
宇宙の旅、セミが鳴いて
conne-colle
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★
人物に説得力が…
もうすぐ地球に帰還する宇宙船の中で繰り広げられる人間模様。
全体的に、演技の説得力が薄いような…。
「宇宙」という感じがからきし無い。
空気感、とでも言おうか、滲み出る何かが欲しかった。
台詞にしても、丁寧に喋ってはいるが、それだけな人が多いように感じた。
発語する際の「目的」
相手を言葉で「どうしたいのか」
そういった情熱・欲望・エネルギーが台詞から伝わってこない場面が多い。
動作にしても同様で、
動きに根拠や思いがいまいち感じられず、振付で動いている感が漂ってしまっているように思えた。
なので演劇が立ちあがらず、
ただ、物語が進んでいくのをただ観ていた印象。
役者同士の心のやりとり、というよりは予定調和感が強く、なんだか説得力に欠ける舞台でした。

2012.1 驚愕と花びら#02
東京バビロン
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2012/01/14 (土) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

ニジンスキー・ガラ
公益財団法人日本舞台芸術振興会
東京文化会館 大ホール(東京都)
2012/01/12 (木) ~ 2012/01/14 (土)公演終了
満足度★★★★
古いのに新しい
ニジンスキー作品は100年前とは思えない新しさを感じる。本公演は何と言ってもマラーホフ。表現系を躍らせたら世界のトップクラス。人形のもの悲しさが素晴らしい。東バでは小出領子が抽象音楽に対する絶妙な表情が素晴らしかった。

きっとずっと僕のすべて
お菓子な家
pit北/区域(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
何度も観たくなる正体
私は学生劇団の「粗(アラ)」が大好きだ。
粗こそが学生演劇の持ち味であると言っても過言ではないが、この作品はその粗を巧妙に利用した、大変私好みの舞台であった。
稚拙な部分はあれど、時に鋭くイメージを切り取る台詞回しが心地良かった。
イメージの変化と解放、集約をここまで広げられる作家は珍しい。
駆け出しの学生劇団の中では間違いなく高水準にあると言っていいだろう。

十一ぴきのネコ
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2012/01/10 (火) ~ 2012/01/31 (火)公演終了
満足度★★★★
遊び心満載
いやぁ、面白い芝居でした。
絵本で有名な『十一ぴきのネコ』
私の住んでる北区では、図書館のカードの絵柄にもなってました。
ただ、内容そんな覚えてなくて、新鮮な気持ちで観に行きました。
なんとも賑やかで、軽快で、皮肉で、遊び心満載な舞台でした。

レベル5(ファイブ)ぐらい
劇団こんぺいとう
高田馬場ラビネスト(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
今後に期待したい!
個人的には、なかなか楽しめた!
劇団初見。脚本も演出も役者陣も、粗削りな印象であったが、
不思議な魅力を感じたのも事実。
上演時間約2時間。

暗いところで待ち合わせ
劇団昴
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/01/09 (月) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
原作の良さが目立つ。
一言で言うと、原作の良さが目立つ舞台。
読んだ事無い私が言うのもなんですが、
だからこそ、この舞台を観て思った事は、
「原作を読んでみたい」
でした。
それは脚色(=秋之桜子)がうまい、って事かもしれない。
だが、観ていて感じるのは、どうしてわざわざこの作品を「舞台化」したのかという事。

レベル5(ファイブ)ぐらい
劇団こんぺいとう
高田馬場ラビネスト(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
荒削りだけど
面白かった♪ オムニバス物とはいえ、各エピソード毎に場面設定(シチュエーション)が全く違う。
今回が二回目の公演というまだ若い劇団で、全体的にやや荒削りな印象を受けたけど、演技やダンスなど個々のクオリティが上がって行けば、今後楽しみな劇団になりそう。

アイドル、かくの如し
森崎事務所M&Oplays
キャナルシティ劇場(福岡県)
2012/01/11 (水) ~ 2012/01/11 (水)公演終了
満足度★★★
岩松了的アイドル論&観客論
岩松了とアイドルという取り合わせは、ちょっと意外な気もするが、よく考えてみれば、これまでのドラマ、映画、舞台出演を通して、間近でアイドルに接する機会も決して少なくはなかったはずである。
「アイドルがドラマ出演すること」について、事務所の意向や、ファンの反応などの実態を見て、アイドルたちにどのような葛藤があったか、それらが演劇化するに相応しい題材だと判断したのだろう。芸能事務所の一室だけに限定された舞台で、そこに集う関係者たちの思惑の違いが作り出すドラマは、極めて繊細で、時には激しく、時には静かな中にも狂気すら感じさせて、観る者を飽きさせない。岩松了お得意の「幻想」シーンも、ここぞというクライマックスに差し挟まれる。
しかし、観劇後の印象は、一言で言えば「後味が悪い」。それは岩松了の他作品についても言えることだが、登場人物がみな、アダルトチルドレンであり、アイドルに群がる人々が「模範としての大人」とはほど遠く、それはアイドルを食い物にしているマスコミも、そして観客である我々もまたアイドルの心情を思いやる気持ちに欠けた「ダメな大人」であることを暗に指摘されてしまっているからであろう。
それは岩松了の計算通りではあるのだろうが、劇中のアイドルが哀れさを増すに付けても、芸能界に、そして世間に、もう少しマトモな大人はいないのかという憤懣を抱かないではいられないのである。

ハムレット
劇団東京乾電池
ザ・スズナリ(東京都)
2012/01/04 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
乾電池とシェイクスピア
終始、早口で捲し立てるような台詞回し。途中から変わるかなと思っていたらほぼそのパターンで、後半聞き疲れた。その為か話の内容はわかってる分、もう少し気楽に見てみたかったという思いもした。
歌舞伎+狂言風の劇中劇は面白かったです。

きっとずっと僕のすべて
お菓子な家
pit北/区域(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

2012.1 驚愕と花びら#02
東京バビロン
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2012/01/14 (土) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
無題260(12-013)
19:00の回、18:35受付、開場、客席は入って右奥、天井から蛍光灯が4本吊ってあります、入り口近くには小型の冷蔵庫、扇風機(赤い羽根)、見回すと脚立、レンジ、加湿器...上手、壁際ではなにやら機器のセッティング中、時々大きな「音」。大橋さん、どこかでお見かけしているのですが…どこだったか…「ぴちぴちちゃぷちゃぷ〜(アートスクエア)」のときだったか。入って奥が座席、なぜかなと思っていたら、入り口側でいろいろ使っていました。パンフをみると、ダンスがご専門の方ばかりではないようですが、とても興味深い内容でした。20:08終演。

レベル5(ファイブ)ぐらい
劇団こんぺいとう
高田馬場ラビネスト(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

軽快にポンポコと君は
ぬいぐるみハンター
OFF OFFシアター(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
ポンポコ♪ 文句なく楽しい!
ポンポコ♪
なかなか壮大なスケールで笑いもたっぷり!
ちょっとホロッとさせる部分もあり。
大好きな神戸さんが弾けまくっていて大満足!
ほぼ1人で観劇する事が多いのですが、
めずらしく友人を誘い4人で観劇。
みんな喜んでいて誘ったかいがありました。
明日、千秋楽。もう一回観たかったなぁ。

討ち上げベイベー
イッパイアンテナ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
また来いよっ!
観劇後、いろんな思いが脳内を駆け巡った。。。
王子から埼玉の自宅に戻って、シャワー浴びて、北参道のレストランにたどり着くまで、ずっと、この芝居のことを考えてたような気がする。
いろんなことを思わせてくれる芝居って、その後の生活に影響を及ぼすというか・・・実際に、観劇後の話題に上がっちゃったもの。パンに、豚肉のリエットを塗ったくりながら、イッパイアンテナの世界を語っちゃったもの(笑)
コント&コメディを中心に演じる京都の劇団「イッパイアンテナ」。
だから、『討ち上げベイベー』は、説明文からもわかる通り、忠臣蔵を下敷きにしたコメディ。そこかしこに、くすぐりを仕掛けてたし。
でも、ボクは、一ヵ所でしか笑わなかったような気がする(剣術稽古のところ)。
つまらなかったわけじゃない。
「この後、どうなるんだろ?」って、積極的に観てたと思うし、細かなところの演出がスッゴクよかったから。
でも、ボクはダメなんだ、忠臣蔵が(笑)
仇討なら、忠臣蔵よりも、ビートたけし&たけし軍団の「フライデー襲撃事件」のほうが笑えるし、その後の「ドラマ」も現在進行形中だから、イジるのなら、より適してる材料と思うし、なによりも、この作品の「メンバー」の熱さ&献身性は、たけし軍団そのもののように思えるんだけど。
忠臣蔵を、料理しきってはいなかったような気もする。
ま、忠臣蔵自体が、たいした話じゃないから、料理する必要もないようには思うが(←もちろん偏見)。
だいたい、秋元康って、商売に長けていることは認められていても、人望無さそうじゃん。「秋元ダメかー。じゃ、次~!」って感じじゃないの?実際のトコ。
ま、そんなこととか、「劇場でやるよりも、映画にした方が魅力が増す作品じゃないかなあ」「劇場で購入したDVD2本を何時観ようか」「クールキャッツ高杉さん、また観たいなあ」「女の子2人とも、魅力的だったなー」etc...いろんなことを、思っていたのであります。
いろいろ書いたけど、イッパイアンテナの次回作が楽しみで、まずは購入したDVDを観るのがとても楽しみで・・・大阪に遊びに行きがてら、ブラっと京都に芝居だけを観に行くのもオツかな、と思ってるところ。
東京遠征が成功か否かにかかわらず、ブログを読む限り、今回の東京遠征をネタに爆笑&ちょぴっとせつないコメディが創れるように思う(笑)
また東京に来てねー!

討ち上げベイベー
イッパイアンテナ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
今年ベスト
今年見た中でベストです。
4本のうちですが。
オリジナリティもあるように思えたし、まあ面白かったです。

きっとずっと僕のすべて
お菓子な家
pit北/区域(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
ステキだった
ピュアで、キレイで、かわいらしい、すごく良い舞台でした。
ダンスもキレが良くて、すごく気持ち良かった。
真理役の女の子が巨●で、気になってしょうがなかったけど。
良い時間をいただきました♪

討ち上げベイベー
イッパイアンテナ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
好印象
ちょっと持て余しぎみの内容でしたが、どうでもいいようなディテールにみせるこだわりがいいですね。一生懸命で好印象。今度はハナッからドメスティックな話が観たいです。また東京に来てください。女優さんお二人とも○。

吐くほどに眠る
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
いい感じだけど消化不良
個々のエピソードはとても心に響いたり面白かったりするのだが、全体像としての作品の意図がいまいちつかめなかった。質はいいのに消化不良気味。しばらく咀嚼が必要かもしれない。

吐くほどに眠る
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
初演より
重さが緩和されたように感じました。
前回では、ついつい気になってしまった(ストーリーから外れてる人の)着替えてる姿が、照明の具合で気にならずによかったです。
生演奏もいい感じでしたが、最初にわざと間違えるところがいまひとつ解りにくかったです。