
少女椿
虚飾集団廻天百眼
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了
満足度★★
「少女椿」に対して掘り下げ不足では?
丸尾末広の代表作のひとつ「少女椿」の舞台化。昔から思い入れの強い漫画だったので、期待半分、不安半分で鑑賞。
当日は東中野で人身事故があったため中央線が大幅に遅延。私も6時過ぎの段階で新宿に足止めをくらい、このままでは開演に間に合わないと思い、急遽丸の内線で南阿佐ヶ谷に向かい、開演の7時ほんの少し前に到着。事前予約をしていたもののスタッフに一番奥の座席に案内される。ギリギリに到着したから仕方ないな、と思い着席するも鴨居(?)が視界に入り、舞台の上半分が見えない状態。しかし私より後に入ってきた人は、前列の見やすい席に案内されたりとスタッフのチグハグな対応が気になった。(以下ネタバレ)

DISASTER~愛しきあなたへ
劇団だっしゅ
萬劇場(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

おしまいのとき
ポツドール
ザ・スズナリ(東京都)
2011/09/08 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』
世田谷パブリックシアター
兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
満足した
色々なエピソードを繰り広げながらラストにすうっとまとまる感じが良かった。前作が面白過ぎたため「能」になったらどうなるだろうと心配してたが杞憂であった。今作も面白かった。大満足。

本日のお日柄は
劇団レトロノート
ザ・ポケット(東京都)
2011/10/12 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

陛下に届け
ポップンマッシュルームチキン野郎
Geki地下Liberty(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
普通のぬるいコメディに飽きた人向け
ゴジゲンとどちらをリピるか迷った挙句、こちらを選択。うーん、やはり突き抜けている。独特のハイスピードでハイテンションなナンセンスギャグは、最近の流行とは少し違うので、相手を選ぶのは確か。しかし、会場は大いにわいているし、新しい流れを作り出しそうなにおいはプンプンする。作・演の吹原氏は、演劇から出てきてテレビや映画などに引っ張りだこの様子。一般に知られるようになれば、一気にいくんだろうな。

エレジー
(公財)可児市文化芸術振興財団
吉祥寺シアター(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/19 (水)公演終了
満足度★★★★★
最高です。
名優揃いの珠玉の舞台。
平幹二郎さん。
凄い!凄い!!凄い!!!
平さんの所作。表情。背中。
そのひとつひとつがボクの体の心底まで染みていく!
どの台詞も、文学作品の名文のように吸収されていく。。。
舞台上の平さんが「プリン冷えてるか?」と言うだけで、深い意味を探ってしまいそうなくらいに、平さんの口から発せられる一言一言が深く感じられるんだよなあ(←当然のことながら、「プリン云々」のセリフはございません)。
「シブイ」という言葉が陳腐に感じるほどの存在感!
でも、堅苦しい小難しい芝居ではありません。
家族の情を描いたホームドラマといっても良いのではないかと。
普段、芝居をご覧にならない人を誘っても、充分存分に楽しんでもらえるようなお芝居です。
もちろん、良いのは平さんだけではなく・・・出演する俳優さんすべてが良い!
そして、交わされる会話のテンポ、内容ともに良い!!
舞台装置も良い!
仕掛け装置なので、暗転は長いけど、その間はストレッチができるし・・・なんと言っても、舞台の余韻に浸る時間を与えてくれるから・・・この暗転の長さは、ボクは好き。
つまり、全部良い!!!笑
あまりの至福に、ボクは思わず、販売ブースを出していた岐阜県可児市(←主催者)の薔薇ジャムを買ってしまった(笑)
東京公演初日だけあって、観客のほうも豪華。
ミーハーなボクは、休憩中のロビーでキョロキョロ周りを見てた。
何人かの俳優さん、演出家さんとは、ド厚かましくも握手していただいたけど・・・出演者のひとりである角替和枝さんの御主人には声をかけられなかった。
大大大ファンで、息子さん(二人ともご主人ソックリ)の芝居を見に行くくらいにファンなのに・・・緊張して声かけられんかった。無念じゃ!!!
あっそうそう。
座席に当日パンフに薔薇が一輪添えられています(ラッピングされてます)。
その薔薇は、決して意味深なものなのではなく、岐阜県可児市の名産が薔薇だから。
これから観劇なさる方は、薔薇をやさしく持ち帰れるようなバッグを持っていかれたほうがよろしいかと。
ま、隣の女性に手渡したい方は、ご自由に!笑
(休憩挟んでの2時間45分の芝居です)

本日のお日柄は
劇団レトロノート
ザ・ポケット(東京都)
2011/10/12 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
とことんあたたかいです。
とにかく最初から最後まで笑った笑った!
ベタな家族コメディ。
6人兄弟、次男坊のフィアンセ家族、幼なじみ・・・どの人もひと癖あるけどイイ人なんだよなあ。。。
次々と起こるハプニングも、なぜかドキドキしない(笑)
むしろどんどんハプニングが起きてほしい!と感じさせるホッコリコメディ。
観劇後、あまりのホッコリぶりに「これから平幹二郎さんの芝居を見に行くには、気持ちが浮つきすぎている」と、最近行きつけになりつつあるカフェ「オメガアルゲア」に寄って、ホッコリを削ぎ落としたほどの暖かい芝居でした(笑)
長男坊は、右近良之さんとTake2深沢邦之さんのWキャスト。
ボクは、右近バージョンの観劇だったけど・・・ヨカッタなあ。
長男坊の甘さと、ちょっとばかりある長男としての矜持がよく出てた!
器用貧乏なところも泣かせる(笑)
右近さんをはじめ、キャストのすべてが安定した演技を見せてくれる。
長女役の生井歩さんの安定感なんざぁ、その体型も合わせて半端じゃない!スゴイ!!
そして、フィアンセ役の棚橋幸代さん。
棚橋さんの芝居は2本目。正統派の美人顔&清楚な雰囲気を持つ俳優さんなんだけど・・・なぜか「ひと癖ある女なんだろうな」という思いを抱かせる妖しい魅力を持ってる人。
刑事ドラマで南果歩や荻野目慶子が画面に登場したとたんに、「コイツが犯人だ」と確信するくらいに、なんか怪しいんだよね(笑)
このフィアンセ。ラストでイイ味出します。乞うご期待!(←ベタ嫌いな人は要注意だぞ!笑)
デートや芝居が初めての友人と一緒に行くにはうってつけの舞台じゃないかな?
それにしても、Wキャストの深沢さんの演技も気になる!
館内放送で流れた前説&お見送りコメントは、スベリたおしてましたが・・・不肖の長男役ってのは、肩の力を抜いて気楽に演じることができたら、深沢さんもイイ感じで表現できると思うんだよねえ(←なにゆえ上から目線なのか?笑)。

ハイヤーズ・ハイ
劇団ガバメンツ
劇場HOPE(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了
車の中の遊園地
シンプルな舞台
静かな始まり
そこから エンジンが温まるように
物語が膨らんでいく
カツゼツが小気味よくて聞きやすい。
ぎゅっと凝縮した約100分?(測っていない)
まるでジェットコースターにシアターがついている感覚で
時間がたつのが早かった
大阪にはこんなに素敵な劇団があるのか。と15minで知った、今年。
待ちに待った東京公演★
中央線遅延の対応もしてくれていて
本当にぎりぎり間に合ってちゃんと頭から観れてよかった

正劇ラグナロク
劇団Please Mr.Maverick
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
心意気や良し
縁あって前回の公演から見ているが、
社会問題を軽妙に扱うところが素晴らしいと感じた。
前回も思ったが、これがこの劇団の魅力なのだろう。
しかしこれは難しいところだが、今回のような話であれば、
逆にもう少し重厚にやってもらっても良かったかもしれない。
チラシの印象と少し違ったので違和感があったのかもしれない。
それにしても、あのような話を良く考えるものだと感心する。

エレジー
(公財)可児市文化芸術振興財団
吉祥寺シアター(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/19 (水)公演終了
満足度★★★★★
名戯曲と名役者のコラボ、期待に違わず
平幹二朗さんと山本郁子さんの共演にひたすら興味が湧き、観に行きました。
素晴らしい!!
大人向きの情感溢れる名舞台で、わけもわからず、何度も涙が頬を伝いました。
とにかく、キャストが素晴らしい!!これには文句のつけようもないのですが、反面、スタッフワークが、雑で、その点が非常に残念でなりませんでした。
それに、いつも感じるのですが、どうして、西川さんの演出ってこうも野暮ったいんでしょう?文学座の「モンテクリフト伯」の舞台が、あまりにも庶民的で絶句したのを思い出します。
塩子の劇中劇シーン、ちょっと目のやり場に困りました。
もっと演出の工夫で崇高なシーンになりそうな所が、非常にもったいない!!
できれば、この作品、鵜山さんの演出で拝見したかったと思いました。
客席に、1本づつ丁寧に包装されたバラの花が置いてあって、私は、家に直行するだけで、ありがたく頂戴しましたが、中にはありがた迷惑な方もいるのでは?と気掛かりでした。大きな袋とかないと、観劇中、花を膝に置いていなければなりませんし…。
たとえば、終演後に、スタッフが、お客さんに手渡しで観劇お礼を述べつつ渡し、不要な方には辞退できる機会も与えて下さった方が、せっかくのご厚意が生きるのではと感じました。
チラシのセンスもイマイチで、これでは、せっかくの佳作への誘い度が低下するように思います。

正劇ラグナロク
劇団Please Mr.Maverick
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
今回は
ルナティック演劇祭からもとのテイストに半分もどった感じでした。
博士がいないのは、初回から見ているものとしてはさびしいですが、
舞台自体は良い感じでした。脚本の台詞の良さは健在。
セットの柱の色がとてもきれいでした。
神話と現代社会がリンクしていて面白かったです。

愛のテール
ニットキャップシアター
ギア専用劇場(京都府)
2003/07/12 (土) ~ 2003/07/17 (木)公演終了
満足度★★★★★
初ニットベストニット
奥田ワレタさんの芝居を初めて見て、一目惚れした。数あるニットキャップの名作の中でも個人的に一番好きな芝居。

愛のテール
ニットキャップシアター
ギア専用劇場(京都府)
2003/07/12 (土) ~ 2003/07/17 (木)公演終了
満足度★★★★★
初ニットベストニット
奥田ワレタさんの芝居を初めて見て、一目惚れした。数あるニットキャップの名作の中でも個人的に一番好きな芝居。

愛のテール
ニットキャップシアター
ギア専用劇場(京都府)
2003/07/12 (土) ~ 2003/07/17 (木)公演終了
満足度★★★★★
初ニットベストニット
奥田ワレタさんの芝居を初めて見て、一目惚れした。数あるニットキャップの名作の中でも個人的に一番好きな芝居。

陛下に届け
ポップンマッシュルームチキン野郎
Geki地下Liberty(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
陛下に届け!
チケットプレゼントにて鑑賞。
笑えるコメディであり、グッとくるストーリーと設定。面白かった。サイショモンドダスト★のハイテンションな前説も良かった。これくらいはじけてくれると安心して観ていられる。
客いれBGMでもあった、源氏物語「H・A・N・M・E・I!ケネディ暗殺犯」、もう一度ききたい。

よつあしダディ 2011 【ご来場ありがとうございました】
らちゃかん
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2011/08/26 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
お父さんの病気があのネタかと思う部分はあるものの、実在の病気にしなかったことにより、笑いの部分についても笑う事ができ、なかなか面白かった。

明けない夜 完全版
JACROW
シアタートラム(東京都)
2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★
少し薄まったか
物語は確かに外伝部分を加え再編集しているので、物語としては完成度がさらに上がっていました(さらに重いが引き込まれる作品となってました)。
ただ、初演で観たあの濃密な空気は、劇場が大きいからか薄まっているように感じられました。

サヨナラ サイキック オーケストラ
Mrs.fictions
上野ストアハウス(東京都)
2011/08/25 (木) ~ 2011/08/29 (月)公演終了
満足度★★★★
窮屈さを感じず
いつもの15分の作品でないからか、無理矢理詰め込んだり、必要な所だけをピックアップなどせずに、書いてたように感じられました。
ただ、各キャラの設定は面白いしいいとは思うのですが、もう少し生かすエピソードがあってもよかったかなと思いました。
未来に期待を持てるラストはよかったです。

正劇ラグナロク
劇団Please Mr.Maverick
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
無題160
ジークフリート「ホルンコール」ありがとうございました。たまたま2010年「トーキョー・リング」@新国立劇場、「ジークフリート」「神々の黄昏」を各2回観る機会があり、順番が後になってしまったものの「ワルキューレ」も国内ものを観劇。お話の骨子部分はまだなんとか覚えているので、今日のお芝居は、それと重ね合わせた観劇となりました。