満足度★★★★★
何度も観たくなる正体私は学生劇団の「粗(アラ)」が大好きだ。粗こそが学生演劇の持ち味であると言っても過言ではないが、この作品はその粗を巧妙に利用した、大変私好みの舞台であった。稚拙な部分はあれど、時に鋭くイメージを切り取る台詞回しが心地良かった。イメージの変化と解放、集約をここまで広げられる作家は珍しい。駆け出しの学生劇団の中では間違いなく高水準にあると言っていいだろう。
0
2012/01/15 01:33
このページのQRコードです。
拡大