最新の観てきた!クチコミ一覧

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青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう

青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう

コーヒーカップオーケストラ

シアター711(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかったです
ストーリーはやや無理がある感じでしたが、登場人物の中では猫がダントツに良かったです!

増殖にんげん

増殖にんげん

ぬいぐるみハンター

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

歩き見の勝利!
例えばこれを普通に舞台と客席をちゃんと分けて演じてみたらどうだろうか?おもしろいだろうか?こうやって客席も舞台もなく演じられ見たから、そこそこ見られるものになったと、いうのはちょっときつすぎだろうか?ちょっとおもしろい演劇的体験をしたい、好きな俳優さんがいる(ものすごく近づける。)という人にはおすすめ。

ネタバレBOX

途中でチョモランマが下着のパンツまで下ろされて、下ろした人に「前をちゃんと隠せよ!」と、怒られてたのが一番おかしかったです。(そんなに見えてなかったから大丈夫)
Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★

むむむ~…
舞台装置や音楽、運営の丁寧さや芝居の熱量など
素晴らしい部分はたくさんあったのですが
肝心なお芝居の内容がわかりにくいし
セリフが頭に入ってきませんでした。

たぶん子供のころから
難解ファンタジー童話が嫌いだったってのも
大きな要因な気もしますが…

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

話が分かりづらい
劇場に入ってステージを見た瞬間から、
何かやってくれそうな感じがした。
広い吉祥寺シアターのスペースを全部使っての演出や演技は良かった。
音も装置も照明もよかった。

ただ話がちょっと分かりづらかった。

ネタバレBOX

2時間を超える長い芝居なのに話が分かりづらいとちょっと苦しい。
台詞が聞き取りづらい事もあるのだけど
いくつか並行する話と世界が、混ざりきらない。
ナスカと手紙と生きた人間と死んだ人間と星と蝉と想像と現実。
ちょっと詰め込みすぎかも。頭の中でなんとか繋げようと思うのだけど…。
最初説明を読んだ時、テーマとナスカがどう関係するのか明確に想像できず、
そのまま舞台に答えを求めたけど、舞台を見ても明確にはわからなかった。
広がった話をひとつのテーマに向けて収束していく感じがもう少し欲しいと思います。
長い話なら余計に腑に落ちたい。

音楽はとてもよかったし
装置も映像も演技も演出も照明も良かったし劇場も良かった。
さすが吉祥寺シアターでやる劇団は制作もしっかりしていて素晴らしいです。
他の舞台も見てみたいと思いました。

ハッピー・ジャーニー

ハッピー・ジャーニー

劇団フライングステージ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/08/17 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

すんごく面白い
好みのど真ん中。今回はコミカルなセリフで笑わせるコメディで、ちょっぴり切ない芝居でもあった。人生それぞれだが、母親とゲイの息子とその今彼と息子の元彼の4人の情景が可笑しくも哀愁を帯びたストーリーだ。こんな家族像もいいなって思う、お勧めの舞台だ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

彼ら4人が母親の生まれ故郷である北海道へ旅をする初めての家族(?)旅行を描写した劇。
母親・真佐子とゲイの息子・堅とその今彼・裕市の3人での旅行のはずだったのだが、たまたま電車内で息子の元彼・守(岸本啓孝)と偶然、乗り合わせたことから、守の半ば強引さに折れるように4人の家族旅行と化してしまう。苦笑!
しかし、この守の一見強引ともとれる行動がまったく嫌味はなく、ついつい失笑させられてしまう。またコミカルさを前面に押し出したゲイ言葉も見事で、その可笑しさに爆笑してしまうのであった。笑

彼らが行く先々でちょっとしたハプニングが多々ある。そのつど多数決やら意見をぶつけ合いながら目的地まで行く珍道中の設定がお見事なのだ。また9人のキャストらで様々な人物を演じるのだが、これまたストーリーテラーのようなナビが入るので解りやすく、転回も絶妙だった。

更にキャストら全員の演技が自然で、まあ、ゲイの珍道中という設定なのだから、彼らにとっては自然に演じられる物語ではあるのだけれど、しいたけを、ますだいっこう、遠藤祐生、木村佐都美、関根信一の5人は何人もの役柄を見事に演じていて、いっさいのブレが見当たらなかったのは流石だった。

物語はコメディだけでは終わらない。ゲイの息子を持った母親の感情までも描写し、今後の生き方までも緩やかに示唆し、それを年老いて一人で暮らしている真佐子の母・スミにセリフとして吐かせる。女という生きものは夫が亡くなった後に、活き活きとする。という本音も吐かせながら長い年月を生きたスミの人生を郷愁と共に思うのだ。

ときにワタクシは、しいたけをという役者が大好きである。出来たら友達になりたいくらいだ。そのうち時間をかけて口説いて友人になろうと企んでいる。

きっとハッピージャーニー、好い芝居だった。
ゲゲゲのげ ~逢魔が時に揺れるブランコ~

ゲゲゲのげ ~逢魔が時に揺れるブランコ~

オフィス3〇〇

座・高円寺1(東京都)

2011/08/01 (月) ~ 2011/08/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

なんだか気になって。。。
混沌とした夢物語のような舞台。
中川さんが出て来た途端、展開が面白くスピーディに。。。
その歌声はもう毒牙にかかって動けないくらい素晴らしかった!
解釈で消化不良なところがあって、なんだか気になって仕方ない。
もう一度観ようかな。
えりさん、広岡由里子さんもお茶目で笑わせてもらった。

子どもに見せたい舞台 vol.5「青い鳥」

子どもに見せたい舞台 vol.5「青い鳥」

NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2011/08/12 (金) ~ 2011/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★

毎年欠かさず通って、今年で5回目
夏休みの親子行事として定着した感あり。ぜひ継続を!「青い鳥」は漠然と「幸福」のことだと思ってたけど、間違いでした。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

初銀石
まず舞台装置がスゴイ!
映像を交えたオープニングで圧倒される。(荒船さんさすが!)
重いテーマのメッセージも確かに伝わってきたが、それよりも洗練された演出や舞台を動き回る役者さんにセンスの良さを感じた。
ただ、セリフが聞き取れないことが多々あり残念。

銀石の世界観を堪能しました。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

訴えかけてくる熱量
銀石さんを観るのは前回公演『ジーンズ-gene(s)-』に続き二回目。頭で理解しようとすればパンクします。感受に身を任せれば、その力強き生と、悠久の想いが心一杯に響きわたります。恥ずかしながら目頭が熱くなりました。もう一回観にいきます。皆さんも是非、体感してください。

ネタバレBOX

劇が終わったあと、舞台には地球とセミの声。ずっと、今この瞬間も鳴いてる。メッセージを送りつづけてるんだ… って思って、しばらく座ったまま余韻に浸っていました。解釈があってるかはわかりませんが。
地球からセミの声…って事は、動かない客席は宇宙、座ったまま観ている客もまた、地動説によって磔にされた星座みたいだなぁ…と勝手に空想。
3年B組地獄学級

3年B組地獄学級

ネコ脱出

Geki地下Liberty(東京都)

2011/08/13 (土) ~ 2011/08/18 (木)公演終了

満足度★★★★

面白かった
Aバージョン観劇。
6つのオムニバスショートコント集。
どの作品もくだらない笑いだけではなく、切なくなったりひねったオチがあったりで楽しめた。(1つだけストレートなやつがあったけど・・。)
役者さんも熱演で好感が持てた。
本公演も観たい。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

空間演出が見事!
佐野木雄太は空間演出が上手い。広い吉祥寺の舞台を上から下まで、そして奥行も含めて目一杯使い切っている。そしてその空間を見事に生かす演出が随所にあり、壮大な物語を彩っている。

BGMは生ピアノ、これがとても素敵だ。ピアノから始まオープニングは思わずかっこいいと唸ってしまった。

役者ではなんと言っても佐野功がかっこいい。圧倒的な存在感で芝居をリードした。

初日ゆえのリズムの悪さがあり、少し全体がぼやけた感じになってしまったが、これからどんどんよくなるだろう。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題90
最後列です、ここから舞台を見下ろすとかなりの高さがあることに気がつきました、綺麗な舞台、動く舞台、感情の流れを導く音楽、照明、ひとりひとりの役者さん、そうか、こんなことができるんだ、と、少しわかりかけたように思います、なぜお芝居をみに行くのか、もう一回みようか迷っています、台本を買ったのでまた追記します。8/20追記。

ネタバレBOX

SFが好きだった僕へ。あの夏、1日1冊は読んでいた僕。ジュヴナイルからいきなり56億7千万年の時が流れる物語へ、その果てしなき流れの果ての喪われた都市の記録として残された永遠の終わりが新たな幻影の構成となり、そこに閉じ込められた時をかける少女は、果しなき旅路を終え、夜の翼を休め、闇の左手で地球の長い午後を天のろくろのように回し続けるのでした。なんて思っていた僕、創造の世界についていけないくせに文字を追っていた僕へ。今日は2回目、君に席を譲ろう。席は少し前になった、あの頃の君に見せたくてまた来たんだよ。なぜドキドキするんだろうね。

ほとんどの方が厳しい評価をしていらっしゃいます。他のお芝居でも同じようなことがありました。ところが、逆に、私は著名な戯曲(劇作家)がダメです。へそ曲がりなんでしょう。表通りより裏道、横道をすり抜けてみたことがないものをみに行きたい。SFはそんないい加減な者にも大きな愉しみを与えてくれました。2回目は台本を読んでの観劇ですが、1回目のときは、わかりにくいところがありました。「地球儀」と「地球木」は、なかなか聞き分けが難しい(台本17Pウツセミの「地球儀から聞き出してみよう」は「地球木」だと思うんだけど」)。いろいろな場面が入り組んで私は自分の時間を合わせ直すのに苦戦。なぜ武器を使って戦う。知(智 )の歴史は血の歴史、太古の遺跡は闘いの証なのか。星々の間に横たわる冷たい方程式、それは一方通行の時間。星座、光の王、は語りかけ、空気に揺らいで届くその光は物語を紡ぎ、願いを受け取り、たそがれに還る。それは去りにし日々、今ひとたびの幻。であれば、もうひとつの世界の物語としてもよかったのでないかと。それがたったひとつの冴えたやりかただったのかも。星座に零式戦闘機は似合わないと思う、わが赴くは蒼き大地なのだから。

さて、いくつわかりましたでしょうか。

映像と音楽で映画的な趣き。声はマイクでも拾っているんですね?。3人の乙女...ラインの乙女のようです。そうみると、舞台全体の使い方、昨年みた「指輪」、トーキョー・リング(キース・ウォーナ)に負けていないように思えてきます。舞台、手前と奥の使い方、白い柱の動きもよかった。
大きなものを破壊命令

大きなものを破壊命令

ニッポンの河川

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度

つまらんかった
これと言って感想は無い。

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

VARNA -The Another Words-

TACCS1179(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度

前進のない劇団。いい加減過信に気づくべき。
この劇団の芝居を観るのは数回目になる。
好きだからではない。付き合いでだ。

この劇団がなぜ失敗をし続けているのか。答えは簡単である。過去の公演の反省を全くしていないからだ。

今回散々酷評されていることの大部分は、既に前回、前々回、その前からの作品を観てきた限りどの作品にも当てはまることだったりする。

設定を詰め込みすぎる上に小さな嘘の多すぎる脚本。
唱和含め実力以上を役者に求め結果破綻する演出。
噛むわ聞こえないわもう見るに耐えない主演の貝沼氏はじめとする役者勢。

ほとんど言いたいことは他の感想と同意見なので公演から日が経った今しっかりと他の方々のレビューを読んでもらいたい。

以下、個人的意見等ネタバレBOXにて。

ネタバレBOX

さて、個人的に強く改善してもらいたいのは、ご都合主義のための無理やりな人間ドラマや展開が多すぎる脚本だ。
登場人物達にリアリティーがなさすぎるのだ。
今回なら特に姉と妹のやり取りがひどくて興ざめしてしまった。
姉を愛しているはずの妹が、中身が変わった姉を姉ではない何かとも気づかず接し続ける。この全く愛の感じられない展開になぜ縁(よすが)が涙したのか。私の理解力ではとてもついていけなかった。

本来ならこういったファンタジーは設定で大きな嘘を付いているからこそ、細部のリアリティにこだわらなくてはいけない。そうでなくては全てが嘘になってしまうからだ。

それから毎回唱和でグダグダになってしまうのに唱和で説明させる手法もそろそろいい加減にやめるべきだ。
それでしか舞台を展開できないようなら脚本の構成から変えてしまったほうがいい。

あ、それと本当に貝沼氏は反省して下さい。私の観てきた限りあなたが噛まないで終えられた舞台は一度もありません。彼がほぼ看板でいることが不思議でなりません。


唱和にしても演出にしても脚本にしても、
とにかくやりたいことと出来ることが大きくかけ離れている気がするのだが、
その惨憺たる成り損ないを見せられるのは3000円を払う客である。

また、毎回驚かされるのが美麗なHPやフライヤーと稚拙な舞台のとんでもないアンバランスさだ。
終演後素晴らしい出来の当日パンフレットに目を落としながら思わず拍手したくなる。
デザイナーは自分たちの名誉をかけて芝居陣の尻を叩くか舞台のレベルに合わせてバランスをとるか諦めて違う集団と手を組むべきだ。
デザインを発表する場としての芝居だというなら納得も出来るが。
このアンバランスさが滑稽に見えてしまうのは芸術を愛するものとして本当に残念な事態である。


ちなみに今回の芝居の最大の成功点はこの「Corich」や他所の演劇サイトに登録し、様々な感想をネット上で聞くことが出来たことではないだろうか。

劇団員だけが知ることになるアンケート用紙だけでは、酷評に一度目を滑らせた後はかなく忘れさられてしまうだろう。
申し訳ないが、脚本も演出も主要役者陣も改善を見せてもらえてない以上、真摯にアンケートを受け止めてもらえてるとは微塵も思えない。

ありあまる酷評をこの劇団は真摯に受け止めるべきである。
厳しいことを言うが、そうでなければこの劇団の発展はありえない。
毒と微笑み

毒と微笑み

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

余韻
笑ったあと、帰り道に付きまとう不安、むなしさ、何とも言えない怖さ。ブルを観た後の、この余韻が好きだ。長田さんが素敵だった。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

熱演でよかったです。
オープニングからの装置の凄さにびっくりしました。以下、意外とチープなところはありましたが、役者の熱演で乗り切ったと思います。内容は相関図なるものなどがあるとわかり易いかと思いました。初日おめでとうございました。楽日まで身体能力、フルに使ってがんばってください。

リコリス ~夏水仙~

リコリス ~夏水仙~

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/08/17 (水) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

優しい普通の人々と
心深き喫茶店のマスターとのハートウオーミングなお話。脚本にぴったりな自然な演技で、とても感動しました。音源もすごく良かった。(あまり目立たなかったけど、美しかったです)満員の客席も当然の出来ですね。何より役柄がそれぞれぴったりとはまって、お芝居を観る楽しさを十分に味あわせてくれました。舞台の使い方も巧く、無駄な暗転や意味のないトーンダウンが一つもない。ベタな作風とよく言われますが、この無駄の無さからそう見えるだけで、むしろすっきりとよくまとまった佳品という感じがします。ん~、欲を言えば、本当に欲張りなんですが、看板のそばに佇む男にもう少しミステリアスさがあれば、もっと色々想像できて楽しめたかなぁ、と思います。帰り際、劇団にファンがいっぱいついているのを見て嬉しかった。

つきのしろ

つきのしろ

劇団黒テント

イワト劇場(東京都)

2011/07/30 (土) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★

遅れ馳せながら、
 楽日に観劇。

 私は、男同士の友情が好きなのですけれど、
 そうだよなぁー、女ばっかりだと、こうなるよなぁ・・・。
 女って怖いなぁー。。。とか思いながらも、
 それでも、やっぱり女である自分との親近感。
 自分の中にもあるであろう部分に共感し、
 感動しました。w


 http://ameblo.jp/tc-tama/entry-10979238157.html (Ameblo日記)

増殖にんげん

増殖にんげん

ぬいぐるみハンター

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

おとこ版を鑑賞
2010年2月に初演を行った作品の再演とのことで、最近のぬいぐるみハンターのファンタジックでファンシーな作風とは異なる、比較的現実的な雰囲気でちょっと駄目な人達を描いていたのが新鮮でした。

マイナーなアイドルのスコッティー・ネピアを追い掛けるオタク男子たち6人をハイテンションに描き、終盤は少し温かみを感じさせる物語でした。
客と役者のエリアを区切らず、会話を2つのエリアで同時に進行させたり、客を巻き込んだりと少々実験的な趣向を盛り込みながらも、小難しい方向には行かず、単純に楽しめる作品でした。

シーンの切り替わりを表すハンドクラッピングと動きの使い方がテレビやラジオ番組のジングルのような効果を出していて、スムーズに展開して行くのが小気味良かったです。立ち見について言及するメタな自虐ギャグがさりげなく織り込まれていて笑えました。
狭い空間なので声が響き過ぎて、1つのグループに集中しようとしても台詞が聞き取り辛いところがあったのが残念です。

リコリス ~夏水仙~

リコリス ~夏水仙~

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/08/17 (水) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

昭和テイストの香る芝居!
個人的には、なかなか楽しめた。
昭和テイストの香る芝居。公演時間100分。
平日だというのに、超満員!これは素直に凄い!

脚本については、心温まる物語と感じるか、古臭いと感じるかで
評価は変わると思う。
前作はとても心に響いた。
今回も良かったのだが、前作ほどではなかった。

役者陣では、個人的には小泉匠久さんが良かった!
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

あらすじは他のユーザーさんが、詳細に書いているので省略。
大体他の方と同じところが多いが、他に感じたのは以下。

<良かった点>
通行人が道路を行きかう演出があったが、忙しい&自分のことに没頭する現代人のひとコマが感じられ、好みだった。

<残念な点>
・役者さんは自然な話し方ではなく、明らかにセリフを言っている感じの人がいて、ちょっと残念な印象。
・マスターと奥さんのエピソードが少し中途半端な感じがした。

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