最新の観てきた!クチコミ一覧

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アリスのいる部屋

アリスのいる部屋

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

考えすぎてしまいました
前回の公演でも思いましたが、舞台セットがすばらしいですね。
劇場に入るなり驚き、期待が高まりました。

役者のみなさんもお上手で、雰囲気があって、個人的には清水玲子の漫画を見ているような気持ちになりました。

ストーリーも序盤淡々と進む中にいろいろな謎が現れ「これからどうなるの?」と、ぐいぐい引き込まれて行きました。

ただ、私的に脳内妄想が大きくなりすぎたのと、細かな伏線をすべて回収できなかったのとで、観劇後はやや消化不良な気がしました。

ネタバレBOXは本当にネタバレしていますので、これから見る人は絶対見ないでください。

ネタバレBOX

8冊の本が自体を明らかにするという趣向は、とても面白かったです。
その本の文体が、例えば1章と4章でずいぶん違っているのも、私的には大きな「謎」でした。
また、神父が見えないアリス?に向かって自分の推理を叫ぶ場面は、やや唐突過ぎて、その前の落ち着きすぎた行動と相まって「こいつ、何か知ってるな」とか、妄想していました(笑)
そのうえで、あの正体(連続少女暴行犯)というのも、違和感がありました。
この辺は全て私の頭が勝手にミスリードしていたためで、劇団に非は全くありません。すみません。

(その神父さんの殺されるシーン熱演でしたね。顔が苦しそうに真っ赤になっていましたので、本当に首を絞めているんじゃないかと心配になりました。)

そして、「私生まれたい」という8章のアリスの叫びには、「生まれてきたから写真があるんじゃないの?」と単純に疑問に思い、穿って考えて「生まれないかもしれないアリス」が自分が生まれるために、7人を集めたのだとしたら、小さなことが細々とつじつま合わない気がしました。

システィーナがアリスであの家に残ったら、オーランドで薬を飲んでいるシスティーナを助けに行く話は、どうなるの?

いちいち細かい伏線を全部回収しようとしたために、消化不良になった感じです。

それでも、途中までのストーリーや雰囲気はとても楽しませていただきました。ありがとうございます。

もう一度見たら、すっきりするのかもしれませんね。

終盤、この世界はアリスの夢の中だという話には、まさかの夢オチか?!とガッカリさせられたのですが、実際は違うんですよね??
パラレルワールド?

太陽がいっぱい

太陽がいっぱい

劇団どくんご

仙台市青葉区 錦町公園(宮城県)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/14 (土)公演終了

走り続ける
テントと公園の地の利を有効に使ったハイテンションの展開 面白いです。
まだ旅の行程の半分も消化していないけれど、このエネルギーなら大丈夫!

ゴトウカナエの失踪

ゴトウカナエの失踪

無国籍

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

めりはり
現実の世界と本に書いている虚構の世界が交差して進行する舞台
ある時は真面目に、ある時はゆるく その展開にドキドキしたり、笑ったりで面白かった。 

靴の中の小石

靴の中の小石

Toshizoプロデュース

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★


優れた舞台というものは、観客に一瞬、イリュージョンを体験させるものだ。役者の演技、シナリオの緊密さ、音響効果、照明などは其々の装置と言えるかも知れない。然し、それがどんなに優れていても個々に、独立して動いているだけではイリュージョンは生まれない。息詰まる緊迫感や感動の嵐が、緊張の余り途切れる一瞬前の状態を持続し得た時に、それは起こるべくして起こる。総ての要素が混然と一体となり新たな次元で結晶する。その結晶こそイリュージョンの内実である。今日の舞台ではそのようなことが起こった。  
シナリオの良さは、無論のことだが、その内容に役者の命を吹き込まれ、観客を巻き込むと劇空間は沸点に達する。シンプルだが深い照明、感興を盛り上げる音楽、俳優一人一人のほとんど自然とみまがうような表情、声音と間、観客の押し殺し固唾を呑み緊張を孕んだ期待が、劇空間を坩堝にする。あるポテンシャルを越えるとイリュージョンは一気に結晶化する。そしてイリュージョンが立ち上がる前までと後を一変させ、世界を更新してしまうのだ。

INDEPENDENT:12トライアル枠公開プレゼン

INDEPENDENT:12トライアル枠公開プレゼン

インディペンデントシアタープロデュース

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/11 (水)公演終了

満足度★★★

15分でお客さんの心を掴む!
トライアルは前回も観てるので今回が二度目!500円でドリンク付きも嬉しい♪
なんだか演劇関係者が多いなぁ…(^_^;)


私が観に行ったのは
★7/10(火)二次審査ユニット

●大牧ぽるん(激団しろっとそん)×亀井伸一郎(カメハウス)
●江本祥(ミジンコターボ)×片岡百萬両(ミジンコターボ)
●上田耽美
●林裕介(劇団自由派DNA)×谷口はるか(悲願華)
●岸★正龍×にへいたかひろ(よこしまブロッコリー)
●辻野加奈恵(チャイカ)×外輪能隆(evkk)
●GA-Ko(劇団野風増)

何名が予選を通過するか知らないまま観劇して私が◯したのが3名!

◯江本祥(ミジンコターボ)×片岡百萬両(ミジンコターボ)
◯岸★正龍×にへいたかひろ(よこしまブロッコリー)
◯GA-Ko(劇団野風増)

2名は予選通過しましたが岸★正龍さんは残念…
私的には笑いからドクロへの変化へと変わるのが愉しめました♪
ドクロの喋る姿はなかなかリアル!

江本祥さんは緊張してたけど、話しは好きですね♪
次は劇団本公演の様に弾ければ、もっとウケるはず♪

GA-Koさんは最初ぎこちないダンス観た時はヤバイと思ったけど(^_^;)
いちばん笑いを誘ってました!最後のオチは見えたけど…面白かった(^^)

15分という時間でどれだけお客の心を掴むかが勝負のカギの様な気がします♪
一番笑わせるのか?泣かせるのか?驚かせるのか?
何か突き出たらお客さんの心を掴むのではないでしょうか!

変わった演出で驚かせたいとか?愉しませたいとか?の気持ちがあるかも知れませんが?
観てる人が演出の意図が分からなければ役者がいくら熱い演技をしても何を演じてるのか?
分からなければ愉しめない
中にはそんな事も関係なしで圧倒的な力でお客さん魅了する事もあります!

私の究極の一人芝居は落語の様に素晴らしい脚本があって過度の演出もせず、
圧倒的な演技力で感動させる!

ガリレイの生涯

ガリレイの生涯

演劇集団円

シアタートラム(東京都)

2012/07/06 (金) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

いろいろ思うところありました
休憩10分挟み、何と、3時間15分。トラムの椅子に座り続けるのは、ちょっと苦痛でしたが、見応えたっぷりの、考えさせられる舞台作品でした。

ガリレイって、シェークスピアと同じ年に生まれたんですね。

知らないことが、多過ぎて、いろいろ勉強になった上、今の日本の現状に示唆に富む台詞も多々あり、是非、橋下さんや野田さん達にも観て頂きたいなと思いました。

まあ、私には、心に響く台詞がたくさんありましたが、彼らには、馬の耳に念仏だろうけど。

あ、それから、余談ですが、カンフェティのチケットで、観劇に出向くと、何故か、受付けで、邪険な扱いを受けたり、ぞんざいな対応をされるのは何故?

昨日、今までのそういう体験は、ほぼカンフェテイチケットの時ばかりだったと気づきました。

業界では、カンフェテイの観客は、本当の演劇愛好者ではないという固定観念でもあるのかしら?業務観劇人ではない、私のような一般観劇人は利用しないと誤解されてるのかしらん?

ネタバレBOX

以前、宗教裁判の様子や、拷問道具の展示を見たことがあるので、科学者として、カトリックの異端者扱いをされる、ガリレイの苦悩が、ありありと想像でき、長い上演時間がさほど苦にならない、展開でした。

ただ、昨日の猿之助さんの「黒塚」同様、長台詞のリズムが耳に心地良く、1幕は不覚にもウトウトして、大事な台詞をずいぶん聞き漏らした気がします。

2幕からは、俄然、ドラマ性が大きくなり、目が離せない舞台展開となり、気持ちも前のめりで、集中できました。

存じ上げない役者さんがほとんどでしたが、やはり、円は、実力ある役者さんが多いなあと痛感しました。高林さんの演技だけが、異質で、ブレヒト劇には不向きな印象でしたが。

来年、文学座でも上演するようですが、私の勘では、円のこの舞台の方がレベルが高いのではと思います。

「真理を知らない者は、愚か者であるが、真理を知りながら、それを偽りだと言う者は、犯罪者だ」という、ガリレイの台詞がありましたが、私も、ここ数年、そういう台詞をぶつけたくなる人間をたくさん見て来たので、大いに共感する部分の多い作品でした。

終幕の、ガリレイとアンドレアの再会、アンドレアと、子供達の会話が、秀逸極まりなく、やはり、ブレヒトって凄い作家なのだなあと、今更、気づかされました。

森さんの演出も、無駄がなく、とても整理された舞台装置等、見せ方のセンスを感じました。「今、まさに取り組むべき作品だと確信し、上演に至りました」とその森さんが書いていらっしゃいますが、本当に、原発の問題など、今の日本の有り様を想起せずにはおれない、重要な命題を内服している名作でした。
カナヅチ女、夜泳ぐ

カナヅチ女、夜泳ぐ

悪い芝居

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

しびれた
悪い芝居、初見でした。新宿ミラクルのU-25演劇人企画で山崎さんとお話させていただいて、告知されていたこの公演非常に楽しみにしておりました。
打ちひしがれました。演劇って本当にすごいんだって改めて思いなおせました。とにかくかっこいい。音響と照明で見事に彩られ、役者の方々がとにかく輝いておられました。本当に素晴らしいお時間ありがとうございました。友達に勧めまくります。

リ・メンバー

リ・メンバー

ジェットラグ

シアターサンモール(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/17 (火)公演終了

満足度★★★

思い出
130分、飽きないけど…

ネタバレBOX

【シーン1】賞金王ゴルファー・虎雄(鈴木歩己)と妻で元女優・えり(佐々木なふみ)のマンションの一室。虎雄と愛美(映美くらら)の不倫中に妻が帰ってくる。そこに、メイドの富貴子(清水那保や)愛美の夫・宏(泉政行)、えりの愛人・小山(川野直輝)とその恋人・豊田(古川侑)、えりのマネージャー・松野(須貝英)が乱入し、コメディな展開。虎雄やえりに金で解決することを勧める弁護士の浜(永山智啓)。丸く収まったかに思えた矢先、富貴子になにか耳打ちされたえりは、虎雄を包丁で刺殺する。
【シーン2】とある倉庫に集まる詐欺集団。愛美が最後の仕事(標的は虎雄)を掲げ、5年ぶりの再会する富貴子以下6名。愛美への誕生日ドッキリもあったりするも、過去の事件や愛美への気持ちからか、どこかチグハグな空気が流れる。
【シーン3】いつもの倉庫に虎雄のカネの山分けのため集合する面々だったが、虎雄の死亡とえりの失踪で、稼いだカネがヤバいカネになってしまう。そこに松野がやってきて、詐欺集団を脅迫、同時に、虎雄と富貴子が恋愛関係にあったことがわかる。富貴子は罪をかぶり出頭。カネは虎雄の隠し口座へ返すと出て行く浜。愛美のことを不信に思ってた小山は、愛美と浜がすでに結婚していた事実などを愛美に突きつけ、5年前の想いもぶつけるが…。

初日だからってわけでないだろうけども、心に引っかからなかった。演技も悪いわけでないが。シーン2がややダルいと感じたせいか、シーン3への弾みがつかなかったのかもしれない。詐欺集団(男女の)の「リ・メンバー」って焦点がぼやけたような感じ。

メイドファッションの清水那保はかわいく、いい役周りだった。
ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

【バカバージョン】
観て来ました。チラシからは想像もできない(笑)ストーリー。これどうなるんだろう?と思いつつ、最終的にすごく良い方向に。テンポも良く、あっという間の1時間20分でした。ノーマルバージョンも観に行きます♪

Nobody is Perfect

Nobody is Perfect

劇団ガバメンツ

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

めっちゃオシャレな演出
こんなオシャレな演出は見たことがありません。

気をつけて見ていたつもりが、つい中心の演者に目を奪われているうちに、進行していた演出が多々あり、ちょっと悔しかったです。

そんな訳で、明日リベンジすべく、見に行きます。(既に予約済み!)

ネタバレBOX

2回目見てきました!
ミス・ディレクションをさせている演出を確認するためだったのですが、なかなか巧妙に仕組まれています。

小道具のアルファベットを書いた写真立てがとてもオシャレ。
「d」が途中で、dishにもなったのを見て思わずニンマリしてしまいました。
ストーリーがミステリーではなく、演出がミステリーになってます、是非ともその辺りをじっくりご観劇下さい。
東京アメリカ

東京アメリカ

範宙遊泳

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/08 (日) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちゃんと嫌な気持ちになれる100分間
居心地の悪さに疲れる、そしてそれが何ともたまらなく面白い。
「そこに着地するのか!」的な鮮やかさもお見事。

芸劇eyesの時も感じたけど、この劇団は集団に作用する力的なものを描くのが上手いなあという印象。
この作品で中盤まで描かれる「力の構造」は、別に「小劇団」に限らない、普遍的なものだよなあとも思えてきて、しみじみ。

役者さんは、特に大橋さんと熊川さんが印象的。
  
余談も余談、昔ちょっとだけ演劇かじってた時のことを思い出してうわああああああああああああああってなっちゃった・・・^^;

ネタバレBOX

チケットのお面は、この時期は被ると汗がキツイ>< 

にしてもこの演出、雨の日はどうやってやったんだろうか?
開演時間が号だったりした日にゃ、役者さんはみんな結構濡れた態で始めなきゃなんないだろうに・・・^^;
夜と耳

夜と耳

シアターオルト Theatre Ort

atelier SENTIO(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題415(12-158)
21:00の回(雨。曇り、板橋から歩いていると小降りに)。20:15会場着、小柄な女性が受付、雨が降ってきたのでお客さんが濡れないよう対応、20:30開場、靴を脱ぎ中へ、役者さんが座席の案内、下手、照明に輝くシルバーのテーブルワゴン、テーブル食器が一揃い、オフィスにあるような革張りの黒い椅子(低い位置でセット)、中央の床にはトラ目の敷物、上手イスが2脚、洋書が積まれ、照明が椅子の後ろから頭上を覗き込むようにセットしてあります(アパトサウルスみたいにもみえます)。

BGMなし、チラシをごそごそがさがさ、電車の音、バッグを空ける音、咳、電車の音、受付の声、水を流す音、電車の音。20:54主宰の前説、20:00再度登場、お客さんをあと2分待つとのこと、21:02開演~21:51終演。続く

ネタバレBOX

男性2+女性3によるお芝居。女性の衣装(赤)はデザインや膝+膝上+膝下など少しずつ違う。ちょっと間隔を空けての観劇だったからか、とてもフレッシュ。安吾は読んだことがないし、「桜の森の満開の下」というと人間椅子だけど。

前説とあらすじのミックス...「という物語かもしれない」、そして一夜が始まる。
999夜目のお話から始まるながいながいお話、1000夜目は昨晩の続き、岩波文庫385ページから、そして1001夜へと続きます。

坂口の作品は「白痴(4月)」に続いて2作目。当パンによりますといろいろな作品から言葉を引用しているそうですが、ひとつもわかりませんでした。




マシーン日記

マシーン日記

daretachi

アトリエしゅら(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

ムレムレの気分に・・・
初めて観た戯曲でしたが、これがめちゃくちゃ面白い。今の季節のようにムシムシして、グチャグチャで、ドロドロしてますが、なんとも惹きつけられます。20席ほどのゆったりとした客席で、エアコンも効いていて、快適に観劇できましたが、気分はムレムレに。しかしこの演劇チーム、この戯曲だけと言わずに、またやってほしいですね。

ぎふと

ぎふと

劇団やったるDAY!

劇場MOMO(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

一つの完成型?
タイトル通り「人に何かを贈る」気持ちを描いた複数のエピソードを複数絡ませながら、1つの謎を軸に据えて進める構成が巧みな上に「やったるDAY!」手法の集大成な演出・演技が加わり一つの完成型に達した、的な?
プレゼントを選びに街に出た時の演出も◎。

東京アメリカ

東京アメリカ

範宙遊泳

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/08 (日) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

初演からさらに進化?
バックステージものというよりメタフィクションの要素が濃厚?
2年前の初演を観て内容はワカっていながらも大いに笑わせられる。
というか、元々よくできた初演に更に磨きがかかった感覚。
客を程よく巻き込む手口(謎)や次第にあれこれの境界が曖昧になって行く終盤も◎。

なお、これからご覧になる方々、できれば開演10分くらい前に入場されることを強く推奨いたします。本編の導入部的なアクトを観ることができます。

スペーストラベラーズ

スペーストラベラーズ

ネルケプランニング

本多劇場(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

デジャヴからの
観れました!良かったー。
やはり坂田聡さん、ヒットでした。もう、あんな可愛い中年さん(でいいのか?)、そういない!期待通りのキャラと演技でした。
話は初めて観たものなので、展開は知らなかったんですが、進行すればするほどどの役もボケがエスカレートするので「ちょ、ちょっと、おいおい…」っていう突っ込みどころ満載の作品です。一方で、ありがたいのはみんなそれぞれズレているんだけど、誰かがどこかで軌道修正してくれるので、収拾つかなくなる印象はなかったこと。今の私と同じ歳ぐらいだった昔のマギーさんが書いた作品、すごいなぁとただただ尊敬です。


“デジャヴ”って言葉が多い感想を書きました↓

ネタバレBOX

話は強盗が入った銀行に、もう一組の強盗が入って…というものです(ざっと)笑。
デジャヴのシーンから始まって、終盤にもデジャヴが。舞台では、つまり同じシーンを2回演ることになりますが、2つ目のデジャヴは物を投げてキャッチしたりするのでコントロールが悪いとなかなか“デジャヴ”に見えにくい。そこは演出や役者さんたちでしっかり“デジャヴ”体験にしてくれますが、一方で「ちゃんとコントロール出来るかな、落とさずキャッチできるかな」というような、そんなハラハラした気持ちを抱きました。ある意味アクロバティックで、なんて勇敢なのかしら。
楽しかったのは徐々にその場にいた6人が銀行強盗のグループになる場面。ボッケボケの坂田さん扮するピカリン(だったかな)、あとは富岡晃一郎さん扮する支店長の肉○器がとにかくツボでした。たくさん笑えたなぁ。
東京アメリカ

東京アメリカ

範宙遊泳

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/08 (日) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

私の場合は
最初は面白かった。だんだん山本卓卓が何が言いたいのか分からなくなった。しかし終盤に来てああと納得しました。福原冠と高木健の演技に感心しました。楽日に再見します。今日見たのとは反対側で。

貴方と私の演劇革命

貴方と私の演劇革命

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/04/02 (月) ~ 2012/04/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

元気になったーー
今更ですが、投稿です。

ほーんと、ほーんと、かわいくて、ほーんとにパワフルで、いろんな根本さんを満喫。

もー、大満足。
いつもとちがくて新鮮だった!

これからも期待☆

温室

温室

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2012/06/26 (火) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

演出が良かった
内容は疲れていたのか、途中寝てしまい良く解らずに終わってしまった。初めて観る演出がなかなか良かったです。

泡

劇団 東京フェスティバル

OFF OFFシアター(東京都)

2012/07/11 (水) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

人生は○毛のようなものだ
あのセリフを胸に
希望の灯りをともしていきたいと思います。

芸の道を進む舞台人は
『指名』のくる日を心待ちにしているものです
よね!





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