最新の観てきた!クチコミ一覧

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少女椿

少女椿

虚飾集団廻天百眼

ザムザ阿佐谷(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了

満足度★★

「少女椿」に対して掘り下げ不足では?
丸尾末広の代表作のひとつ「少女椿」の舞台化。昔から思い入れの強い漫画だったので、期待半分、不安半分で鑑賞。

当日は東中野で人身事故があったため中央線が大幅に遅延。私も6時過ぎの段階で新宿に足止めをくらい、このままでは開演に間に合わないと思い、急遽丸の内線で南阿佐ヶ谷に向かい、開演の7時ほんの少し前に到着。事前予約をしていたもののスタッフに一番奥の座席に案内される。ギリギリに到着したから仕方ないな、と思い着席するも鴨居(?)が視界に入り、舞台の上半分が見えない状態。しかし私より後に入ってきた人は、前列の見やすい席に案内されたりとスタッフのチグハグな対応が気になった。(以下ネタバレ)

ネタバレBOX

作品世界を忠実に再現したヴィジュアル面に感心。また、主人公のミドリちゃんを演じる紅日毬子さんの迫真にせまる熱演がよかった。しかし、役者さんの一部には学芸会レベルの芝居をする人も交じり、デコボコした印象。作品世界にのめり込むことができなかった。

また、中盤以降の展開にスピード感がなかったのと、戦いの場面の立ち回りのテンポが遅すぎて、徐々に退屈な気持ちに。

エンディングも「終わりなき日常を、それでも生きる」という悲嘆や絶望が感じられなくて、ただ上辺をなぞったような感が。

東京グランギニョル「ライチ☆光クラブ」に出演した役者がいたからか、舞台の壁面に「ライチ☆光クラブ」と落書きめいた文字が書かれていたけれど、「少女椿」の世界とは全く関係なくて、むしろ作品世界をぶち壊していた。ああいう「甘さ」が、この作品全体の「甘さ」に繋がっているような気がする。

せっかく丸尾末広「少女椿」、造形に清水真理さん、音楽に犬神サーカス団という素晴らしい素材を集めながら、うまく料理ができていない印象を持った。

ところどころハッとさせるシーンもあったので、もっと深く作品世界を掘り下げたらよかったのになぁ、と残念に思う。
DISASTER~愛しきあなたへ

DISASTER~愛しきあなたへ

劇団だっしゅ

萬劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

一瞬にして
何本もの人生の絵巻物を広げている途中で大きなハサミで断ち切られるような気持ちでした。

ネタバレBOX

仕事もあれば、恋愛もある。妊娠する若い女性もいる。命の大切さ、中絶の恐ろしさ、そんなことを話しながら毎日が過ぎている。

アドリブ(的)を交え、緩急をつけながら進行していきます(おふざけは不要です)。

そして3.11、日常を断ち切るように地震が起こり、津波に飲み込まれる。何と理不尽な。

改めて一期一会の大切さを思い知りました。
おしまいのとき

おしまいのとき

ポツドール

ザ・スズナリ(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

初ポツドール
期待以上だった。ゾクゾクした。

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』

世田谷パブリックシアター

兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足した
色々なエピソードを繰り広げながらラストにすうっとまとまる感じが良かった。前作が面白過ぎたため「能」になったらどうなるだろうと心配してたが杞憂であった。今作も面白かった。大満足。

本日のお日柄は

本日のお日柄は

劇団レトロノート

ザ・ポケット(東京都)

2011/10/12 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

おめでたいのですが
何かが足りないと思いました。

ネタバレBOX

婚約者はお父さんとお母さんが音楽家のお嬢様かと思っていたら、少し様子がおかしい。資産を狙う詐欺まがいなことが起こるのかと心配し、期待しましたが、愛ある故の乙女心からのちょっとした嘘だったのでほっとするとともにこの程度のことかとも思いました。

それにしてもビックリ、何と三男の奥さんの知り合いの元暴走族で、しかも年上だったとは。

最後はドタバタに乗じてどんどんカップルが誕生するおめでたいストーリーでしたが、これだけの大所帯で結婚を巡るホームコメディときて、何かが足りないような気がしました。

親の世代が全く出てこないことに違和感を覚えました。事情があるのは分かりますが、大物客演を招いているくらいですから、親の世代の役者さんを連れてきて幅を持たせたらいいのにと思ってしまいました。

不動産の名義については親の生前にいったん決着がついたのでしょうが、親が亡くなったときには長男は失踪していたわけで、それぞれに考えがあるはずです。三男からお店を売って換金しようという提案がありました。話を振っておいて、妹が将来ケーキ屋をやりたいというだけですんなり終わるほど簡単な話ではないと思いました。
陛下に届け

陛下に届け

ポップンマッシュルームチキン野郎

Geki地下Liberty(東京都)

2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

普通のぬるいコメディに飽きた人向け
ゴジゲンとどちらをリピるか迷った挙句、こちらを選択。うーん、やはり突き抜けている。独特のハイスピードでハイテンションなナンセンスギャグは、最近の流行とは少し違うので、相手を選ぶのは確か。しかし、会場は大いにわいているし、新しい流れを作り出しそうなにおいはプンプンする。作・演の吹原氏は、演劇から出てきてテレビや映画などに引っ張りだこの様子。一般に知られるようになれば、一気にいくんだろうな。

エレジー

エレジー

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

最高です。
名優揃いの珠玉の舞台。

平幹二郎さん。

凄い!凄い!!凄い!!!

平さんの所作。表情。背中。

そのひとつひとつがボクの体の心底まで染みていく!

どの台詞も、文学作品の名文のように吸収されていく。。。

舞台上の平さんが「プリン冷えてるか?」と言うだけで、深い意味を探ってしまいそうなくらいに、平さんの口から発せられる一言一言が深く感じられるんだよなあ(←当然のことながら、「プリン云々」のセリフはございません)。

「シブイ」という言葉が陳腐に感じるほどの存在感!

でも、堅苦しい小難しい芝居ではありません。

家族の情を描いたホームドラマといっても良いのではないかと。

普段、芝居をご覧にならない人を誘っても、充分存分に楽しんでもらえるようなお芝居です。

もちろん、良いのは平さんだけではなく・・・出演する俳優さんすべてが良い!

そして、交わされる会話のテンポ、内容ともに良い!!

舞台装置も良い!

仕掛け装置なので、暗転は長いけど、その間はストレッチができるし・・・なんと言っても、舞台の余韻に浸る時間を与えてくれるから・・・この暗転の長さは、ボクは好き。

つまり、全部良い!!!笑

あまりの至福に、ボクは思わず、販売ブースを出していた岐阜県可児市(←主催者)の薔薇ジャムを買ってしまった(笑)

東京公演初日だけあって、観客のほうも豪華。

ミーハーなボクは、休憩中のロビーでキョロキョロ周りを見てた。
何人かの俳優さん、演出家さんとは、ド厚かましくも握手していただいたけど・・・出演者のひとりである角替和枝さんの御主人には声をかけられなかった。
大大大ファンで、息子さん(二人ともご主人ソックリ)の芝居を見に行くくらいにファンなのに・・・緊張して声かけられんかった。無念じゃ!!!

あっそうそう。
座席に当日パンフに薔薇が一輪添えられています(ラッピングされてます)。
その薔薇は、決して意味深なものなのではなく、岐阜県可児市の名産が薔薇だから。

これから観劇なさる方は、薔薇をやさしく持ち帰れるようなバッグを持っていかれたほうがよろしいかと。

ま、隣の女性に手渡したい方は、ご自由に!笑

(休憩挟んでの2時間45分の芝居です)

ネタバレBOX

ラストは唐突。
でも、人生なんてそんなことの連続なのかもしれない。

せつなく哀しい。

残された者は「切れた凧は、風にまかせて・・・」と自らを慰めるしかないけど、「自分が凧糸の調整具合を間違えたから、切れてしまったのではないか?」と思ってしまうのも人間。

哀しいなあ。

でも、親がいて・・・思ってくれる人がいて・・・仲間がいて・・・苦しみもがく状況も、いつかはおさまる。。。

苦しんでいる人の苦しさを分かちあって、一緒に抜け出すまで傍にいられたら・・・そんな人間になっているか?今の自分!

そんなことを思いながら、吉祥寺の駅まで歩きました。

この公演は、19日まで。

もう一度観に行こうと思っていますが・・・誰を誘うかすっごく迷う!

できることなら、みんな誘いたい!

そんな芝居でした。
本日のお日柄は

本日のお日柄は

劇団レトロノート

ザ・ポケット(東京都)

2011/10/12 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

とことんあたたかいです。
とにかく最初から最後まで笑った笑った!

ベタな家族コメディ。
6人兄弟、次男坊のフィアンセ家族、幼なじみ・・・どの人もひと癖あるけどイイ人なんだよなあ。。。
次々と起こるハプニングも、なぜかドキドキしない(笑)
むしろどんどんハプニングが起きてほしい!と感じさせるホッコリコメディ。

観劇後、あまりのホッコリぶりに「これから平幹二郎さんの芝居を見に行くには、気持ちが浮つきすぎている」と、最近行きつけになりつつあるカフェ「オメガアルゲア」に寄って、ホッコリを削ぎ落としたほどの暖かい芝居でした(笑)

長男坊は、右近良之さんとTake2深沢邦之さんのWキャスト。
ボクは、右近バージョンの観劇だったけど・・・ヨカッタなあ。
長男坊の甘さと、ちょっとばかりある長男としての矜持がよく出てた!
器用貧乏なところも泣かせる(笑)

右近さんをはじめ、キャストのすべてが安定した演技を見せてくれる。
長女役の生井歩さんの安定感なんざぁ、その体型も合わせて半端じゃない!スゴイ!!

そして、フィアンセ役の棚橋幸代さん。
棚橋さんの芝居は2本目。正統派の美人顔&清楚な雰囲気を持つ俳優さんなんだけど・・・なぜか「ひと癖ある女なんだろうな」という思いを抱かせる妖しい魅力を持ってる人。
刑事ドラマで南果歩や荻野目慶子が画面に登場したとたんに、「コイツが犯人だ」と確信するくらいに、なんか怪しいんだよね(笑)
このフィアンセ。ラストでイイ味出します。乞うご期待!(←ベタ嫌いな人は要注意だぞ!笑)

デートや芝居が初めての友人と一緒に行くにはうってつけの舞台じゃないかな?

それにしても、Wキャストの深沢さんの演技も気になる!

館内放送で流れた前説&お見送りコメントは、スベリたおしてましたが・・・不肖の長男役ってのは、肩の力を抜いて気楽に演じることができたら、深沢さんもイイ感じで表現できると思うんだよねえ(←なにゆえ上から目線なのか?笑)。

ハイヤーズ・ハイ

ハイヤーズ・ハイ

劇団ガバメンツ

劇場HOPE(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了

車の中の遊園地
シンプルな舞台
静かな始まり

そこから エンジンが温まるように
物語が膨らんでいく

カツゼツが小気味よくて聞きやすい。

ぎゅっと凝縮した約100分?(測っていない)
まるでジェットコースターにシアターがついている感覚で
時間がたつのが早かった

大阪にはこんなに素敵な劇団があるのか。と15minで知った、今年。

待ちに待った東京公演★
中央線遅延の対応もしてくれていて
本当にぎりぎり間に合ってちゃんと頭から観れてよかった

ネタバレBOX

ボケ が 絶対に大阪は4回以上だよなぁ!という期待があって
(関東ではボケは2~3で止める)

(○'ω'○)やっぱりいっぱい来た!良かった!!
関東人はこのクドサを楽しめ!「またきた~~~~~っ」て★


最後が若干 現実的なせちがらい終わり方なので
せっかくならもうちょっと優しいのが好み
12万円のハイヤー代金って・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ベタなら もう1人はねてネバーエンディングへ突入!


o(´~`;)o当日パンフで素敵な役者さんの名前を調べようとしたが
CASTの〇〇の女等の表記になっている人達が結構よくわからない

同僚田中
受付不倫田中
受付毒だんご田中
スッチー田中
上司妻・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とかでインプットされている。

あの素敵な人は。だれ?

あ フライヤー見直すのか。
フライヤー フライヤー。

フライヤーもクールでとても好き

でも 舞台はすかしてなくて 超POPでもっと好き
正劇ラグナロク

正劇ラグナロク

劇団Please Mr.Maverick

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

心意気や良し
縁あって前回の公演から見ているが、
社会問題を軽妙に扱うところが素晴らしいと感じた。
前回も思ったが、これがこの劇団の魅力なのだろう。
しかしこれは難しいところだが、今回のような話であれば、
逆にもう少し重厚にやってもらっても良かったかもしれない。
チラシの印象と少し違ったので違和感があったのかもしれない。
それにしても、あのような話を良く考えるものだと感心する。

エレジー

エレジー

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

名戯曲と名役者のコラボ、期待に違わず
平幹二朗さんと山本郁子さんの共演にひたすら興味が湧き、観に行きました。

素晴らしい!!

大人向きの情感溢れる名舞台で、わけもわからず、何度も涙が頬を伝いました。

とにかく、キャストが素晴らしい!!これには文句のつけようもないのですが、反面、スタッフワークが、雑で、その点が非常に残念でなりませんでした。

それに、いつも感じるのですが、どうして、西川さんの演出ってこうも野暮ったいんでしょう?文学座の「モンテクリフト伯」の舞台が、あまりにも庶民的で絶句したのを思い出します。

塩子の劇中劇シーン、ちょっと目のやり場に困りました。
もっと演出の工夫で崇高なシーンになりそうな所が、非常にもったいない!!

できれば、この作品、鵜山さんの演出で拝見したかったと思いました。

客席に、1本づつ丁寧に包装されたバラの花が置いてあって、私は、家に直行するだけで、ありがたく頂戴しましたが、中にはありがた迷惑な方もいるのでは?と気掛かりでした。大きな袋とかないと、観劇中、花を膝に置いていなければなりませんし…。
たとえば、終演後に、スタッフが、お客さんに手渡しで観劇お礼を述べつつ渡し、不要な方には辞退できる機会も与えて下さった方が、せっかくのご厚意が生きるのではと感じました。

チラシのセンスもイマイチで、これでは、せっかくの佳作への誘い度が低下するように思います。

ネタバレBOX

清水邦夫さんの戯曲は、リアルタイムでは拝見する機会がなく、最近になって、何作か観劇するようになりましたが、劇作に、人間を温かく見守る目を感じ、大変筆力のある作家だと一気にファンになりました。

この作品も、声高でなしに、人間愛に満ち、家族への言うに言われぬ情念が生き生きと照射されて、台詞の一つ一つに、心を揺すられる想いがありました。

たくさんの名優が相次いで逝ってしまい、今やこういう静かな情感に満ちた芝居をできる人は平さんを置いて他にはいないのではと思います。
台詞、表情、佇まいに、こんなにもリアルな役作りができる役者さんは、そうはいないなあと、芝居の世界に感動しつつ、片側の脳が、役者平幹二朗の存在のありがたさにも感動を禁じえずにおりました。
期待したとおり、山本郁子さんと対峙する場面では、名役者の名コラボに、何度も涙腺が緩みました。

特に、糸の切れた凧に言及する場面は秀逸でした。

弟役の坂部さんも、当意即妙な名脇役ぶりで、このややもすると、情感一色になりがちな芝居を活気付ける役目を体を張って全うされていました。
角替さんの、エキセントリックな伯母役も、見事はまり、好配役。

それだけに、セット転換時のスタッフの手際の悪さが、せっかくの名舞台に水を差し、残念な気がしてしまいました。
特に、前半の静かでジャージーなBGMが、セット転換の騒音にかき消されたのは、雰囲気を損ない、気が殺がれました。 

ローンを払い続け、各人の想いがこもった家にしては、セットに重厚感がないのも、芝居の真実味が薄れ、惜しいところに感じました。

個人的好みから言えば、死んだ草平の生前の悪行が暴露される部分に、やや唐突な違和感を若干感じてしまう点はありましたが、総じて、登場人物それぞれの想いが、自分にも思い当たる卑近な感情であったので、全ての登場人物に、共感し、家族への自分の想いが不意に脳裏に過ぎり、観劇中ずっと、切ない気持ちになってしまいました。

しみじみとした、人間賛歌の芝居だと思います。
正劇ラグナロク

正劇ラグナロク

劇団Please Mr.Maverick

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

今回は
ルナティック演劇祭からもとのテイストに半分もどった感じでした。
博士がいないのは、初回から見ているものとしてはさびしいですが、
舞台自体は良い感じでした。脚本の台詞の良さは健在。
セットの柱の色がとてもきれいでした。
神話と現代社会がリンクしていて面白かったです。

ネタバレBOX

去年の舞台でも思いましたが、いつも思うことですが、
ちょっと出演者の実力に偏りがあるかな?と思います。
あと声量が足りない方が多かったかもしれません。
音楽がちょっと小さかったですが、出演者の音量にあわせたのでしょうか。
展開が多いので最後まで飽きずに見られました。
指輪を、現代社会にリンクさせるやり方は好みです。
途中から「ああ、そういうことか」という感じで結びついていくところが良かったです。

愛のテール

愛のテール

ニットキャップシアター

ギア専用劇場(京都府)

2003/07/12 (土) ~ 2003/07/17 (木)公演終了

満足度★★★★★

初ニットベストニット
奥田ワレタさんの芝居を初めて見て、一目惚れした。数あるニットキャップの名作の中でも個人的に一番好きな芝居。

愛のテール

愛のテール

ニットキャップシアター

ギア専用劇場(京都府)

2003/07/12 (土) ~ 2003/07/17 (木)公演終了

満足度★★★★★

初ニットベストニット
奥田ワレタさんの芝居を初めて見て、一目惚れした。数あるニットキャップの名作の中でも個人的に一番好きな芝居。

愛のテール

愛のテール

ニットキャップシアター

ギア専用劇場(京都府)

2003/07/12 (土) ~ 2003/07/17 (木)公演終了

満足度★★★★★

初ニットベストニット
奥田ワレタさんの芝居を初めて見て、一目惚れした。数あるニットキャップの名作の中でも個人的に一番好きな芝居。

陛下に届け

陛下に届け

ポップンマッシュルームチキン野郎

Geki地下Liberty(東京都)

2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

陛下に届け!
チケットプレゼントにて鑑賞。

笑えるコメディであり、グッとくるストーリーと設定。面白かった。サイショモンドダスト★のハイテンションな前説も良かった。これくらいはじけてくれると安心して観ていられる。

客いれBGMでもあった、源氏物語「H・A・N・M・E・I!ケネディ暗殺犯」、もう一度ききたい。

ネタバレBOX

T皇陛下らが登場するフィクションな皇族のSFドラマ。現在の天皇ではなく徳仁親王が天皇に即位したとする未来のパロディ。SM好きのフミヒト(現・秋篠宮)をはじめ、おかしなキャラが次々でてくる。まともなのは執事くらいか。

陛下(竹岡)は、とある事件がきっかけで、夢を見続ける病(夢の中の無数の扉の向こうは過去につながっていて、過去を体験できる)に罹っている。夢の中で陛下は亡き妻・京子(小岩崎小恵)との楽しい時間を過ごす。しかし、ある扉を開けることで、二人の凄惨な過去が明らかに‥。

前半とうって変わって、後半のシリアス展開に引き込まれる。単なる皇族パロディに終わらずに、特殊な夢の設定を活かし、ミステリー要素も加え、哀しくもあたたかい話に向かう台本がとても良い。
ケチをつけると、瀕死の京子が殺してとせがむシーンは、(テープより)京子自身を舞台に立たせてしゃべらせたほうがより凄惨さと悲劇度が際立ったかなと。進行的に無理だったのかもしれないけど、京子の人形がシーンのシリアスさに負けていたように見えたので。
ともかく、陛下役の竹岡と京子役の小岩崎の二人の演技は良かった。小岩崎の若紫演技も魅力的で良かった(京子との落差があって、この点も見事だなと思った)。

前半のおバカシーンも大いに笑えた。執事の斉藤(吹原)のツッコミも冴えてたし、ほかのメンバーのリズムとかも上手かった。一番笑えたのは、愛子(サイショモンドダスト★)のイジメ克服練習シーン(タバスコプリン、熱湯と冷水、車輪お尻止め)だけど。黒人の養子を演じたCR岡本物語のリアクションが文句無く面白い。アドリブより計算された笑いのほうが、やはり面白いと思った。
よつあしダディ 2011 【ご来場ありがとうございました】

よつあしダディ 2011 【ご来場ありがとうございました】

らちゃかん

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/08/26 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
お父さんの病気があのネタかと思う部分はあるものの、実在の病気にしなかったことにより、笑いの部分についても笑う事ができ、なかなか面白かった。

ネタバレBOX

中嶋つづみさん、ドSキャラが似合うと思ったのはオイラだけか?
明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

少し薄まったか
物語は確かに外伝部分を加え再編集しているので、物語としては完成度がさらに上がっていました(さらに重いが引き込まれる作品となってました)。
ただ、初演で観たあの濃密な空気は、劇場が大きいからか薄まっているように感じられました。

サヨナラ サイキック オーケストラ

サヨナラ サイキック オーケストラ

Mrs.fictions

上野ストアハウス(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/29 (月)公演終了

満足度★★★★

窮屈さを感じず
いつもの15分の作品でないからか、無理矢理詰め込んだり、必要な所だけをピックアップなどせずに、書いてたように感じられました。
ただ、各キャラの設定は面白いしいいとは思うのですが、もう少し生かすエピソードがあってもよかったかなと思いました。
未来に期待を持てるラストはよかったです。

正劇ラグナロク

正劇ラグナロク

劇団Please Mr.Maverick

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

無題160
ジークフリート「ホルンコール」ありがとうございました。たまたま2010年「トーキョー・リング」@新国立劇場、「ジークフリート」「神々の黄昏」を各2回観る機会があり、順番が後になってしまったものの「ワルキューレ」も国内ものを観劇。お話の骨子部分はまだなんとか覚えているので、今日のお芝居は、それと重ね合わせた観劇となりました。

ネタバレBOX

細かいところにも「指輪」が埋め込まれていてなかなか楽しくみることができました。「さすらい人」は、実際のオペラでハーゲンを演じた方に雰囲気がよく似ていて、重々しさが際立っていたと思います。3人の娘やエルダも出てきたし、また「指輪」をみたくなりました。

日本刀がでてきたけど、これはどうかなぁ

アルベリヒはちょっと粗雑な感じ、もっと粘着質で小賢しいほうが好み。

グンターは「王様」に似ていた

You Tubeの定番「Siegfried Horn Call 」 必聴
http://www.youtube.com/watch?v=_MkMdlfl8Hg


ついでに光速モノの定番「剣の舞」
http://www.youtube.com/watch?v=hggTOIDPkKA

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