
愛はタンパク質で育ってる
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/14 (火)公演終了
満足度★★★★
あいのものがたり
先月の「ポンポコ」に続き、拝見させて頂きました。
孫悟空、黄門様ご一行、走り屋に迷子などなど多様な登場人物。それぞれの「ゴール」目掛けあてどなく一本道を走り続ける、まさにぬいぐるみ流ロードムービー!
オープニングのダンスも長め、導入部もゆる~いコントのよう、なかなか先が見えずにじれったくも感じましたが、それだけにクライマックスの盛り上がりに胸が震えるよう。
観た後に考えさせられる内容、しみじみさせられるタイトルですなあ。
ここのところのメッセージ性が強いぬいぐるみさん、とても好みです。

TPS「亀、もしくは…。」
札幌座
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2012/02/04 (土) ~ 2012/02/25 (土)公演終了
クスクス楽しめます。
爆笑させるんじゃなくて、おもわずクスクスとにやけてしまう会話がすごく魅力でした。
仲がよさそうだけど、ちょっと癖のある4人のやりとりはいつまで観てても飽きないなあ、もっと観たいなあとなりました。

劇団イナダ組「このくらいのLangit」
NPO法人コンカリーニョ
生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)
2012/01/28 (土) ~ 2012/02/18 (土)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
あっと言う間の2時間で、次々とシーンが入れ替わっていって
楽しいなーかっこいいなーと、わくわく観れました。
札幌で、こういうきちんとしたクオリティのお芝居が観れることって
すごくうれしいなあと。

ハローワーク
国分寺大人倶楽部
テアトルBONBON(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★
正攻法でありながら同時にトリッキー
少人数の印刷工場での1日を、「あるある」「いるいる」系のネタを絡ませつつじっくりと描いて下地を作っておいて終盤で爆発(?)させ、丸く収まったりそうでなかったりの後に…(自粛)…とは。
なお、一部の人物については他人事としてニヤニヤしながら見ていたが、実際に身近にいたらイラつくだろうなぁ。(笑)

いっぽんの木【終演しました!ありがとうございました】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
pit北/区域(東京都)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
考えるのではなく感じる作品
文学で言えば小説ではなく散文詩、的な?
長い年月あるいは生命の象徴である「いっぽんの木」と点描風に演じられる人の営みの対比を感じ取れるか否かが評価の分かれ目?
起承転結がはっきりした「物語」ではないので、考えるのではなく感じる作品と言えるのではあるまいか。

バックギャモン・プレイヤード
カムヰヤッセン
吉祥寺シアター(東京都)
2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月)公演終了
満足度★★★★
シンプルに見えるが含みは沢山
シンプルかつベーシックであるがゆえにもっと小さな友人関係から歴史上の国家のレベルまで当て嵌めて受け取ることができるのがミソ。
なので、舞台上の出来事の「奥にあるもの」を観ると言うかそこからインスピレーションを発展させて自分の中で発展させることができるか、演じられている表層だけ観るか、によって評価が異なるのではあるまいか?
また、時折舞台と客席の「垣根」を超えて人物の心情がこちらの心に飛び込んで来る感覚は3-D映画の如し? 他にもいくつかの台詞が心に刺さったし。
その場に居合わせているように感じる「サラウンド」的なものはままあるが、こういうのはあまりないなぁ…(個人の感想です)

せいし
はぶ談戯
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2012/02/07 (火) ~ 2012/02/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
ダメ男に感情移入
生き死にに関わる者たちが色々な糸で絡み合う物語。
死神、殺し屋、生まれ変わらせ屋(?)
男はもう愛せないので産まない女、女しか愛せないので男は愛さないけど産む女、皮肉屋だけど死にたくない女
死にたいけど死なせてもらえない男、死にたくなるけど死なない男
外の世界では必死に頑張りながら、内の世界ではダメ男に依存して生きる女
何のために生きているのか分からない、優しいだけのダメ男
個人的には最後の男に共感した。
心のバランスを取るために彼(ダメ男)を必要とする女がいる。
欠けた心の隙間を埋める術(すべ)を生まれながらに身に着けている男。
芝居の間中、近親憎悪的に「何でこんなダメな奴なんだ」と思いながら、「それでもやって行けてるじゃないか」と自分の中で自問自答。

イエスタデイ
ブラジル
座・高円寺1(東京都)
2012/01/18 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

びんぼう君
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2012/01/17 (火) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

キル兄(あん)にゃとU子さん
シア・トリエ(旧:満塁鳥王一座)
仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター(宮城県)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了
満足度★★★★
揺れた
最後のシーンで、知らず知らずのうちに涙が出た。遠い未来を思って泣くのは初めてだった。この作品に関わった全ての方に、敬意を。

RE-INCARNATION
AND ENDLESS
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり
やっぱり、面白いです。
三国志を全く知らない私でも大変楽しめました。
観て損はないと思える作品です。
毎回ですが、殺陣が素晴らしいです。
客演の若手俳優さんたちもキラキラしてます。
もちろんANDENDLESSの皆さんも若手の方から主宰の西田さんまで、見応え抜群です。

Tripod
靖二(せいじ)
明石スタジオ(東京都)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/13 (月)公演終了
満足度★★★★
満足。
いま流行りの(?)戦場カメラマンとその仲間逹が繰り広げる喜怒哀楽……、というよりは男の友情、人生の機敏をみせてくれた。丁寧なつくりだと思う。シーンが変わるたびに役者さんが衣装を早着替えする必要があるので、きっと裏側は大変だったんだろうな、と余計な気を使った(笑)。

真冬の夜の夢
平熱43度
ワーサルシアター(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった。
なんと、「真冬の・・・」ってのは、そういうことだったのか。コメディ(?)とファンタジー(?)が入り混ざった冒険活劇ってことなのかなぁ。もちろん内容的にも楽しめたが、もう少し終わり方に救いがあるとさらによくなるかも。「平熱43度」というだけにアツい舞台だったのはいいが、できればセリフはもう少しボリュームを下げて発声して欲しい。大声で張り上げるから、聞き取りにくい場面があったのが残念、

F・W 親愛なる空飛ぶクジラ様
アルカイックスマイル
Geki地下Liberty(東京都)
2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月)公演終了

熱海殺人事件 NEXT
RUP
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/02/04 (金) ~ 2011/02/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
芝居というもの
ちょうど一年前、この舞台を観たところから、
自分の芝居鑑賞への欲求がおそろしく高まってきました。
芝居ってすごい。
芝居って熱い。
芝居って、生き物。
芝居って、人間そのものだ。
そんな風に思いました。
初日、帰ろうとして、膝が震えていて立てなかったことを、
今も鮮明に覚えています。
一度だけでは足りなくて、劇場へ当日券を求めて何度も足を運びました。
劇場に入れなくて、ロビーのモニターで観た日もありました。
一年経っても忘れられない。

てんいちっ!
K.B.S.Project
高田馬場ラビネスト(東京都)
2012/02/11 (土) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
昔のカンフー映画のような
もうなんかずーっと笑ってました。
これまでみたコメディの中で一番面白かったです。
これは誰が観ても面白いでしょう。笑いのセンス抜群。
昔のジャッキーのカンフー映画のような世界観で、
アクションもかっこ良かったです。

『かいごのご』『ぼくとおおかみ』
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/14 (火)公演終了

愛はタンパク質で育ってる
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/14 (火)公演終了
満足度★★★
面白かった
OPダンスに終始笑顔で観れました。
作品をつくるのは大変なんだなぁという印象を受けました。
次回も時間が合えば観に行きます!

愛はタンパク質で育ってる
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/14 (火)公演終了
満足度★★★★★
モザイク調のかけあい
みな走り続ける物語。目的もわからずに走っていて時々嫌になってしまう。でも、走り続けることが生きている証。いろんなすれ違いがぎくしゃくをもたらし、それでもつながり続け、新たな生を生み出す。世の中、人生を肯定的に見ているコメディ。理屈ぬきにおもしろい。動きといい、セリフといいリズミカルで、テンポ抜群。ごくわかりやすい物語を織り込んで、モザイク調の展開をくり返す。男女の恋ばなしがベースになっている。男女関係もかけ合い的な漫才調。予定調和を破壊し、イラッとさせられる。女の甘えを、男が包容しているととらえることも出来る。それが恋の王道か。うーんそんな風に考える必要もなし。ただただうまくかみ合わないところもあるが、ちょっとした許しが恋を成就させる展開。倦怠気味の人にお勧め。

イエスタデイ
ブラジル
座・高円寺1(東京都)
2012/01/18 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
近藤美月の、ぶっとび破壊力!
近藤美月のインパクトに尽きる!この人、毛皮族っぽいけど違うの?
本当は、「牙狼」「スイッチを押すとき」の肘井美佳さん目当て
+柿丸美智恵(毛皮族) で観たいと思ってチケット購入!
訳あって実家に帰ってきた三姉妹と、その親父が巻き起こす
大騒動ホームドラマコメディ・・・かと思ったけれど
それだけじゃなかった!
近藤美月演じる女の謎、というか狂気?がメチャクチャ面白かった。
でも、テーマは「夫婦のことは、他人にはわからない」ってことだよね。
それをも吹き飛ばしかねない近藤美月の怪演が最高でした!
他の作品でも観たくなった。普通の役では物足りないかも。