最新の観てきた!クチコミ一覧

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モンティ・パイソンのスパマロット

モンティ・パイソンのスパマロット

avex live creative

赤坂ACTシアター(東京都)

2012/01/09 (月) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

201201121900
201201121900

Youtube に海外での動画があって、ちょっと見てみたところ、言葉は語学力の関係で私には分かりませんが、セット、小道具、振り付け、俳優さんの動きは、けっこうしっかり踏襲しているようです。
どれだけ笑えるのかが心配なところですよね。抱腹絶倒とはいきませんが輸入作品としては成功の部類に入るのではと思います。今作の俳優さんはいいお仕事をなさってます。
それから、思いのほか歌の音程は大丈夫でした。

ムサ×コジ【ご来場ありがとうございました!】

ムサ×コジ【ご来場ありがとうございました!】

X-QUEST

THEATRE1010 ミニシアター(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

所見。
ビジュアル系チラシに腰が引けていたのですが、やっと拝見。
ダンス&殺陣をしっかりやっているのはいいのですが、殺陣をやる劇団はどうしても殺陣の比率が多くなってしまって、個人的にはもうちょっとしっかりストーリーがあった上で殺陣があったほうがいいなぁという感想。

死の町

死の町

劇団チャリT企画

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/12/13 (火) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

タイムリー。
ブームにのってる感のあるちょっと軽いノリのあおり文句にどうかと思いましたが、
マスコミに対しての皮肉がきいていて、構成もしっかりしていました。
ただ、好き嫌いははっきり分かれるかと。
でも万人に媚びないそういう姿勢は好感が持てました。

[八](15日迄公演中!15日18時板倉チヒロ(クロムモリブデン)緊急トーク出演決定!

[八](15日迄公演中!15日18時板倉チヒロ(クロムモリブデン)緊急トーク出演決定!

冨士山アネット

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題258(12-011)
20:00の回、19:05、徒歩にて会場着、お聞きしたら受付しているとのこと、整理券あり、19:30開場。階段を奥底まで下りて入口、さて、左右どちらにするか。右から入ります。横長舞台、対面式の座席配置、椅子席2列(座布団1枚付き)。入口付近から奥まで、黒い滑走路のような舞台、両サイドにはこれも誘導灯のような照明が並んでいて、入口側に路を阻むかのようにソファが1つあるだけ、役者さんはそれぞれの端から出入り、で、天井を見上げると黒い布がセットされています、ほぼ舞台と同じ長さ。20:02前説、20:06開演〜21:20終演、「家族の証明」に続き2作目。

※吉川英里さん…やっぱり高襟の公演、横浜まで行くか…さらに悩みつつ帰路に。

ネタバレBOX

当パンに「あらすじ」があるので事前に読んでおくといいと思います(7行なのですぐ読めます)。ドミノ倒しをみているように、動きのひとつひとつがつながっています。
天井の黒い布は、劇中、降ろされ、舞台の向こうとこちらと異なったパフォーマンスが繰り広げられます。とはいっても、まったく別建てのものではなく、生地そのものが薄いので透けて見えているわけで、同じコード進行だけどメロディが異なっているようなかんじ。
床に伏せたり椅子になったりするシーンが何回かありますが、右手人差し指が動いているのでみると..床に「∞」を描いていました。
ゆっくりとした場面、役者を代えての繰り返し、疾走する場面、歩いて出てくる、ソファの下からにじり出てくる、飛び込み、倒れ込む。黒い幕に映し出される文字、私、俺、僕、ego...ロールシャッハ・テストの絵、「あなたには、なにに見えますか?」という問いかけ(これは当パンにも書かれてれています)、「子供を産める/子供を埋める」などのふたつの文章。

クラシックのように各パートがお互いの音を聴きながら全体を創るのに似て、大きなひとつの動きとなってみせてくれるので、ひとつひとつの所作に目が離せません。ほとんど無言、表情があるところ、無表情なところなど多彩。

帰りにDVDを購入、迷ったけど「SWAN」にしてみる。
モスキートーンは聞こえない

モスキートーンは聞こえない

9-States

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★

うーん。
ストーリーがいまいちでした。
最初、凄い舞台セットとオープニングムービーにかなり期待が高まりましたが、終盤までどうも話が停滞していて、うまくまわっていかない印象でした。
そういう事台詞でいっちゃうんだとか、いい雰囲気な台詞だけど中身空っぽな感じがして薄っぺらかったです。
トランプの使い方もイマイチだったし、
伏線やネタやテーマをうまく回収出来ずに、いい感じの演出でごまかされた感じです。
ただセットと照明はほんと良かった。
もっとうまく使えたのでは?

レベル5(ファイブ)ぐらい

レベル5(ファイブ)ぐらい

劇団こんぺいとう

高田馬場ラビネスト(東京都)

2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

チェーン型オムニバスとでも
いえばいいのか、それぞれの話のディテールが少しづつ繋がっていて、最後に全体像が見えてくるという凝った脚本と勢いのある演技でとても楽しめた。この話いったいどうなっていくんだろうという、ちょっと謎解きのような楽しさもある。パネルを使った演出も面白かったです。ただ、いくつか残念な点も。まず、ダンスの切れが悪すぎ。なぜか太っている人の多い劇団なのだが、これも個性の一つとして、こういう役者さんが切れのいいダンスを見せるとファニーな感じが出て素晴らしいのだが、それが無い。もうちょっとというより、このあたり必死でがんばって欲しいです。これが出来るとものすごく盛り上がると思う。それと空調が暑すぎ。暑いとどうしても劇への集中力が薄れてしまう。観客の入りが良くいっぱいに詰め込んでいるので、そこらへんも考慮して欲しかったです。(←私はこういうのにうるさい)☆4つをあげたいところですが以上の点で辛めに3つ。

燦燦(さんざん)

燦燦(さんざん)

ロ字ック

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度

さんざん。
公演中ずっと早く終われと念じていました。
役者も本も演出も苦痛でしかなかった。
奥の席に座ってしまったので席もたてず。

人気が高い劇団と聞いていたが、ヤラセかと思うくらいさんざんだった。
しいていうなら竹田さんがよかった。
何やってんだこいつら的に飄々と薄笑いを浮かべてる役だったが、
気持ちがリンクした。
主人公の柳沢さんの気狂いな芝居は本当に酷かった。
何故評価が高いのか私には微塵も理解出来ませんでした。

嗚呼、青春が僕に輝かない。君にも輝かない。

嗚呼、青春が僕に輝かない。君にも輝かない。

コーヒーカップオーケストラ

明石スタジオ(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/06 (月)公演終了

満足度★★★

やりたいだけ!
作家の面白いと思ってる事がやりたい放題繰り広げられます。
お客がついて来ようがついとこまいが関係なし!
全力でくっだらない笑いが繰り広げられ全く整理されていない(笑)
ちょっと役者のパワーというかテンションが追いついてない部分もありましたが、諸々いい意味で整理され、いい意味でこのままぶっとんでくれたらこの先楽しみな劇団になる事間違いなし。

久保らの歩く道

久保らの歩く道

コーヒーカップオーケストラ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/12/05 (月) ~ 2011/12/07 (水)公演終了

満足度★★★★

意欲あふれる作品。
前回が面白かったので、参戦。
今回3人ちょっとでやるということで大丈夫なのかと思ったが、
なかなか奮闘していました。
汗とか唾とか色々気になる事もありましたが、
3人のバランスもよかった。
日替わりゲストは他の二人もどうやるのかみてみたいと思わせる内容。
もっとハチャメチャやっちゃってもよかったのでは?
初日だから緊張していたのかな?

ネタバレBOX

最後にあっさり死んでしまうという展開が、
個人的には大好きでした。
一般受けはしないのかもしれませんが・・・
無邪気で邪気なみんなのうた-抗争編-

無邪気で邪気なみんなのうた-抗争編-

ぬいぐるみハンター

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/10/31 (月) ~ 2011/11/02 (水)公演終了

満足度

期待はずれ。
人気劇団という事で当日観に行ったのだが、
ちょっと酷かった。
終演後コレって脚本無いよね?そうだよね?
ってお客さんがささやきあってるくらいエチュードから作品を構成したのがばればれで、うまくいってなかった。
技術のない役者がおれがおれがとやりあっても収集つかないだけ。
パワーも随所失速しがち。
目論みはわかるが完全に失敗していた。
次回ちゃんとした脚本のもので拝見したい。

軽快にポンポコと君は

軽快にポンポコと君は

ぬいぐるみハンター

OFF OFFシアター(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

おしい。
爆音好きなので音が大きいのは良かったが、
あまりそれが生かされた作品ではなかった。
若手劇団の割には脚本がしっかりしているのだが、
いかんせん役者の技量がついてきていない。
かといって下手というほどでもないのだが、
随所になんか惜しい感がでていた。
みせ方をわかってないのか経験値が足りないのか
お客が少なかったからのってなかったのか
わからないが、もっとうまい役者を使ったら違って見えたかも。
とにかく燃えきらない感じで惜しかった。
2月に期待。

きっとずっと僕のすべて

きっとずっと僕のすべて

お菓子な家

pit北/区域(東京都)

2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

全編が詩的だった。
学生芸術祭から数ヶ月の間に長足の進歩を感じた。詩的な言葉が見事につながり全体として美しい詩になっていた。

はなほう

はなほう

ヤスコ☆會

千種文化小劇場(愛知県)

2011/12/16 (金) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

はなほう
もう一回見たい!!!

「押忍!!ふんどし部!」再演

「押忍!!ふんどし部!」再演

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

女子が
堂々と男子のふんどし姿を見ることのできるイベントですね。

ネタバレBOX

羽鳥兄弟の三男坊の人は、おぼっちゃまくんの実写版にピッタリだと思いました。
I

I

劇団appleApple

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/01/11 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぬぷぬぷぬぷ
首まで浸かって来ました。
やっぱり恩田さんが素敵過ぎて、
素敵過ぎて素敵過ぎて(*v.v)。。。
アップルワールド~

吐くほどに眠る

吐くほどに眠る

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりすごい
脚本すごい、演出すごい、演技すごい。笑って泣けて、考えさせられる。

ハムレット

ハムレット

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2012/01/04 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

東京乾電池!
アットホームなというべきか、あたたかい芝居を見せてくれる劇団東京乾電池。とても「らしい」を楽しみました。今後の公演も楽しみです。

十二夜

十二夜

劇団AUN

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/01/11 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

男装の麗人が復活
Aチーム・Bチームのダブルキャスト構成。Bチーム観劇。
出演者の安寿ミラさんがメイクとダンス指導(!?)に関わっている所以か、所作やメイクが多少宝塚風味もあり。出演者全員それが嵌ってて却って好印象に。
シェイクスピアの戯曲なので内容については皆さんご存知でしょうが、初見の人でも楽しめると思います。
それにしても、どこの公演でも座長兼演出家は大抵踊りますなぁw。
踊りにキレがありましたw。
駄洒落や言葉の掛け合い、音楽と笑いが上手く絡み合いとても楽しめ、多少の面白脱線もあるけど戯曲を丁寧に演じて、休憩込みの三時間近くの長丁場でしたが時間が経つのがあっという間でした。

たまたまチケット取った日がトークショー付きの日でしたが、そちらのお話も面白かったです。

ネタバレBOX

今作に限り、狂言回し的な男になるのかと思わせて、やっぱり他人を陥れようと画策する横田さんのサー・トービーが腹黒で渋+悪くて良い。
ハンサム?で男前なんだけど残念な馬鹿のサー・アンドルー谷田さん、ほんとにそれっぽい顔つきでそれだけ見ていても笑える。
次第に壊れていく悲壮なのにユーモア一杯の吉田さんのマルヴォーリオ。
真っ直ぐで美しい男装の麗人のヴァイオラ安寿さん、振る舞いが流石宝塚!へっぴり腰の決闘シーンもお見事なまでに笑わせる。女性に戻る場面はキュートで可愛らしさあり。
大塚さんのアントーニオのジーンズで立ってる姿の良さにホレボレ、もちろんお声も素敵でしたが!
でもって、シェイクスピア舞台経験者の役者さん達の台詞使いの滑らかな事!異世界話でやや強引な幕引きにも、それがシェイクスピアだからで許されてしまうお伽話ですからねw。十二分に楽しめました。

トークショー出演者は、大塚さん・吉田さん・安寿さん・横田さん
すっごい砕けたトークで聞いてて楽しかったです。以下雑な覚え書き。

出演者のメイクは宝塚風だったらしい。安寿さん曰く「(楽屋が)化物小屋」アイシャドーが濃かったりツケマしたりで。大塚さんはつけまつげ初体験、しかも老眼がきているから苦労しているらしい。目の前に虫が飛んでるみたいとも。そんな大塚さんは安寿さんに「姫、おはよう」と言ったりする。その声聞いてうっとりするそうな。言われてみてぇぇ!
吉田さんがツケマしなのは「マルヴォーリオはしないでしょ」の一言、それに対し大塚さんも「船長だってしないでしょ」で一蹴。今後どうするんでしょうか‥w。
劇中、小姓達やサー組が踊ったりするシーンは安寿さんの振付け。横田さんが安寿さんに「あれはなんていうダンス?」と聞いたら「お遊戯!」と言われたそう。「(指導は)ノーギャラですw」稽古の成り行きで振付けとかやる羽目になったらしい。
座長が一人踊る箇所は、誰もわからないだろうがマイケルを意識している(しっかりわかりますw)
稽古中、安寿さん演じるヴァイオラが男の仕草で舞台捌ける所なんか、まんま宝塚でその場にいた人達から「やっぱほんまもんは違う!(って感じの発言、ちゃんとは聞き逃した)」と驚愕したらしい。そんなやり取りを繰り広げた出演者のおじさま達が可愛かったw。
吉田さんはまんまと宝塚に嵌ったらしいです。出来れば、あの羽つけて登場したい、(安寿さんに)持ってきてくれない?と無茶ブリとかしたり。
話の流れで宝塚版十二夜の件になり。既に上演済みだそうです。

質問形式に移ると「大塚さんのツイッター見ました」さん達が殆どでした。流石4日でフォロワー10万人の男。横田さんから「選挙出たら当選しますよね」と言われ「ん〜、猿岩石のなんとかさんは80万人位いるんだよね〜」と返してました。
・メインセットに「厠」表示の小部屋があり、中は和式便器設置、バックは大海原。バックと便器そのままでそこが飲み部屋になったり、拷問部屋になったりとシーン事に見事に芝居だけ進めていく演出法だったがそれについて。
→公衆トイレのある公園で人々が集まり芝居が始まる〜。わからないなら仕方がないけど、虚構の世界、現実ではない世界を楽しんで欲しい。と言うようなニュアンスの発言でした。
・劇中セバスチャンが道化やサー達と一斗缶使って応酬しあうドリフみたいなコミカルシーン有り。見ていて痛そうだったがそのうち本気になったりしない?
→Bキャストは、もともとお煎餅の缶の蓋を使ってやっていたが、この日に限って一斗缶本体にしてみたが、やっぱり見ていてると(観客が)引いてくるのがわかったので次回からは変更すると発言。
ちなみにAキャストはスリッパ使用。
・使用した音楽について
→シェクスピアの詩をそのまま使用、楽曲は笠松さん。歌唱指導は横田さん(・・?だったと思う、この部分自信なし)
一部、加藤和彦さんの「ぼくのそばにおいでよ」が使われているが吉田さんが好きな曲なのだそう。
・双子を一人二役にしなかったのは元々が(シェイクスピアの戯曲が)そうだったから。双子役を一人でやりきる上演作品もあるが(注:ここ某演出家さん達の批判ではありませんよ!)最後の場面で(顔を合わせる事になるので)代役立ててやる方法もあるけど、あえて原作通りにした。劇中あまりの違いに爆笑した観客がいて、その方に「そんなに似てませでしたか?」と安寿さん逆質問したりして。ちなみに稽古段階ではかなり顔の造作は似ていた模様、らしいです。
私は心の目で見ていたので似ていましたよw!

以上、長いけど、ざっとした覚え書きです。お粗末さまでした。
観劇後、数時間経過しての記述なので文が朧げになってます。
1/14 一部修正。
吐くほどに眠る

吐くほどに眠る

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

トラウマ
幼いころに兄の自殺未遂を経験した衝撃が大人になっても薄れることはなく、何かにつけて記憶が蘇ってしまうさまは観ていて痛々しかった。終幕にかけての主人公の行動は見ている観客にとっても衝撃でり、心に重くのしかかったが、演出効果は秀逸で役者の演技力も見事だった。脚本も素晴らしい。

ドーナツの穴

ドーナツの穴

アトリエ・センターフォワード

シアター風姿花伝(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

今、観るべき舞台かと・・・
お芝居としてのクオリティの高さに惹かれつつ
シーンの重なりから浮かび上がってくる
時代の刹那を生きる感覚と、
その顛末に強く心を捉えられました。

あがきながらも
歩まざるを得ないその道を歩み、
さらに歩みを進めていく主人公たちの姿に
目を奪われる。

そこから浮かんでくる時代の横顔や
揺れながらも踏み出す主人公たちの選択に
生きることへの実直さを感じて。

今、観るべき舞台だと感じました。

ネタバレBOX

日本とは異なった時間が流れる
とある国で活動する女医の今と
彼女の祖母の物語、
手紙から二つの時代が撚り合わされて
舞台上に紡がれていきます。
停電が頻発する、
決して経済的に豊かとはいえない国での
緩やかな時間のなかでの女医の苛立ち。
彼女は次第に祖母からの手紙の世界に取り込まれていく。

テーブルの使い方がぞくっとくるほどに秀逸。
中央のテーブルが崩されると
そこは瓦礫となって廃墟の風景を導き出す。
戦後、子供を授かり娼婦となった若かりし頃の祖母、
その同輩の娼婦とひもたち・・・。、
ひりひりした日々の緊張感と閉塞感の中で
時代は少しずつ歩み始めて・・・。
そのなかで、彼女の広島での体験、
麻薬に依存していく同輩の姿、
さらには時代を掠め取っていく小役人などが
復興の歩みの狭間の空の世界を織りなしていきます。
しかも、そのテーブルは
場のミザンスを作るにとどまらず
女医の心情の具象としてもしたたかな力があって。
崩されてもなんとか積み戻されて
再びテーブルの態に戻されて。
そのテーブルのまわりで、
さらに女医の世界が描かれていく。
文化の違い、彼女の立ち位置
現地人のクレジットカードのこと。
さらには、震災や原発を思う気持ちまでも・・・。

したたかな台本だと思うのです。
役人を巻き込んで何とか生きていこうとする終戦後の男女たち、
その役人の立ち位置や心情・
登場人物達があがき、歩み出し、生きていく姿、
さらにそこから女医の歩むベクトルが生まれていくこと・・・。
よしんばそれが、どこか数奇であったり意外な結末であっても
まやかしを感じることのない必然があって。

そして、その中で、言葉では表現しようのない、
「ドーナツの穴」の姿がしなやかに浮かび上がる。

広島でピカどんにあった娼婦が歩み繋ぎ、
故郷の原発事故のことに想いを馳せる女医が
そのことを知り新たに歩み始める先を選択する姿に
閉塞や行き場のなさに身を置いた時代を生きることへの
愚直で切っ先をもった有り様を感じる。
舞台が
時代が変革していくダイナミズムや、
明確な理想やビジョンや
そこへ向かう意志の輝きに染められるわけではない。
でも、役者たちが密度をもって紡ぎ出す
登場人物の感覚や想いには
にび色の貫きを持ったリアリティがあって。

この舞台、
時代を超えた普遍性を持ってはいるのですが・・・、
でも、震災や原発の衝撃から
この国がよろめきながらも再び歩みを進めようとする、
まさに今こそ観るべき
秀逸な公演だと思うのです

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