最新の観てきた!クチコミ一覧

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クライベイビーさようなら【公演終了致しました。ご来場ありがとうございました!】

クライベイビーさようなら【公演終了致しました。ご来場ありがとうございました!】

エレクトリック・モンキー・パレード

劇場HOPE(東京都)

2011/12/14 (水) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★

Skeleton in the closet
時空がぐちゃぐちゃの前衛サイケではなく、しっかり筋の通っているフォーマットの中で、説明で書かれている人間関係が描かれていました。帰宅後、改めて説明を読んでビックリ。

普通の家庭にもあるちょっとした狂気をおもいっきり増幅させるとこうなるのでは、といった感じの内容で、そういえば「Skeleton in the closet」という言葉があったなあ。

ネタバレBOX

自殺方法の詳細を知りたかったり、知りたくなかったり。
吐水密室

吐水密室

劇団綺畸

駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度

正直いうとよくわかりませんでした
舞台はよくこんな大掛かりな舞台を作ったものだといつも感心させられます。
いくつかのストーリーがパラレルに展開されますが、そのいずれも絡んでいないのでどこが面白いのかわけがわかりません。
役者はおおむね演技のできはよかったと思います。落ち着いて演技していますし、余裕が感じられます。

ネタバレBOX

自殺と殺人と精神病の話がパラレルに展開されますが、自殺の理由もわからず、殺人の動機も不明、精神病の戯曲上の存在理由もわかりません。トリックもありきたりだし、戯曲の方向性が盛り込みすぎで定まらず、見ていて疲れる。
みんな我が子

みんな我が子

梅田芸術劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

極めて質の高い作品。見逃すな!
1947年トニー賞受賞の名作。馬力のある物語推進力に引き込まれました。メインの俳優陣はみな熱演、見事なアンサンブルだったと思います。台詞も馴染みやすく、翻訳劇が苦手な人も大丈夫かと。

ITI世界の秀作短編研究シリーズ ドイツ編

ITI世界の秀作短編研究シリーズ ドイツ編

公益社団法人 国際演劇協会 日本センター

イワト劇場(東京都)

2011/12/16 (金) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★

『画の描写』&『言葉のない世界』
現代ドイツの短編戯曲を紹介する5つのプログラムの中で唯一2作品を上演するプログラムで、師弟関係である2人の劇作家の類似点と相違点が見えて、興味深かったです。
どちらも硬派な一人芝居で、特別に難しい言い回しを使っているわけではないのですが、全体として言いたい事があまり理解できませんでした。アフタートークで演出家や役者も「分からなかった」と言っていて、コンテクストの共有が出来ていない、社会的・政治的なテーマを含んだ海外作品を日本で上演することの難しさを強く感じました。

リーディング公演ですが、ただ台本を読むだけではなく、椅子やテーブルや照明、多少の動きのある演技など、視覚的な演出を伴って上演されました。

『画の描写』(ハイナー・ミュラー)
ある少女が描いた絵から想像されることを語る作品で、最初は描かれているものの単純な説明だったのが、次第に想像が逞しくなり、絵の様々な要素に社会的な意味を見い出す過程がスリリングでした。淡々とした語り口の中に熱さを感じました。
数種類のガラスの器を叩いたり、指で縁を擦ったりして音を奏でていたのが、作品のテーマとどう関連付けられているのかは理解出来ませんでしたが印象的でした。

『言葉のない世界』(デーア・ローアー)
アフガニスタンのカブールで経験し思ったことを、セザンヌやロスコ、オキーフ、ハースト等の画家の作品の描写を交えながら語り、西洋と非西洋の文化や制度の違いを考えさせられる作品でした。『画の描写』とは逆に、次第に諦念が浮かび上がってくるように感じました。
途中、英語で喋ったり英語でのナレーションの録音が流されたりしましたが(どちらも日本語で言い直されます)、ドイツ人の観客が英語での台詞を聞いたときにどう感じるのかが想像できず、もどかしく思いました。

スピンドクター

スピンドクター

劇団 東京フェスティバル

OFF OFFシアター(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

タイムリーかつ永遠の
人類の課題、エネルギー問題をリアルに感じるお話でした。

近い将来を予言するような、いやもう既に進行中のような、そんな気にさせられました。

誤/娯楽

誤/娯楽

黒色綺譚カナリア派

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/12/08 (木) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

素早い再開を熱望!
今、これだけの独自の世界観、独自のカラー、独自の匂いを持っている劇団が他にいくつあるだろうか。

今回も活動休止公演にもかかわらず、随所に冒険が見られる。とても斬新で熱い芝居に仕上がった。

絶世の美女、牛水さんを、最後にこう使うかと驚いた。

うつくしい世界

うつくしい世界

こゆび侍

サンモールスタジオ(東京都)

2011/12/14 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

比類なきヒロイン
これは浅野千鶴に尽きるなぁ。
作品としては刈り取れる枝葉があったように思う。
終盤うるっときたよ。

ネタバレBOX

しかしまぁ、佐藤みゆきファンなんでね。
可愛いきっちょむを観たかったという不満は残りますわな(笑)
膨らんでいく風船があからさまに見えちゃうのも何とかしたいところ。
死の町

死の町

劇団チャリT企画

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/12/13 (火) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ×時事ネタ
「死の町」と発言した鉢呂大臣が解任までの流れを時系列に解明する演劇だった。コメディと真面目さを併せ持つ興味深い舞台だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

鉢呂大臣がなんで辞めさせられたのか?という素直な発想からこのお芝居を作ったらしいが、概ね成功だったように思う。大臣が、マスコミによる大バッシングののちにどうやって辞任に追い込まれたのかや、オフレコ発言で「放射能つけちゃうぞ」というような不謹慎な発言をして大騒動へと発展した過程を、松本先生、探偵コナン、探偵マーブル、探偵ホームズ、探偵松田優作らがあれやこれやとコメディ的に検証し、解明していくのだ。笑

オフレコ発言が大臣自身の記憶にはなく、報じられた発言内容もマスコミ各社によってバラバラなことから真実は隠されてしまった形だ。メディアが流した鉢呂大臣の発言を時系列に追っていくと、なるほど・・メディアにしてやられたな。という印象を強く受ける。

いつの世も、噂とか風評は民衆の数によって操作されてしまうことが多い。マスコミのように電波によって流される情報はそれが正当でも間違いでも瞬時に世間を動かしてしまう力がある。よく考えれば末恐ろしいことなのだけれど、一人の大臣が簡単に辞任に追い込まれるさまはメディアの報道を見るよりも解りやすくて興味深かった。

終盤で、鉢呂大臣の福島に対する思いや、福島県人が鉢呂大臣に対してツイッターやネットで称賛していた事実や、辞任阻止の署名活動が起こった事実、福島の現状を一番辱知していたのは鉢呂大臣だったこと、大臣の原発エネルギー政策見直しの功績を説明していたところをみると、これを書いた脚本家も鉢呂大臣擁護派なのかな?とか思う。

作品『死の町』は、一人の大臣を辞任に追い込むのに、さほど時間はかからなかったという徹底解剖だった。新たなる挑戦的な舞台でひじょうに楽しめた。

鉢呂大臣役の雷 時雨が、まんま鉢呂かと思うほどの熱演。またルパン三世だと思っていたキャラクターは松田優作だった。つまり、同じキャラ!笑



LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

演劇ソリッドアトラクションLINX’S

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

演劇を知らない人にこそ観て欲しい!!
色んな劇団が一度に観れるイベント、リンクスの三回目。

着実に前回より面白くなっていっていると感じました。

色んな劇団が一度に観れると言うことは、それだけ色んな舞台を観れると言うこと。

自分のお気に入り劇団を探すのに打ってつけです。笑

それにしても熱いイベントでした!!笑

次回も楽しみにしています(*^^*)

ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ソウル市民
投稿が前後してしまったけれど、こちらが一番最初。

1909年、夏。日韓合併を翌年に控えたソウルで文房具店を営む篠崎家の一日を淡々と描いた作品。日本植民地支配下で平凡な日本人一家の下に働く朝鮮人女中は一見、差別もなく自由に幸せそうに働いているかのように錯覚しがちだか、彼女らの名前は日本人名をつけられ、同じ日本人女中と篠崎家の子供達の会話の中から、悪意のない朝鮮人への侮蔑が入り混じって発言される。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

これらの言葉は日本人たちが意識していないという「悪意なき罪」なのだが、この無意識の行為こそが問題なのだとこの舞台で提起した作品だと思う。また篠崎家の長男・謙一が朝鮮人女中を巻き込んで駆け落ちするシーンでも、謙一の行為を家族はまたか・・、と思うなど遊びをはらんだ家出だが、どうやら謙一と付き合っていたトシ子(朝鮮人女中)は真剣な様子で、その双方の心のギャップも浮き彫りにされていた。

篠崎家の文学少女である長女の愛子がヒューマニズムという言葉を吐くのも滑稽だった。彼らの生活を通して、植民地支配の本質と、植民地に生きる人々を滑稽に描いた物語だ。第一話では手品師を篠崎家当主が招き入れるがこの手品師は見えないものが見えるとのたまい、作品にシュールなコミカルさを強調させていた。

この物語の続きはソウル市民1919へ。
ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

サンパウロ市民
1939年11月、ブラジル・サンパウロ。移民開始から三十年を経て、成功者も登場し始めた日系移民。その代表格である寺崎家は、サンパウロで文房具店を営んでいる。欧州での大戦勃発による、日本人学校の閉鎖など、遠い戦争の影響はないわけではないが、それでも寺崎家の日常は平穏である。そこにやってくる相撲取りや、写真花嫁と呼ばれる新移民たち。『ソウル市民』四部作の地球の裏側で展開する、もう一つの「植民」の物語。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX



裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/


今回の舞台はサンパウロの寺崎家。しかしソウル市民の篠崎家と、殆ど描写は同じで家族設定も同じ。違うのはサンパウロと寺崎家だけ。そんなだから叔父の慎二(山内健司)と書生が文具店店主の酒を盗み飲みしているシーンから始まる。笑

そして、ソウル市民では朝鮮人を差別していたが、ここではブラジル人とブラジルのジャングルに居るという土人を差別しているのだ。そして今回も相変わらず、毎日、この家には色んな人々が来て、ソウル市民1919と同じように阿蘇山という力士がやってくる。
1919の時にも書いたが、青年団のなかで力士役が出来るのは島田曜蔵しかおらず、やっぱり島田が登場して「ごっつあんです!」を連発するのだが、今回の島田の座り位置が舞台手前の左側で、顔が客席からは見えにくい位置だったのが残念だった。

これで全ての回を観たわけだが、やはり島田の目や表情の演技力が凄まじく、力士の回のソウル市民1919とサンパウロ市民が楽しかった!公演は12月4日まで続くので機会があったら再見したい。
ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ソウル市民1939・恋愛二重奏
1939年11月、ソウル。日中戦争からすでに二年が経過し、日本国自体は、長期にわたる戦争状態という泥沼にのめり込んでいた。一方、30年代中盤から始まった好景気、軍需景気の影響を受け、満州への中継点としての役割を担う京城は、虚構の繁栄を謳歌する。国家総動員法の制定、欧州での世界大戦勃発、迫り来る軍靴の音に耳を澄ましながら、相変わらず、篠崎家の人々はそういった世相とはかけ離れた生活をし、つかの間の恋愛に興じる。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

今回で4編目を観たことになるのだが、全体を通してみると篠崎家の人々は「桜の園」に登場しそうな人たちで、やはり浮世離れしているように感じた。だから当事の戦争勃発の緊張感や戦慄はまったく感じられない。また今回のタイトルは恋愛二重奏となっていたが、ワタクシはどちらかというと、寿美子と昭夫の夫婦のズレを露呈させた舞台だったように感じた。

戦争という地獄を見て帰ってきた夫・昭夫は人が変わったように遊びや女に興じて全く働かなくなった。そして寿美子の父・謙一に小遣いをせびる様な始末だ。そんなことから夫婦関係は次第に冷え込む一方だった。昭夫役の古屋隆太が実にいい。彼ほどヤクザ的な・・ってかチンピラ風な役をやらせたら右に出るものは居ない。やさぐれ感のある演技力が素敵だ。

また昭夫が働かなくなったことから家族との折り合いが次第に悪くなっていく光景や昭夫の疎外感や孤独が見事に描写されていたと思う。また1編と2編で堀田家の妻・律子役だった松田弘子が今回は篠崎良子(母)役を演じており、まるで騙し絵を観ているようだった。笑

今回の余興はドイツ人のヒットラーかぶれ。笑
『 GIFT -Love begets love- 』

『 GIFT -Love begets love- 』

劇団PEOPLE PURPLE

HEP HALL(大阪府)

2011/12/13 (火) ~ 2011/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

もうお気に入りの劇団になりました♪
いや~良かった♪

次々と展開される物語が見事に演出されて話も分かりやすくて
演じる役者さんも大人から子供まで凄く上手い演技で引き込まれます!

巡り巡る舞台で演じる役者さん一人ひとりの台詞が心に響いてきます(T_T)

何度ジーンとしたことか…
大人だから泣いてませんよ~(T_T)

色々な愛のカタチがありましたが
居酒屋で出会った個性的な女の子役(柏村有美さん)と
韓国人役(野村亮太さん)は印象的でした(^^)
この二人が全体のトーンから浮いた感じの流れで笑いを誘い
緊張と緩和でお芝居の幅を広げてるように感じました♪

それと昔気質の頑固な親父役(泉佑介さん 放映新社)も適役で良かった♪
全員良かったので一人ひとりの感想を書きたいぐらいですがキリがないので…m(_ _)m

キュンとなる愛から切ない愛、
色々な愛を表現する脚本&演出&役者さん見事なまでのクオリティ!

心暖まる上質な大人なお芝居♪
多くの人に観て貰いたいと思えるお芝居でした(^^)

もうお気に入り劇団になりました!

 ミュージカル「ア・ソング・フォー・ユー」

ミュージカル「ア・ソング・フォー・ユー」

アトリエ・ダンカン

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/12/06 (火) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

歌いました!(心の中で)
全曲!カーペンターズが好きな人以外にもすすめられるかと言われるとちょっと・・・焦点がぼやけて主人公の(はずの)征司が霞んでしまっている。

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

パルコ・プロデュース

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★

盛り合わせが多い舞台
完売している日もあるそうだが、自分が見た日は空席がちらほらあり自分の隣も空席のままだった。新感線ならおなじみの爆音上等のノリの良い音楽、全員が歌上手い出演者、話はエログロお馬鹿テイストなので、同じように馬鹿になって見た方が楽しめる。特に前方席は。
観客のゴスロリファッション率の多さとお似合いさに感心。
話の内容はあんまり深く考えない方が良いですねw。藤木さんが憎らしいくらいダンディでした。

ネタバレBOX

古田さんのお姫様抱っこはああ来ましたか・・!シンゲン君頑張れ。
自分は中央席から後方辺りだったので、手拍子打つので精一杯でした。
だからといって前の方でもなかなか立ち上がって踊れないだろうな・・。
THE MOON BEAM MACHINE

THE MOON BEAM MACHINE

ムーンビームマシン

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

両方見たかった!!
まず公演に携わった全ての方に、お疲れでした。

月バージョンのみの観劇でした。

もう一編も観たかったです…(´・ω・`)

いつものムーンビームマシンさんらしい王道ファンタジーな世界でした。

照明や衣装、幕間に流れるムービー等、視覚から入るものが全て整っていて美しかったです。

お話もとてもきれいでした(*^^*)

楽しかったです!!

河童夫人

河童夫人

猫の会

劇場MOMO(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議な会話劇
登場人物たちの価値観、人生観が、交わりそうで交わらない、解り合えそうで解り合えない、不思議な会話劇でした。
何も進展せず、何も解決はしていないけど、垣間見えた共通点でちょっとだけ心が暖かくなる、お話でした!

初夜と蓮根【終演!ご来場ありがとうございました!】

初夜と蓮根【終演!ご来場ありがとうございました!】

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

非常に楽しめました!
昔の夫婦なら変だったかもしれないけど、今の夫婦だったらプラトニックな関係もあり得そうだなと思いました。
家族でコウイウ話をするときの気まずさったら無いですね。お父さんは戦うってこういう意味かって分かったときは笑いました。

舞台セットが凝っていてきれいでした。
具象舞台で継ぎ目も無く、天井の梁なんかもあって本物の居間を切り取ったようでした。照明も窓の形に西日が入ってくる感じとか自然光がリアルで、部屋の景観が見えました。

途中入る猫の鳴き声は何だったのでしょうか。弟さんが飼っているんでしょうか、最後まで明かされなかったので謎です。
あと電車の音は効果なのか西武線なのか、どきどきしました。
(一部ネタバレボックスへ)

脚本の面白さを、ありのままを最大限に抽出しているなと思いました。
約2時間大変面白かったです。ありがとうございました。

ネタバレBOX

とにかく見る前の想像と違って、終始面白くてニヤニヤしてました。
「蓮根が落ちちゃったよ」のセリフをパンフで見たとき深読みし過ぎていて、実際観たときは笑っちゃいました。
お父さんとお母さんがベッドの上で、影でよろしくお願いしますをしていたのは秀一でした。
しみじみ日本・乃木大将

しみじみ日本・乃木大将

東京農業大学 農友会演劇研究部

農大劇研アトリエ(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

若さ爆発
いつも通り真正面から若さでぶつかって行くような舞台はある意味清々しくもあり、羨ましくもある。
古い言い回しのセリフが多く役者も大変だったと思うが、もう少し意味の通る発声を心掛ければなお良かったと思う。
舞台美術は丁寧に作られていて狭い空間にもかかわらず多彩な演出が試みられていた。力技の一本という感じで、これはこれで良いのではないかと思うが、欲を言えば息継ぎをするような場面でも力が入っていたので見る方も体力がいる。その辺り観客目線も考えられたらさらに良いだろう。

マクベス

マクベス

カメハウス

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/12 (土)公演終了

満足度★★★★★

何度も見たくなる話
前作のマクベスも観劇していたこともあり、内容は知っていましたが、前作とはまた違った良さがあり、楽しめました!今作は違う視点の話(革命編)もあったため、より物語を深く知ることが出来ました。破滅→革命と見ましたが、革命を見たあとに破滅を見たくなるつくりに、感嘆しました!次回も楽しみにしています。

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