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【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

あんかけフラミンゴ

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

意外と真面目さんです。
主役の男女が、特殊な環境下でも思いを強めて行く部分が真面目に描がかれてるので、タイトルほどエロくないです。少し変な純愛モノとしても見れます。初日だったのでギコチナイ所も多かったですがダンスあり、シュールな部分あり、妙に上手い(好きな)楽曲が時折流れるし、まずは旗揚げとしては十分じゃないかと思います。解説的なリプレイが無駄な部分も多くて長かったですね。今後徐々にタガが外れていくともっと面白くなると思うし、好きなテイストでしたので次回作期待したいです。(もうし訳ないけど初心者向けとしては×で)ちなみに、私もイナマヨです。

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

パルコ・プロデュース

キャナルシティ劇場(福岡県)

2011/12/31 (土) ~ 2012/01/04 (水)公演終了

満足度★★

カルト・ムービーのカルトな楽しみ方
 いったいどんな客層が今どき『ロッキー・ホラー・ショー』を観に来るのだろうかと思っていたが、観客のはしゃぎぶり、スタンディングオベーションの熱狂ぶりは、どうにも70年代カルト作品としての本作を賞賛してきた客層とはかなりズレがあるように見える。古田新太がティム・カリー(フランケ“ン”・フルター)かよ、と幻滅した世代は、さほど劇場に足を運んではいなかったのだろう。
 基本的には映画と舞台は殆ど同じものである。ということは、この作品を70年代のゲイカルチャーやB級ホラーの再評価の流れと無関係に語ることは出来ないはずなのだが、現代日本の観客は、そんなものはいっこうに気にしない。と言うよりは「何も知らない」。実際、私が受けていたマニアックな(と言っても当時の文化を知る者にとっては常識の)部分では、若い観客は一切笑っていなかった。なのに最後には賞賛の嵐が渦巻くのだ。この矛盾の原因は何なのか。いったい彼らはこれの何をどう面白がっているのだろうか。
 作り手たちはもちろん、自分の好きな作品をあえて現代に同化させずに好きに演じるのだから、基本的には「客に理解不能だって構わない」というスタンスだ。しかし実のところ、「どんなに訳の分からないことをやっても、客は受けるに違いない」と彼らは確信しているのではないか。
 恐らくいのうえひでのりらは客を舐めている。観客の大半は「よく分かんないけれども、これは面白い気がするから面白がろうとする」と思っているのだ。そして実際、今の観客は、笑いどころで笑わずに笑えないところで笑っている。作り手としてはそれでもこの舞台は成功したと言ってのけられるのだろう。でも本当は、そういう阿呆な観客にこそ、冷水を浴びせかけるのが、『ロッキー・ホラー・ショー』の真髄であるはずなんだけどね。

ネタバレBOX

 パンフレットには、この舞台の「元ネタ」がかなり詳細に解説されている。
 それでもどうやら「タブー」に触れるらしいところは巧妙に避けられている。

 どうして屋敷の人間たちがゲイでエイリアン(宇宙人=規格外者)なのか、という点だが、もともと50年代くらいまでのB級ホラーでは、普通の人間が迷い込んでしまうのは「怪物」たちの住いであり、その「怪物たち」は、たいてい実際のフリークス(不具者)によって演じられていた。トッド・ブラウニング『怪物団』が代表的な作品であり、そこには小人を始め、実際のシャム双生児などが大挙して登場している。しかし、時を経て小人たちや奇形俳優が使いづらくなってくると、「奇形を模した」メイキャップ俳優たちに役割は移されていく。パンフで『ピンク・フラミンゴ』のディヴァインや『ファントム・オブ・パラダイス』が紹介されているのはそのためだ。
 被差別者の叫びを舞台や映像を通して訴える、そういう意味合いがあの当時のサブカルチャーには色濃くあった。日本でその影響を受けたのはもちろん寺山修司で、彼の映画や舞台に小人たちが登場するのは、この“被差別者からのサブカルチャー”の流れである。

 英米のゲイ差別は今も続く問題だが、ハーヴェイ・ミルクの暗殺事件などもあり、あちらのゲイは、宗教的な観点から、まさしく「化け物」扱いされていたのが70年代である。ホラー映画のフリークスにゲイを重ね合わせて、「我々は被差別者だ」と訴えるのはごく自然な流れであった。
 優生思想に凝り固まった元ナチスの科学者が悪者に擬せられるのも当然の扱いである。なぜ彼に「フォン」の名前が付くかということまではパンフにも解説があるが、その先の説明がない。あの科学者のモデルは、アメリカに亡命した実在のロケット工学者、フォン・ブラウンであり、既にスタンリー・キューブリックが『博士の異常な愛情』でストレンジラブ博士として登場させている。だから“車椅子に乗っている”のだ。
 フランクが「フェイ・レイになりたかった!」と歌うのも、それが『キング・コング』のヒロインの俳優だという解説はパンフにあるが、彼女がどういう人かということについては何も書かれていない。フェイは世界初の「スクリーム(叫び)」女優であり、野獣に攫われる美女(もちろんベースにはジャン・コクトー『美女と野獣』がある)であり、自らがケダモノ扱いされるフランクにとっては、まさしく求めても求められない憧憬の存在であるのだ。彼がロッキーを怪物ではなくマッチョに造形したのも、「自分が襲われたい」からなのね。基本、モンスターの発明者は、モンスターによって復讐されるものだからね。そこには被差別者としてのゲイの悲痛がしっかり背景にある。

 “ロック・ミュージカル”と言いながら、場末のバーレスクに近いデタラメなダンスであるのも、それがフリークスによって演じられることを前提としているからに他ならない。いっそのこと古田新太は無理してダイエットせずに(一応、ティム・カリーに合わせようとしたのだろうが)、超デブなまま醜く息も絶え絶えに踊ってくれた方がよかったのではないか。このミュージカルのダンスは、必ずしも巧い必要はない。むしろ「ゲテモノ」であればあるほど、「ゲテモノで何が悪いか」という強烈な「毒」を観客に発信することになるのだから。
 そういう点をとってみても、作り手側も本当に『ロッキー』フリークなんだろうかと疑問を覚えざるを得なくなる部分が随所にあるのだ。 最後に登場する宇宙人が本邦の『怪獣大戦争』に登場するX星人のコスチュームなのは何の冗談なのかね。日本にもこんなB級カルトがあるぞと言いたいのかも知れないが、その手のギャグはもうさんざん漫画やアニメで見せられてきているので、今更感の方が強い。昔ながらの特撮ファンも特に喜ばないだろうし、若い人は意味が分からないだろう。だから誰に向けてのギャグなんだか、さっぱり見当が付かないのである。
 自己満足だけで舞台を作られてもなあ。
猿に恋〜進化ver〜

猿に恋〜進化ver〜

悪い芝居

駅前劇場(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

見てよかった!!!
無言劇という事で、難しそうだなと思ったのですが・・・
楽しかったです!

ネタバレBOX

山崎さんにも出演してもらいたかったです!
軽快にポンポコと君は

軽快にポンポコと君は

ぬいぐるみハンター

OFF OFFシアター(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

緩やかな110分
ゆるい感じの会話か続いていく中、愛と正義の壮大なスケールになる物語。池亀さんの脚本は3本目だけれども共通してどことなく可愛らしい印象です。
馬鹿には馬鹿なりの意地や、照れもあって日本の将来も予言?しているような作品です。110分長いかなぁと思いきや、すんなりと見易い舞台でした。初観劇には丁度いい作品だと思います。

猿に恋〜進化ver〜

猿に恋〜進化ver〜

悪い芝居

駅前劇場(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

作品の意図を考える愉しみ
最近OMSなどで注目の山崎彬さん主宰の劇団。
まず東京以外の劇団を見れるのが嬉しい。
「悪い芝居」は東京に本拠地を移さず、京都から発信し続けてほしいと思った。

演劇にはまだ可能性があるんだと、感じられたからだ。

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

あんかけフラミンゴ

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

初観劇が初公演!
旗揚げ公演、初回のチケットが当たったので
当初「今年の初観劇」になる予定だった第三舞台を抑えて(!)、
これが初観劇になりました!
正直、「見たい割引」をやってても、
チケットが当たらなかったら観なかったでしょう。

内容は、ダンスと笑いとエロと社会批判を盛り込んだ、
偏ったラブストーリー。

話は、全半男性側、後半は同じ話を女性側から描いていて、
折り返して観て、初めてわかる真実・事情があった・・・という仕組み。
結果、後半は視点からではあっても、同じ話が繰り返されるわけだから
少し飽きてきたかも。

ちょっと前の小劇場、古い雰囲気、
今風に変にすかしたりしていない泥臭さ、
かっこ悪さ、痛々しさ、が、イイ。
そして勢いがあってイイ。

個人的には、キャスト全員のダンスが好きです。
しいて言えば、意外と、いや、「かなりエロくなかった」のは
ちょっと残念でした。
それと、明らかに男目線の作劇なので、
女性の方の感想が聞きたいと思います。

また、他の方の感想同様、学生でこれだけちゃんとできるのは、すごい。
劇団としての味は、本作だけではわからない。
2作目、3作目に期待したいです。

ガッツザセレソン

ガッツザセレソン

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

初セレソン
ずっと気になっていた劇団でしたが、番外編からの鑑賞となりました。
毎回出演者の前説があるのでしょうか?役者さんにとっては、開演前の集中したい時間だと勝手に思ってましたが、そうでもないのですかね。
客入れや受付もされていて、なじみのお客さんと挨拶を交わす姿が、とってもアットホームな雰囲気を作っていました。
本公演も是非、観に行きたいです。

ネタバレBOX

チームに別れてのオムニバスということで、正直なところ出来にはばらつきがありました。
全体をナビゲートするFM番組へのメールと登場人物をかぶせるという設定、次の芝居へのワンクッションに良いアイデアですね。観る側としても、気持ちをうまく切り替えられます。
やや内輪ネタが多かったようですが、初めての私でも違和感無く観られました。
アドリブなのか台本にあるのか、分からないくらいの激しいやりとりも数多く、これは劇団としての呼吸というか間の良さでしょう。何度も吹き出しました。

「社長と強盗」「THE ROOM」の2本、ちょっと練れてなく、消化不良でした。

役者として生活を成り立たせることの困難が語られた「MY LIFE」は、働くこととは何かという問いを突きつけられたようで、正直耳が痛かったです。

永田さんの引退興行とあって、劇場全体があったかい空気に包まれていました。
破産した男

破産した男

東京タンバリン

あうるすぽっと(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

凄く洗練された舞台で
とても面白かった。

でも、フランスというとああいった分析的な?小説の印象が強い気がする。
フランス語の文法見てもそれはうなずける。
語順なんか正確には文法では決まってない、でも、たぶんセンスの上でという意味でのみはっきり語順が決まっているポーランドなんかが、ロマンチックな血潮が煮えたぎる文学が強いのもコトバゆえ・・?

自分がどちらを好きか、というなら、勿論ポーランド(シェンキエビッチとか、コトバの響き、文章の味わいといい・・でもだいぶ忘れた(笑

でも、フランスでしか生まれなさそうなロジェ・グルニエなんかも、恐ろしいほど魅力的な・・・まさに「文学」の存在する絢爛たるフランス(文学のない国は多数あるようだ・・)、これからどこに進んでいくんだろう・・?

いや、なんていうか、非常に勉強になりました!

自分も大好きな役者さんたちの演技も堪能させてもらいました(笑

ふたりぼっち~さよならだけどさよならじゃない~

ふたりぼっち~さよならだけどさよならじゃない~

Twink

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2011/10/09 (日) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

何も考えずに
素直に観て、楽しめた舞台でした。
着替えのシーン含めて、観客を盛り上げよう、笑わせようという気持ちが溢れた良い芝居でした。

・・ゴールデン街劇場って、昔からこんなサービス精神の神様的なものがいつも狭い楽屋の隅っこなんかに生き続けている気がして、大好きな劇場です(笑

全 員 彼 女

全 員 彼 女

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/01/05 (木) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

さらり
軽~く、さらりと何も心に引っかかりも無く見終わった。
おまけの方が、面白かった。

前向き!タイモン

前向き!タイモン

ミクニヤナイハラプロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

結構しっかり聞き取って理解したほうだと
自分は思うんですが、ほかの人はどうだったんだろうか・・?

矢内原氏の役者に対する理想は限りなく高いことが
毎回痛感させられます(苦笑

めちゃ面白かった!でも、疲れた・・脳が・・。
仕事帰りにぶらっと、て感じではないよな・・(苦笑

めろす

めろす

チェリーブロッサムハイスクール

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/10 (土) ~ 2011/09/14 (水)公演終了

満足度★★★

元気があって
いいんじゃないかな、と、思ったり。

杏仁豆腐のココロ

杏仁豆腐のココロ

劇団桟敷童子

西新宿成子坂劇場(東京都)

2011/10/12 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました!
やはり頑張って観に行って良かった。

で、けんか!?

で、けんか!?

サラダラ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/22 (木)公演終了

満足度★★★★

なかなか
見応えあったかな、と。

白井剛『静物画―still life』

白井剛『静物画―still life』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

自由学園明日館 講堂(東京都)

2011/10/27 (木) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

非常に素敵な作品でした・・。
京都も良かったですが、明日館もなかなか・・。

音楽朗読劇「薔薇は生きてる」

音楽朗読劇「薔薇は生きてる」

Aux-Sables

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい声質ですね。
1年ぶりで聞いた島田歌穂さんの声質は、相も変わらず本当に澄み切った優しいものですね。うっとり聞かせてもらいました。
ただ、マイクのセッティングがいまいちだったので、小劇場ゆえ、マイク不要?と感じた次第。

雑音

雑音

オイスターズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/24 (土) ~ 2011/09/27 (火)公演終了

満足度★★★★

最初は慣れるのに時間がかかりましたが
観ているうちに引き込まれました。
・・なかなか面白いのでは?

Waiting ~とりあえず、黙って待ってみる…~

Waiting ~とりあえず、黙って待ってみる…~

いいむろなおきマイムカンパニー

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはり
いいむろ氏のマイムは
非常に洗練されているし、エスプリに溢れていて
いつ見てもいいです。

寿歌(ほぎうた)

寿歌(ほぎうた)

シス・カンパニー

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2012/01/05 (木) ~ 2012/02/02 (木)公演終了

満足度★★★★★

レトロな漫画的に楽しんできました
堤真一さんと橋本じゅんさんのファンで、戸田恵梨香さんに全く期待をしていなかったのですが、意外にも戸田恵梨香さんが魅力的でした。
男性二人は言うに及ばす。
80分という短い芝居でしたが満足です。
終演後、胸に残るものがありました。

ネタバレBOX

大満足なのですが、実は見る前に初台の友達を呼び出しオペラシティの中華屋でやや飲み過ぎ、半分ウトウトした状態で観ていました。
でも、とっても良い気分でした。蛍も雪も綺麗でした。

寝ぼけて観ていたから余計に?不条理な場面も夢か漫画のようですんなり入ってきました。
そう言えば昔「ガロ」にこんな感じの漫画があった気がするなー。

ゲサクが死ぬ場面で「ガクッ」って言ったんですよ。
その前日に見た東京乾電池のハムレットに続き、役者が舞台で死ぬ時に「ガクッ」って(笑)
滅多にないのが2回も続いて、嬉しくなりました。
ゲサク、すぐ生きかえりますけれどね。その登場シーンの堤さんが軽くてよかったです。

もう一度、寝てない頭で観たい気もする。
そうすると、色々考えてかえって楽しめないかもだけれど。


「2」

「2」

コロブチカ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりコロ氏はオトコマエ
だし、カッコ良い(笑
やはり役者ばえするなぁ・・と。

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