最新の観てきた!クチコミ一覧

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うつくしい革命

うつくしい革命

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い!
役者は貧しく辛い。もう役者は嫌だ、などと嘆く彼らは役者を辞めることで安定した生活を手に入れた。その代わり「二度と演じません」という約束と引き換えに。しかしそのうち演じられないことに不満が募る。そしていよいよ、役者のための革命が起きる。

ナンセンスコメディ。登場するキャラクターたちが面白い。一人としてマトモナ人達はいないように見えるが終盤で織り成す暗転がお見事!

【番外公演 とりささ!】 退魔師・裏

【番外公演 とりささ!】 退魔師・裏

とりにく

テアトルBONBON(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

チケプレありがとうございました
面白かったです。でもちょっと惜しい気がしました。

ネタバレBOX

衣装は凝ってるのに、シンプルな舞台。今日は殺陣の効果音だいぶあってましたが、一部の場面だけ効果音がなかったり。
でも私が払いもしなかったチケット代(の安さ)を考えると満足できるのでしたとさ。
サタデーナイト・リベンジャー

サタデーナイト・リベンジャー

万本桜企画

千本桜ホール(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった〜
大満足な笑いを頂きました。><またこんなお芝居を見たい

うつろな肖像

うつろな肖像

演劇プロデュースユニット コモレビ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題457(12-200)
14:00の回(曇)。早くついたので図書館で暇つぶし、13:30受付、開場。舞台正面には大きなスクリーン、奥と手前にTVモニター、舞台の仕込み、稽古、自己紹介、カラーパターンなどが順に流れる。中央に縦長の箱、周囲には衣装が散乱、クマのぬいぐるみ、紙片があちこちに。座席はベンチシート(クッション良好)、時間前なのに役者が出てきて紙片を拾い何か言ってる、一文字だけで意味が分からねい…繰り返し、繰り返し、そのうち単語になり、言葉になってゆき、床に座り込み雑談が始まる、個人的にはこれは(観客との関係がよく分からないパフォーマンス)嫌いなのですが、ちゃんとお芝居に組み込まれていることは終わり近くで気づく。14:00松尾さんにより開演が少し遅れることが告げられる。が、14:01突然、舞台は動く、公演の配役を決めている〜15:19終演。終演後、出口にいらした松尾さんにお聞きすると、みなさん学生さん…。話しをどちらでしめるのか考えながらみていたことを話す。曰く、最後の言葉を真実として信じる…そんなお話にしたかったというお答え…なる程、なるほど。当パンみると「このまちのかたち」の制作とありました。時間あえば行きますね。

ネタバレBOX

主役に抜擢された女優の「夢」を題材に芝居を作ることになった劇団。劇団が芝居の中で劇団を演じ、「夢」なのか「現」なのかが曖昧になり、覚めたことも夢で、昨日母と話したことも夢で、今ここにいることは…、境目が徐々に見えにくくなるので、終わりはどちらにするのか、終わりなのか続くのか。

学生さんのお芝居では世代が同じなので役の上での年齢差を表現するのが難しいと思っていますが、今回は、お話の構成がよかったのでしょう、あまり気になりませんでした。

夢のなかでの自身の気持ちは真なのか偽なのか、分析的なところはわかりません。でも、主人公の葛藤を弱みとしてついてくるのは辛いことでしょう。

観劇中、「インセプション」を思う。

「大好き」といえるものがあるのはとても幸せなことだと思います。

当パン、よーく読んでみると「ハコイリ企画vol.2」を見つけました。vol.1をみたのはいつだったか確認すると2011/2月でした。
【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

ロ字ック

APOCシアター(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

8月の終わりに…
夏らしい体験(思い出)ができてよかったです。
色々難しいところはあるのでしょうが、
次回(来年)は、野外1days オールナイトのイベントで観てみたいです

ゴミくずちゃん可愛い

ゴミくずちゃん可愛い

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/27 (月)公演終了

満足度★★★★

観た
相変わらずハイテンションでテンポが良くて、2時間以上のお芝居があっという間。観客を全く飽きさせず、元気になれる。
それでいてメッセージが詰まっているのがさすが。
ダンス好き。

異邦人

異邦人

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2012/08/23 (木) ~ 2012/08/27 (月)公演終了

満足度★★★

観た。
舞台セットの砂浜と照明の太陽、そして生演奏のギターが印象的。
ただ、ストレートすぎるよくある演出に面白さが感じられなかった。

雪と雲のつなわたり

雪と雲のつなわたり

本能中枢劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★

観た
独特の世界観で好みが分かれそう。
自分の本能中枢には刺激されなかった。
オープニングは好き。

SUMMERTIME

SUMMERTIME

TOKYO PLAYERS COLLECTION

LIFT(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

地方と東京
お得意のモチーフであっさりと。
上野友之は地方出身者の星だな(褒めてます)。
悪い意味ではなく、どんどん薄味になってきてる気がする。
ちきさんがいつも以上にべっぴんだった。
女盛りだねぇ(セクハラ?)。

ネタバレBOX

そじんの小学生はないだろうと思ったら意外にイケた。
イケた?いや良かった。
富裕

富裕

monophonic orchestra

新宿眼科画廊(東京都)

2012/08/10 (金) ~ 2012/08/15 (水)公演終了

満足度★★★★

「浮遊」
序盤はしばらく関係(の一部)が掴めず探っていたが、途中でそれがクリアになると以降は各人物の気持ちがスッと飲み込めるというか、まるでテレパスになったかのように心境が読めてくる。
切ない感じが好きだなぁ。

誰かが誰かを愛してる

誰かが誰かを愛してる

アトリエ凹アルコーブ

Studio Do Deux Do(東京都)

2012/08/26 (日) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

面白いけど。
50席程の小さな劇場、楽しみにしていた至近距離で見る事が出来ました。話が次々と進んで行きテンポは良かったし、衣装や髪型など細かいところまで変わっているのも良いと思いました。ただ、お客さんがキャストさんの知り合いということもあり、随分賑やかで上演後は、接客そっちのけで盛り上がっているというのと内輪受けかな?という気もしました。

背水の孤島

背水の孤島

TRASHMASTERS

本多劇場(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

考えた!
『狂おしき怠惰』の形式の原点。形式は慣れました。二本分堪能。

ネタバレBOX

序で電力が如何に必要かを謳い、前半で東日本大震災から数ヶ月後の被災地の人間ドラマを描き、後半は前半の人々の十数年後の話で、テロに怯えながらも原発再建設に進む国の中枢部署における近未来サスペンスSF話。

国内製造業の空洞化を防止するには安い電力が必要ですが、新たに頑丈な原発を建設するには海外向けの高金利円建て国債を発行せざるを得なくなり、その結果外国に公債市場を握られ、いずれ中国により日本の金利の安定が大切か尖閣諸島の領有権が大切かを迫られ、どちらの形にせよ侵略されると説いています。

もう既に超経済大国ではないのだから、少なくとも中国による支配は防止しよう、そして、効率の良い太陽光パネル、樹木の葉っぱが光を受けるのに一番効率が良いのですから、樹木型の太陽光発電装置を道路脇や公園などの公共の土地に設置して、起死回生を図ろうと主張しています。

このような海外向け国債とまで言わなくても、現在だって国債残高は国民の金融資産残高ぎりぎりのところまで来ているのですから、同じ発想が求められる訳ですね。

原子爆弾のような大掛かりのものは必要なく、原発事故で生じた放射性物質を拡散させるための爆発装置だけでテロができるというありそうな現実に恐ろしさを感じました。これからの事故処理で生じる高レベル廃棄物の厳重な管理が最重要課題だと思い知りました。

大災害発生時における緊急避難的な対応の是非、被災地の現況を報道するマスコミのあり方などを考えさせる前半部分と、日本の方向性を真剣に戦略的に考える後半部分、どちらも良かった3時間20分でした。

それにしても、高校生、お姉さん、ボランティアの女子大生等々、彼らの十数年後の変貌振りには、役者さんって凄いなあと感心しきりでした!
夏のシオン

夏のシオン

パンチドランカー

明石スタジオ(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

メモ
チケットプレゼントにて鑑賞。後半魅せてくれた。

ネタバレBOX

兄・雅治(深澤尚吾)が事故死した3年前に戻った裕司(清水芳成)。兄が死ぬことをしゃべれない状況の中、兄の死をなんとか阻止しようとする裕司は、強盗となって兄らを縛り上げる…。

序盤の展開がテンポ悪いなと感じた。また、コメディぽいけども素直に笑えないのも肩透かしな印象。
ただ、強盗後の裕司の告白…兄が死んで店を継ぐも上手くいかず、自ら命を絶つ…からは、グっと面白くなった。優秀な兄に劣等感を抱き、ギャンブルで借金100万作っちゃうダメ弟の苦しさとどうにもならなさに若干の共感が持てて、こっちも苦しくなる。
兄への劣等感については、序盤からもう少し伏線を張ってくれるとすんなり受け入れられるとも思った。ちょっと唐突な気もしたし。兄ができた人間っぽいのはなんとなく感じられたけども、兄と弟の関係性にもう少し触れていても良かったかなと。

兄の死から3年経った法事後の、長女・陽子(渡辺聡美)と兄の婚約者だった由梨(源川晴香)と兄の元彼女・千恵(高野亜沙美)の会話も見ごたえあったし、(兄に渡したメモを兄から渡されて)3年後に戻らないと決めた裕司ってのも良い。

後半の濃さとか充実した内容に比して、前半が求心力なかったのがやや残念だけども、好みの人間ドラマな作品だった。
つらら

つらら

劇団ちりぢり

いわてアートサポートセンター・風のスタジオ(岩手県)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

見ました!
20才にして、あれだけ才気にあふれた台本を書ける事は、すごいと思いました。演出的にも、おお…と思うシーンが多々ありました。

内輪的な客席の雰囲気が少なく、置いてけぼりになることなく、見ることが出来てそれが一番満足です。

ネタバレBOX



リフレインが、思うほどに(僕には)効いてこなかったのが、少し残念です。


ただ、中盤の全員でのシーンは、はっとして共感し、嫉妬するほど、素晴らしいシーンで、大好きです。


しっかりとした、物語を、書ける、劇団に出会えて、うれしくなりました。
【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)

【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)

劇団東京ペンギン

明石スタジオ(東京都)

2012/08/23 (木) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

勝手な予想
プレデターと小田急の電車が対決するドタバタ劇、と勝手に想像していたのですが、実際はプレデターを鏡に、人の内面の争いを描いていて、なかなか深いテーマが含まれていたように感じました。前作も観せていただいたのですが、以前も電車が登場していたので、脚本のかたは電車好きなのでしょうかね!?

ラ・カヌビエール~奇跡のディナー

ラ・カヌビエール~奇跡のディナー

演劇プロジェクト・Decca(デッカ)

シアターサンモール(東京都)

2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

演出が惜しいコメディ
プロットは良いと思うけど、若手の芝居と音楽が雑だと思った。

背水の孤島

背水の孤島

TRASHMASTERS

本多劇場(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

観客側の覚悟も要
虚実と適度なサスペンスドラマタッチ。3時間強の長さにも関わらず興味を切らさず観た。いろんな意味で挑戦的作品。

キョウトノマトペ/Kyotonomatopee

キョウトノマトペ/Kyotonomatopee

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

フランス色豊かだった55分
場面ごとに暗転する、それに、出演者3人がゴスプレしながらのポイスパフォーマンスは、さすがにフランス直輸入な内容でした。

オレステイア

オレステイア

サントリー芸術財団

サントリーホール 大ホール(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/08/31 (金)公演終了

満足度★★★★

圧倒的な祝祭性
ギリシア悲劇にクセナキスが荒々しい音楽を付けたオペラに、スペインの演出家グループ、ラ・フラ・デルス・バウスが多彩な表現を施し、前衛的でありながらエンターテインメント性に富んだプロダクションとなっていました。

『アガメムノン』『供養するものたち』『恵み深い女神たち』の3部からなり、特定の歌手が特定の役柄を演じる部分は少なく、主に合唱によって物語が語られ、裁判という制度の誕生によって肉親同士の復讐の殺し合いの連鎖が止む様子を描いていました。

第1部でバリトン歌手が普通の音域と裏声の使い分けと左右で異なる顔のメイクによって1人2役を演じていたのが歌舞伎のようで興味深かったかったです。紗幕の後ろで歌うバリトン歌手の体から歌詞の文字が飛び出てくるように見える映像の演出も斬新でした。
終盤ではステージの中央に設置された抽象的な造形の大きな木が回転する周囲や客席通路で大勢の合唱が打楽器を打ち鳴らしながら歌い、児童合唱さらには観客も演奏に加わって圧倒的な高揚感がありました。しかし、そのシーンでは合唱が猿の格好をしていて、どう解釈したら良いのか悩みました。未だに争いや報復が起こり、古代から進歩していない人類の愚かさをアイロニカルに表現していたのでしょうか。

合唱とは別の大勢のアンサンブルの身体表現を用いたり、客席で演じたり、壁一面に映像を映したりと、大掛りな美術や照明が組めない音楽ホールでの上演ということを感じさせない巧みな演出が素晴らしかったです。
鳴っている音にリアルタイムで反応して変容していく映像が印象的でした。

複雑な響きの器楽アンサンブルとは対照的に合唱は明快さがあり、原始的なエネルギーに溢れていて魅力的でした。合唱や管楽器奏者も打楽器を演奏して刺激的な音響が鳴り響いていて、現代音楽に興味がない人でも引き込まれると思いました。

これだけ作り込んだプロダクションが1回しか上演されないのは勿体ないと思いました。

n乗ハニー

n乗ハニー

劇団両面HERO

BAR COREDO(東京都)

2012/08/27 (月) ~ 2012/09/01 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題456(12-199)
19:30の回(晴)。18:55会場着(職場から歩いてすぐ)、受付入場、入って左側に。ピアノ、譜面。ビールケース(白黒)、ピアノの少し前、上から白黒縞模様のコの字型のフレームが吊られていて、緑の葉がまといついています。壁にはマンガの原画、CD/DVDが裏向き(記録面)に貼られています。沖山さんご出演なのでみにきました。19:09ピアノ演奏が始まり、19:24入り口壁際に寄せられていたビールケースを四方に移動、ぐい吞みとつまみが配られ、ひとつはポカリと赤い杯、フレームには「篠田組」などと大きく書かれた紙が付けられ、19:31ドアが閉まり、ピアノがとまり...譜面を変え重い曲調に。サングラスの男がひとり肩をいからせ....~21:19終演。席に着くと当パンの作品解説を事前に読んだほうがよいと声をかけていただきました。読むと、相対論や宇宙物理学系...大丈夫ですよ、これ系の本を何冊も借りて読んでいるので(理解はできませんけど)、試験でヤマがあたったかんじ。

終演後、沖山さんと少しお話、覚えていて下さったのでビックリ。ブログにもあったようにポテトチップスひと袋はさすがに飽きるのでしょうね

ネタバレBOX

読んでいた本、次元、並行宇宙のお話はよく出てきますし、ビッグバン(F.ホイルのことも)、宇宙のはれ上がりや加速しながら膨張する宇宙、アインシュタインの「宇宙項」。ミクロの世界では素粒子のお話なども好きなので、新刊がでれば(もちろん専門書ではありません)借りています。

異次元の間でコミュニケーション(思考、認識、言語)ができるものか...はおいといて、SFっぽい設定と、マンガ(やくざ)とリアルとの違いをネクタイやサングラスである意味わかりやすく、また目の前で替えているので飽きずに眺めていました。

作家が作品世界の人物と交流する、という設定は過去何回か見ていますが、キャラクター設定もよく楽しかったです。たしかにマンガにも「時間」はあるし、書き直しなどのシーンでは作家の苦悩を織り込み、時間を遡っての「出会い」では、「将来」を知っている者として「宮部」の表情がとても切なく思えるのでした。岡田さん、調べてみると「無重力金魚」に出演していらしたのですね(DVDが延期になってる)。

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