
組曲『回廊』
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪
天幕旅団
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン
ハイバイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/07/18 (水) ~ 2012/08/01 (水)公演終了
満足度★★★★
少年の目線?
いや、大人目線か…。うなずきながら、笑いながら心の中でドキッ!として泣いている。小劇場劇団についても同じく。なんか思い出し笑い中。

さんさんロード
劇団C2
萬劇場(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑った
作品の構成が良かった。エピソードが足りない?と感じる部分もあったが、ドタバタの展開に持ち込む話が深すぎず、私にとって分かりやすく笑いへとつながりました。
けして長くない時間に要点をおさえたわかり易いテーマ。大変楽しませていただきました。

下生しさらせ右に左に弥勒で上に
リクウズルーム
アトリエ春風舎(東京都)
2012/07/27 (金) ~ 2012/07/31 (火)公演終了
満足度★★★
物語との距離感
状況や設定もほとんど明らかにならないままに6人の役者達が噛み合っているのかどうか微妙なラインの会話を続け、その中に物語や演劇に対しての自己言及的な視点を含んだメタ構造が感じられる、知的好奇心をそそる作品でした。
チラシに書いてある文章はあらすじというよりこの作品に対する前置きで、作品は泥団子についてのモノローグから始まり、試験を受けなかった女のエピソードや動物園を逃げ出したライオンの話が並行的に進み、しばしば突如にはずし気味な一発ギャグ的なシークエンスが挿入される構成となっていて、分かりそうで分からない匙加減が絶妙で、どんどん引き込まれていく感覚がありました。
全く意味不明だった前作『ノマ』に比べると会話になっている部分が多く、ある意味分かりやすくなっていましたが、それでもやはり哲学書のような妙に回りくどい言い回しを使ったり、瞬時に全く異なる話題に飛んだりと単純には飲み込めないテクストで、一筋縄では行かない言葉の散乱っぷりに不思議な新鮮さがありました。その言葉から劇的なるものを表現しようともがく役者の姿が印象的で、会話の流れと関係なく崇高さや色っぽさや怖さ等、様々な情感が現れていたのが印象的でした。
チープな材料を用いながらもかなりインパクトがある美術が素敵でしたが、作品全体との繋がりがあまり感じられなかったのが勿体なく思いました。

シニガミと蝋燭
ミジンコターボ
ABCホール (大阪府)
2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
想定外の素晴らしい時間でした!
舞台美術の出来といい、衣装さん、メイクさん、音響さん、照明さんの抜きんでた完成度と役者ダンサーキッズ達ノダークな物語なのに、ほっこり、ほろりされてやられてしまいました。
受付を入ってからのフライヤーに使われた宣伝美術で誰でも撮影できるコーナーや物販さん等、見に来てくれたお客様をこれでもかという位の、おもてなしに始まる前から、すでにミジンコマジックの世界に引き込まれてしまいました。
今日も見に行く予定です。

スペーストラベラー ~LOVE is in the Mother Ship!~
スーパーグラップラー
あうるすぽっと(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
話の展開が面白い
照明や音響、舞台セットが近未来を思わせる作りで最初から期待できました。前説や芝居の中でチラシを配ったり、飽きさせない試みが多かったです。オープニングの迫力には惹きつけられ、宇宙の話と思いきや、途中から作品の流れがわかり、最後はジーンときます。途中の別芝居や諸々所感ありますが、断然5の内容に思います。

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】
サイバー∴サイコロジック
駅前劇場(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★
はずれ
筋がが支離滅裂。主役の役者さんが何かずれている。また、革命や総括や自己批判などの言葉が出るが、社会派の芝居なら分かるが、本作では空回りの要因。
また、関西弁らしいせりふは、関西の劇団なら分かるが、いかにもとってつけたようで、耳障り。

人生(みち)に迷いました。
遊々団★ヴェール
シアターブラッツ(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★
オーソドックス
悪くはなかったのですが、あと二捻りくらい欲しかったかな?!と…
こういう構成だと、笑わせて、笑わせて、最後にうまく纏める!パターンが、見終わった後に良い印象が残るかと思うのですが、中盤以降の笑いが若干パワーダウンに感じ、あと三割増しならよかったと思いました。

組曲『回廊』
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

人生(みち)に迷いました。
遊々団★ヴェール
シアターブラッツ(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
惜しい!
人生に迷い込んでいるため共感できる部分も多く,楽しく観劇できました。ただ,劇団再生のストーリーですが,いまイチ突き抜けるものがなく,感動や希望ももう一つかな。最後に来てわからなくなったシーンもあったしね。とはいえ,この劇団は安心して観ていられます。疲れ,病んだ心に一時の安らぎでしたね。

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】
サイバー∴サイコロジック
駅前劇場(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★
バランス悪い
設定は破天荒で大雑把なのだが、演技はリアリティや人間臭さを表現しようとしてて、バランスが悪い。
どうせリアリティのない世界観なのだから、もっとハチャメチャにしてしまえば良いと思う。

Gothic&Lolita Fantasia
黒薔薇少女地獄
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

さんさんロード
劇団C2
萬劇場(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★
わざとらしさ
作り過ぎてわざとらしさばかりが目立った。その為、総てが表面的になって仕舞っている。また、細部のリアリティーを疎かにしているので、佳境に入った場面でも、観客は白けてイマジネイションに没入できない。折角、大道具はこれだけ立派な物を設えているのに、それが活かされなかった。観客は役者の身体から滲み出すものをこそ、大切にするという事も考えて欲しい。

病んだらおいで
ソラトビヨリst.
新宿シアターモリエール(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★
精神の病
元スナックのステージ、カラオケ、カウンターなどをそのまま利用した精神科のクリニック。ここでは、精神科医が患者に当て書きをして、演劇を用いた療法を行っている。役を演ずることで、精神を解放させようとの目論見なのだが。コメディという触れ込みの割には、ギャグの切れがイマイチ。楽屋落ちも多いのではあるまいか。後半はコメディというよりメロドラマになってしまった点も気になる。

カメラ・オブスキュラ
芸術集団れんこんきすた
川崎H&Bシアター(神奈川県)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
もう一回観たい
れんこんきすたは、女性二人の劇団と書いてあるので、今回は7人も男性キャストが揃っていて、びっくり!しかも、色んなタイプで、みんなかっこよかったです。
主宰の中川さんは、綺麗でした。昔は、清純なイメージの役が多かったな、と思いますが最近は、お色気路線…?でも、女性から見ても、素敵だし、嫌な感じの色気じゃないので女性の方にも是非観て欲しい女優さんです。
いつもよりちょっと短めの作品でしたが、ちょっと疲れるかも。
でも、わざとお客様に、緊張感を与えたり集中力を要求してくるところは、れんこんきすたらしいと言うか、改めて芝居観るって良いなーなんて思わせてくれたりします。
席によってだいぶ見え方が違うみたい。絶対2回は観たら良いと思う。
私ももう一回観れたら良いのですが。

組曲『回廊』
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
SF
さまざまなジャンルを巧みに盛り込んだ見事な作劇。
隣の劇場でやった方がいいんじゃないかな。
最後は泣いちゃったなぁ。
武藤晃子はやっぱ上手い。
日替りゲスト清水那保のサービスカットあざーす!

黛(まゆずみ)さん、現る!
ナカゴー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/30 (月)公演終了
満足度★★★★
カムヰヤッセン公演、観てえよ!笑
すごくおもしろかったから、彼女を誘ったんだけど・・・反応真っ二つ(堪能した、って点は同じなんだけどさ)。
ボクが笑ったところで、彼女が涙を流して。。。
大一番を前にナーバスになってるのかと思ったんだけど、公演後、話を聞いたら「私は、祖父江さん(墨井鯨子さん)や主人公(髙畑遊さん)のような体験をしたし、気持ちも痛いほどよくわかる。一所懸命なんだよー。一所懸命なんだ!」って。
この芝居を一人で観たときは「やっぱナカゴー最高だよなあ。細かいところまで、よく練られてるし・・・役者さんの吸収力&反応が凄くて鋭いのかなあ・・・ライブじゃないと伝わらない芝居ってやっぱイイなあ。でも、好き嫌いありそ(笑)」としか思わなかったんだけど、言われてみれば・・・確かに・・・泣けないこともない。いや、この『黛さん、現る!』を観て泣いてる人を見て、その心情を慮って泣く、というべきか。
ま、堅苦しいことを書いちゃいましたけど。
肩の力を抜いて、ぜひ!!!
ボクは、爆笑!
連れは、号泣!
そういう要素を持った作品です。
・・・って、「どんな芝居なんだい!」ですな(笑)

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】
サイバー∴サイコロジック
駅前劇場(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★
濃いも薄いも盛り
初めてこちらの劇団を観劇させていただきました。今回の舞台は...いろんなテイストの役者さんが出ているし、時間・場所が重なり合うストーリー展開、舞台美術も凝っていて盛りだくさんなお芝居。ただ、やはり素人にも分かるほど、明らかにスキルの違いやテイストの違う役者の演技と乱雑な芝居には、最後まで翻弄されました。アフタートーク楽しかったです。(後はネタバレで)

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】
サイバー∴サイコロジック
駅前劇場(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★
私にはよく分からなくて・・・
まずはじめに・・・
今日、お昼前頃、Twitterにこんなツイートが流れました。
「松澤くれは @suama_sweetnam
【お願い】サイバー∴サイコロジックの舞台は些末な伏線と神経質な構成によって成り立っており、ネタバレを含むご感想をネット上で閲覧されると、面白さが損なわれます。ご注意ください。ご観劇後の皆様も、作品の根幹に関わるネタバレは回避いただけると幸いです。未見のお客様のためご協力ください。」
実は、+1の連続公演で活躍された黒沢さんも出演されるし、
この劇団も前作の評価が高かったので、結構期待して行きましたが、
残念ながら魅力を感じることができませんでした。
そんなわけで、以降ネタバレ扱いにしますが、
ただ、私はこの作品を高評価していないので、
この作品の魅力を知りたい、という方は、
他の方の感想を読まれた方が良いかもしれません。