
うつくしい世界
こゆび侍
サンモールスタジオ(東京都)
2011/12/14 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
なんだか幸せな気持ち
少しダークさのあるファンタジーで
突っ込みどころもいくつかあるんだけど、
それを忘れるくらい私はおもしろかった。
なんだか幸せな気持ちになったなぁ。
かなり個性的な役者さんが揃っていて
ちょっと不思議な、絵本のような感じも。
浅野千鶴さん(味わい堂々)と
猪股和磨さん(ぬいぐるみハンター)がとてもかわいかった。
この2人のやり取りに涙なみだ。
永山智啓さん(elePHANTMoon)のいかがわしい感じも良かったなぁ。
欲を言えば、
大ファンの彼女をもっと違う形でも観たかったことだろうか。
そのうち空気もこうやって扱われるのかも…。
観れて幸せ!ってたしかアンケートにも書いた。
なかなか見終わった後に“観れて幸せ”って思うことは…少ない。

星の結び目
時間堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/22 (木) ~ 2012/01/02 (月)公演終了
満足度★★★★
よかったです。
今年の観劇始め。上質な作品でよかったです。確かに大きな物語で、2時間の中でエッセンスを取り出して飽きさせない。ただ朝の連ドラのダイジェストを観ている気にもなりましたが。

星の結び目
時間堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/22 (木) ~ 2012/01/02 (月)公演終了

新年工場見学会2012
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2012/01/02 (月) ~ 2012/01/04 (水)公演終了
満足度★★★★
例年通りで一味違って
今年の作品はどれもしっかりと作りこまれていて、
絶妙に可笑しいのですが、
お正月の座興の域を超えての表現としての切っ先が
それぞれにしっかりと生まれていて。
例年同様盛りだくさん、
少々長めの上演時間ではあったものの
そのことを全く感じることなく観切ってしまいました。

深呼吸する惑星
サードステージ
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2011/12/28 (水) ~ 2011/12/31 (土)公演終了
満足度★★★
初見
これを30年前に見せられたらファンになったと思う。
往年のファンには嬉しいだろう演出も自分には良く分からず距離感があった。
これで解散ということだが、役目を終えたのかもしれない。

【72時間演劇】前人未踏の企画にお付き合いありがとうございました!
元東京バンビ
タイニイアリス(東京都)
2011/12/27 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい挑戦
残り24時間前後、約2時間を観させてもらったが、会場は独特の雰囲気。
観客が舞台上の役者に話しかけたり、一体感が凄い。
TVのバラエティー番組みたいだが、挑戦する事に価値があると思う。

トランジット・コメディアンズのコント集
トランジット・コメディアンズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/12/28 (水) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
満足度★★★★★
安定感
が、素晴らしい。
お笑いのスキルが高いので安心して観ていられる。
12個の短編オムニバスコントで、とにかく笑った。
ベタなネタあり、シュールなコントありで楽しかった。

ウィリアムの仇討ち
うさぎ庵
ザ・スズナリ(東京都)
2011/12/27 (火) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
満足度★★★★
面白い
説明文にあるように日本語と英語が混ざったり、一幕と二幕で聞き取れるセリフが違って面白い演出。
ただ、ストーリーがやや強引に感じられて残念。
ラストがカッコイイ!

腐れ愛しい
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2011/12/23 (金) ~ 2011/12/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
レベル高い
梅舟惟永さん目当てで観劇。
場内暑くなると注意書きにあったが、本当に物凄く暑かった・・・。
学生の演劇がどのようなものかと思ったが、「犬と串」もだがレベルの高さに驚いた。
若いパワーに圧倒されて観客も若くて元気を貰った。
これで800円は安い。

バンザイ
劇26.25団
駅前劇場(東京都)
2011/12/23 (金) ~ 2011/12/28 (水)公演終了
満足度★★★★
良かった
切ない恋愛のドラマなのだが、今の日本が抱える問題が背景にあって、考えさせられる。
舞台の見せ方が上手くて引き込まれた。
宮本愛美さんが良かった。

あの退屈な日々よ
DanieLonely
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2011/12/13 (火) ~ 2011/12/14 (水)公演終了
満足度★★★
味わい深い会話劇
ばらばらに客演先で拝見することの多い、ひとりひとりが巧み人たちの。
男性のみたった4人だけのお芝居。
そりゃあもちろんな見応えでした。
今回はカフェ公演。
初めて行く会場でしたが、通常営業もしているカフェの奥の倉庫スペースを劇場として使用しているもよう。
なんだか素敵な空間でした。
その空間で、ひとりと、ひとりと、ふたりが、順番にそれぞれまったく別の話をはじめる。
ひとりと、ひとりは、誰かに語って聞かせるかのように。
ふたりは、仕事の同僚で愚痴のようなものを語り合っている。
この3組がそれぞれまったく別々の話をしているかと思いきや。
徐々に、ほんとに徐々に、会話の中から繋がりを見せ始め。
4人ともに芝居がとても巧みなので、とてもおもしろかったです。
同僚のふたりが、いったいどうなってしまったのか。
ずばっとみせてしまわないのが、無粋でなくよい。
どうなったんだろうな・・・。
ダニエルロンリーさん、今回でまだ二回目でしたが、今回もよかったです。
次回、まだ日程はぼんやりとしか決まってないのですが、楽しみにおうかがいしたいと思います。

そして誰もいなくなった
劇団東京乾電池
駅前劇場(東京都)
2011/08/19 (金) ~ 2011/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
主力さん片手間・・そして誰も・・。
たまたまなのか?前観作「長屋紳士録」を含め、本作でも感じましたが、「東京乾電池さん」主力の役者さんは、外での御活躍(お忙しいのでしょう)は目立ちますが、本隊公演は・・今一の印象。登場人物がやたら多く、独特の間の取り方なんでしょうが・・中途半端に観え、落ちも予想通りで・・、勿体無~い。劇団員さんが多い為、そこそこの集客力は期待できますが、(元々集客力のある)看板役者さんとのバランスが難しいのかも・・このままでは、観客が・・“そして誰もいなくなった”・・とならぬ様・・祈ってます。。次回作「ハムレット」・・相性の良くない劇場故・・、ん~。月末劇場とは別で、作・演出を含め若手主体(?)の番外企画でもあったら行って観たい・・ってとこかなぁ?

ハッピー・ジャーニー
劇団フライングステージ
OFF OFFシアター(東京都)
2011/08/17 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★
坦々と拝観。
可も無く、不可も無く、坦々と まったりとした舞台でした。母親役の“石関さん”終演後のジャージ姿も(女性っぽく)成りきりで、“篠井さん”を彷彿させる様な振舞いをされてたのが、印象的でした。
開演前、会場のあちらこちらにレインボーフラッグがはためき・・若人男子3人組の二丁目界隈のお姉言葉での声高な談笑、カイミングアウトされてる関係者がおられたりで、・・(一部)独特な空気感&番外物語の続き等・・に、少し興味が引かれ(耳がダンボに・・)、人生の機微を感じました。とさ。。

天使は瞳を閉じて
虚構の劇団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2011/08/02 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
「第三舞台」さすがの代表作でした
7年ぶりの再演。その当時 本作は構想が広大で、3D/TVを予見させる様な独創的な演出もありで、大変大きなインパクトを与えた作品であったと思われます。今の観客はピンと来なかった様に感じましたが“電通太郎”も大いに受けたものと思います。テンポもストリーも面白く、間違いなく前作より役者さん目は生き生きと輝いていた様に(も)、観えました。
とても便利な「中二階の部屋」(ドラエモンのポケットの如しorブラックホールの様に便利な空間)の中で一体何が起こったのか?気に成った儘の終幕、客席の想像力に任せる・・もありかと思われますが、部分的ぶち抜きで(公演時間に影響無き様、本編並行進行にて・・)多少チラリズムのサービスがあってもと・・、贅沢を言わせて戴けたら・れば・・。。☆4.4

範宙遊泳の宇宙冒険記3D
範宙遊泳
新宿眼科画廊(東京都)
2011/08/13 (土) ~ 2011/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★
へぇ~3Dだぁ~。。?
ナビゲーター役のアンドロイド、異次元での冒険が行き詰ると、伝家の宝刀「リセット」ボタンで、前のセーブポイント場面迄、遡る事が出来るゲーム感覚での進行・・。途中、宇宙生物との戦闘シーンあり、透明な宇宙人との戦闘・融和・共闘場面あり、床に横たわり(寝そベティー)壁面に両足を着け、歩き、回る(?)、正に“3D”シーンあり、の範宙らしい作品でした。
“埜本さん”が演じた「アンドロイド」⇒他人家のを観ている分には楽しいが、我家に入らないかなぁ。。 ☆3.5

さよなら また逢う日まで
ブラジル
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/08/14 (日) ~ 2011/08/16 (火)公演終了
満足度★★★★
これぞ「ブラジル」さんなのでしょう。きっと。。
この箱で「ブラジル」さんの公演?と思いましたが・・。舞台に目をやると、人気の無い廃工場、中央にテーブル、下手壁面の縦長ロッカーがやけにタッパがあって、奥壁面は下手側に出入り口、右手に工場窓が連なり、外は雑草の生い茂りが視界の一部を遮り、屋外の陽差しの眩しさと相まって、工場内へは陽がささない為、存在(アジト)そのものの隠微さが更に強調され・・セットはシックリと収まった感あり・・。お芝居は4(?)年前、盗みに失敗し、仲間の一人が捕まり・・服役後に、廃工場に召集がかかり、それぞれの思惑・経緯に駆り出され、結果欠員無く懲りずに再集結した7人に加え、新たにムショ仲間と、現金輸送車の運転手を巻き込み、再びの強奪計画へ・・。幸運にも比較的前の席で、緊迫感・臨場感、心理戦、「静」から「動」への転換、大どんでん返し等々・・芝居の醍醐味を共有出来、正に『悪事身にとまる』これぞ“クライムサスペンス!”「ブラジル」さんらしさが際立つ作品を堪能・・大満足の巻きでした。(ここは「鰻の寝床」故、後方列で観た場合、作品の印象が全く変わって感じ、過去遠巻きに眺める感・・の作品も・・。)
“信國さん”の危うさ、“服部さん”の無念さ、“中川さん・高山さん”クールな かっこ良さ、が印象に残りました。

学生版日本の問題
日本の問題
ギャラリーLE DECO(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
続けて【A】も観劇
学生版日本の問題【B】のあと続けて【A】観劇。
こちらも見応えある組み合わせで、
こういうことを問題としてあげるのかと興味深かった。
学生版6団体とても自由な発想、表現があふれていた。
以下、観た順。
ミームの心臓『vital signs』
四次元ボックス 『あんのーん』
声を出すと気持ちいいの会『役者乞食』

学生版日本の問題
日本の問題
ギャラリーLE DECO(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
【B】から観劇
学生版日本の問題【B】観劇。
なかなかおもしろい組み合わせで、
こういうことを問題としてあげるのかと興味深かった。
すごく良い企画だと思います。
以下、観た順。
思出横丁は初観劇。『鼻曲りの残象』アングラな匂いのする作風。
舞台美術が凝っていて印象的。橋本さん、存在感あるなぁ。
荒川チョモランマは2作目の観劇。『独り、だなんて言わせない』
なんだかんだ楽しいかんじもあり、異星人まで現れて…
でも深刻なんだよな…この問題。クリスマスカードありがとう!
劇団けったマシーンは4作目の観劇。『喫茶しののめ』
社会派をうたっている劇団だけあり
非常にまっすぐに問題に立ち向かう作品に仕上がっていたのでは。
細部はすこし気になったけれど見応えがあり。
コーヒー飲んでゆったりとした時間、クールダウン。
落ち着いてホッとできる場所や時間…たしかに大切かも。

紅夢漂流譚(くれないゆめひょうりゅうたん)
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2011/12/12 (月) ~ 2011/12/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
「国枝史郎LOVE」なんで・・
・・ついさっきこりっちで時間堂の感想を書いていたら、
桟敷童子のことを思い出してしまった(笑
同じ歴史ものでも、あちらは静かな演劇、こちらは伝記もの、
あちらは歴史の波に翻弄される女性、
こちらはぶっ飛んだ男前女子野郎ども(←男表記のほうが多くなったが女性のことです(笑)
・・どちらも悪くはないけれど、
自分はやっぱり血沸き肉躍る伝奇ものの方が好きかな。
・・まぁ、男子ですから。
でも、まぁ花も好きだし・・たまにはお袋に花を買って帰ったりもします(苦笑

星の結び目
時間堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/22 (木) ~ 2012/01/02 (月)公演終了
満足度★★★★
実は好みが分かれるかも
登場人物(特に男性)は類型的です。
ただし、この物語の主眼は、多様な男性像を描くことではないのです。
むしろ、女性(や子供)の存在によって、
奥さんを思いやる言葉を覚えたり
はたまた振られて癇癪を起したり
愛人に甘えたりする
男性というものの様々な側面(作者が観察した)を描くことにあるように思われます。
男性が物語の出発点として展開する劇が好きな人には、不満が残ることでしょう・・。
また、積極的に誰かが主人公として展開する物語でもないです。
むしろ、この物語に主人公のようなものがあるのだとしたら、
それは、時代の流れとは無関係に日々うつりかわる日本の季節の美しさや、
座布団を干した時の香りや、天気雨を狐の嫁入りと表現した日本の言葉の美しさとか、
日々の生活の中に感じる喜びや瑞々しさみたいなもの
(小津安二郎的?)
・・・人間というよりは、
かつて日本にあった、美しい、人間と人間との間にあった何か。
・・コミュニケーションの形式やある種の感覚とでも言うようなものでしょうか。
(坂本竜馬的な)人間が歴史を動かしている、というような物語を好む人には、
なかなかとっつきにくい歴史劇ともいえるかな、と。
(ソウル市民に女性的な感性が混じったもの?)
(以下、ネタばれへ・・)