面白味を感じ、作者のセンスを感じました。
決して「人間性回復装置」とは断言できないような存在がこの実験都市で存在している事が、あくまで実験たる所以を感じました。
納得できるような存在であれば、それは完成されてるものですものね。
だからこそ、結果論ですが、それがループを続けてしまう末路になる一つになってしまったのも理解ができそうでした。
後半でその「装置」の顔を見てもなにも錯乱等しなかったのは、太陽が壊れたり偽善者がいなくなったりの過程で効力を失ったからなのでしょうか?

最後に他人であるはずの数名で家族が出来上がりましたが、これも実験たる所以ということで良いのでしょうか。それが幸せとはにも繋がってるようにも感じました。もとより幸福論は様々語られるテーマで、今も一つの答えでは収束できてない事ですので、あえてこれだ!と断定する必要もないな、ああ、それがまた作者の意図か・・・と受け取りました。
最後に弱い自分を言い聞かせるように言っていたセリフは、一番最初にも言っていたセリフでした。本当はそんな事思ってもいないのに・・・と感じたり出来たのは、やはり役者に力量があったからなんだと感じました。

ある方が靴が砂漠向きではないという感想を書いてるのを見受けました。全く的外れの感想だと感じました。これは実験で、都市の生活を再現する必要があるので、砂漠に向いた服装というのは二の次です。きっと現実の都市では砂漠ではなく、どちらかというと僕らが住んでる今の都市に近いのでしょう。彼らは彼らの役割を担うためにそうした服装であったはず。亡命に適した服装かどうかなんては無駄な考慮としか言えないと思います。

あと今回は原作者がいるので、外人の役名で上演された?かどうかはわかりませんが、リンクを張り観客に促す手法の場合、なるべく観客がリンクしやすい作品のにするべきだと、個人的には思ってます。
なので、我々に伝わりやすい名前(日本人の名前とか)や人間関係を用いたほうが、僕個人としてはですが、より切迫して感激できた様に思いました。
spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

VARNA -The Another Words-

TACCS1179(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★

脚本長すぎ、演出凝りすぎ
役者さんの出番多すぎ・・・・で、すべてに too muchでbusy な印象。こうしたヴァンパイヤ物って演出家のモチベーションがあがるのか、力が入りすぎていて、観ていて疲れました・・・・。特に何人かで背景を拵えたり状況説明で唱和するのは、始めは雰囲気作りに役立っていたが、ワンパターンでだんだん飽きてくるし、これで出番が多くなってしまい、役者さんが疲れてきているのがはっきりと分ってしまう。以前Take it easyの「千年女優」でも同じような演出があったが、あれは女声のみであったし、声のトーンのばらつきも無く素晴らしくよく揃っていたが、そもそも男女混声でこれを完璧にやるのは無理。背景を拵えるのも体格差がありすぎて難しいと思うのだけれど・・・・。厳しい意見が多いですが、基本的に無理な演出が多すぎたのではないかというのが私の印象です。もっとも、ヨスガの親玉の闇鳥さん、台詞甘すぎです・・・・。

ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

拍手!!!!!
芝居好きにはたまらない!これぞ!演劇!
発想が斬新!!!
作・演出のひがしじゅんじさんの幅広い作風にびっくりしました。
5月公演を観てヒューマンエラーを見て、とても同じ人が作った作品とは思えない感じでした。
他の方も書いていましたが脚本・演出がいい。
心に響く作品だと思う。
これは絶対観たほうがいい作品だと思います。

空隙

空隙

B-baby

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

拾えず。
若くて元気な役者さん多数。しかし筋書きがどうも…何を見せたいのか、見処なのか。ちょっと自分では拾えませんでした。

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