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渡辺美帆子企画展「点にまつわるあらゆる線」

渡辺美帆子企画展「点にまつわるあらゆる線」

青年団若手自主企画 渡辺企画

アトリエ春風舎(東京都)

2012/02/05 (日) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

「雪」素晴らしい!
「雪」が素晴らしいのに書き込むところが無いのでここに書き込ませてもらう。
演出家の感性の素晴らしさを感じた。
出演者もみんな良かった。
アフタートークが言いたい放題で面白かった。
私は完全版を2回観劇。

戦場のような女

戦場のような女

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2012/01/26 (木) ~ 2012/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

秀逸な演技力
アメリカ人のケイト(精神科医)と、民族間のレイプ被害者ドラとの会話劇。舞台中で開けられるワインとシャンパンは本物で二人とも踊りながらの演技は見事だった。また、ドラはひじょうに頭のいい女性で、ケイトがボスニア紛争の死体置場の発掘に参加し、後にドイツのNATO医療センターに配属された経緯を暴き、患者と精神科医が逆転する立場の描写が絶妙かつ素晴らしかった。ケイトを演じた篠崎さんは利発そうなマスク。一方でドラを演じた工藤さんは神経質そうで痩せっぽちで手の筋が浮かんで見えたのもリアルだった。的確なキャスト配置だったと思う。

びんぼう君

びんぼう君

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/01/17 (火) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

びんぼう訓
少人数で密に演じ込む五反田団作品がとても好きだ。

ある女

ある女

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/02/01 (水)公演終了

満足度★★★★

初見
岩井さんの演技ばかり観たことがあったので、果たしてハイバイとはどんな感じなのだろうかと思ったら、岩井さん通りの劇団でした。

主役がWキャストなのは盲点でした。
映像も二通りあるということでしょうか?

映像はとても面白くってよかったんですけど、せっかく芝居を観に来たのだから生の演技を見たかったというのが率直な感想です。

アドバタイズドタイラント【ご来場ありがとうございました!!】

アドバタイズドタイラント【ご来場ありがとうございました!!】

The end of company ジエン社

d-倉庫(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

本公演を初めて観た
手法というか見せ方が面白くこだわりを感じた。
ただ、芸術性は感じるがメッセージがイマイチ届かなかった。
自分には難解すぎたかも。
次も観たい。

びんぼう君

びんぼう君

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/01/17 (火) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

五反田団
らしい芝居。
なんとも言えないシュールな世界観。
良くこれで一時間半の物語になるなぁと感心する。
しかも爆笑だし。
堪能した。

PARADISE CITY

PARADISE CITY

DEW PRODUCE 01

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2012/01/28 (土) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

日本テイストのアメリカ映画
子供を使った人体実験、町の再開発、旧いタイプの刑事と旧いタイプのやくざ、人情味ある八百屋、大企業の利益がからむ。
分かりやすい物語の中に、人の温かさ、心の繋がりが、しっかりと描かれております

ヒーロー物の娯楽アメリカ映画のようですが、日本の風味が有ります。
2m50cm位の高さから、ばんばん飛び降ります、投げられた演技で飛び降りた時は、驚きました。

おばあさんが、どのシーンでも何処かに居ます、これも良いですね、
この町を象徴している様です。

バージンロード

バージンロード

企画集団回天木馬

シアターシャイン(東京都)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題273(12-026)
14:00の回、13:32受付(予約の名前がありませんでした)、13:40開場〜13:56前説〜14:06開演〜16:10終演。懐かしい曲がかかっていました..開場直後はエンヤですね、「Alone Again」「Ventura Highway」「The House of the Rising Sun」...他の選曲も私の好みにピッタリ、どなたの趣向でしょう。

※名前がなかったのは仕方がないけど、本人かどうかもう少しちゃんと確認した方がいいと思います。また、外で待つのはかなり寒いので…開場時間が遅れないようにしてほしい。

ネタバレBOX

舞台はとてもシンプル、四角い箱の椅子、上手はバーのカウンター、下手の階段は白地に赤のバージンロードでしょうか。最初、暗転が多くどうかなと思いつつ観劇。しだいに役者さんたちに惹かれてゆく、構成のひとつひとつは目新しくないけど面白い取り合わせ。中には、お父さんだったの…のような飛躍しすぎもあり、お話全体をもう少し整理するといいかなと思いました(リアルな部分/仮想・ファンタジーな部分/時間の経過)。また、天使の羽が落ちないように。キャンディいただきましたが後方には届かなかった…。
舞台奥に映像が映されますね、舞台では撮影シーン、それが映像で、なので手ブレがそのまま、リアルといえばリアルだけど、ちょっとみにくかった。
「6ペンスコイン」というのはポピュラーなのでしょうか、他のお芝居(←ここで初めて知りました)でもありました(さっそく学習効果あり)。
最後にながれる「Chiquitita」は歌詞を思うと…Try once more … Sing a new song…なかなかいいなと思いました。
SINGLES【ご来場ありがとうございました】

SINGLES【ご来場ありがとうございました】

青春事情

調布市せんがわ劇場(東京都)

2012/01/25 (水) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題272(12-025)
19:30の回、せんがわは初めて、18:45受付、19:02開場、入ってみると役者さんたちすでに「修行中」、開演までずっと、21:45終演。「静かの海」に続いて2作目。

ネタバレBOX

今回、座禅体験の場が舞台なので、座ったり、横になったり(畳だし)、なので動きがやや少なめ。開場後の横一線の座禅の図は全てがアドリブではなさそう…携帯電話の隠れ見、胡座できない発言、居眠り…。大部屋を庭から見ているようなアングル、舞台転換では、天井にセットされている障子戸がスルスルと下りてきて舞台を隠し、その手前でもお芝居が進められます。

和尚に携帯電話を取り上げられたメンバー、引きこもり、旅人、バツイチ母、CEO、元ボクサー、元アイドル、空っぽの子、それぞれの青春と人生、挫折と諦め、別れのとき、空は青、みんなひとつずつ元気の素を手にするのでした。

終演後、前作のDVDを購入(最近、これが多い)。
AとBと一人の女

AとBと一人の女

劇団東京乾電池

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

しっかり不条理
すごくきちんとできた不条理劇を観ることが出来ました。
不条理を理解して吐き出していた柄本時生さんのセリフ量にも大拍手。それを受け流す?柄本佑さんもまたあの目線とかすごくスリリング。緊張と緩和。本当に久しぶりにいい作品観ることが出来ました。この料金でこれだけ濃い空間を観ることができる劇団東京乾電池月末劇場侮れませんよ。

ネタバレBOX

会場で熱い視線で見守っていた座長であり親である柄本明さんの姿がなんともいえず良かったです。演出のかのこさんがどの方かはわからなかったけど。今後も楽しみです。
青春漂流記

青春漂流記

劇団鹿殺し

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★

迷ってるのかなぁ。
劇団としての成長の過程の苦しみなのか、方針のブレなのか分からないけれど、前作を引きずったような作風(ストーリー)でした。

 楽しかった過去、苦しい現実、ハッピーエンドで無い終わり方、でも個々はもがきながら未来を何とかつかもうとあがく姿。終盤に向けて起伏の無いストーリー展開。

時間が無かったからなのか、横槍が入って思い通りに作れなかったからなのか、原因は分からないけれど、そうなってしまったことは残念でした。
(それ自体を”苦い青春”とあらわしてる気がしなくもないですが)


また、エンターテイメント性が以前より抑えられ、ダイナミックさも控えめな感じになっていて、良くない意味で「大人になった」感じがしてしまいます。

折角「漂流記」としているのですから、流れ流れた末の「大人」としての青春のとらえ方、生き方、覚悟をビシッと強烈にパワフルに見せて欲しかったですねー

それと、劇作については他の作品を少し観て、”鹿殺し”として取り込めるものは取り込んだほうが良いのでは。。
何でもかんでもは当然ダメで、鹿殺しの味をそのままに、演劇自体をステップアップ出来る手法のみを探し出してみては。
余計なお世話かもしれませんけどねぇ。。

乱歩の恋文

乱歩の恋文

てがみ座

シアタートラム(東京都)

2012/01/26 (木) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

尺の長さと舞台の広さを質感に変える手腕
半生を物語るボリュームがしっかりあって、
それを重たく感じさせない
刹那ごとの広がりや奥行きがあって。

広い劇場の舞台が生かされて、
初演の時と比べても物語に錯綜感がなく、
観る側をより圧倒する力が生まれているように思いました。

ネタバレBOX

王子での初演時の印象がしっかり残っている作品で、
物語としての肌触りや求心力は
その時の良さをそのまま残した感じ。

ただ、劇場の広さがしっかりと生かされていて、
しかも、そのことにより舞台上の密度が薄まるのではなく、
さらに奥行きから醸し出されるものが加わり
高まっているような感覚があって。

次第に夢と現の比率が変化していく
その空気のありようや
個々のシーンのニュアンスがまっすぐに伝わってくるような感覚が
さらに観る側を強く物語に引き込む力になっていたように思います。

美術や役者たちのお芝居の伸びやかさを含めて
この劇場との相性の良さを感じたりも。

観終わって、すでに見知った物語であり舞台であるにも関わらず、
記憶と交わることなく
場ごとのニュアンスに新鮮さを感じさせる力もあって。
逆にいえば再演を繰り返すことのできる
劇団としての
レパートリー的な力を持った作品であることも
実感できました。
白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】

白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/01/25 (水) ~ 2012/01/30 (月)公演終了

満足度★★★

楽しくはあったものの・・・
ストーリーは面白いし,この手のものは嫌いではないし,楽しくはあったものの,いまいち最終的に伝わるものは少なかった。役者さんも下手ではないし,一所懸命だし,効果音などのいいし,特に否定的なものはないのに。やはり,恋愛ものなのか,ファンタジーなのか,それともコメディタッチのものなのか,ぼやけてしまったのが原因なのであろう。もう少しで満足感が得られたのにといったもどかしさ。次回作に期待しよう。

トンマッコルへようこそ

トンマッコルへようこそ

劇団桟敷童子

あうるすぽっと(東京都)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★

戦争って?
日韓演劇フェスティバルの一作品。戦争を知らない村の話。演出は東賢司、出演のほとんどが劇団桟敷童子。でもまた客演の方々も良かった。ラストにも感激。涙がつーっとこぼれてしまいました。戦争は良くないですよね。

ネタバレBOX

個人的に写真をとるときの掛け声「キムチ!」が気に入らない。地名だけ韓国で日本の話みたいに見えるとこが、桟敷らしさでもありなんか物足りなかった。舞台装置は圧巻でした。
背水フォーメーションZ

背水フォーメーションZ

低気圧ボーイ(ズ)

nitehi works(神奈川県)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

フォー!!
面白かったです。
ホラー系スプラッタ系が駄目なので有名どころの作品(ターミネーターとかエイリアンとか)も知らないまま拝見いたしましたが、問題なく楽しめました。
会場の「似て非Works」の形状をうまく生かした舞台装置(階段が舞台上にある)でした。
噛まれるとゾンビになってしまうウイルス(?)が蔓延し、安全だとされていた北海道でもとうとう「直ちに影響はない」と言っていた政府が外出時自粛や学校閉鎖を求めるに至ったという状況の とある映画好きのための喫茶店で繰り広げられるお話。

ネタバレBOX

夢見がちな感じの父としっかり者に見えて腐女子な娘、
娘に片思いしている常連客、マスターに文句を言いながらも入り浸る常連客とお気楽な働きっぷりのバイト、階下の住人、怪しい営業マンが登場。

片思されてる娘と父だけは片思いに気が付いてない様子が可笑しかった。
ラストで題名が判るようになっているんだけど、騒動の発端になったゾンビ化現象が収束したのかは謎。

腐女子を名乗る女子高生が登場するけど、それほど腐っていない駆け出し腐女子設定のようで、そのうち告白してきた常連客とそれなりにお付き合いしたりしそうな気がした。

低気圧ボーイ(ズ)を度々見てる人は予想できたのかも?な
とある「小道具」が実は小道具じゃなかったのがラストで判ります。
暗転で入れ替わったとかではなく、はじめから入ってるのだそうです。
ピクリともしないのって結構大変。
ここもすごいと思いました。
トンマッコルへようこそ

トンマッコルへようこそ

劇団桟敷童子

あうるすぽっと(東京都)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

いつもの劇団桟敷童子とは少々趣は異なるが、人の「陰」に、何かを見せてきた桟敷童子ならではの、「善なる物語」
太陽の下の「善なる命」に笑い、泣けた。
韓国の戯曲(映画にもなった)『トンマッコルへようこそ』を上演。
演出を、 劇団桟敷童子の東憲司さんがやることは、チラシ等で知っていたので、一応マークしておいたのだが、後々、劇団桟敷童子の面々が大挙出演するだけでなく、「劇団桟敷童子」という劇団名まで出てきたので、慌ててチケットを入手しした。

ネタバレBOX

物語は、ある男のモノローグから始まる。
それは自分の父が持っていた不可解な写真の謎を解き明かそうというものだ。
その写真には、当時朝鮮戦争(台詞では「韓国戦争」と言っていたと思う。韓国のシナリオだから)の真っ最中なはずなのに、子どもの頃の父親と村人たちに、戦っているはずの、北の兵士、南の兵士、そしてアメリカ人までが楽しげに写っていたのだ。

男の父の話をもとに物語が進んでいく。

劇団桟敷童子の舞台なのだが、いつものアングラ度は低い。
いつもは、濃すぎるキャラクターで満載なのだが、それもない。

いつもの劇団桟敷童子に比べれば、淡々とした台詞劇。
ーもちろん、それでも盛り上がるところは、過剰なほどの情緒を携えて、観客をグッとつかんでくる。

そこが劇団桟敷童子なのだ。

いつもならば、「陰」が舞台の上を支配しているのだが、ここにば「太陽」のイメージしかない。貧しいながらも食は満ち足りているし、人情だってある。人に施すことは当然であり、見返りを求めない。
「善」の塊があり、それが燦然と輝き、そうでない者たちの心は洗われ、帰依していく、という感じ。

無垢な村人に心を通わせていく兵士たち、という構造は、確かに甘々かもしれないのだが、「生身の人間たち」が、「顔を見合って話をする」ことの大切さを、改めて見せるということなのだ。
人の持つ背中が、垣間見えるような、役者たちが演じることで、あり得ないファンタジーの世界が立ち上がってくる。
人の「陰」に、何かを見せてきた桟敷童子ならではの、「善なる物語」であった。
だからこそ、太陽の下の「善なる命」に笑い、泣けたのだ。

途中で、劇中の登場人物が、物語を語る男に話し掛けてくるというような、メタで不思議なシーンもあったりする。

また、セットも劇団桟敷童子風のスペクタクルはないものの、手際といい、よくできてるなぁ、と思う。
できれば、桟敷童子なのだから、(シナリオになくても)ラストにひと花、何か欲しかったというのは、本音である。例えば、写真の背景とか。爆撃のシーンとか。

ラストはオープニングの写真に集約されていき、涙、涙となった。
正直、オープニングの写真のシーンから、すでに泣きそうになっていたのだが。
どうもほかの観客は、一部の方を除きそうでもなかったようだ。

「独立軍」や「徴用」という、第2次世界大戦での日本との関係をちらりと顔を出す。「徴用」で初めて船に乗ったので、この村ではないよその国に行ってみたかった、という台詞は、明るいだけに、とても重い。

役者はさすがにみんなうまい。桟敷童子的な「画」になる舞台がいつもそこにある。

「村人」という設定なのだから、村人は、桟敷童子お得意の九州の方言でもよかったのかな、とも思ったり。

そういえば、受付で外山博美さんがやけに大きなマスクをしていたので、やっぱり乾燥は喉の大敵だな、と思っていたら、舞台の上に現れた姿を見て納得。あのままじゃ受付無理だなと(笑)。
帰ってきた ザ・バックストリート・シャイニングス

帰ってきた ザ・バックストリート・シャイニングス

スクエア

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/11/10 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

今回は歌モノで、全編歌に溢れていた
楽しい!
大爆笑するわけではないけれど、いい感じ。
こういうのはとても好きだ。

ネタバレBOX

ムード歌謡風からブルース、ロック調まで。振り付けあり、で笑わせてくれる。
ロードムービー的で、どうでもいいストーリーに、着地点の選択が、主人公のサラリーマンたちのコンセプトとマッチしている。

つまり、どうにでもできたであろうストーリー、例えば、ハッピーエンドの可能性もあったのだ。
(たぶん)観客の多くは、あり得ないけど、ハッピーエンドも、望んでいたような気がする。
しかし、それは選択せず、もともとのザ・バックストリート・シャイニングスというサラリーマンバンドの持っている方向性にぴたっとマッチさせたということだ。

いかにもおっさんたちの、それも関西弁の柔らかい会話が好きだ。
ニコニコしてしまう。風采といい、佇まいといい、表現するおじさんたちには、独特のオーラがある。
大爆笑するわけではないけれど、いい感じ。
こういうのはとても好きだ。

この日のゲストは、「阿佐ヶ谷姉妹」という妙齢の(?笑)お笑い姉妹だった。瞬間の面白さはあるのだが…。微妙なネタを延々やられても……、という感じはある。
青春漂流記

青春漂流記

劇団鹿殺し

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

噂の鹿殺し
面白かったです。
もう少し大人な演出でも良かったかも。

カフェ・ビアンカ

カフェ・ビアンカ

兎団

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2011/11/26 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★

「80年代の小劇場の薫り」がウリの劇団らしいのだけれど…
2時間超は正直キツかった。

ネタバレBOX

こういう言い方は失礼だとは思うのだが、感じたのは「古くさいな」ということ。
それはつまり、80年代が古くさいのではなく、なんだろ、発する「薫り」が古くさいのだ。
アングラな熱とスピードと深さが足りないのではないか。

古くさいと思ったのは、いかにもの「感動してくださいシーン」になると、バックに必ず同じ曲が流れてくるというあたり。
また、大勢の幽霊が出たりするんだけど、そのキャラに、つい「昭和か!」っていいたくなるセンスなんだよなあ。

それと、「舞台のサイズ」も関係しているのではないかと思う。
つまり、ここの劇団は、もっと狭いところにギュッと押し込められていたほうが、役者との距離がグッと近づき、もっと楽しめたのではないかということ。
以前ここのホールで青年団の『ヤルタ会談』を観たのだが、そのときは客席は使わず、舞台の上に客席と舞台を設え、サイズをコントロールしていたのだ。さすが青年団だ、と思った。

でも、学習院女子大学のこんな大きなホールで上演できたのは、よほどうれしかったんだろう。ダブルコールなんてし てないのに、主宰がまた舞台の上に飛び出してきて、楽ということもあり、観客と一本締めをしたのだった。そういう姿は、爽やか。「よかったね」と思った。

登場人物や設定などの、ヘンテコな和洋折衷&時代前後はわざとだと思うが(80年代っていう感じの)、それがどうもしっくり来ない。消化しきれないというか。
つまり、単に和洋折衷なだけで、それに「意味」が見出せないからだ。ホントは意味なくったって、意味あるように見せてほしいのだ。無理矢理でもいい。ダジャレでもいい。

あと、80年代の芝居って、言葉遊びが豊富な印象が強い。それが「自由さや熱さや深さ」を出していたと思う。
そうした「言葉」が豊かでないところが問題ではないのか。
妙に説明台詞が多い。
特に泥棒2人の掛け合いで、画家の話をするのは、変なポーズしていたけど、面白くはなかった。

こういう言い方は大変失礼だということは承知の上で言うと、「まるで昔にタイムスリップして文化祭を見ているようだった」のだ。
会場の雰囲気もあって、体育館で見ているような。2時間超。
長い。
わさわさと登場人物たちが総出のシーンが多いし、物語の膨らませ方があまりよくないというか。まどろっこしい。

しかし、主人公たちは「トイレに行きたい」というところから、あちこちに連れ回されるのだけど、行かなくて大丈夫だったのか?(笑) とずっと思ってしまった。
笑劇乙女

笑劇乙女

W-Speak

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/01/26 (木) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度

舞台では無くユルユルのアイドルイベント。
以前とても面白かった舞台に出ているアイドルの子が出ているというので
観に行きましたが、これはもう、舞台ではありません。

舞台の名を借りた金儲けのアイドルイベントです。

コメディアンは面白かったですが、
「知ってるアイドルが変な事をしているから笑っている」
というアイドルヲタ身内ウケの居心地最悪な空間でした。

劇場では無く秋葉原でやって欲しい。

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