第7回公演
(公財)武蔵野文化事業団提携公演(東京公演) ・ 京都芸術センター共催公演(京都公演)
実演鑑賞
吉祥寺シアター(東京都)
他劇場あり:
2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://kamuyyassen.daa.jp/
期間 | 2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月) |
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劇場 | 吉祥寺シアター |
出演 | 甘粕阿紗子、小島明之、北川大輔、安藤理樹(PLAT-formance)、伊比井香織、今城文恵(浮世企画)、大西智子(あなざーわーくす)、岡山誠(ブルドッキングヘッドロック)、尾倉ケント(アイサツ)、小玉久仁子(ホチキス)、齋藤陽介、辻貴大、西岡未央(悪い芝居)、埜本幸良(範宙遊泳)、森田祐吏(北京蝶々)、山脇唯(ヨーロッパ企画) |
脚本 | 北川大輔 |
演出 | 北川大輔 |
料金(1枚あたり) |
2,200円 ~ 3,300円 【発売日】2011/12/01 前売 一般 3,000円 学生(枚数限定・劇団のみ)2,500円 当日 一般 3,300円 学生2,800円 早割(枚数限定・劇団のみ取扱) 一般 2,700円 学生2,200円 ■早割とは…お早めにご予約いただけるお客様に、お値段を安くご提供させて頂きます。 2011年12月末までにご予約・お振込みいただけるお客様対象です。また、早割をお申し込みいただいたお客様にはもれなく、劇団グッズ500円クーポン券をお付けいたします! *なお、振込手数料はお客様のご負担とさせて頂きます。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 「正直に言おう、もうたいして興味がないんだ。」 こんなに凪いでいる時も珍しい、というほど穏やかだった。 しばらくそのコップの中の嵐を眺めた後、嵐は次第に収まって、夜がきた。 それから暫くの間、海は鳴かなかった。 海を知らなかった男は、海の絵を描こうと思った、 が、男は本物の海を知らなかったので、白い磁器のカップの絵を描いた。 こんな日はもう来ないのではないか、と思うほどその日は暖かかった。 庭に広げた洗濯物は、朝食の前にはしっかり乾いていた。そして朝がきた。 それから暫くの間、雨は降らなかった。 陽の光を知らなかった女は、太陽と話をしようとした、 が、女は本当の太陽を知らなかったので、庭に咲いている向日葵と話をした。 そこに住む人たちは皆、本当の海も本当の太陽も知らなかったのだけれど、 嵐はコップの中で起こるものだったし、 向日葵の向いている方向に太陽が出ていることは知っていたので、 特段そんなに困ることはなかった。 そういったものを自分たちが知らない、ことも知っていたし、 その知らないことすら知らない連中に比べたら、 自分たちは幾分かましだと思っていたから、 自分たちの知っていることに疑いを向けることも少なかった。 みんながそれでよかったんだと気づいたときには、 誰もカップの海を書くこともなかったし、向日葵は黙ったままだった。 今回のカムヰヤッセンは、そんな話になりそうです。 脚本・演出 北川大輔 --------- カムヰヤッセン、約1年半ぶりの本公演は東京・京都の二都市ツアー! |
その他注意事項 | 2011年12月1日(木) チケット発売! 年内の予約&入金でちょっとだけお得! 詳しくはチケットのページでチェックして下さいませ! |
スタッフ | 舞台監督 杣谷昌洋 舞台監督補 川崎裕太(Theatre MERCURY) 舞台美術 大泉七奈子 照明 吉村愛子(Fantasista?ish.) 音響 笠木健司(クロムモリブデン) 音楽 吉田能(PLAT-formance) 宣伝美術 デザイン/釣巻デザイン室 アートワーク/平山正太郎 プリンティングディレクション 青山功(リトルウイング) スチール 原絵里子 衣装 飯田裕幸 映像 新谷純(クロムモリブデン) 演出助手 裕本恭(東京ペンギン) 大原渉平(劇団しようよ) 菊地一輝 制作 東京/塩田友克 京都/有田小乃美(悪い芝居) プロデューサー 工藤喬才 提携 公益財団法人 武蔵野文化事業団(東京公演) 共催 京都芸術センター(京都公演) 主催・企画・製作 カムヰヤッセン |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー7
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こんなに凪いでいる時も珍しい、というほど穏やかだった。
しばらくそのコップの中の嵐を眺めた後、嵐は次第に収まって、夜がきた。
それから暫くの間、海は鳴かなかった。
海を知らなかった男は、海の絵を描こうと思った、
が、男は本物の海を知...
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