
たまたまロミオとサム・ゲタン
市民劇場TAMA
多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/19 (日) 16:00
市民劇場TAMAは、結成から40年以上の市民劇団で、今年で41年目に突入し、少し遅めの40周年企画の公演ということで、劇団員たち自身にとっても特別な公演になる筈。
また、今回の劇のタイトルも『たまたまロミオとサム·ゲタン』ということで、あらすじも大して書かれていなかったことから、恐らく、シェイクスピアの名作の1つ『ロミオとジュリエット』を大胆にアレンジしたうえ、現代の人でも共感しやすいような作品に換骨奪胎して、オリジナリティも加えた作品だと感じて観に行ったら、実際には違って、良い意味で裏切られた。
劇中で劇団員の高齢化など諸事情により、解散が決まっていた市民劇団の為に戯曲を書き下ろしたが、あいにくのコロナ渦など、諸々のことが重なって上演出来なかった。
それも未完成の脚本『たまたまロミオとサム·ゲタン』の中身が、『ロミオとジュリエット』を題材としながらも、ジュリエットの婆やが実は時空を超えてやって来た怪盗サム·ゲタンで、このままだと悲劇になってしまう『ロミオとジュリエット』をハッピーエンドになるように物語を改変しに未来から来たというような急転直下でかなりぶっ飛んだ展開になると言うような上演出来なかった幻の台本で、今後も上演は予定していなかった筈だった。
稽古場兼劇場に市民劇団のかつての仲間たちや、幻の台本を書いた寺方翔子たちが、かつて使った道具や衣装などをフリマアプリに売ったり、処分したりする為の仕分けをする為に集まった筈だったが、市民劇団に入団志望の青年落川京助が何気無く近くに落ちていたスマホに着ていた1通のメールに気付き、そのメールには、今日、その幻の公演が演られることになっていて、更には、その公演の話を聞き付けた阿佐ヶ谷姉妹ならぬ、美容師の永山姉妹が早合点で、拡散しまくった上に、市民劇団は色々公演の為に忙しいだろうからと、勝手に公演のことに関する問合せ先を、永山姉妹のDMでも受け付けるというようなことをやってしまい、今更後に引けなくなった市民劇団は幻の台本の公演を実現するため、悪戦苦闘するというような話だったが、これは三谷幸喜の劇『ショウ·マスト·ゴー·オン』と劇の展開の仕方が似ていると感じた。
勿論、細かい部分や市民劇団と劇団という部分でも違うし、状況やそもそも『ショウ·マスト·ゴー·オン』はシチュエーションコメディで、一つの場所が舞台となっているうえで、ドタバタ喜劇の要素やアドリブの要素を盛り込んでいると言うところでも違っている。
但し、厳密な意味で言うと、劇中の幻の公演の台本を上演している場面と、そこでアクシデントが起きて、裏の楽屋のアタフタぶりが描かれて、2つの場所が舞台になっているから、シチュエーションコメディとは呼ばないのかも知れない。
しかし、広義の意味で言うとシチュエーションコメディと呼べる筈だし、台詞をド忘れしてアタフタする馬鹿馬鹿しさ漂う場面や、ドタバタ喜劇な部分など、三谷幸喜の『ショウ·マスト·ゴー·オン』と共通した部分も多くあると感じられ、勝手に思い描いていたものとは違ったものの、大いに笑え、楽しむことができた。
今時、ここまで、純粋に笑えて、楽しめる作品は、意外とあまりない気がするので、これからも市民劇団ということに甘んじ過ぎず、型にはまらず、画期的で、斬新で、それでいて面白い作品で、観ている皆んなを笑顔にしていって欲しいと感じた。
せめて、劇の中ぐらいでは…。

プンティラ旦那と下男のマッティ
MODE
座・高円寺1(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
東西対立が厳しかった時代に、社会主義劇の代表、未来の民衆演劇の開祖ともてはやされたブレヒトは、もうソ連が崩壊してから、三十年もたつが、意外に寿命が長い。立場も逆に変えて立派に資本主義国で上演されているのだからたいしたモノだ。本人は第二次大戦中は資本主義国を放浪、この{プンティラ旦那と下男のマッティ}はフィンランドを舞台にした風刺喜劇風作品で、今となっては、かなり古めかしく、地主階級の扱いも労働階級の処理も、音楽(歌芝居)の趣向も、古めかしいが、話の展開や、キャラクターが生み出す喜劇的趣向や筋立ては、世の移り変りにかかわらず、芝居として面白く出来ている。
演出の松本修は二十年ほど前には小劇場MODEのリーダーとして、さまざまな現代劇を小綺麗なポストアングラ劇にして見せてくれて、固定フアンもあった。ケラに先立ってカフカの作品を芝居にして見せたシリーズなどフレッシュでよかったのに世紀が変わる頃、急に関西に本拠を移し、数年前に戻っているとは聞いていた。そういう放浪風なところはブレヒトに似ているのかもしれない。こういうのは本人の都合だから外からは窺えない。
だが、舞台作りは昔と基本的には変わっていない(ようだ)。東京の末期のMODEは、最後の頃はクセのある上手い俳優が男女あわせて十人足らずはいて、独得の劇団風があったが、帰京後の劇団に彼らの顔が見えず、それに変わるいまの役者がまだ、出来ていないのが残念なところだ。しかし、あまり作り方も変わっていないところを見ると、しばらくすれば、またかつてのMODE風の舞台が見られそうで楽しみだが、今は大方の若者劇団は、舞台に得になると見ると、どんどん客演を迎えて舞台そのものの充実を目指すようになっている。もちろんそれでもいいが、劇団として集団の充実を目指すのは、まどろっかしいが基本線ではある。
だが舞台の結果を考えれば。そこはあまり強情にならない方が良いのではないか。

白貝
やみ・あがりシアター
浅草九劇(東京都)
2025/10/08 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
生の演劇だからこその、舞台と客の共犯関係の作り方。
真相まできちんとやりきる誠実さ。
優等生的にきちんと積み上げられてる作品だと思います。
ただ、そこが僕はこちらへの物足りなさ感じる部分なのかもって気分が少しあるんだよな。

狂人なおもて往生をとぐ
スマートリバー
IMM THEATER(東京都)
2025/10/11 (土) ~ 2025/10/18 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
正常のようでどこかがズレてる、もしくは奇怪のようで現実的な……みたいな感覚のなか。
浮き上がってくるのは家族の話。
美術好きだったな。
斜めの傾斜が組み合わされた不安定な美術。
その外は、見える舞台袖って言える空間でそこも有効で。

草創記「金鶏 一番花」
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
元来、自分は複数回観ても感想は一回にしとく派なんですが。
こちら、彗星・満月とダブルなので、もう一回書き残しておきます(計4回観ました)。
あやめさんのダブル公演。そのやり方も面白いのよね。
朽葉の時は、メインキャストが逆班ではアンサンブルっていうの、ドキドキしたし。
今回の主役の二人が逆になるのも、エモいと思った。
メインの役どころある人が他の役も兼ねるってのも、メタ的に含みのあるの面白い配役だったり。
単純に2チームあるっていうだけの面白さじゃないところがあるんだよな、あやめ十八番だと。

ACT
劇団ヒノイリ
ひつじ座(東京都)
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
びっくりするくらい良かった。演者もストーリーも。セリフも秀逸。めっちゃ笑って思わず泣いてしまってもー大変。これだから小劇場はやめられない。

ハハキのアミュレット
(公財)可児市文化芸術振興財団
吉祥寺シアター(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/15 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/10/15 (水) 14:00
過疎化した町、町おこし・伝統工芸を支える人、都会から有能な若い女性が伝統技能の習得を目指す姿、町から都会に出て悩む若者たち、それぞれの思いが交錯し物語は展開する。横山拓也氏の作品はいつも楽しみに観劇している。地元ホテル経営者(緒方晋)が町の有力者の雰囲気、娘の行動に悩む姿等のその存在感がすごい。神主(福本伸一)の笑いを誘う行動、都会の若い女性(橋爪未萠里・神戸出身)のガチガチの関西弁の迫力等が印象に残る。伝統工芸四代目(南果歩)は内に秘めた魂の叫びがもっと出ていればなお良かった気がした。

ワンアクト・ミュージカル・フェスティバル
ワンアクト・ミュージカル・フェス実行委員会
シアター風姿花伝(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/20 (月)公演終了

平和
うずめ劇場
シアターX(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

蛍の光、窓のイージス
劇団文化座
あうるすぽっと(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/19 (日) 14:00
座席1階
さすがに現役高校教師の劇作家畑澤聖悟の台本。リアリティーは抜群で、しかも出身地秋田県が物語の舞台。北朝鮮のミサイルを打ち落とすためだとして2017年、政府が秋田と山口に陸上発射の迎撃ミサイルイージス・アショアの配備を発表した。「学びやから見える美しい海岸線の景観や思い出を台無しにしないで」と女子高生が盛り込んだ卒業式の答辞をめぐる物語。生徒と教師による、職員室を舞台にした群像劇だ。
きっかけは、文化座創設者の佐佐木隆の娘、佐々木愛が差し出した一冊の本だったという。秋田の地元紙・秋田魁新報が菊池寛賞を取るほどの渾身の取材記録で、文化座が畑澤に書下ろしを依頼していた時に提案した。「国防のために政府が決めたこと」という意見も含め、地元の人たちがどんな思いでイージス計画を見つめていたか、卒業式当日午前の動きに凝縮している。
文化座は畑澤の「親の顔を見たい」も上演していて、畑澤への期待度は大きい。文化座ファンも含めた期待に、畑澤は多くの社会的課題を盛り込んで説得力のある戯曲に仕上げた。さまざまな理屈付けによる大人の論理で生徒に迫る場面や、教師が自分の意見を述べてその論理から生徒を守ろうとする場面など、教育現場が抱える問題や現状もストレートに伝わってくる。
そもそも迎撃ミサイルなど百発百中ではない。打ち漏らしもあるから、迎撃のための基地が標的になって破壊される危険性も大きい。また、北朝鮮が太平洋を越えてアメリカを狙ったとして、そのミサイルを打ち落とした日本は当然、戦争に加担したとして報復の対象になるだろう。基地は市街地にある。攻撃されれば多くの人が死ぬ可能性があり、こんな計画を打ち出したということは、国は有事に国民を守らないという証明である。そんな大惨事につながる可能性のある武器に何千億とつぎ込み、アメリカの言い値で購入した政府への皮肉もしっかり盛り込まれていた。
そうした「モノ言う演劇」でありながら、教師と生徒による青春ものとしても楽しめる。多くの生徒が高校卒業後に故郷を離れてしまう中で、地元の大人たちはどう生きていくべきなのかも問いかけている。
ちょい役ではあるものの重要な役柄で、今回も高齢の佐々木愛が舞台に上がっている。「ゴッドマザー」と呼ばれる役だが、現実も文化座のゴッドマザーであるようだ。終演後のアフタートークで、演出の西川信廣が舞台裏を明かしていた。彼も言うように、文化座らしい芝居をどう若い役者たちに受け継いでいくか。この作品を各地の学校で公演してほしい。文句なしでお勧めの舞台だ。

ロンリー・アイランド
ティーファクトリー
ザ・スズナリ(東京都)
2025/10/10 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
今戦争を劇で扱うのは難しい時代になっている。ことに戦争を実際に体験(戦場ではないにせよ、戦争によって直接危険のある場にたった(例えば飢餓とか、集団行動の強制(疎開)とかの)体験のある)人達は非常に少なくなって、体験のない若い人達と言っても70才以下)に戦争の話をすれば、必ず、はぐらかされる思いをする。川村の戦争も、今は間接体験(戦後の混乱)でしかないだろう。前作はインド体験を基礎に書いた作品だったが、観客が、聞いたことのある話(インド)、と体験がある話(空襲や教科書黒塗り)では全然ちがう。別に、そのままをやれと言っているのではない。やはり戦争を扱うなら、観客の想像力を触発してせめて自分が作る物語に必要な戦争状況を観客に納得させなければうまくない。川村はそういうことにも慎重な作家だったが、さすが年を取った。こういうことは言いたくないが、こんな戦場のピクニックみたいな戦場が今の戦場にあるわけはないではないか。川村がやると、これでいいと思う若い作者がどんどん増えてしまう。ピンク地底人や、古川健もその方が楽となれば、そちらに流されるのは当然である。だって、知らないんだもん。それを乗り越えるのが劇作家の務めだろう。川村はアングラ期を受け継ぐ最後の劇作家だが時代とともにあるいい芝居、面白い芝居を求めて、世紀をまたぐ時代を乗り越えてきた。地上はこの作家にとって雑遊の場になったのかもしれない

なぜ ! モモ蜥蜴
株式会社オペラハウス
北池袋 新生館シアター(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初見の劇団さんでしたが、昭和テイスト漂う心地よいパロディの舞台。大変な好物です。サンバもキャッツアイも出てくる玉手箱のようでした。次回作も期待しています。

コントがしたいんだ!
劇団皆奏者
STAGE+PLUS(大阪府)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
皆奏者らしからぬコント
3話のオムニバスで、電車の踏切のやつが大阪らしくて良かった ゴキは生命力強いけど…
ウイングカップ応援してます
コントでは賞取れないですよ~

怪盗バイトの返却代行
劇団カオス
大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
姉妹愛➕️親子愛のドタバタ劇
らしさが出ていて、楽しめました!!
時間が無くカンパ渡せなかったので、次回に…
次回も楽しみです

しあわせな日々
双身機関
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
鑑賞日2025/10/18 (土) 15:00
約2時間、ずっとしゃべり続ける彼女にはあっぱれだったが、やはり動きがある舞台の方がいいな~ぁ。
それよりも会場が厚すぎて気持ち悪くなった。
30周年記念だったのなら、もっとそこのところを考えてほしかった。

しあわせな日々
双身機関
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
鑑賞日2025/10/18 (土) 15:00
一人芝居というか朗読というか、普通の舞台とは違ってあまり動きがあるものではないので、なんだか難しいというかなんというか....................
それよりも会場が異常に暑くて、気持ち悪くなるくらいで、本当のところまともに鑑賞ができなかった。

三道楽煩悩 Sandra born now サンドラ・ボーン・ナウ
劇団Turbo
OFF OFFシアター(東京都)
2025/10/14 (火) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
板上に30㎝程の高さの平台を置き、中央に緋色の布を巻いた高座、噺家登壇の際は無論座布団を敷く。高座の奥ホリゾント壁から観客が観易い角度に調整されたスクリーン。その他、下手、上手に丸椅子と舞台美術は至ってシンプル。尺は約100分。因みにタイトルにある三道楽とは煩悩のうちの“飲む-打つ-買う”を表しているとのこと。

~喜楽に落語~ ハルカス寄席
近鉄アート館
SPACE9(大阪府)
2025/10/02 (木) ~ 2025/10/30 (木)公演終了

藪の中
若林瑞季プロデュース公演
新宿眼科画廊(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/18 (土) 16:00
価格5,000円
10月18日16時観劇。
とても見応えのある劇でした。
少し小さめの劇場で舞台上の設定も簡素でしたが、
全くそれを感じさせない、すばらしい脚本・演技・演出でした。
派遣型風俗嬢たちの控え室で話が展開します。
そして、事件関係者の証言(事情聴取)のシーンが時々あいだに入ります。
この証言のシーンを通じて、どんな事件が起こったのかが観客に明らかになっていきます。
最初の風俗嬢たちの些細なやり取りシーンから、観客は一気に物語の世界に引き込まれます。
まったく無駄のない展開。
退屈させない流れ。
派手な演出もなく、ギャグ・ダジャレで沸かせることもない。
まさに真剣勝負の劇でした。
芥川の作品「藪の中」と上手くシンクロする作品。
本当にすばらしい作品でした。

ドント・ルック・バック・イン・マイ・ボイス
公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/08 (水) 14:00
後に国民的人気となる長寿アニメの主人公の声に抜擢された若手女優を中心とした業界内幕もの。
題材が題材だけに描かれる期間は長いが連作短編風にうまく切り抜いて見せる構成によりスッキリと見せる(上演時間110分)のが巧み。
そして長寿アニメ故に初代の声優から別の声優へのバトンタッチで主人公以外入れ替わった時に生成AIによる初代の声でのアテレコを提案するプロデューサーとそれに対する主人公の反論はまさに昨今の風潮への疑義提示で大いに頷く。
また、収録スタジオと調整室をああいうレイアウトで見せる装置のアイデアも見事で4年前の荻窪小劇場での「さよならbye-bye、バイプレイヤー」から観ている身として「ここまで達したんだ」と感銘を受ける。
いやぁ、面白かった。