最新の観てきた!クチコミ一覧

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半神

半神

多摩美術大学映像演劇学科

多摩美術大学 上野毛キャンパス映像スタジオ(東京都)

2011/08/26 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

荒い部分は多かったが
場面場面のつなぎ等荒い部分も多かったが、
なかなか面白かった。
出演者には、NODA MAPにアンサンブルとして出てた人も結構いて、
これでパンフ付きで1000円は安いと思う。★+1
土曜日の夜の回の感じだと、当日券でも入れそう

父と暮せば

父と暮せば

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/08/17 (水) ~ 2011/08/24 (水)公演終了

満足度★★★★

みた
先に戯曲を読んでいて、今回ようやく舞台を見た。
読書時には気付かなかったが、二人芝居とは言え、説明ぜりふが多すぎる。なにか意図があるのかと考えたが分からなかった。
二人の芝居は素晴らしかった。

それから暗転が妙に長く、かかる音楽がやけに明るい。サザエさんか。

奥様お尻をどうぞ

奥様お尻をどうぞ

キューブ

本多劇場(東京都)

2011/07/30 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

見る側も体力がいる
ただひたすら面白かったです。
面白さの不条理。無茶苦茶な笑いが襲ってきます。
ケラさんの頭の中が一体どうなっているのか開いてみてみたい。
こんな思いつき、素敵すぎる。
見る側もすごく体力のいる芝居でした。

ネタバレBOX

この出演者でなければ成り立たないという感じで
池谷のぶえさんのナレーションも素晴らしかったし
犬山さんの突っ込みにしびれました。
寂寥 【緊急告知!】25日(木)アフタートーク開催決定! ゲスト:土田英生氏(MONO)

寂寥 【緊急告知!】25日(木)アフタートーク開催決定! ゲスト:土田英生氏(MONO)

セロリの会 

「劇」小劇場(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★

みた
面白い場面と、無茶すぎる場面が混ざっていた。
それから、こちらへの情報の与え方がきちんと段階を踏んでいて、安心して見ていられたのだが、それゆえに驚きがあまり無く、もっとはみ出てもいいんじゃないのと思ったりした。こちらに、気付く歓びを与えてもらえたら、もっともっと面白くなると思う。

ネタバレBOX

泥棒に勘違いするところは古臭いと思った。名刺交換で職業を説明するよりも、いきなりインタビューの場面から始めて、実は、、みたいな方が面白いかも知れないと思った。
明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇場に入った時から
非常にセットがリアルで物語に入り込む手伝いをしていた。
欲を言えば役者の衣装の季節感も出してほしかった。
話としては、テレビでよく見る話、と言う感じはしたがやはり舞台は良い。
シーンに無駄がなく、役者も達者でとても良かった。

ネタバレBOX

舞台の推理ものはとても好きだがラストが分かりやすいので、
推理マニアの方には、それほど推理を楽しむというわけにはいかないかもしれないが
ラストに至るまでの舞台ならではのライブ感は楽しめると思う。
ここまで作りこまれていれば、お金を出す価値は充分にある。
素晴らしい舞台。

明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
初演はチケットプレゼントでご招待いただいた。ただ、そのことを抜きにしても楽しめた作品だったので、今回の再演はどう変わるか楽しみだった。一方で、この作品が漂わす暗さは、サンモールスタジオという初演時の劇場サイズや、あの地下に降りていく構造(と途中の仕掛け)に支えられていた気もしたから、今回はどうなるのかと不安もあった。

劇場については、入り口が明るすぎた(あそこから何か仕掛けるのはルール違反なんだろうか?)ものの、舞台美術の雰囲気に、すぐに劇世界に誘われて、抵抗なく作品に入り込めた。
ただ、初演時に楽しかったあの手この手の演出手法がかなり大人しめに変えられているように思えた。

ネタバレBOX


一年前の、奥さんと愛人の対峙の場面のような、舞台だからこう見せてみるといった発想が、もっともっと見たかった。初演はもっとそのあたりが野心的というか、旺盛だったと記憶している。作演の中村さんは、私の中では物語そのものより、見せ方が一風変わっている方という印象が強いので(「北と東の狭間」の冒頭、ホステスたちのパントマイムとか)、そのあたりを期待していた分、肩透かしを喰った。

役者はいい人揃いで、特に蒻崎さん、前田さんが素晴らしかった。けれども、逆にせりふのよく聞こえない方もいて残念だった。
明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

悪のパンデミックを防ぐため
先ずもって驚かされるのは、作りこまれた美術である。

これまでの劇場でも当然リアルを志向する演劇を展開してきたJACROWであるが、ここまで贅沢にリアルを追求した美術はいままでにもなかった。

息苦しいほどのリアルで観客を追い詰めるJACROWとしては、今回、この美術がリアルであることが決定的に重要である。

ネタバレBOX

また同じ意味において、雷鳴が、驟雨が、夕暮れが、闇がリアルであることが決定的に重要である。

そこで演じる役者たちの時間や視界がリアルであることが、おそらく役者たちの本気度を恐ろしいほどに高めている。

美術を舐めてはいけないわけで、僕の知り合いの美術をやっている人は、映画の美術なんだけれども、たとえば登場人物の部屋を飾るときに、映像には映らないところにも凝ると言っていた。というのも、例えば、登場人物の部屋で、本棚にどんな本があるか、また机の引き出しをそっと開けたときに何が入っているか、ふと明けてしまった机の引き出しに入っていたビー玉、それを見た役者の本気度が変わり演技が変わるから見えないところにも凝る。美術も役者の演技を引き出すことのできるものでないといけないと言っていた。

同じような意味において、リアルを志向するJACROWにとってシアタートラムという空間で、贅沢にリアルな美術、またその他の効果がいつも以上にリアルに機能することはとても重要で、たとえば、狭い劇場ならば、ここからここまでに歩く時間が短く、その思考も短縮せざるを得ないのに、シアタートラムと言う空間でならば、あっちからこっちまで歩くだけで、人はいろいろと物を思う。人を愛すること、憎むこと、嫉妬すること、イラつくこと、ふと考えてはいけないことを思う。そういう意味でも、シアタートラムと言う空間でJACROWが芝居を作るというのはとても画期的なことだったと言わざるを得ない。JACROWはある程度の規模をもった劇場で、予算も潤沢に使ったリアルな美術でやってこそ本領を発揮するのだと思う。

だから、これまでJACROWの芝居を見て何ほどか思ったことのある人ならば、今回のシアタートラムの公演を観に行かねばならない。

また、これまでJACROWのことを気にしながら足を運んでいなかった人は、無理をしてでも足を運ばねばならない。

リアルな美術、リアルな演出に触発された役者たちの恐るべきリアルが、本来見えないところに隠されているはずの真実をすべて暴きだす。その悪の腐臭は吐き気を催させる。しかし、それはワクチンだ。悪のパンデミックを防ぐための。演劇はその役目を果たしうる。JACROW「明けない夜 完全版」はその演劇の力を知らしめるに相応しい芝居である。
Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

こういう時だからこそ
観ておきたいお芝居でした。
息がつまるような場面もあり、お芝居が終わった時には
声がでなかったし、動けなかったです。
「お約束のごまかし」が利かない、余裕の無い時代に
知らず知らずに嵌まり込んでいる姿こそ
鏡に映った自分達なんですよね、間違いなく。
引き返せないし、少なくとも百年単位で引きずっていく
その覚悟を突きつけられた宣告のように受け取りました。
だからこそ、真の希望を持てるまで、
自分の持ち場で踏ん張るしかない。

大きなものを破壊命令

大きなものを破壊命令

ニッポンの河川

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★

単調
一時間とちょっとの割にえらく長く感じてしまった。手法に寄り過ぎ?好みと言ってしまえばそれまでだが…。

明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

圧倒的なライブ感。
2時間サスペンスドラマを目の前で見ているようで、正直、最初は「演劇じゃなくても良かったのでは」と思いました。しかし徐々に、圧倒的なライブ感・・・それは生きた人間の感情・・・悪意であったり狡猾さであったり嫉妬であったり、に。むせ返るほど、それこそ吐きそうなほどの濃密な空気感に押しつぶされそうになっていって、ずっと息苦しくて仕方ありませんでした。この舞台は「感想は人それぞれ」なんてものではなく、観客を文字通り釘付けにして息苦しさを覚えることを強いるもの。舞台として自由度は高くありませんが、これだけの空気を醸し出せるのは本当に凄い。サンモール・ルデコと観てきましたが、その売りである「空気感」を広いトラムで再現できるとは。さすがJACROW。

ネタバレBOX

役者さんはみなさん素晴らしかったけれど、中でもハマカワさんが素敵だった。私が男性だったら間違いなく片想いして焦がれ死ぬ(笑) 魔性だなぁ、と思ったのは役柄でなく女優としてのハマカワさんにかも。

※☆一つ減らしたのは、「北と東の狭間」が好きだったからです。演劇の表現としてはあちらの方が好きだなー。
Hear There Here【ご来場ありがとうございました!】

Hear There Here【ご来場ありがとうございました!】

Depend On Others

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ピュア。
繊細でファンタジックな演出がとても素敵でした。前半はちょっと分かりにくくてお話に入り込めなかったのですが、それぞれのファクターが徐々に繋がっていく様にこちらの心臓と涙腺がシンクロ。ピュアで透明感溢れる演出にお祭りのシーンからずっと泣きっぱなし。一橋純平くんと鈴木由里さんが眩しいほどの純粋な演技で、また観たいなと思わされました。それにしてもゴキの人生(ゴキ生?)が壮絶。怖かった・・・。

ネタバレBOX

人は生まれ変わるのではなく、また同じ人生を生きる・・・それはかなり怖い話(-_-;) また今の人生を生きたいかと問われると決してそうではなく。だったら今からでももっといい人生になるよう努力しよう、後悔のないように生きなければ。物語を楽しみながら、そんな風に人生に思いを馳せました。こういうテーマのお芝居、人生に訴えかけてくれるお芝居が一番好きです。かなり心が痛みますが(^-^;)

※一橋くんがやっぱ凄い。これで観るのは3回目ですが、いつ観ても別人。今回はピュアなイケメンでした(驚)
「エダニク」「サブウェイ」

「エダニク」「サブウェイ」

真夏の極東フェスティバル

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★

サブウェイ?
タイトル「サブウェイ」には隠された秘密があった。

ネタバレBOX

でも、北島三郎 Way ってそれはないでしょう。

ストーリーはあるようでないようで、CMネタなどのパロディをたくさん取り入れたコント集的不思議な舞台でした。

言いたいことは何か、どう解釈すべきか、さっぱりわからなくて、考えずに観ればいいのねと思いつつもCoRichに何を書こうか迷っているうちに答えが出ぬままエンディングが来ました。
悔しくて家に帰ってWebで出演者紹介ページを観てみると、なんと役者さんたちも「わけわかんない」んですね。安心しました。でも悔しいです。この劇は難解さで観客に印象付ける逆説的表現方法を採用しているのでしょうか。

役者さんは個性的な方々が多く皆さん熱演されており、観ていて楽しかった。長くて早口のセリフも滑舌良くこなしていましたね。
サルカニ合戦裁判

サルカニ合戦裁判

劇団獣申

クラーク高校 秋葉原サテライトスタジオ(東京都)

2011/08/26 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

たまらないっ…
ここの劇団さんはアドリブが多いのですが…今回の作品も役者さんが役者さんにアドリブを振る振る!どんなものを出してくれるのか、観客が引き込まれていきます。生な芝居を観たい方は是非!

Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ほへー。
セミドキュメントというか、証言者と聞き手というか。ストーリーというより、モノローグを多用した骨太ドラマというか。やりすぎだろ!と思えるくらいの執拗な演出もあったけど、きっとそこも持ち味のひとつなんだろうな。全員で音楽を作ってる感じというか、背景になりつつ、だけど沈んでないというか。欲をいえば、年齢層をもっとバラした方がより多層になったかと。でもホント、見れて良かった。

追憶のベロニカ~飛龍伝より~

追憶のベロニカ~飛龍伝より~

ThreeQuarter

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/26 (金)公演終了

満足度★★★

うん。
噛むだびに集中がそがれた。もっとうまくセリフを歌っていいと思った。分かりやすくする為の小芝居のいくつかは、茶化しが過ぎたかうまくないかでなくていいと思う。中盤からしばらくは熱量もあって面白かった。でも、ラストに向けて演出的なつくりの甘さが露呈してった感がした。

美しの水

美しの水

AND ENDLESS

THEATRE1010(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

大きな器、美しい心
White, Blue, そして完結編のRedを観ました。

Redは本編最高の出来栄えと思います。1番笑えて1番心に響きました。

ネタバレBOX

どんな状況においても垣間見られる義経のリーダーとしての大きな器は大変魅力的であり、脚本の良さと西田さんの演技が相まってうまく表現されています。

話後半は義経にとってつらい出来事の連続です。義経は頼朝から追われ奥州へ向かう。仲間との分かれ、仲間の裏切り、仲間の死などが降りかかるが、奥州へたどり着く。だが欧州を頼朝から守らざるを得ない藤原泰衡に追われるも戦わず自害する。どんな状況でも妻への愛、友人への愛、部下への愛を貫き、観る者に安心感と信頼感を与えてくれました。美しの水を器ですくえば義経の美しい心が映るでしょう。

笑えたシーンを一つを紹介するとすれば、与一の回想シーンです。回想シーンに義経や弁慶たちが登場し、回想が終わると彼らはストップモーション状態となります。笑いはそのあとから。静香が「あの人たち誰?」と想定外の質問に、与一は「この辺はセピアがかかっているはすなんだけど」と言いながらも、静止している役者たちにいたずらを始める。静香も調子に乗って悪乗りする。そして次の回想シーンに入ると静止を解除された義経たちは与一を小突きに来る。(文章ではうまく表現出来ませんね。)

役者の皆さんの演技も素晴らしいし、照明の良さもステージを引き立てていました。鈴木祥子さんの歌も頭から離れずCDを手元に置くことにしました。

三編で10時間に及ぶ大作でしたが見た甲斐がありました。日程の都合でPeopleは観ることが出来ませんが、これだけの大作に関係者の皆様には心から敬意を表したいと思います。ありがとうございました。
サヨナラ サイキック オーケストラ

サヨナラ サイキック オーケストラ

Mrs.fictions

上野ストアハウス(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/29 (月)公演終了

満足度★★★★

ひさしぶりに
面白いものを観させていただきました。
安心する感じでした。
特に大きな波もなく、定期的に小さな笑いをかすめ取っていく。
良くも悪くもそのような雰囲気でした。
こちらは完全に傍観者でした。
「終わりの会」の考え方は好きです。
どこへいってもノリを要求されるのは嫌いです。

なにもない/なにもしない

なにもない/なにもしない

二番目の庭

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/26 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い感じの舞台
おもしろい。なにもない訳ではなくて、適度に色々ある。私にとっては良い感じの舞台。

雨に唄えば

雨に唄えば

Seiren Musical Project

六行会ホール(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

久々のミュージカル
ミュージカルというか、長い芝居を観るの苦手で(「キャ●ツ」とか寝た)
出演者のアサシンこと鈴木麻美が観られればそれでいいやと思って 期待しないでいったら!!!!!
すごくよくて!!クオリティ高ッ!!!
学生団体でなんでこんなすごいのできちゃうの!って腰抜け....
生演奏も鳥肌たちまくり。キャシー役の人も素敵だった。
観に行ってよかった!!!!!!


サヨナラ サイキック オーケストラ

サヨナラ サイキック オーケストラ

Mrs.fictions

上野ストアハウス(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/29 (月)公演終了

満足度★★★★

無題99
やっとここでみることができました。「ビルの屋上」という設定なんですね。小さなビルの屋上、ちゃんと塔屋もあります。エコなのか塔屋の上には緑鮮やかな植物が植えられ、その壁は淡い緑色、周辺の手すりも、色あせていますが緑。
周囲にはビルがひしめいています。合板でできているのでしょうか、窓が丸く、四角く切り抜かれたビルが都会の雰囲気を醸し出しています。正面奥、やや上には月...はなくて「非常灯」が、これも緑色に輝いています。ここをゴジラが「ちょっと失礼」と言って横切っても不自然ではありません。そんな舞台セット。椅子はパイプ椅子。できれば柔らかい座布団を1枚お願いします。

ネタバレBOX

BGMからセミの鳴き声に変わって暗転...制服を着た女の子がこちらを見つめています。チラシの子、北川さんですね?エスパーで魔美というとどこかで聞いたような。

お話は「説明」にあるとおり。映画でいうと、「アルマゲドン」か「ディープ・インパクト」か、98年。20XX年ということは、これから先のことなのか、少なくとも、地球に大規模な影響を与えるような隕石との衝突なら正確な時期、軌道の計算はできるのであって、通常は終末論がはびこり、世の中は大混乱。

ところが、本物かニセモノかわからない自称超能力者+異星人が、地球を救うため、屋上に集結。ちなみに、たまにエスパーとなるお話では「不定期エスパー」というものがあります(眉村卓著)。透視、霊感、予知、念写、宗教、宇宙人。

迫りくる隕石が肉眼でみえるのに、屋上は諦めでもなく、前向きにもみえる締めくくりで、記念写真におさまります。まばたきする間もない、ほんの一瞬そっと重ねられた手。こうするなら、隕石はないほうがよかった。他のお芝居でも(今村さんが)最後に手を重ねる場面があったけど、こんな感じにして欲しかったというのはないものねだりか…。ふたりの、いえ、屋上のみんなの「明日」を想いながら帰りたかったな。

初めはお互いを避けるかのように離れて座っていたのに、だんだんと近いてゆく様がよくみえてきます。お話しの展開が上手、それを演じる役者さんも。最後には肩を寄せ合い、その表情はみな幸せそう。普段の生活では得られることがない、理解と信頼。


個人的な願望:
奥の背景に映像(マンガっぽく)で軌道をそれる隕石が映され、この場合、誰がいいかなアメリカ(やっぱりX-MENかな)でもいいや、超能力で危機が回避されました…っていうのが観客にはわかるようなエンディングがいいな。

霊感主婦役の萱怜子さん「天守物語」にでていらしたんですね。

今までいくつか「おまけ」をみましたが、今夜のはちっともわかりませんでした。ついでに、「おまけ」でも原稿読みながら間違えちゃだめだと思う。

今村さん、先日、他のお芝居のアフタートークにいらしてました。なぜか惹かれるのです。ほとんど、今村さん出演=みにいこう。

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