
星の結び目
時間堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/22 (木) ~ 2012/01/02 (月)公演終了

吐くほどに眠る
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

吐くほどに眠る
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

吐くほどに眠る
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演とは違った衝撃
初日を拝見。
初演も観ていて・・・。
比べると、特に前半の混沌がクリアになって
物語に広がりと客観性が生まれた印象。
その分、作品により普遍的なニュアンスが
生まれたように感じました。

90ミニッツ
パルコ・プロデュース
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了
満足度★★★
3日目
席は下手やや中央より、最後方。
3日目は変化あり。
冒頭の西村さんのセリフ回しが上ずったものから少し落ち着いたものに変わっていた。
ただし、中盤以降はいつもの西村さんに戻っていて維持する力がないのに少しガッカリ。
それから、3日間通してだが、観客を笑わせるセリフを言うのがあまりにも下手だ。意識しすぎているのか、間も悪いし喋り方もおかしい。
近藤さんは台詞の間や動き、喋り方など小さいけれどいろいろな変化が見られた。
初日にはなかった説得力が生まれていた。「定番の喋り・動き」をなくして、キャラクターのものに変えていた。
今回の脚本と役者の最大の弱点は二人の力が拮抗していないことだと思う。
お互いが対立し、しかも力の強弱が何度も入れ替わるようでなければ観ていて面白いとは感じられないし、90分も集中できない。
実際3日とも会場からはいくつかの鼾が聞こえた。

90ミニッツ
パルコ・プロデュース
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

90ミニッツ
パルコ・プロデュース
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了
満足度★★
1日目
3日間全て観たのでそれぞれ分けて書こうと思います。
初日は下手側左翼席。
脚本については、なんだかやっつけ仕事という印象が拭えませんでした。
キャラクター二人の説得力がとても弱く、客の共感を得にくいと思える近藤さんからは、父親というには違和感ばかりを感じたし、西村さんからは、本当に医師としてキャリアあるの? としか思えなかった。
演技に関しても、不満ばかりが残った。
西村さんはいつもの上ずった喋りとキャラクターの中身が入ってない演技。静かにしゃべるシーンでは声が聞こえない。怒鳴るところは「これから怒鳴るぞ」という自分の間がしっかり入ってしまっている。
上手い人だとは思わないが、どれだけキャリアを積んでもこの人はこうなのか、とガッカリした。
近藤さんに関しても、土地の教えを守り子供への輸血を拒む父、というのは説得力を出すには難しいのか、父親という感じがあまり出ていなかった。
所々に、近藤さんの定番の動き・喋りがあって、あまり自分のものにできていないのだなと感じた。

アイドル、かくの如し
森崎事務所M&Oplays
キャナルシティ劇場(福岡県)
2012/01/11 (水) ~ 2012/01/11 (水)公演終了
満足度★★
前半が退屈だった。
休憩ありの前半、後半各70分の舞台だったが、前半の必要性をそれほど感じなかった。
前半のラストになりやっと物事が動きだし、後半は微妙な人間関係やキャラクターの人間性を見ることができたが、それも薄っぺらく感じた。
微妙な演技をするには役者の力が足りてなかったようにも思える。
これだけの時間をかけるなら、せめて後半くらいの密度ですべてやってほしかった。

暗いところで待ち合わせ
劇団昴
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/01/09 (月) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
映画が好きで観に行って正解♪
良かった~泣いた~ 。現代ドラマでサスペンス要素もバッチリ!さすが寺十吾さんの演出。秋之桜子さんが舞台用に書かれた戯曲も良かったです。
でも音楽は生演奏じゃない方がよかったかも。もっと暗さの密度が高い方が好み。たしか原作の乙一さんがトークゲストの回あり(完売)。上演時間は休憩十分を含む約二時間半。

全 員 彼 女
TOKYO PLAYERS COLLECTION
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/01/05 (木) ~ 2012/01/09 (月)公演終了
満足度★★
物語に入り込めず
私にはわかりづらい構成で、最後までなにがなんだかわからずじまいだった。物語に入り込めないままで終わった。最後ようやく8人の女優が出ているのだとわかった次第。
劇場からの帰り道、「うーん、どうかな」とうなってしまった。
アイデア自体はこっている。5人の彼女という分身。みんな理想的な彼女。それに、元彼女がいて、初対面の彼女と、別れ際の彼女、合わせて8人。
さらに、前半部は男目線からのストーリー展開、後半部は女目線からなぞるストーリー展開。
最初、そのへんの理解ができなかった。そこらのこりすぎが物語に入り込めなかった理由か。

龍馬を殺した女たち
Unit Blueju
ザムザ阿佐谷(東京都)
2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
これは期待以上です!
今日は、メディア関係者向けの公開ゲネ。過去Bluejuには注目していて今回も早々に足を運びました。
毎回、歌あり、演奏あり、ダンスありの芝居なのですが、今までのタッチとは少し違って大変骨太に仕上がっていました。大変良く練れています。
8人の女優それぞれの個性をうまく使い分けており、一人ひとりが大きく見えます。
1作目からの特長である音楽の使い方もいよいよ極まってきました。全編に渡る生演奏が各演者の個性を際立たせます。
ダンスのクオリティも高く見ているだけで単純に楽しめるというこの劇団の良さを踏襲はしつつ、表現に深みと凄みが出てきました。
公演中にもう一度観劇したいと思います。
荒削りなところもありますが、そこがこの演出家の個性。ちっちゃくならずに更に自由なテンポ感を追求して欲しいと思います。
次作では、舞台装置の整った劇場で存分に演出、演技するのを観て見たいと思う劇団です。

一九一一年【ご来場ありがとうございました!】
劇団チョコレートケーキ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/12/16 (金) ~ 2011/12/20 (火)公演終了
満足度★★
どうなんだろ。
台本に書かれた台詞が優れていれば、自動的に客を感動させられるとは思うなよ・・・と、前半感じてしまいました。一部役者陣が、台詞に追いついていっていない。
後半から、役者もノッきたのだろうか、気にならなくなりました。

ニンギョヒメ
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2012/01/10 (火) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
新しい女形スターの誕生?
チラシタイトルからは想像出来るとおり人魚姫のお話なのだが(詳しくはネタバレ参照)、このお芝居の肝は、いしだ壱成さんが演じる女性がひときわ目を惹く。自分自身いしだ壱成さんを知らなかったのだが、どうやら女性役は今回が初めてなようで。これを見に来る一見の価値は充分にある。
ただまぁ、劇場は迷いやすいので時間にはゆとりを持つことをオススメしますが。

軽快にポンポコと君は
ぬいぐるみハンター
OFF OFFシアター(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

ハムレット
劇団東京乾電池
ザ・スズナリ(東京都)
2012/01/04 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
ハムレットに興味深々
初めての【ハムレット】でした。笑いの中に哀しさだったり愚かさが感じられ、本を読んでみたくなりました。トリプルキャストとということで別のハムレットも気になるところです。最後にかかる音楽にもはっとさせられました!40周年記念公演もぜひシェイクスピアで!!

ガッツザセレソン
東京セレソンデラックス
シアターサンモール(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/09 (月)公演終了
オムニバス興業ですから
お祭りですね、そこに古参の永田さんの引退興業が追加されたって所。セレソンらしさが少しは出ていたかな?色んな事情で役者引退する人は多いですが引退興業としてある意味主役にしてもらえて楽を迎えた事は、他の役者さんより幸せなんでしょうね。他の回ではどうだか知りませんが全員泣いてカテコは印象に残りました。6作品中一部、印象に残らない作品はありましたけどね(笑)少ない公演数でしたから行けなかった方はTBへどうぞ

吐くほどに眠る
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
面倒くささ
独創的な演出でクルクル変わる衣装が楽しい、こうしたパフォーマンスをやりきる役者も演出家もすごいなーと思う。ただ、個人的にはせっかくの物語への意識が分散されるような見え方がして、勿体ない感じでした。物語はとても共感、この面倒くささが人間だなぁと思いました。

第1回演劇早慶戦
演劇早慶戦実行委員会
早稲田大学小野記念講堂(東京都)
2012/01/11 (水) ~ 2012/01/11 (水)公演終了
満足度★★★★★
初戦、慶應の勝利!
これから長く続くであろう、早慶戦の第1回目を慶應が飾った。慶應勝利おめでとう。
それにしても素晴らしい企画を立案・運営した、学生スタッフに心から感謝したい。
慶應は王道の芝居を見せてくれた。早稲田は趣向にとんだ作品を見せてくれた。両校の参加者にも感謝したい。
さ、来年はいつかな。

全 員 彼 女
TOKYO PLAYERS COLLECTION
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/01/05 (木) ~ 2012/01/09 (月)公演終了
満足度★★★★
ただの欲しがりと打算
彼氏の子供っぽさと言うか薄っぺらさに共感出来ずも納得しつつ、5人に分かれたり引っ付いたりする彼女に苦笑させられました。そして、何より捨てられた彼氏にキープされながら結婚相手を捕まえてしまう元彼女の計算高さに感心しました。
しかし、自分自身も含めて男が5人に分かれたら、5人が5人共同じ方向を向いて彼女の取り合いの末、喧嘩して終わりのような気がする。

軽快にポンポコと君は
ぬいぐるみハンター
OFF OFFシアター(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
結構じんとくる
最初からエンジン全開の役者陣の、マシンガン並に飛び出てくる
台詞の嵐、決して広いとはいえないOFFOFF内に容赦なく響きわたる
爆音の音楽にひたすらに圧倒されます。圧倒されますが…
それぞれにキャラの立ったポンポコ達とプラス一人の織り成す
面白いやり取りにクスリとさせられたり、かと思ったら最後の方では
不覚にもじんとさせられたり、気持ちがジェットコースターのように
もってかれました。全体的には可愛らしい話だと思います。