最新の観てきた!クチコミ一覧

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象のいる部屋

象のいる部屋

劇団恋におちたシェイクスピア

RAFT(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

規範
RAFTさんは初めてでしたが、その空間に色々驚きました。狭さは否めませんが、その分役者さんとの距離が近い、というか近過ぎるのもあり、席の位置もあってか一緒に出演している錯覚を覚えます。このサスペンスが展開される本作品には、照明の程よい暗さからなる不気味さも相まって適していると感じました。未知なるものへの恐怖感は良かった。
謎の放射能によるものと、社会規範を作らざるを得ない状況下での心理描写とか面白かったですが、謎を程よく引いて終わるには謎のまま過ぎたりもしました。様々な感情や人の脆さ弱さも伝わります。

ネタバレBOX

焚き火は最初本当につけるのかと思ったが、もちろんそんなことはなく、作り物とわかっていても、板への地下さとオレンジの光で魅入ってしまう。実際に板の広さくらいしかなかったら、パーソナルスペースがなくて忽ちストレス値が跳ね上がりそうです。そんな客席を巻き込んだ一体感、各回想の雰囲気もよいです。先生や回想の人たちが怒鳴り過ぎにも思えました。
やはり残念なのは、象の足が漂わす不気味さが謎のまま終わってしまったことでしょうか。あの緊迫感は好きでしたが、曖昧度が強く残り過ぎに思えるのでもう少し気になる終わり方になるよう詳細欲しかったです。日記は怖かったです。
先生は最後に歪んでしまうけど、信じているものが揺らいでしまうと脆く崩れてしまうのかな。自分( 先生 )から相手( 生徒 )を興味を持ち、愛さないと、信頼もコミュニケーションも成り立たないのではないか。最近注目が集まる教育の現場では、モンスター多いとはいえ事なかれでこういうのが蔓延してることと思います。それぞれの過去パートが無人島で影響を見せているのも良かったです。
神様のいないシフト

神様のいないシフト

芝居流通センターデス電所

駅前劇場(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★

びつくり!
軽~いお話かと思っていたら、何だかブラックになって
すごいことになって終わった。
ほんとびっくりした。

ネタバレBOX

ミチル(岸潤一郎)は今日もバイトを休みたいと電話している。
同棲しているナツミ(山村涼子)が宙に浮くのだ。
でもそんなこと言っても信じてもらえないから、適当な嘘をついている。

生演奏(和田俊輔)で歌が挿入されるのが面白い。
とってもゆるい(笑)ミュージカルみたいで、のほほんと若いカップルの
よくある互いを理解するのに必要なプロセスである
“相手を試す可愛い嘘”のお話かと思って観ていた。
ところがナツミの悪魔憑きは嘘だったと判明してからの転がるような展開。
えーっ、そういうことだったのかと後から前半の伏線が浮かび上がってくる。

ナツミが通り魔の犯人であったという衝撃の事実が、それまでの軽い笑いをぶっ飛ばす。
隣の小野寺さん(丸山英彦)に対する優しさの直後の凄惨な殺人、
あれほど望んでいたミチルの「結婚しよう」という言葉に対する返事が
自分が通り魔であることの告白となってしまう。
神様のいなくなった、というか神に見放されたようなこの国で
悪魔のつけ入る隙ならいくらでもあるだろう。
そしてまさにナツミに、悪魔はとり付いてしまった。

豹変するナツミに説得力があるのは演じる山村涼子さんの力だ。
前半と後半のギャップの大きさ、孤独な殺人者の言葉が良かった。
ナツミを好きだった隣の小野寺さん役の丸山英彦さん、
誕生日のプレゼントを渡しに来た時にキャラがにじんでその後の展開を痛々しくする。
ミチルの同僚まどかさん役の國武綾さん、細い身体でパワフルな声、
「ウチが勝手に呼んだんじゃ エクソシストを~♪」と歌い
キレよく踊って存在感大。

当日パンフに挿入歌の歌詞が出ていて
「変わらないことなんか無い」という歌が出ている。

──土が揺れて 煙上がって 泥が汚れるように
  変わらないことなんて無い
  変わらずに居ることなんて無い
  人も 土地も 誰も 彼も 国も 海も
  変わらずに居ればよいと望みはするけれど
  かわっていくものは 仕方が無い♪

震災後の日本の“神様のいない”状態にありながら
変化を受け容れたくない、今までのままがいいと言う自分を自己批判するような歌だ。
作・演出の竹内佑さんの“天から地へまっさかさま”みたいな
ギャップの大きさが描き出す、思いがけなくシリアスなテーマ。
どんでん返しの重なるブラックホラーコメディにびっくりしつつ
神様のいないシフトが当分続きそうなこの国を思い憂えたのだった。
少女教育

少女教育

シンクロ少女

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★

楽日滑り込みセーフ。
「未亡人の一年」が面白かったので、2作品目拝観。
無理して観に行って良かった~、”ソノヤ”が一番まともに見えましたが、他の登場人物達も、多かれ少なかれ身近な回りにいる愛すべき人達そのもので、「なんとかなる」・・ってギリギリのところで体裁を保ち・戦い・一生懸命生きている・・って思わずシンクロ(知人の顔を浮かべ)しながら観てしましました。後半に、過去とのシンクロ、”タオ&タオ”の謎解きもあり、一応パッピーエンドの部類に入るエンディングで、(ドロドロ悲劇に至らず)一安心。”名嘉さん”の観察力・シンクロを含めた表現力に脱帽。(歌とダンスは、御愛嬌?)
今回台本購入は、熟考の上一旦見送りました。次回作も気になりますが、舞台設営を含め同様に物語・台詞のシンクロパターンを踏襲されて行かれるのであれば、下名の様な飽きっぽい観客も居ますので、更なる”脚力”を期待致します。。

「20世紀少年少女唱歌集」

「20世紀少年少女唱歌集」

椿組

花園神社(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

”椿組”初観劇。
巨大なテントの中には、本物と見紛うほどリアルなバラックが立ち並び、その周りをバイクやリヤカー、子供達がかけまわっている。

その独特で異様な空間に圧倒された。

決して好みではなかったけれど、非常に見応えのある舞台だった。

組曲『回廊』

組曲『回廊』

空想組曲

OFF・OFFシアター(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的な劇作力
月曜夜、満席の中で二回目の観劇。
仕組みが分かっている二回目だと、オープニングから泣けてしまう。
あちこちの短篇にちりばめられた伏線にも気づけ、得した気分。
「1%ラブレター」「暗闇に手をのばせ」とか、何度見ても笑えるものもあるし。
改めて見ると、いかに役者の特性をいかせる台本を書いているかがよく分かる。
そして初参加の櫻井圭登くん(19歳らしい)、びっくりするくらい美少年!

ネタバレBOX

この日の日替わりはキリンバズウカの登米裕一さん。
え、これ一日しかやらないの!? という完成度の高い内容。
他の短篇にも言えるけど、コメディと思って気を抜いて笑っていると、いつの間にか違うところに連れていかれていた。

毎日出てる役者さんに日替わり出演者いれると20人!その一人一人に、魅力を引き出せる戯曲を書けるって、ただものじゃない。
もちろん演出も。ロミジュリはやっぱりすごい。
MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MU

BAR COREDO(東京都)

2012/07/23 (月) ~ 2012/07/31 (火)公演終了

満足度★★★★

無題426(12-169)
19:30の回(曇)、職場から歩き、18:55会場着、受付していただき中へ。入って両サイドに椅子席。左側前列のみ丸椅子、中央にテーブル2卓、赤いクロスが掛けられフリマ開催中、衣装、シャツ、ジーンズ、帽子、靴…CD、本、本公演台本等々。「5分間だけあげる」に続き2作目。

さて、あらためて「ブートレグ」ですが、洋楽の世界では(いいのかわるいのかありますが…)「海賊盤」というものは広く流通、近年、ネットでの音源入手も簡単に。「beatleg」という専門の月刊誌もあって、必携、もちろん一般書店で買うことができます(以前はもう1冊「Goldwax」という雑誌がありましたね)。毎月、何十枚という「新譜」のレビューが載っていますが、全部、海賊盤(!)。

でもです、本作と大きく違うのは、どんなブートレグであってもそれは「本物」なのです、正規盤ではないけど、本人(バンド)のヴォーカル、演奏、アレンジ…、どこまで行っても「オリジナル」。ライブ盤を出していないバンドのライン録りを見つけたら速攻です。

漫画原作と同人誌との関係ではそこが違います。でもですね、たまに、オリジナルバンドよりいいもの(カバー曲、コピーバンド風)もあります。それにとどまらず、バンド自らがブート音源を正規盤として発売してしまうことが珍しくなくなりました。「説明」のところにブートレグ=偽物、とありますが、少なくとも洋楽でいうブートレグは(ダークサイドの)本物であることに変わりがないのですが、なんだか曖昧になっているようです。

フリマをみると「渡辺まのレディース衣料雑貨・小物一点500円」...19:25撤収、19:32開演~20:51終演。最初はただの「作家対オタク」かと思っていましたが、いやいやなにがオリジナルなのか、求められているのはどっちだ、みたいに重心が移動してゆくお話でした。すみません続きます。

漫画家役の古屋敷さん、リジッター企画「林檎ト~」客演ですね。佐藤美佐子さんのB組に行く予定なのであります。

ネタバレBOX

ボーイズラブ、読んだことがなくWikipediaをみると「少年愛」。ということは「風と樹の詩」か「トーマの心臓」か。後者ではないが、前者は内容を忘れてしまったので判断できず。

漫画家とマスターの「関係」、女性3人の関係、漫画家と女との関係の3軸。緩やかな間隔が狭くなり、触れるか触れないかのところで反発するも、なおもその距離はゼロに近づき、いよいよ「痛み」すら感じてくる。

相手を傷つけながら溶け込むか、どちらかが飲み込まれるか、終盤、緊張感が高まります。で、ここで、原作者としての権利などではなく、もっと「描けない」苦しみを体の奥の奥までねじ込み、周囲を巻き込むとか、自身の重みで潰れるか…でもよかったかなとちょっと考えました。
みんな豚になる-あるいは「蠅の王」-

みんな豚になる-あるいは「蠅の王」-

ワンツーワークス

吉祥寺シアター(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/26 (木)公演終了

満足度★★★★★

もし会社に入ってたとしたら
吉祥寺シアターのステージって実は凄く奥行きがあるんだ〜とか、そこに机がずら〜っと並ぶと壮観だなあ、とか考えつつも、もし会社組織に入ってたとしたら、自分はどの位置にいただろうか?とずっと自問しながらの観劇でした。重いシーンの連続の中、時折登場するアングラ・サイケ映画のような動きが、作品にメリハリと少々の安堵感を与えていたと思います。見応え&満足度は☆☆☆☆☆だけど、胸くそ悪い度も☆☆☆☆☆。

みんな豚になる-あるいは「蠅の王」-

みんな豚になる-あるいは「蠅の王」-

ワンツーワークス

吉祥寺シアター(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/26 (木)公演終了

満足度★★★★

パワハラ・セクハラ
奥村さんの身体能力すごいです。そこに感心してはいけないですね(笑)大手勤務じゃない私にとってはあんまり身近でもないけどサラリーマンって(しかも日本の)大変なのねぇ。でも実際にも友達からきいたことあるし、そんなこというんだったら仕事しろ!って思ってしまうし…。あー。なんか…。アフタートークで「蠅の王」の話をきいて、作品をだいぶ理解できたような気になりました。

明治五年の二日間

明治五年の二日間

劇団BOOGIE★WOOGIE

d-倉庫(東京都)

2012/06/06 (水) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

笑った笑った
いやーネタがしつこいしつこい(笑)やはり千秋楽スペシャルなんだろうか。
まあ、ネタのしつこさは有りましたが、親子の絆を取り戻す展開のさり気なくいれる展開はよかった。面白かったです。笑った笑った。

看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
そうですか、砂利塚さんご近所さんでしたか(笑)
旦那側の犯罪の話を無かったことにはどうかなと思うが部分はあったが(年齢はバレると思うのだが)、なかなかに笑わせてもらい、面白かったです。

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

すごかった
すばらしかった。見事だった。役者がはまっていた。ほとんど最高でした。

象のいる部屋

象のいる部屋

劇団恋におちたシェイクスピア

RAFT(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

???
緊密で閉塞感のあるサスペンス。90分間のめり込んでしまいましたね。しかし多くの謎が曖昧なままでフラストレーションも溜まりました。

ピラカタ・ノート

ピラカタ・ノート

ニットキャップシアター

アトリエ春風舎(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
初演に続いて2度目の観劇。今回は舞台を囲むように客席が配置され、至近距離でより身近に感じることができました。混沌とした話も少しは見えてきたような気がします。

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

お見事!
初見の劇団でしたが、これは見事な本歌取り。ダーク・ファンタジーにしてミステリー・サスペンス。コビトが7人のビリー・ミリガンというアイデアは実に秀逸。シンプルな舞台も効果的。白雪姫には見惚れました。

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

さもありなん
説得力のあるストーリーでした。

ネタバレBOX

白雪姫の話。

七人の小人は、医者、道化、怒りん坊、引っ込み思案等々の性格を持つ多重人格の少年でした。少年は王女に殺されそうになった白雪姫を助け、森の奥でひっそりと暮らしていましたが、迷い込んできた隣国の王子に生活を乱され、王子に嫉妬したことが白雪姫殺害の動機でした。

解離性同一性障害そのものの存在に懐疑的な私ですが、お伽噺の真相はそうだったのかもしれないと思ってしまうほどの説得力がありました。

しかし、白雪姫は白雪姫、基本的にはお伽噺に忠実すぎる嫌いがあり、その部分を演じているときは退屈でした。

能舞台あるいは小劇場楽園のような客席配置でしたが、役者の位置を入れ替えるなどの配慮があり好感が持てました。
少女教育

少女教育

シンクロ少女

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★

期待しすぎた、かな・・・
評判いい劇団てことで初観劇も、正直イマイチ。

「教育」や「愛」を軸にした作品構造は「これはっ!」と惹きこまれるところもあったんだけど、登場人物が妙に饒舌な割には出てくる言葉が抽象的なものばかりで、グッとくるようなディテールに乏しかったのがどうにも・・・。

役者の佇まい演出も、脚本とはミスマッチだったような。
もう少し演劇的な過剰さがある演技ならば、脚本が巧く立ち上がっていたのではないかと。
「手」の動きが台詞にひきずられすぎてる、「古い」芝居をしてる役者が少なくなかったのもどうかと思う。

あと、劇場をああいう使い方していたことも、よく意図が見えてこなかったような。

ライター使った幕開けは好き。

ルドルフ ザ・ラスト・キス

ルドルフ ザ・ラスト・キス

東宝

帝国劇場(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

何と崇高な作品か!
3回目にして、やっと全てを堪能して来ました。

1度目は、B席なのに、オペラグラスを忘れ、2度目は、睡眠不足の連れが舟を漕ぐのを阻止するのに、気を取られ、満喫できなくて。

観れば観る程、この作品の完成度に目が眩む気持ちがします。

二人のデュエットが、2回目観劇の日から、今日までずっと頭の中でリフレインしていました。

先日のトークショーで、出演者から、「私もこの舞台を客席から観たい。ルウ゛ォーさんの演出舞台を日本にいて観られる幸せを噛み締めて下さい」という発言がありましたが、本当に、そう思います。

「人形の家」も、かつて出演したことがあるのに、全く理解できていなかった部分が、彼の演出舞台で、全て明白となったのです。

本当に、非の打ち所のない演出!!

台詞やシーンに、一切の無駄がなく、人物の苦悩や心の動きが手に取るようにわかる。
たとえ、歴史を知らなくても、これ程、観客が自分に引き寄せて、舞台を直視できる普遍性を描ききれるなんて、天才的演出だと感嘆しました。

本当は、毎日でも観たいのですが、そうも行かないので、後1回行く予定です。

ネタバレBOX

今日も、トークショー付きでしたが、あえてそれは観ずに帰りました。

あまりにも、井上さん、和音さんが、舞台上の人物になりきって演じていらしたので、素の彼らを観たくなかったから。今日は、ルドルフとしての井上さん、マリーとしての和音さんを、ずっと目に耳に焼き付けて客席を後にしたかったのです。

最近、演劇の将来にも悲観することが多いのですが、こういう、プロの仕事を拝見すると、まだ諦めなくても大丈夫かなと、勇気100倍。

長く演劇を愛してやまない1ファンとして、この舞台を上演して頂けたことに、心から、感謝と敬意を表します。
A to Zoo

A to Zoo

IsLand☆12

MOVE FACTORY(大阪府)

2012/07/21 (土) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

動物の声♪
きっとこんなこと言ってだろうということを、四人の女性がうまく掛け合いしてるのが、観てて楽しかったです。
私はネコ好きでしたよ、普通に女の子の間でありそうな感じで(^^)
短編なので、気軽に観れる楽しいお芝居でした♪♪

少女教育

少女教育

シンクロ少女

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★

最後まで
話しの展開をうまく演出して、2時間という長い芝居であったが、飽きることなく見させてくれる。お見事。

しみじみ日本・乃木大将

しみじみ日本・乃木大将

こまつ座

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラストはしみじみ
よくこんなことを思いつくものですね。

ネタバレBOX

みんなから無能呼ばわりされていた乃木大将、天皇に心酔していた乃木大将、そんな彼がこれから殉死するであろう理由を馬の前足と後ろ足が探っていくお話。

馬にも上品な馬もいれば下町職人風な馬もいて楽しく、また前足が偉いとか後ろ足が大事だとか、こっちの方も笑ってしまいました。

乃木大将がはけて、前足から風間杜夫さんが出てきたときはあっと驚きました。うっかりさんでした。その風間さんですが、途中から噛みまくりで吉田剛太郎さんからも突っ込まれ、そんな日もあるとはおっしゃっていましたが、私も非常に不満足でした。ラストシーンで馬を被るときももたもたしていて正直今一でした。

西南戦争植木坂の戦いで乃木希典が軍旗を奪われたことによって、それまで重要視されていなかった、というよりむしろ邪魔者扱いされていた軍旗が天皇の分身の地位にまで高められたこと、そして死にたがっていた乃木を思いやり、不始末の代償として彼の命を天皇が預かったこと、これが殉死の要因でした。

大臣がコメントするときなど日本国旗に頭を下げないと批判される風潮はこのときに作られたのだと思いました。それ以前は、お芝居ではお茶がこぼれたときに軍旗で拭くくらいの扱いでした。それもどうかとは思いますが、旗が偉いわけじゃない、それくらいのおおらかさを取り戻してほしいですね。

乃木は大逆事件の管野スガが乗せられた馬車とすれ違った際に鼻で笑ったそうで、これに怒った赤虻が乃木の愛馬を刺して乃木は落馬したそうな。様々なエピソードを混じえて話は進みます。

宝塚ネタを宝塚出身者お二人でやられると、ホント笑ってしまいます。

大喪の礼の大砲の音が聞こえる中、乃木夫妻が殉死したであろう様子が窺い知れるとき、しみじみしました。

ところで、セリフの中で早急をそうきゅうと発音していました。そうきゅうと言う人も多いのが現実ですが、日本語を大切にしていたと思われる井上ひさしさんのことですから、ここはさっきゅうだろうと思いました。

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