DART’S & smokers [VS]ベンチャースクール
エビス駅前バープロデュース
新宿ライブハウス&イベントスペースLEFKADA(レフカダ)(東京都)
2012/05/29 (火) ~ 2012/06/04 (月)公演終了
満足度★★★★
DART'S観劇
昼休み1時間縛り状況でリアルタイムにノンストップで進んで行く展開はドキドキ感がありました。
が、人がいないとは言えパブリックスペースである公園では空間縛りが弱いかなと。
同時上演作品との兼ね合いとは言え、今までのDART'S舞台で観ている時に感じる息苦しさ感は感じませんでした。
砂場で語られるストーリーは即興話のていでありながら、その実は丁寧に作られていて楽しめました。
サモン
ブルーノプロデュース
サブテレニアン(東京都)
2012/06/20 (水) ~ 2012/06/25 (月)公演終了
満足度★★★★
苦痛の表現
不快感がよく出ていた。チラシはもっとポジティブな物が含まれることを期待させるので、変な先入観を与えていると思う。
ミュージカル 湖の白鳥
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
爆笑
歌い手さんや曲のかんじからあーこの人たちはこのグループに似てるな、衣装をみて、アーいるこんな人と思いおもわず笑ってしまいました。
歌の歌詞がはっきりききとれてよかったです。おもしろかったです。
水無月の云々
中津留章仁Lovers
タイニイアリス(東京都)
2012/06/21 (木) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
「血筋」ではなく「理由」
140人のオーディションから選ばれたという14人の
“若手あるいは無名の実力ある”俳優が中津留氏のもとに集結した作品。
俳優のレベルの高さと登場人物の彫りの深さ、
そして何と言っても“犯罪の理由”に迫る緊張感ある脚本の素晴らしさ。
重低音が正面から腹に響くようなすごい舞台だった。
ネタバレBOX
昔ながらの商店街にある、健康食品などを扱う店愛甲家の茶の間が全ての舞台だ。
店から上がった和室に座卓がひとつ、隣のダイニングルームにはテーブルがある。
奥に冷蔵庫のあるキッチン、浴室などがあり
二階へ上がる暗い色のつやつやした階段が数段見える。
紺色の暖簾、あふれそうな状差し、どこにでもある絵がかかった部屋。
店主の愛甲健介は63歳、弟がいたが殺されてしまった。
殺したのは健介の長男大海だった。
愛甲家には、健介と次男雫のほかに長女水希、
それに殺された弟の娘千尋が同居している。
水希の婚約者や元カレ、雫の恋人、近所の電気屋、弁護士なども出入りしている。
そこへもう一人、刑務所にいる長男大海の嫁留偉が引っ越してくるところから話は始まる。
冒頭舞台が明るくなると、雫の部屋を兄嫁の瑠偉に明け渡すための引っ越し作業中。
首のタオルで汗を拭きながら水希の婚約者と雫が段ボールを運んでいる。
エアコンが壊れている為ハンパでない暑さ。
その暑さとだるさ、複数人で作業する高揚感を一瞬私自身が体感している感覚にとらわれた。
そのなめらかな動きと表現力に、のっけの1分ではらわた掴まれた感じ。
登場人物の設定が特殊で、よくある典型など当てはまらない人物像ばかりだ。
加害者の弟と、被害者の娘が愛し合うようになったり(いとこ同士)
結婚したけれど夫への不信感から酒におぼれて行ったり
そして美しく正義感にあふれ、常に(異様に)前向きな犯罪者の妻・・・。
登場人物全てがスポットライトを浴びるだけのバックグラウンドと号泣する理由を持っている。
ちょっと違和感を覚えたのは、何人もがひとつ屋根の下で暮らしているにもかかわらず
みな無防備で、秘密を隠そうともせずに行動すること。
大声で罵り合い、抱き合い、男を誘う・・・。
普通の感覚なら場所を変えるとか何か工夫(?)するだろう。
演出の都合上、みんな茶の間でやらなくちゃならないのだろうか?
いとこ同士が反対されながらも堂々と愛を深めて行くところは好感を持てたけど。
雫役の田島優成さん、冷静さをもったピュアな青年がはまり役。
世間が認めるはずのない恋愛を育んでいこうとする強さ、
犯罪者の家族という共通の闇を抱えた者同士の哀しさが伝わってくる。
長女の婚約者走馬役の坂東工さん、振れの大きい台詞がほとばしるように出てくる人だ。
冒頭の引っ越し場面で、そのリアルな立ち振る舞いに目が釘付けになった。
弱さをさらけ出した時には、心根の優しさがにじみ出るようだった。
雫を愛するいとこ千尋役の勝又絢子さん、ジェットコースター的展開を
大げさでなく悲劇のヒロインでなく、気持ちの変化を丁寧に見せる。
次第に強く明るくなっていく様がとてもよかった。
世間には“犯罪者の血筋”というものを真面目に信じる人がいる。
ワイドショー的に“あの家は代々○○の家だから”と言ったりする。
だが人を犯罪へと駆り立てるのは「血筋」ではなく「理由」だ。
その理由がはっきりわからないから、私たちは“血”のせいにする。
私たちは知らないうちに、誰かに犯罪の理由を与えている。
何かの目的を達成するために、無意識のうちに誰かを傷つけている。
そして時には“犯罪以外に道はない”ように誰かを追い込んだりするのだ。
明確な意図を持って、「理由」を示唆し、人を犯罪へと駆り立てる悪人もいる。
中津留さんの脚本は、正義と正義を唱える人の胡散臭さを容赦なく暴く。
勝ち組の理論に飲み込まれるものか、と立ちはだかる。
震災後の日本が“善い人とひたむきな努力だらけ”になっていることへの
不安と気色悪さを、ちょっと離れて眺めるような視点を感じる。
驚愕のラストに、ちょっとすぐには立ち上がれなかった。
何てすごい脚本だろう。
次は一体どこへ連れて行ってくれるのだろう。
それにしてもタイニイアリス、座席もタイニイであった。
南部高速道路
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2012/06/04 (月) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★
期待しすぎました。
超・期待して行ってしまって・・・がっかり。
後半はあくびを噛み殺しながらでした。。。
すべての人が 「 ○ 」 という感想を持つ芝居などないのだということ。
ネタバレBOX
(きっと、私の好みが、かなり偏っているんだろうと思う、
ということは、まず先に、申し上げておきます。)
渋滞が起きて、抜け出せず、日が過ぎ、季節が過ぎていく。
「そんなことあるわけないじゃん~」的なことが舞台上で起こるということは、
演劇なんだし、お芝居上では、もちろん、よくあることではあるのだけど、
観ているこっち側に、「そんなことあるわけないじゃん~」
ということを思わせるスキを与えない説得力、とか、惹きつける魅力、とか、
そういうものがもっともっと欲しかったなと思いました。
なんというかだらっと過ぎる時間も多くて、
もちろん、必要だから演ってらっしゃる時間なんだろうとは思ったけれど、
でも、結局2時間超は、正直つらい。(お尻も・・・)
もっと観ていたかったのに終わっちゃった。。。
くらいの長さくらいであればよかったのにな、とか。
車の車種で人を呼び合うのも、苦手でした。
どれが誰のことを言っているのか全然わからない(ていうか覚えられない)。
芝居中、常に、大多数が板付いているから、
芝居の中心以外の人も、お芝居の流れに関係ないお芝居を繰り広げていて、
でもつまりそれは、それを聞き逃しても、お芝居には影響がない。
聞き逃しても、平気。
そういうふうに感じてしまった瞬間から、
なんか遠目に観てしまっている自分が居たのは否めません。
後半飽きてきてしまった(欠伸連発だった)のは、そのせいかもしれません。
役者陣は、みなさん素敵だったと思います。
違う場で、また観てみたい方がたくさんいらっしゃいました。
ふすまとぐち
劇団野の上
津あけぼの座(三重県)
2012/06/23 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
田舎なんだけど、社会派
芝居は基本的に東北なまりで行われます。すべてのセリフを理解することはできなんいんですけど、要所要所の重要なセリフはゆっくりと話してくれたりするのでストーリーがわからなくなることはありません。
むしろ、田舎のどこか懐かしい空気感を作り出してくれます。
ネタバレBOX
田舎の懐かしい空気の一方で、芝居は意外な社会派。
ふすまの中にいる桜子は引きこもりを想像させられます。
そしてその桜子をいびり、宗教にはまっていくキヨ。リアルです。
夫のトモノリは仕事をせずに、桜子から逃げる。
キヨは最後には寝たきり状態になる。
再演ということで、時代性を考えてもテーマは引きこもりですね。
暗い重い芝居になりそうなところですが、そこを笑いと方言で重すぎなくサクサクと芝居を進めていきます。
ハッピーエンドを期待する一方で、ラストはバッドともとれるハッピーとも取れる。その感じがまたいい。
いいしばいでした。
狐狗狸狐狸九九二錠の1/2
mimimal
新宿眼科画廊(東京都)
2012/06/22 (金) ~ 2012/06/27 (水)公演終了
満足度★★★★
性癖はほどほどに
ホントに制服とパンツのお話でした!
しかし、スゴく奇抜なボーイ・ミーツ・ガールで
そっと心を掴まれるかも。
開場からの異質な雰囲気に、終演しても
まだ浸りたい妖しい空気感が良い☆
ステキなチェックメイト
円盤ライダー
HOTEL SHERWOOD(東京都)
2012/06/14 (木) ~ 2012/07/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
前半は笑って見ていたのに、まさかこんな展開になるなんて!と、最後にホロリときてしまいました。
役者さんに、こんなに近くていいの!?と大興奮。表情や仕草をじーっっと見ることが出来ます。
面白かったです。
頗りたい-スコブリタイ-
ウラダイコク
RAFT(東京都)
2012/06/23 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
無題409(12-152)
13:00の回(やや曇り 暑い)。今日は、上野で「マチュピチュ発見100年:インカ帝国展(最終日)」、「ベルリン国立美術展(真珠の首飾りの少女←やっぱり小さかった…)」を駆け足でみて東中野へ。
12:33受付開場。最前列、ベンチシート(座布団)、2列目〜パイプ椅子。舞台はほんの少し高く設置され、3方を小さくたたまれた衣服が覆っていて、劇中、それで衣装替え。舞台上、正面にはこれもごちゃごちゃした小物(裁縫セット、DVD…)、衣服、がいっぱい、これは、デザイナーだからなんですね?
左、中央には学校の机が仕込まれていて劇中使用、右は冷蔵庫、ペットボトル、色鉛筆、マーカー。上にミシン、みかん、マグカップ。下手、6月のカレンダー、6/24に印…「サンプル出す!! しめきり」。12:54、如月さんの前説。座席と舞台の間を役者さんが通る、中央通路に座席を作る…。13:05開演〜14:27終演。
万引き、子供だった頃、長い時間…、昨日みたお芝居と少し被りますし、どちらも感じたのは、「子供らしさ(ある面、残酷さを含む)」を出すのはかなり難しい、ということでした。どうみても「大人が演じています」という雰囲気が消えません。これは20代が老人を演ずる場合でも同じ。
60年ぶりに届いた手紙…この瞬間、一気に感情が渦巻くようにお話を構成しないと…勝手ですみません。
最前列(中央より)だと水がかかりますね…、方向を変えたほうがいいと思います。
小さく咲いた蓮の花…「遠くへ去ってしまった愛」「離れゆく愛」(花言葉)。
頗りたい-スコブリタイ-
ウラダイコク
RAFT(東京都)
2012/06/23 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
観てきました〜♪
まだ不思議な感覚が残っていて真っ直ぐ歩けない感じ♪( ´▽`)ほんの少しですが、違うフィルターで日常が見えるようになった気がします。最初から最後までこんなに集中したのは初めてかも。夢のような一時、ごちそうさまでしたm(_ _)m
失恋ワークショップ
シネマ系スパイスコメディAchiTION!
新宿シアターモリエール(東京都)
2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
セラピーか新しいビジネスか?
別れようとしている7組のカップルが「失恋ワークショップ」に参加する。
自分達の出会いから別れ話に至るまでを脚本にし、それを演じることによって過去を振り返るというもの。
“人の恋見て我恋直せ”、他人の恋バナを客観的に聞く楽しさと
こういうセラピーあるんじゃないかと思わせるものがあった。
構成の上手さが光って楽しめる。
ネタバレBOX
別れる理由がはっきりしないから、どのカップルも悶々としている。
その理由を確かめるために、フッた側、フラれた側に分かれて
出会った頃の自分を演じ、また赤の他人の恋を演じてみる。
そして最後は裁判で多数決を採って、別れるか否かを決めるというワークショップ。
これが今風で面白い。
劇中劇のような再現ドラマと、その後の意見交換を経て
思い込みと像力の欠如で自分本位にしか考えられなかった参加者が
次第にいろんなことに気付き、変化していく。
それぞれのサイドに進行役がついて、カップルを紹介、話をまとめてテンポ良く進む。
7組14人の別れの理由がとても判りやすく、組み合わせも間違えないのは
この進行役が上手く回していくこと、加えて照明の効果だ。
BGMや整然とした場面転換もセンスの良さを感じさせる。
このパターンが気持ちよく繰り返される。
「笑い」と「芝居」と「映像」の融合を目指す劇団と言うだけあって
映像の使い方が上手い。
冒頭7組の別れ話が紹介された後の、
キャストの紹介やワークショップ台本用聞き取りの様子が映像で流れるあたり
とてもわかりやすいし、コンパクトに編集されていてTVドラマか映画のよう。
びっくりするほど充実の当日パンフも素晴らしい。
バンドマンとファンのカップルのみが、結末を考えさせる終わり方だったのも面白い。
最後まで「フッた理由を言いたくない」と言った彼女の本心はどこにあるのだろう。
戦隊もののヒーロー緑山役の中澤丈さん、情緒不安定な感じがよく伝わって来て面白かった。
ゲイ役のキム木村さん、こなれた演技で安定感抜群、揺れるゲイの気持ちを繊細に表現する。
それぞれのキャラの設定が強烈なだけに、台詞について行くのが大変で
女性陣は少し台詞が浮いていた気がするが回を重ねると自分のものになっていくのかも。
はっきり理由を言わずにぼかして終わりたがるのは現代風の優しさなのか逃げなのか。
言われた方もよくわからないまま「多分こうだろう」くらいで引き下がる。
このありがちな別れ方は後悔と疑問を残し、その後長~く引きずるよ・・・。
と思っているのは私だけか?
そんなコミュニケーションのあり方に一石を投じ、新しいビジネスモデルを提示する(?)ワークショップ、じゃなくて舞台だった。
カサ・ノワール
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2012/06/07 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
コメディのち推理
前半はコメディタッチで進みながらも次第に謎が増えてミステリー風味にシフトチェンジ。
登場した時は胡散臭げだった占い師チームが実は探偵役というのが巧み。
若干苦しい部分が無きにしも非ずではあるが金田一シリーズや「砂の器」を想起させつつも実は少し未来のハナシなのもミソ。
これ、シリーズ化して欲しいような…。
ミラクル
WAHAHA本舗
天王洲 銀河劇場(東京都)
2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
舞台でしか観られない笑い!!!
コレはスゴイですね…TVだったらNGだろってネタ満載!!!ラッキーな事にチョコっと出演もさせてもらえちゃって満足感アップでした(笑)
早稲田演劇週間
早稲田演劇週間
早稲田大学小野記念講堂(東京都)
2012/06/14 (木) ~ 2012/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
多彩で楽しかった!
早稲田演劇週間、全7本中5本観ました。
無料で、各作品30~40分程度の内容。
層の厚い早稲田の演劇の中では、登竜門的な企画なのか、主宰(脚本演出を兼ねてる)が二年生というのがほとんど。金を払って見に行くのと違い、高校の演劇祭を見るような気分で(失礼)気軽に観られます。
● 「キリンズ」の『兄弟解散』。
吉本新喜劇を愛するという主宰の、練りに練られた脚本に唸らされた。熱もあり笑いもあり愛もあり毒もある。ラストに違和感も感じたが、その調和しない感じが余韻となって嫌いではない。
主演の長男役のハートのある演技は『一つ屋根の下』の江口洋介の過剰ポジか。うざさと滑稽さがすごく良くて、泣きそうになった。鍛えられた身体能力もすごい。
●「ポーラは嘘をついた」の『しらすがあなたを見ている』。
意外にも笑いを封印した男女の愛とすれ違いの物語。
一組の男女を二組の男女に擬して(?)、フーガのように紡がれた重層的な構成が面白い。象徴的な舞台で、照明や音楽に作者の世界観や美意識が現れ、引き込まれた。できればもう一度観て内容について考えたい。
役者さんたちが人形のようだったのは、演出意図かな。
●「un-call」の『引力に落ちる』。
「月」と「女性性」がテーマ?ちょっと甘くて、懐かしい感じの舞台。女性(うさぎたち?)三人の会話は、あまり共感できなかったが、舞台装置もほとんどないのにメルヘンの世界を感じさせたのは良い。
● 「劇団阿呆船」の『ホシヨミ』
『ひかりごけ』のようなプロレタリア演劇を思わせられて驚いた。劇団名も中高年の市民劇団っぽいが、今の学生達の中から出てきたものならかえってすごい。突き刺さるセリフ、労働者風の登場人物の存在感は印象に残った。
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早稲田演劇週間、実は昨年も行ったが、会場が一番のネックだと思っていた。
演劇をやる場というより講演会場。前席数列の後ろに広い通路があり、ほとんどの席はその後ろ。舞台がとても遠い。劇研アトリエの臨場感などとは大違い。
舞台の上でまとまった世界を作っている、客席へのストロークの少ない作品は損。
今回、そのデメリットを武器にして、小野講を最大限活用して見せた団体が現れた。それが「とろけるぱられる」。本企画の台風の目になり、動員数圧倒的トップを記録したという。
終わった公演とはいえ、以下は「ネタバレBOX」へ・・・。
ネタバレBOX
●「とろけるぱられる」の『黒タンゴ・ロココ調』
なにしろ、舞台はまさにこの講堂らしく、「大河内先生の講演」なのである。
観客の一人が、教授にクレームをつけ始める。ちょっと嫌な空気が漂う。客席の端っこでは、カップルが小声で言い合いをしている。たまりかねて舞台係りが注意しにやってくるが・・・。
これはすべて仕込み。壇上で講演を続ける教授を尻目に客席でメインの芝居が始まっている。
まあ、導入部のアイデアは、そんなに驚かなかった。ほとんどの客は途中で気づいたと思うし、むしろワンアイデアの作品だったらつらい。
ところが、仕込が判明するあたりから、強烈な音楽や演出で、『黒タンゴ・ロココ調』の世界がヴェールを脱ぐ。座席に座ったまま無理矢理に作品世界に投げ込まれた観客は、洗濯機に入れられた洗濯物のように、次に受ける攻撃が予測できない状態。笑いもふんだんにあるが、圧倒的なスピード感で客をどんどん置き去りにしていくのがすごい。未体験の爽快感すらある。
消化されないギャグ(?)はほとんどそのまま残され、もしかすると何の意味もなかったのかもしれないけれど、とにかく面白かった!という人がほとんどでは。
横一線になって『レント』を歌うシーンが圧巻。ここも、意味もわからないのに感動させられるんだなぁ・・・。
クライマックスではなんと、照明機材のかかった天井梁(?)でのラブシーン(個人的にはここくらいはじっくりやって欲しかったが・・・)。高くて見えない部分からセリフや着衣が降り注いでくる。
小野記念講堂の天井で白ブリーフの男二人が絡み合う、歴史に残る舞台・・・。
正直、この主宰さんの実力は未知。しかしとことん観客を楽しませてやろうという心意気には拍手。
また、役者さんたちがもの凄く立っていた。クレイマー、教授、カップルのメガネ男女、強烈なポーズや表情が止め絵のように頭に残っている。集団としての役者たちにこれだけ魅力を感じたのは、劇研の「犬と串」を初めて観た時以来かも。
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というわけで、全体としても非常に楽しかった企画でした。
今後もちょこちょこと早稲田に通いそうです。
来年もこの企画がこの場所で存続するとしたら、各団体「とろぱら以後」の工夫を考えねばらなないのか・・・・それもまた楽しみ。
ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ 或いは、泡ニナル、風景
マームとジプシー
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
「あの時こうしていれば・・」に関するお芝居
最初、「鉄道事故」のことを取り上げられているのを知り
私の後輩がJRの鉄道事故に遭って亡くなっているので、
あまりお芝居として安易に扱われるのは違和感があったのですが
「あの時こうしておけばよかった」「あの時あんなふうに言えていれば・・」など
あの時にこうしていればまた違った未来があったかもしないのに、という分岐点と後悔は
だれにでもあって、それを「鉄道事故」が象徴的に示しているのかな?と思いました。
(そういう意味では、ままごと「あゆみ」やバタフライ・エフェクトなどを髣髴したりもしました)
マームが「身体の酷使」を提示し始めたのは「帰りの合図、」以降だったかと思います。
なのでこのお芝居の初演は、今回のように役者の肉体をここまで酷使してはいなかったのではないでしょうか?
私は未見なので、初演と見比べてみたい気持ちになりました。
音楽の使い方や照明もセンスよくステキでした。
3方に座席がある中、今回私は正面から見ましたが、
横の座席からも見てみたくなりました。
【★24日マチネ、追加公演決定!!】寝不足にて夜明けの街にかき氷、降る【公演動画追加!】
木皮成ソロパフォーマンス
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/06/22 (金) ~ 2012/06/25 (月)公演終了
満足度★★
今後に期待
演劇作品に出演したり、FUKAIPRODUCE羽衣に振付をしたりと最近頻繁に名前を見掛けるダンサー・振付家の意欲的なソロ公演でした。
下手にあるDJブースに立つ木皮さん自身のアナウンスで始まり、客席は以後にあるバーカウンターに行って飲み物を買って戻ってきて、自分で音楽を再生して踊り、観客に一緒に踊ろうと挑発するシークエンスが3度繰り返され、尻文字を書いたり、会場の外に出て行ってバケツで水を浴びせられたりと失笑的なコミカルな表現が多かったです。
ブレイクダンスをベースにしたムーブメントは若者らしいエネルギーがあって楽しかったのですが、演劇的構成が単調で舞台作品としての面白さはあまり感じられませんでした。
最近22歳になったばかりという若さで、木皮さん自身のキャラクターもチャーミングだったので、今後さらに色々な所に進出しそうな勢いが感じられました。
ミュージカル 湖の白鳥
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
ホントは、キッツイ話のミュージカル
あおきりみかんって、過去の何回か観ていて、面白いと思いながらも、日程的に合わなかったこともあり、なかなか観ることができなかった。
あと、なんかビミョー感もあったりして、ムリしても行こうという…。
ま、とにかく日程合って、久々の観劇。
26回目の公演にして、初のミュージカルという。
「ミュージカル?」というキーワードがかなりグッときたこともある。
ネタバレBOX
まずは、劇場に入ってどーんと置いてある白鳥号のセットに驚く。
内容もそのセットに負けないぐらい、どどーんと、とても面白い!
歌うのは、昭和歌謡感溢れる、デュエットソングやアイドル歌謡、演歌に、フォークというよりはニューミュージックな楽曲。これは楽しい。
さらに衣装も凝っているし、小道具も多い。
フル装備の舞台。
「やればできる」けど、「やらない」という、言い訳で30歳過ぎまでやってきた男・白鳥(しらとり)の物語。
白鳥はある決意を胸に、粉代湖(こなわしろこ)の白鳥号をチャーターし、湖の中央へと急がせる。
彼は、この物語の主人公であることで、歌うことを意識しながら(メタな感じな)、自分の過去を振り返る。
彼の成功物語は、すべて妄想であり、それは「やればできる」のだが、「やらないできた」ことを正当化したものであった。
彼の前には「女」が表れ、歌うことを促す。彼女は「オデット」と名乗る。彼が「歌う」ことは、彼が気づくことでもある。
そう、『白鳥の湖』の「白鳥」なのだ。
とにかくこのオデット役の木村仁美さんが、歌が抜群にうまい。
それに比べてしまうと、特に男性陣の歌は……である。
彼女がいるからこの舞台は成り立っていると言っても過言でないだろう。
だけど、「アイドル」なときの歌の下手さが逆にリアルだったりもするのだか。
ストーリーの巧みさもある。
例えば、お芝居のお約束で、一人の人が何役もこなすというのは当然で、「ああ、別の人なんだな」と思って観ていたら、実は同じ人だった、という展開が随所にあって、面白い! と思ってしまう。
後に書く、キッツイ、テーマの盛り込み方も凄いと思う。
ラストの本水の使い方や、微妙な高さの宙乗りと、見どころも満載。
物語は、主人公・白鳥の過去の妄想を関係者たちが繰り広げていくのだが、そこに現実も少しずつ姿を重ねていく。
マルキューというスーパーで今もバイトのまま働き、舞台に立つ白鳥。
白鳥の姿は、今現在、バイトをしながら、演劇や音楽活動をしている人たちにとっては、かなりキツイ存在ではないだろうか。
すなわち、「自分には才能がある」と言い張るしかない。そうでも言わなければ、自分の存在価値が脅かされてしまうのだ。
かつて東京に出ていたものの、夢破れ(白鳥本人はそれを認めてないが)、故郷に帰り、でも演劇を続けている白鳥は、「東京に行く」という後輩に、歪んだ想いのまま、「行ってもしょうがない」と諭す。
さらに(ほぼ)同郷で、スターになった百舌鳥沢に対しては、かつて同じアイドルグループにいたという妄想の末、仮想敵として位置づけ、ラストになだれ込む。
つまり、百舌鳥沢は、成功した者の代表であり、白鳥にとっては、「自分はやれば(やり続ければ)、成功してしまう」と言い続けている惨めさをぶつける相手でもあるのだ。
彼のこの湖への航海は、まさに「後悔」のなれの果てでもあるのだが、それでも自分の妄想と現実の狭間のまま、湖の中央へ進む。
ラストは、百舌鳥沢と、白鳥が自分の側にいると思っている男たちとの歌合戦になり、白鳥は、百舌鳥沢に「負けた」と、妄想で言わせるのだが、やはり自分を偽ることはできない。
自分の側にいると考えている男たちは、すべて「自分の夢を諦めてきた男たち」なのだ。
つまり、白鳥は、実は芝居も、作詞(歌)も、何もかも、最後までやり遂げなかったということは、途中で諦めてしまった、彼らと同等であるということを知っていて、さらに、「最後までやり遂げなかった」ことは、「自分に才能がないことを知ってしまうのが恐かった」というこにも、薄々感づいているのではないだろうか。
ここまで物語が来ると、白鳥と同じような境遇で、打ち上げなどで、「才能があってもチャンスが…」なんて、酔っぱらいながら、くだ巻いている人たちは、(ひょっとしたら)舞台を正視できなかったかもしれないのでは、なんて思ったりもした。
ラストは、白鳥が、当初の予定どおり、湖の中央から、彼が小学生のときに唯一がんばってやったことのある「バタフライ」で、スーパーで働いているときに好意を寄せていた女性のもとに泳いでいく、というもので、それは、彼が原点に立ち戻り、出直すという、強い決意の表れではないかと思ったのだ。
全員で演奏ってのもよかったな。あんまり上手くはないけど、その上手くなさが逆に主人公の心情や状況にマッチしているようで。
ここで、ハタと気づくのは、最初に、公演のチラシを全員が手にして歌う「白鳥はこの舞台の主人公だ」と歌う、楽しいシーンのこと。
最初のほうに書いた、「彼が「歌う」ことは、彼が気づくことでもある」ということは、つまり、「彼が、自分がこの物語の主人公である」ということに「気づく」ということである。
すなわち、夢破れていろんなことをしている男たちだって、白鳥と同様に、すべて「自分の物語の主人公である」ということをも指しているではないのだろうか。これって深読みしすぎ…?。
つまり、このキッツイ話のミュージカルは、そういう応援歌的なミュージカルであったのではないかと思うのだ。
さらに彼がオデットに気づかされ、原点に返って、最後までやり遂げることを決意する、というのは、これを演じている「あおきりみかん」の役者たちの決意でもあるのではないかと思ったのだ。
「おおお!」と思った一瞬だった。鳥肌 は、立たないけど。
しかし、そういうストーリーが進んでいくのだか、いくつか腑に落ちない点があるのだ。
観いてるときにはまったく気にならなかったのだが、帰りながら舞台のことを反芻していくにつれて、いろいろと。
まずは、彼が思いを寄せた女性・鷺沼には、その気持ちを打ち明けることができないまま、別れてしまう。その後彼女は結婚し、子どもも授かっていて幸せのように見える。
そんな女性のもとに泳いで行っていいのか? ということだ。
もちろん、自分の道を見直す決意の象徴としての、彼女であり、実際にその女性に会うかどうかは定かではないが、それでも「変な感じ」がしてしまう。
それは、彼に自分のことを気づかせた女性、すなわち、オデットと名乗った小学生のときの同級生の女性の存在があるからだ。
白鳥は彼女がいつも見てくれていたのだ、ということに少し感動しつつも、「気がつかなかった」と言う。それに対してオデットは「興味がないから気がつかなかったのよ」と哀しい台詞を口にする。
で、「ああ、そうか、自分にはこんな人がいてくれたんだ」と彼女に存在に気づき、彼女(オデット)のもとへ行くのかと思っていたのだ。「白鳥の湖」の王女と王子のように。
ところが、彼はそんな彼女はなかったように振る舞い、すでに結婚している女性のもとへ泳いでいこうとするのだ。
これって結構イタイ話になってないだろうか。
また、主人公・白鳥は最初から最後に行うことを決意して乗船したのであって、船の上の出来事は、すべてこの日までの一連の彼の中のストーリーだとしたら、彼の友人たちや船の副館長との関係がわからなくなってしまう。すべてが白鳥の妄想だとすると、かなり恐い話だし。
そんなことを思った。
それとついでに書いてしまうと、最初に「面白いと思いながらも、ビミョー感もあったり」と書いたのだが、その「ビミョー感」の源泉がわかったような気が少しした。
それは、アフタートークで、ゆるキャラの着ぐるみ衣装は最初なかったのだが、演じる役者が作りたいと言ったのでOKしたというようなことを言っていたのだ。
つまり、これって、最初は、「ゆるキャラ」という設定で、「素」の役者のまま演じる予定だったのではないか、と思った。したがって、「着ぐるみ」を来てしまったら「素」で出てきて「ゆるキャラです」ということの面白さを消してしまっているのではないかということだ。
どうやらこの劇団はとても仲がいいらしく、いろいろなアイデアとか出てきたりして、最初のシナリオと役が変わったりしているようなのだ。
そうやって作り上げていくことには異論はないのだが、ひょっとして、そういう面白さを全部取り上げてしまうことで、全体がぼやけてしまうことになってはいないか、ということがある。
例えば、白鳥が思いを寄せていた女性は、彼の最初の妄想、次にリアルな現実、さらにスーパー時代と、3つのシーンで登場するのだが、それに合った衣装でわざわざ登場してくる。
それって、例えば、持ち物とかエプロンぐらいの違いでいいのに、わざわざ変えたりしたのは、(最初からのアイデアなのかもしれないが)やっぱりやりすぎじゃないかと思ってしまうのだ。
彼女はストーリーの中心にいるのだから、それぐらいはいいのかもしれないが、歌合戦とときに、白い服を着ているオデットが、またその上に白い服を着て、となってくると、それはどうかな、とさすがに思う。
さらに、ラストに白鳥が飛び込むにあたって、わざわざ水着に着替えるのだが、それだって、もともとそう言う目的で乗船したのだが、プールに行くときの定番のように、下に着込んでいて当然と思うのだが。
そんな個々のアイデアとか面白さを多く取り上げすぎることが、ひょっとしたら……なんて考えてしまったのだ。
確かに個々は面白いし、それを見つける楽しさもあるのだが。
あと気になったのは、登場人物全員が「白鳥」にちなんで鳥の名前かと思っていたら、そうでもないのだが、それってどうしてだろう。別にいいのだが。
そんなこんなもありながらも、結局のところは、この舞台は、もの凄く面白かった。
次回は、座・高円寺で、オイスターズとやるらしい。オイスターズも好きな劇団なので、予約するしかないでしょう、と思っている。
……しかし、このストーリーって、演じた役者の皆さんは、自分たちに振り返ってみて、どう感じたんだろう。
自分たちは才能あるから大丈夫、とか、かな?……笑。
調子に乗って長く書きすぎた。深夜のテンション失礼。
頗りたい-スコブリタイ-
ウラダイコク
RAFT(東京都)
2012/06/23 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
そこそこ生きて
なんかちょっと切なくなるようなところもあって良かったです。
ネタバレBOX
幼稚園のときに聞いたザリガニにまつわる童話を織り込みながら、バカでブスで男運はなかったけれど、ファッションショップを開くことを夢見た女性の物語。
狭いスペースを効果的に使って、友人との二人暮らしのシーンや幼少期のシーンをテンポ良く切り替えながら心地良く進展していきました。
まさか、60いくつで亡くなった後のお葬式シーンみたいなところまで描かれるとは思ってもみませんでしたが、それだけに嫌われ松子の一生のような、そして彼女は東京でお店を開くことはできなかったもののインターネットショップではそこそこやったようで、ただしこれはスクリーンの文字が読みづらくほとんど理解できなかったので何とも言えませんが、これが彼女の人生だと言われると、みんな頗る(すこぶる)生きてビッグになりたいと思っていても、そこそこにしか生きられないのは分かっていますから、ちょっと切なくなりました。
ところで、遅れて入ってきて中央最前列の追加席に位置することになったお姉さんが頗るノリが良かったんですけど、やっぱり打ち合わせなんでしょうね。
南部高速道路
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2012/06/04 (月) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
心温まる不条理劇
高速道路で渋滞に巻き込まれた人達の心が次第に繋がって行く様子を演劇ならではの演出を通じて描いた作品で、具象性と抽象性、日常性と非日常性がスムーズに浸透し合う不思議な雰囲気が心地良かったです。
ラジオや携帯電話も繋がらないため渋滞の原因も分からずイライラする人達が、時間が経つに従って水や食料を分け与えたり、具合の悪い人の看病をしたりとコミュニティーが形成して恋愛や仲違いといった人間関係も発生し、結局渋滞の原因が判明しない内に1年が絶ち、自然と渋滞が解消されてまたそれぞれの生活に戻って行くといくという物語でした。
カタルシスを感じせるような大きな出来事はなく、人が死ぬこともさらっと描かれ、無理に泣かせたり笑わせたりしようとせずに淡々と流れて行くのが印象的でした。クリスマスのプレゼント交換のシーンは人の心の優しさを感じさせて、とても美しかったです。
上部に高速道路であることを示す道路照明がある以外は何もない四方囲み舞台で客席の間から役者達が登場し、傘を車に見立ててシーンごとに自由に役者達を配置し、演技や衣装だけで月日の経過を示した演出が見事でした。
敢えて全ての観客には届かないような声量で話す所も多くあり、何度も異なる席から観てみたくなるように仕組んでいるのも上手いと思いました。
床に仕掛けが施してあり、目に見えない時間の経過が痕跡として累積されて行く表現も素晴らしかったです。
グリーンベンチ
ビーオネスト
サンモールスタジオ(東京都)
2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
心地いい後味の悪さ
観劇してきました。サンモールスタジオということで、舞台と客席がとても近くて、においや息遣いまでしっかり感じられました。
評判やお話の内容は大体知っていたのですが、音響や照明、そして役者さんの演技力に圧倒されました。鳥肌が何度も立ちました。
直接的な表現というより匂わす、という表現の仕方でいい具合に想像力を掻き立てられました。
心地のいい後味の悪さ。
たのしかったです