うつろな肖像 公演情報 演劇プロデュースユニット コモレビ「うつろな肖像」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題457(12-200)
    14:00の回(曇)。早くついたので図書館で暇つぶし、13:30受付、開場。舞台正面には大きなスクリーン、奥と手前にTVモニター、舞台の仕込み、稽古、自己紹介、カラーパターンなどが順に流れる。中央に縦長の箱、周囲には衣装が散乱、クマのぬいぐるみ、紙片があちこちに。座席はベンチシート(クッション良好)、時間前なのに役者が出てきて紙片を拾い何か言ってる、一文字だけで意味が分からねい…繰り返し、繰り返し、そのうち単語になり、言葉になってゆき、床に座り込み雑談が始まる、個人的にはこれは(観客との関係がよく分からないパフォーマンス)嫌いなのですが、ちゃんとお芝居に組み込まれていることは終わり近くで気づく。14:00松尾さんにより開演が少し遅れることが告げられる。が、14:01突然、舞台は動く、公演の配役を決めている〜15:19終演。終演後、出口にいらした松尾さんにお聞きすると、みなさん学生さん…。話しをどちらでしめるのか考えながらみていたことを話す。曰く、最後の言葉を真実として信じる…そんなお話にしたかったというお答え…なる程、なるほど。当パンみると「このまちのかたち」の制作とありました。時間あえば行きますね。

    ネタバレBOX

    主役に抜擢された女優の「夢」を題材に芝居を作ることになった劇団。劇団が芝居の中で劇団を演じ、「夢」なのか「現」なのかが曖昧になり、覚めたことも夢で、昨日母と話したことも夢で、今ここにいることは…、境目が徐々に見えにくくなるので、終わりはどちらにするのか、終わりなのか続くのか。

    学生さんのお芝居では世代が同じなので役の上での年齢差を表現するのが難しいと思っていますが、今回は、お話の構成がよかったのでしょう、あまり気になりませんでした。

    夢のなかでの自身の気持ちは真なのか偽なのか、分析的なところはわかりません。でも、主人公の葛藤を弱みとしてついてくるのは辛いことでしょう。

    観劇中、「インセプション」を思う。

    「大好き」といえるものがあるのはとても幸せなことだと思います。

    当パン、よーく読んでみると「ハコイリ企画vol.2」を見つけました。vol.1をみたのはいつだったか確認すると2011/2月でした。

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    2012/09/01 18:08

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