
ガラスの動物園
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/03/10 (土) ~ 2012/04/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
観ること出来て良かった
演出によってこんなにも違って…。いや、違わないのかも!動く絵画(絵本)を読むように世界に引きずり込まれました。興奮冷めやらぬ、というか…。これって観た人にしかわからないよぉ!!

ジレンマジレンマ
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
三つの物語が作り出す一つの事実。
すばらしかったです。
ひさしぶりにすごいのを観たなと、劇場を出る時の高ぶりが半端なかったです。

少しはみ出て殴られた
MONO
ABCホール (大阪府)
2012/03/08 (木) ~ 2012/03/12 (月)公演終了
満足度★★★
駄目男っぷりはさすが
好きな世界感なんだけど・・・
寝不足だったのか、途中で何度かうとうとしてしまいました。
出てくる男たちの駄目さ加減は好きなんですが。
違う日に観たら違った感想だったかも。

山三 ・・SWANSONG
DANCETERIA-ANNEX
渋谷O-EAST(東京都)
2012/03/07 (水) ~ 2012/03/08 (木)公演終了
満足度★★★★
☆どきどき☆
美しい男性同士のからみには思わずどきどき!
そして生バンドによる演奏と素敵な歌声も圧巻!!
主役の方の演技がかっこよくもあり、美しい☆
他のキャストも各々キャラクター色がしっかりあり、面白かった♪
好きな役者さんが増えました!

「春待草 - ひとりでは淋しすぎて-」
菅間馬鈴薯堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/03/07 (水) ~ 2012/03/13 (火)公演終了

おやじのシチュー
ATLAS
TORII HALL(大阪府)
2012/03/09 (金) ~ 2012/03/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
泣けて泣けて
家族に思いを告げるのは、どれほど勇気がいることでしょう。
理解ってもらいたい、ただ一心で。
大切な家族だから。
ATLASさんのお芝居は、自分にとって心の柔いとこを震わせるみたいです。
今回もきっちり泣かされました。
素晴らしい作品でした。

『短編集 仇野の露』津公演
烏丸ストロークロック
四天王寺スクエア(三重県)
2012/03/09 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
烏丸ストロークロック「短編集 仇野の露」観ました。
社会の中にいる三組の男女の、悲喜こもごもの生きざま。様々なテンション、それぞれが抱える動機が場面を形作る。丁寧に描かれた感情の流れが時に滑稽に、恐ろしく、悲しく、うねりを見せる。場によって佇まいが変わって見える独特なセットも、地味に印象的。京都等、関西圏の舞台をもっと観てみたいくなりました。中部と関西をつなぐ場として、津はちょうどいいのかも。

うれしい悲鳴
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
最終回
突き刺さる言葉がたくさんあって、せつなくなる言葉がたくさんでした。
言葉がどんどん悲鳴になって聞こえてくる。
緊張感のある内容だし、芝居もそうでした。
笑う場所がいろいろあって、突然出てきて、笑わせて、また心地いい緊張感に浸る、そんな繰り返しに感じました。
うれしい悲鳴の前に、「ほのお」の朗読劇があって、
千秋楽のチケットを取っておいてよかったと思いました。
アマヤドリが楽しみです。

コルチャック先生と子どもたち
劇団ひまわり 福岡アクターズスクール
キャナルシティ劇場(福岡県)
2012/03/11 (日) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★
演劇を作らねばならない
観ていてストーリーなどは楽しめるものだが、どうにもワクワクしない。
主演のお二人は外部からのゲストだが、他の出演者は軒並み演技が酷過ぎる。
これは劇団ひまわり公演だが、当然大人も出る。
大人の演技は酷く、子供は演技が出来ない。
それでどうして公演を打つのか。
客席は当然、出演者の関係者ばかりだった。
脚本をなぞるだけでは演劇にならないのだ。

ゲキトーク
NPO法人FPAP
ぽんプラザホール(福岡県)
2012/03/10 (土) ~ 2012/03/10 (土)公演終了
満足度★★★
演劇教育についてもっと考えたい
お三方ともお話は面白く、それでいて、表現者としてごくごく当たり前のことばかり話されている。
彼らは皆一様に真摯であり、自分たちの地位だからこそ観客に納得させられることを語っている。
だが、当然のことばかり語っているので新鮮な面白さは何もなかった。
演劇の裾野を広げたい、というのはお三方共通されているようだが、その方法論などは納得いくものばかりではなかった。
客席には地元演劇人の姿も多かったように思うが、前のめりになって聞く者、たくさんのメモを取る者、退屈なのかアンケートに落書きする者、様々だった。そして、その姿に苛立ちを覚える私がいた。

春風亭小朝 独演会 2012
シアターネットプロジェクト
エルガーラホール 大ホール(福岡県)
2012/03/10 (土) ~ 2012/03/10 (土)公演終了
満足度★★★
落語初心者入門編、と言っては失礼か
落語に詳しくはないが、小朝さんの評価はいつも同じところに落ち着いてしまう。
「上手いがそれだけ」
きれい、というか、引っ掛かりが感じられず、スーッと聞けるのだが印象に残らないのだ。
「宗論」、「ぼやき酒屋」、「中村仲蔵」の3本。
「宗論」はなんだか息子のキャラクターが戯画化され過ぎていて詰まらなかった。
「ぼやき酒屋」は普通。という印象、特に面白い・つまらないと感じなかった。
「中村仲蔵」は個人的にも好きな話だが、これは以前歌丸さんで聞いたことがあり、こちらの方が好みだった。
小朝さん、どれを聞いても聞かせるし笑いも起きるのだが、印象に残らないのはちょっと弱点かな、と感じる。

おとこ会!
劇団偉人舞台
テアトルBONBON(東京都)
2012/03/07 (水) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

Final Fantasy for XI.III.MMXI
福島県立いわき総合高等学校
福岡明治安田生命ホール(福岡県)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/03 (土)公演終了
満足度★★
作品としての評価が行われているか
震災、津波、原発、一連の事柄を体験した現地の高校生たちの創った作品。
アフタートークを聞くところによれば、いわきの作品の創り方は、脚本があり、それを作り上げるのではなく、先生がお題を出し、エチュードにより創り上げられたセンテンスを、先生が脚本に構成し直す。という過程を経るらしい。
それを聞き、押し付けられたものをただこなすのではなく、自分たちで考えてつくることに好感を持った。
自分たちの身の丈に合ったことを、自分たちで考えて創る。これはまさに高校演劇としては正しいことだと思う。
いろいろな目に会い、どうしようもない怒りに震え、それを笑いとして作品に昇華する姿勢も好感が持てる。
ただし、やはり所詮は高校生、と言われても仕方ない考えやネタばかり。
当然ながら、出演者の力量にも差が見える。
「原発被害にあった高校生たちががんばっている」、「これが高校生たちの生の声だ」。
ほとんどがこの視点からのみ語られて、演劇作品としての評価が殆どなされていないのは彼らの不幸だと思った。

A-15 ~アイゴ~
CAP企画
劇場MOMO(東京都)
2012/02/28 (火) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
等身大。
あの手のセリフを小演劇役者の人たちが発しているのは現実味あり過ぎて痛々しいと感じることが多々あったが切実さは伝わった。話も無理なく観れた。

死してなお
ふつつかもの
東京大学駒場Ⅰキャンパス(東京都)
2012/03/10 (土) ~ 2012/03/12 (月)公演終了

「ザ・シェルター」「寿歌」2本立て公演
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2012/03/02 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

スケベの話
ブルドッキングヘッドロック
サンモールスタジオ(東京都)
2012/02/29 (水) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
バットとボール編を観た
爽やかな高校球児達の青春ストーリ!くだらなさにクスクス笑いが出てしまいます。3/11、一年前思い出しながら観劇で楽しめる時間って大切だと実感しました。

ラ・パティスリー
アトリエ・ダンカン
サンシャイン劇場(東京都)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
役者さんとパティシエって似てる
お芝居とスイーツ。
どちらも一見、華やかで夢のような世界。
だけれど、その裏でそれを作る人たちの努力だとか、苦悩だとか、思いだとか。
そういうものが、めいっぱい詰め込まれている。
だからこそ、
「ケーキは人を幸せにする」し、
「芝居は人を心を震わせる」のだと思う。
原作の雰囲気をそのまま舞台に乗せたような、
淡々としたストレートプレイでした。
淡々とした中に、
ほんのりとした甘さとほろ苦さ。
ケーキもお芝居も、芸術だよなあ、なんて思いました。

人形たちの棲むところ
かわせみ座
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/03/09 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
大人向けとは言えず
終幕後のバックステージツアーで間近に人形を見られたのがとてもよかった。劇の印象まで若干変わったぐらい(笑)人形は意外と軽いそう。操り手が紐を引いた瞬間に人形が生きているように見えるのはやはりすごいな。子供は絶対喜ぶ。大人向けにはやはり幻想的な景色だけでなく、物語がほしい。

ダム・ウェイター
Amrita Style
小劇場 楽園(東京都)
2012/03/09 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
ばかみたいに待ってる人
という意味にも取れる話。題名だけでも二重の意味があり、きっと英語では内容にもいろいろ隠されているのでは?と想像される。あまり身構えたので素直に笑えず、もっと気楽に見ればよかったと反省。観る人が勝手な想像をしていいらしい。