最新の観てきた!クチコミ一覧

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組曲『回廊』

組曲『回廊』

空想組曲

OFF OFFシアター(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

良作品群
自然にグっときた。

ネタバレBOX

『物語のはじまり。』…書けすぎて困る小説家(中田)
組曲「回廊」1…ゆうじ(鶴町)に飴をあげるミズキ(武藤)
『物語のすすめ。』…引きこもりな高校生(櫻井)と小説家と女子高生(民本)
カミングスーン…忘れた
組曲「回廊」2…中高生くらいのゆうじはミズキに告白する
1%ラブレター…メールから1%の愛を汲み取る女(川田)の突飛さと真剣さが眩しい。結構きた。
暗闇に手を伸ばせ…彼氏(和知)から呼び出されだ女(小玉)の、ドアの前での不安と期待をコミカルに濃縮した秀作。
滅びの呪文…図書館職員(詩人?)と取調官(狩野)。話の中に呪いの言葉を入れ込むホラーな展開がいい空気。
「真夜中のゲーム」…玄人っぽい様相のギャンブラー(鶴町)と若い女性(清水那保)との対決。ラストはトンカチ。欲をいえばもうひとひねりほしい。
ファミレス・リベンジ…母の仇(狩野)と戦うウェイトレス(川田)。コミカルで肩の力を抜いてくれる。
ファミレス・ジェノサイド…ウェイトレスの闘い。意外と動きがかっこいい。キマッてた。
組曲「回廊」3…ゆうじ(和知)とミズキの時間が逆行していることがわかる。
ロミジュリ・オーヴァードライヴ…時間を戻しても変えられない運命。運命(4人)を視覚化したのが面白い。
バーテンダー…バーテン(鶴町)と常連客の女性(小玉)がカクテルを通して会話する。心を掬えなかったバーテンの失恋に、笑えない面白さがある。
組曲「回廊」4…過去(ミズキの未来)を知っているゆうじとミズキの関係性が面白い。
『物語のてほどき。』…離婚した男女の大人なようなやりとりと、男(中田)のどこか落ち着かない様子がいい。
『物語のおわり。からのはじまり。』…おじさんになったゆうじ(中田)は幼女のミズキに飴をあげる。んでミズキの物語が始まる…。

組曲「回廊」の時間の逆行性を生かした描き方が上手い。1でミズキが幼いゆうじに言った「忘れないで」という言葉がシンプルでグっとくる。
僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

白雪姫です
とても素晴らしく、いい時間を過ごさせて頂いた。



ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/18 (水) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度★★★★

少年の目線?
いや、大人目線か…。うなずきながら、笑いながら心の中でドキッ!として泣いている。小劇場劇団についても同じく。なんか思い出し笑い中。

さんさんロード

さんさんロード

劇団C2

萬劇場(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑った
作品の構成が良かった。エピソードが足りない?と感じる部分もあったが、ドタバタの展開に持ち込む話が深すぎず、私にとって分かりやすく笑いへとつながりました。
けして長くない時間に要点をおさえたわかり易いテーマ。大変楽しませていただきました。

下生しさらせ右に左に弥勒で上に

下生しさらせ右に左に弥勒で上に

リクウズルーム

アトリエ春風舎(東京都)

2012/07/27 (金) ~ 2012/07/31 (火)公演終了

満足度★★★

物語との距離感
状況や設定もほとんど明らかにならないままに6人の役者達が噛み合っているのかどうか微妙なラインの会話を続け、その中に物語や演劇に対しての自己言及的な視点を含んだメタ構造が感じられる、知的好奇心をそそる作品でした。

チラシに書いてある文章はあらすじというよりこの作品に対する前置きで、作品は泥団子についてのモノローグから始まり、試験を受けなかった女のエピソードや動物園を逃げ出したライオンの話が並行的に進み、しばしば突如にはずし気味な一発ギャグ的なシークエンスが挿入される構成となっていて、分かりそうで分からない匙加減が絶妙で、どんどん引き込まれていく感覚がありました。

全く意味不明だった前作『ノマ』に比べると会話になっている部分が多く、ある意味分かりやすくなっていましたが、それでもやはり哲学書のような妙に回りくどい言い回しを使ったり、瞬時に全く異なる話題に飛んだりと単純には飲み込めないテクストで、一筋縄では行かない言葉の散乱っぷりに不思議な新鮮さがありました。その言葉から劇的なるものを表現しようともがく役者の姿が印象的で、会話の流れと関係なく崇高さや色っぽさや怖さ等、様々な情感が現れていたのが印象的でした。

チープな材料を用いながらもかなりインパクトがある美術が素敵でしたが、作品全体との繋がりがあまり感じられなかったのが勿体なく思いました。

シニガミと蝋燭

シニガミと蝋燭

ミジンコターボ

ABCホール (大阪府)

2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

想定外の素晴らしい時間でした!
舞台美術の出来といい、衣装さん、メイクさん、音響さん、照明さんの抜きんでた完成度と役者ダンサーキッズ達ノダークな物語なのに、ほっこり、ほろりされてやられてしまいました。
受付を入ってからのフライヤーに使われた宣伝美術で誰でも撮影できるコーナーや物販さん等、見に来てくれたお客様をこれでもかという位の、おもてなしに始まる前から、すでにミジンコマジックの世界に引き込まれてしまいました。
今日も見に行く予定です。

スペーストラベラー ~LOVE is in the Mother Ship!~

スペーストラベラー ~LOVE is in the Mother Ship!~

スーパーグラップラー

あうるすぽっと(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

話の展開が面白い
照明や音響、舞台セットが近未来を思わせる作りで最初から期待できました。前説や芝居の中でチラシを配ったり、飽きさせない試みが多かったです。オープニングの迫力には惹きつけられ、宇宙の話と思いきや、途中から作品の流れがわかり、最後はジーンときます。途中の別芝居や諸々所感ありますが、断然5の内容に思います。

ネタバレBOX

軽快なダンスや演技は動的で観ていて楽しい。卵子と書いてランコ、受精や生命の誕生に因んだ何かは思いましたが、最後の新しい宇宙、世界が出生というのは面白かったです。精子の受精までの競争なら3億とかですが、乗客はそんなに乗れるの?とは思いました。名前は明らかなのでカタカナで良かったかも。より脳が閃いて楽しくなりそうです。途中の別のお芝居は、何パターンもあるようで凝っています。僕が観たのはベタを通して楽しいものの、練習不足も感じました。三井氏の名前はピカソでしたでしょうか。よく言えるなぁと思いました。最後のシーンは音響と合わさって感動します。
赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

サイバー∴サイコロジック

駅前劇場(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度

はずれ
筋がが支離滅裂。主役の役者さんが何かずれている。また、革命や総括や自己批判などの言葉が出るが、社会派の芝居なら分かるが、本作では空回りの要因。
また、関西弁らしいせりふは、関西の劇団なら分かるが、いかにもとってつけたようで、耳障り。

人生(みち)に迷いました。

人生(みち)に迷いました。

遊々団★ヴェール

シアターブラッツ(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

オーソドックス
悪くはなかったのですが、あと二捻りくらい欲しかったかな?!と…
こういう構成だと、笑わせて、笑わせて、最後にうまく纏める!パターンが、見終わった後に良い印象が残るかと思うのですが、中盤以降の笑いが若干パワーダウンに感じ、あと三割増しならよかったと思いました。

組曲『回廊』

組曲『回廊』

空想組曲

OFF OFFシアター(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

少しだけ切ない
回廊とはそういうことかと。

ネタバレBOX

時空の流れが逆になっている男女の出会いを中心としたSF変則短編集。

それぞれは生から死に向かう普通の人生です。ミズキとユウジは生涯に5回遭遇しますが、一方が幼子の頃の初遭遇は、他方にとっては中年になってのラスト遭遇に相当しますので切なさはひとしおです。

ユウジは5人の役者が演じ分け、幼子も吊りバンドを使ってそれらしく見せていたので分かり易かったのですが、ミズキは武藤晃子さんだけで、白い毛糸で編んだショールとかバッグを身に着けて区別を図っていましたが、年齢の演じ分けは不十分に感じました。

幼子からおばちゃんまで何でも演じられる武藤さんなのに、白を基調にしたせいか衣装を変えなかったこともあり、顔や髪型が同じじゃ分かりません。しかも話し方や態度ももっと幼子や娘さんになればいいのにと残念に思いました。

小玉久仁子さんはいつにも増して強烈キャラでした。斜めから見ると目が光っていて、不気味に手足をクネクネさせる様子は、まるで八犬伝に出てくる玉梓のようでもあり、『江波戸さんちのにぎやかなひなまつり』を思い出させました。

SFとは少し不思議の略。少し不思議な短編集…、ファミレスに行っても色々想像逞しくしているんですね。そして自分の記憶も大切にしているんですね。

それにしても、メールの中の「○○ですね。」の「ね」に愛情がこもっているとして、こういうのを足し合わせて求婚されたと勘違いする女性にも困ってしまいますね。

途中、作家さんが小説が書けて書けてしょうがないと言っていました。それくらいの才能の持ち主は、日替わりゲストを呼んでそれぞれにアテ書きをするといった離れ業まで成し遂げていますが、せっかくの日替わりゲストは最後の舞台挨拶では隅っこでした。真ん中に呼んであげるぐらいの配慮が必要だと思いました。もし、毎日のカンパニーが重要で、和を乱したくないというのであれば、むしろ日替わり自体やめればいいのにと思ってしまいました。
人生(みち)に迷いました。

人生(みち)に迷いました。

遊々団★ヴェール

シアターブラッツ(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

惜しい!
人生に迷い込んでいるため共感できる部分も多く,楽しく観劇できました。ただ,劇団再生のストーリーですが,いまイチ突き抜けるものがなく,感動や希望ももう一つかな。最後に来てわからなくなったシーンもあったしね。とはいえ,この劇団は安心して観ていられます。疲れ,病んだ心に一時の安らぎでしたね。

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

サイバー∴サイコロジック

駅前劇場(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

バランス悪い
設定は破天荒で大雑把なのだが、演技はリアリティや人間臭さを表現しようとしてて、バランスが悪い。

どうせリアリティのない世界観なのだから、もっとハチャメチャにしてしまえば良いと思う。

ネタバレBOX

セリフが小難しい言葉を選択しているので、伝わりづらい。
「お姉ちゃんが何言いたいか分かんない」的な台詞があったと思うが、あれは観客皆の代弁か。
特にクライマックスの姉妹のやりとりは、長すぎ&分かりづらかったので寝た。


あと、どう見てもアホ学生のリーダーに皆がついて行く理由が分からない。

ラストの「肺ガン」のオチの意味も。
Gothic&Lolita Fantasia

Gothic&Lolita Fantasia

黒薔薇少女地獄

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

川添さん萌!
全体を貫いている黒ロリや絶対領域は素敵でしたが、それほど深みは感じられませんでした。

ネタバレBOX

四つの短編の一つ、 「Gothic&Lolita Fantasia」は総合司会のような内容で、ラストそれらしきお話になるのかなと期待しましたが、終演後の挨拶になってしまい拍子抜けでした。初舞台の女優さんと言っても司会のアシスタントに過ぎなかったのは可哀想でした。

全体が黒ロリの中、猫が黒ロリと白ロリの二毛というのはグッドアイデアでした。その二毛猫がニャアニャア騒いでも人に伝わらないもどかしさは面白かったです。

川添美和さん演じる人形が胸や腹にグイッグイッとナイフを突き刺す度に椅子が微妙に後ろに下がるのはさすがだと思いました。人形は愛されるもので、人形が愛しだすとちょっと怖いですね。
さんさんロード

さんさんロード

劇団C2

萬劇場(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

わざとらしさ
 作り過ぎてわざとらしさばかりが目立った。その為、総てが表面的になって仕舞っている。また、細部のリアリティーを疎かにしているので、佳境に入った場面でも、観客は白けてイマジネイションに没入できない。折角、大道具はこれだけ立派な物を設えているのに、それが活かされなかった。観客は役者の身体から滲み出すものをこそ、大切にするという事も考えて欲しい。

病んだらおいで

病んだらおいで

ソラトビヨリst.

新宿シアターモリエール(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

精神の病
 元スナックのステージ、カラオケ、カウンターなどをそのまま利用した精神科のクリニック。ここでは、精神科医が患者に当て書きをして、演劇を用いた療法を行っている。役を演ずることで、精神を解放させようとの目論見なのだが。コメディという触れ込みの割には、ギャグの切れがイマイチ。楽屋落ちも多いのではあるまいか。後半はコメディというよりメロドラマになってしまった点も気になる。

カメラ・オブスキュラ

カメラ・オブスキュラ

芸術集団れんこんきすた

川崎H&Bシアター(神奈川県)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう一回観たい
れんこんきすたは、女性二人の劇団と書いてあるので、今回は7人も男性キャストが揃っていて、びっくり!しかも、色んなタイプで、みんなかっこよかったです。

主宰の中川さんは、綺麗でした。昔は、清純なイメージの役が多かったな、と思いますが最近は、お色気路線…?でも、女性から見ても、素敵だし、嫌な感じの色気じゃないので女性の方にも是非観て欲しい女優さんです。

いつもよりちょっと短めの作品でしたが、ちょっと疲れるかも。
でも、わざとお客様に、緊張感を与えたり集中力を要求してくるところは、れんこんきすたらしいと言うか、改めて芝居観るって良いなーなんて思わせてくれたりします。

席によってだいぶ見え方が違うみたい。絶対2回は観たら良いと思う。
私ももう一回観れたら良いのですが。







組曲『回廊』

組曲『回廊』

空想組曲

OFF OFFシアター(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

SF
さまざまなジャンルを巧みに盛り込んだ見事な作劇。
隣の劇場でやった方がいいんじゃないかな。
最後は泣いちゃったなぁ。
武藤晃子はやっぱ上手い。
日替りゲスト清水那保のサービスカットあざーす!

黛(まゆずみ)さん、現る!

黛(まゆずみ)さん、現る!

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★

カムヰヤッセン公演、観てえよ!笑
すごくおもしろかったから、彼女を誘ったんだけど・・・反応真っ二つ(堪能した、って点は同じなんだけどさ)。

ボクが笑ったところで、彼女が涙を流して。。。

大一番を前にナーバスになってるのかと思ったんだけど、公演後、話を聞いたら「私は、祖父江さん(墨井鯨子さん)や主人公(髙畑遊さん)のような体験をしたし、気持ちも痛いほどよくわかる。一所懸命なんだよー。一所懸命なんだ!」って。

この芝居を一人で観たときは「やっぱナカゴー最高だよなあ。細かいところまで、よく練られてるし・・・役者さんの吸収力&反応が凄くて鋭いのかなあ・・・ライブじゃないと伝わらない芝居ってやっぱイイなあ。でも、好き嫌いありそ(笑)」としか思わなかったんだけど、言われてみれば・・・確かに・・・泣けないこともない。いや、この『黛さん、現る!』を観て泣いてる人を見て、その心情を慮って泣く、というべきか。

ま、堅苦しいことを書いちゃいましたけど。


肩の力を抜いて、ぜひ!!!


ボクは、爆笑!

連れは、号泣!

そういう要素を持った作品です。


・・・って、「どんな芝居なんだい!」ですな(笑)


ネタバレBOX

冒頭の会話の「間」がイイんだよなあ。絶妙だよ、コレ。

それから後は、登場人物の誰にピントを合わせてもオモシロイ!

ボクは、一回目は甘粕阿紗子さんに(彼女の場面場面での移り変わり&身体表現は見逃せましぇん!凄い!)。2回目は、墨井鯨子さんに(憑依します)。

きっと菊池明明さんでも(登場してから数分間繰り広げられる菊池さん⇔その他大勢の掛け合いは、もう笑うしかないよ!)、髙畑遊さんでも(唯一無二)、佐々木幸子さんでも・・・金を捨てたつもりで篠原正明さんにピントを合わせてもイイと思う!笑

勢いとノリだけのようにみせて・・・いろんな計算のもと組み立てられてます。菊池さんの場面ですら、かなり練られてるはず・・・たぶん。

座席は・・・どこでも良いような気がする。

女優の汗をかぶりたけりゃ前方2列。臨場感、強烈です。

本編だけじゃなく、端の方でも細かい芝居が為されているので、全体を観たけりゃ後方席、なのかなあ。 ま、お好みで。

あっそうそう。新Tシャツ、すげー好き(笑)



それはそうと・・・あのスイカはどうなった?笑



・・・電気あんま、したなってもた。2秒だけなら、してほしい。。。


ゴメンヨ。




赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

サイバー∴サイコロジック

駅前劇場(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★

濃いも薄いも盛り
初めてこちらの劇団を観劇させていただきました。今回の舞台は...いろんなテイストの役者さんが出ているし、時間・場所が重なり合うストーリー展開、舞台美術も凝っていて盛りだくさんなお芝居。ただ、やはり素人にも分かるほど、明らかにスキルの違いやテイストの違う役者の演技と乱雑な芝居には、最後まで翻弄されました。アフタートーク楽しかったです。(後はネタバレで)

ネタバレBOX

特殊な設定だからこそ、その世界観へ観客を引っ張っていく強引さが腕の見せ所かと想像していましたが、初日だからか導入からたどたどしく、声の通りが悪い方(声が枯れかけているようなので楽日まで持つか心配...)もいる。なかなか物語に入り込めず、見事に置いていかれました。セットの使い方も…動線を切るように横たわるハリを役者が跨ぐ動作が目について芝居への集中を邪魔していました。途中から話に追いつきましたが、芝居の乱暴さが目立つ荒い仕上がりの印象。楽日にどうなってるか興味がありますが、時間が取れず残念。あと、私設警察は無理あり過ぎて…単に姉を探し・諭す家族で良いのでは?
赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

サイバー∴サイコロジック

駅前劇場(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★

私にはよく分からなくて・・・
まずはじめに・・・
今日、お昼前頃、Twitterにこんなツイートが流れました。

「松澤くれは ‏@suama_sweetnam
【お願い】サイバー∴サイコロジックの舞台は些末な伏線と神経質な構成によって成り立っており、ネタバレを含むご感想をネット上で閲覧されると、面白さが損なわれます。ご注意ください。ご観劇後の皆様も、作品の根幹に関わるネタバレは回避いただけると幸いです。未見のお客様のためご協力ください。」

実は、+1の連続公演で活躍された黒沢さんも出演されるし、
この劇団も前作の評価が高かったので、結構期待して行きましたが、
残念ながら魅力を感じることができませんでした。

そんなわけで、以降ネタバレ扱いにしますが、
ただ、私はこの作品を高評価していないので、
この作品の魅力を知りたい、という方は、
他の方の感想を読まれた方が良いかもしれません。

ネタバレBOX

まあ、そんなにネタバレになるようなことを書こうとは思っていませんが、
まずは、色んなものがとにかく詰め込まれて、
しかも、それぞれの扱いも浅い気がしました。

開演前の舞台装置を見て、「あばら家なのかな?」と思い、
「結構凝ってるな」などとも感心しておりましたが、
始まってみると、「学生運動」をやっていて、立てこもっているので、
建物がところどころ壊れてしまっているのですね。

で、それから「学生運動」「就職難」「あの世・地獄・閻魔・鬼」
「義父と連れ子」・・・と、まあ、あれこれ取り上げていますが、
どれも表層的に感じられるし、しかも、ごちゃまぜにしてしまって、
何だかつかみどころがない感じでした。

それから、滑舌がどうも良くない人、時々良くない人、
これも少々気になりました。

そして、最後、一応「どんでん返し」を作ったのだろうが、
なんか、異質なものを強引にくっつけたような気がして、
「それなら、こういう雰囲気で作ってくればいいのに」
「極端に言えば、それまでの話、いらないんじゃない」
なんて気になってしまったのが本音です。

台本も、構成も、演技指導も、しっかりやってほしいな、
などと正直思いました。

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