
非家族【ご来場誠にありがとうございました】
オーストラ・マコンドー
サンモールスタジオ(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
ダブルコール
このお芝居を50人弱の客で観る贅沢さったらないなあ。
ひさしぶりにがっつりと岡田あがさを観たが、こういうやつをみたかったっていう演技がみられてよかった。

二人の落語笑(ショウ)
アクセス
グリーンホール相模大野(相模原市文化会館)(神奈川県)
2012/09/15 (土) ~ 2012/09/15 (土)公演終了
満足度★★★★
久しぶりの落語!
楽しめました・・・が、立川談笑さんは題目の選択ミスではなかったかと・・。
会場は御高齢の方多かったー
(2時間+15分休憩)

ファイティングポーズ
劇団光希
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題464(12-207)
19:00の回(晴)。下で待っている間...蚊に刺される。特に案内はなかったので18:25上にあがってみる。準備できていたので受付、少し待ち18:30開場。今週、ずっと深夜帰宅だったのでようやくの観劇。光希は3作目、森下さん4作目。ストーンズの曲が控えめの音量でながれ、舞台には2つのセット。下手、小さな赤いテーブル、これも小さなクロスとバスケット。上手、テープルとパイプ椅子が3脚。1つの舞台に2つの空間、奥に「柱」。18:58竹下さんの前説、19:04BGMがピアノの音色に...開演~21:13終演。
「おじさん図鑑」という好著もあるくらいでオヤジ、オジサンというのはそれなりに分類され、でもそれは決してホメ言葉ではないように聞こえるのです。劇中の会話にあるようにある面バッチイ存在。汗と涙ではなく汗とアブラか。そんな世代でも立ち上がることはできるんですね..ちょっと応援があれば、守るもの、愛おしく思うもの、意地と根性、負けたくない気持ちがあれば。後ずさりするのではなく、立ちどまるのではなく、目を伏せるのではなく、うつむくのではなく。眼を開け、深く息を吸い込み、自分を信じ、利き腕に力を込め、渾身の思いで闘う、そんなオヤジになりましょうということですね。
舞台の左右、ボクシングジムと家庭やオフィスの切り替え、見えないロープをくぐるとそこは闘いの場。打ち合うグローブの音、息を切らす音、流れる汗、光る涙。己を信じ、己の引き際を知る。いろいろなことをあらためて整理させてくれたお芝居でした。
終演後、森下さんと少しお話。今回、オヤジ連は分散してしまいましたが、また一同会して盛り上がりたいものです。
と、本日(9/16)、オヤジ3人が出会ってしまい、池袋の(次の芝居までの間)居酒屋に行ってしまったのでした。

ミリオンダラー・カルテット
TBS
東急シアターオーブ(東京都)
2012/09/05 (水) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
5人目の主役
ロックンロール黎明期のある一晩を描いた作品で、タイトル通りに、当時あるいはその後のスターの4人の演奏が中心となっていますが、その4人を発掘したプロデューサーにも焦点が当てられていて、ただの再現ライブではなく、ドラマ性が強く感じられました。
この人達の曲は数曲しか知らなかったのですが、迫力のある演奏と切ない物語に引き込まれ、とても楽しめました。
いかにもアメリカ的なジョークを含んだ開演前のアナウンスの後に始まる前半は、スタジオに訪れるミュージシャンのセッションが続き、ミュージカルというよりコンサート的な内容ですが、後半になると若き才能を見つけたのに彼らが大手レコード会社に引き抜かれて取り残されるプロデューサーのサム・フィリップスの悲哀が浮かび上がってきて、心を打たれました。
4人の演奏中はサム・フィリップスは奥のコントロール・ルームに入っていて窓越しにしか見えないのですが、踊ったりしながら演奏を楽しそうに聴いている姿が印象的で、後半の切なさが引き立っていました。
物語自体は寂しげにあっさりと終わるのですが、その後に続くアンコール的なシーンでの客席を含めた盛り上がり方が爽快でした。
物語の中で実際に歌うシーンでのみ歌い、楽器演奏も全てステージ上の役者によって行われるという、ある意味ストレートプレイ的なリアリズムに沿って進行するので、普通のミュージカルのような盛り上がった所で急に歌い出す形式が苦手な人でも、違和感を持たずに楽しめると思いました。
4人のスターを演じた役者達は、演技も歌も楽器の演奏も素晴らしく、ブロードウェイの役者の層の厚さを感じました。特にジェリー・リー・ルイス役を演じたリーヴァイ・クライスさんは激しいピアノ演奏とコミカルな演技が際立っていて、流石この作品でトニー賞助演男優賞を受賞しただけあると思いました。

太陽と灰二 vol.2 / 壊れないジェン我 ・ アンバランス
9-States
相鉄本多劇場(神奈川県)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/18 (火)公演終了
満足度★★★★★
「アンバランス」観劇
「変わるモノ」と「変わらないモノ」を描いた林灰二さんの方です
なかなか面白い人間関係劇であり、
光の使い方が印象的な作品でした。
舞台セットもよく出来ていて、
同じセットでのもう一つの作品も観たくなりました。
<自由席 約2時間>

クールの誕生
ワタナベエンターテインメント
PARCO劇場(東京都)
2012/09/12 (水) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
社畜の時代の物語
高度成長時代にはあんなサラリーマン生活もあったんだというストーリー。現代へのアンチテーゼということだが,わかるような気がする。ただ,自分にはごめんだけれどもね^^;仕事でもクールでありたいという生き方はカッコいい。長時間の芝居だけれども退屈せずに最後まで盛り上がっていられるのは本及び役者さん共に良質の出来だったからと思う。

華麗なるミュージカル音楽の世界 ガラコンサート2012~サットン・フォスター来日記念スペシャル~
サンライズプロモーション東京
新国立劇場 中劇場(東京都)
2012/09/15 (土) ~ 2012/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
申し訳ないような気分
トニー賞を2度も受賞された、サットン・フォスターさん、皆さん、日本のミュージカルシンガーが口を揃えて、「可愛い!」とおっしゃっていた通り、お人柄も素敵な雰囲気で、日本キャストの中にも自然に溶け込んで、全てに魅力的な女優さんでした。
歌良し、ダンス良し、演技良し、スタイル良し、性格良しで、非の打ち所がない感じ。
他の日本側の出演者も実力派揃いで、日本にいて、こんなチケット代で、堪能させて頂けるなんて、幸せな一夜でした。

「Latent-レイテント-」
演劇集団ふれる〜じゅ
シアターX(東京都)
2012/09/12 (水) ~ 2012/09/16 (日)公演終了
満足度★★★
悔やみきれないことってありますよね
悔やんで悔やんで、それでも前を見なければならない。
前を見ることが出来れば、また歩き出せる。
だから悔やんで悔やんで、沢山悲しんだら全部許して認めて前を向こう。
そんな感じのお芝居でした。
自分も最近後ろめたいことが多かったので、いい教訓として受け取りました。

私とあなたの事情
リトルプラネット
シアター風姿花伝(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★
すっきりとしたお芝居
真っ黒な舞台上に色々な光が入ってとても綺麗な演出の舞台でした。
役者さんのお芝居も自然で、見ていて飽きないお芝居です。
少し、誰が主人公なのかなと思うところはありましたが、皆主人公ってことなんですかね?
次回はカラフルなお芝居を見てみたいと思います。

『つまんなかったら言ってね、死ぬから』【ローション・ペペと提携!】
あんかけフラミンゴ
Geki地下Liberty(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
最高でした
とてもよかった。最高でした。驚きあきれてる人もいたかもしれませんが、ぼくは完全にハマりました。すごかった。ファンになってしまいました。ぜひ次回作も観てみたいです。

僕のポケットは星でいっぱい
K-BOX company
遊空間がざびぃ(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
濃い一時間でした
最初、ステージを見た時は「あ、結構狭いのね、しかも大道具もないのね」と思ったんですが、見事にその印象を打ち砕かれました。
ステージの端から端まで駆け回る役者の皆さん、そして大道具を極力なくしたおかげでフルに使えるという逆転の発想に感服いたしました。
六つの箱をたくみに使った演出はとても自然で、また熱のこもった演技を役者の方々にとても近い場所で見れて楽しかったです。
一時間と短い上演時間でしたが、逆に飽きることなくあっという間に終わりました。
また見たいお芝居でした!

おもちゃの兵隊さんへ、/七人のトムライ
劇団PaPrika
東京アポロシアター(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/16 (日)公演終了

ワラワレ
企画演劇集団ボクラ団義
新宿シアターモリエール(東京都)
2012/09/12 (水) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
バランス
レギュラー陣と客演陣の巧拙の分かれる演技、お金のかかっていそうなオープニング映像と貧弱な舞台美術、本物のネタ見せと劇中?ネタ、チグハグさも目立つけど、エンターテイメントしていて不思議に飽きない2時間30分。
シアターモリエールのイスはホテルの宴会場のソレで、長い芝居には向いていないと思う。

亀、もしくは・・・。
札幌座
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★
不気味かと思ったらなかなかユニークな展開もあり
初見。
劇団構成を一新、劇団名も改名し、役者も北海道在住の劇団演出家達が集合して上演した今作。出演者全員演技が達者だった。
なんだろうなー、文化都市に根付いている劇団の大らかさ、みたいなのが見ていて心地よかったです。
頑丈な扉と壁、天井にはスピーカーがある病院の一室で繰り広げられる60分。
タイトルとあらすじ読んだら、なんか不気味な雰囲気かも?と思っていたら、誰がどこまで真実を話しているのか、時折緊張感に襲われそうになるが所々にゆるーく笑える部分もあり。見ているだけでヨダレが出そうな美味しそうな場面の会話は何ともユニークでした。

神様たちのすむところ
GENKI Produce
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/09/11 (火) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★
悪くは無いのだけれど
知人の紹介でBプロを鑑賞。
セットはお洒落で前説にピアノ演奏があるのもいい。こじんまりとした劇場で役者と近くで見れるのも、小劇場での公演でのある意味醍醐味。

UndergroundStates
EgofiLter
シアター711(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
あっという間に
不正(的)生活保護受給をネタにした作品。
帰るところがないものと、住むところがあるのにわざわざ外からこの町にやってくるものが織り成す人間模様が面白い。
前半は、背中の演技が多く、我慢させられた分、後半の見せ場がスッと入ってきた。劇場を出た後、下北沢の雑踏が心地よく、芝居と同じ匂いを感じたのは何故だろう。この街もドヤ?

ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。
マームとジプシー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/09/07 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★
いつものマームらしいけど、物語の詰めが甘い気も
「大きな古時計」という歌の「古時計」を「木造家屋」に変えたようなお芝居。チクタクチクタク過ごした日常を台詞とダンスで幾度も繰り返す。そのリズムが観客の記憶に作用し、それぞれの「チクタク」が脳内に立ち上る。
今回の公演を「自己模倣」と言って批判してたひともいたようだけど、マームはずっと「喪失」それ自身と、喪失という事象により望むと望まざるとに関わらず変化を強いられる人々の姿と記憶を描いていたように思うし、今回の公演もそういう感じがした。

UndergroundStates
EgofiLter
シアター711(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
驚愕のラスト。
誤解を恐れずに言うなら、そして不遜な物言いであることを承知で言うと「(脚本の)関大輔さんの気持ち、よくわかるわあ」。登場人物に深い愛をおぼえてしまうと、こういう筆の進み方をするだろうな、って。
『UndergroundStates』の舞台は横浜寿町。でもドヤ街特有の香ばしさはさほど無い。もっとも、この芝居の主題のひとつを語るには、街の香ばしさは必要なく、ドヤが舞台でなくてもよくて・・・この手の話は、そこかしこにあるんだ、今は (かつては京都府・大阪府・東京都某区に色濃く伝わる「伝統」だったわけだけど)。
それにしても釜にしても山谷にしても、年寄りが多くなったよなあ。労働者の街じゃなくて福祉の街だよ、皮肉じゃなく。そういう意味では、『UndergroundStates』にも登場する「他人の」福祉制度を利用して私腹を肥やさんとする人達にとってドヤ街は、「商売繁盛」のヒントが転がってる宝の街なのかもしれないよね。

Grease
Seiren Musical Project
早稲田大学学生会館(東京都)
2012/09/12 (水) ~ 2012/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しい!おもしろい!きもちいい!
最高!!!
楽しくて楽しくて・・・ベタな展開なのに、この後どうなるのか気になって気になって仕方なくて。
Seirenは、ホント「観せ方」がわかってるよなあ。ツボを外さず確実に押さえてくる。そして、いつの間にか、その「狙い」に確実にはまっていっちまう(笑)
開演1時間前受付開始の5分前に到着したのに、整理番号24番。その人気に違わぬクール&パワフル、そしてブラボーな舞台だったなあ。
アメリカを舞台にした学園モノ。
はちゃめちゃ!バカ!パワフル!おしゃれ!苦悩!ジェラシー!そして恋愛!・・・どれもこれもカワイイよ!君らカワイイよ!笑
衣装も、翻訳調のセリフ&セリフ回しも心地良いったらありゃしない。ホント、ヨカッタなあ。
ずば抜けて巧みな役者はいない。でも、調和がとても良くとれていて、舞台として完成してた。帝劇のオペラやミュージカルでもそうだけど、どんなに巧みな看板がいても、ダメな匂いが漂う舞台ってあるんだよね。その点、この『Grease』の舞台から放たれる匂い&明るさは、すばらしいものだった。このオーラのようなものって、看板役者がいるから出るってもんじゃないんだよね。青臭い言葉だけど、情熱とチームワークの良さ、だろうな。
若者たちによるミュージカル団体Seiren Musical Project。これから色んな努力精進を重ねて、苦労もするんだろう・・・そんなことも含めて羨ましいと思うし、なんと言っても、これからの彼女ら彼らの舞台での活躍がとても楽しみ。
次回公演は、12月。高田馬場ラビネストで3本立てとのこと。もう今からスッゲー楽しみ! 惜しむらくは、まだSeirenを観てない彼女が、この時期、大一番に臨んでいて、またもや観ることができないということか(泣)

無差別
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
予想外展開、良い!連休のお勧め
悪趣味からしか見ていないんですが、どんよりとした空気で始まり最後も混沌とした希望と絶望のような圧力がある、神話寓話的な話は柿さんでは初めて見る内容でしたが、特殊なセットで展開する身体力の高い舞台は、かなり迫る瞬間がありました。90分と時間も丁度よいです。物語は別々に掘り下げると面白そうな2軸が集合するラストは重い結果なのですが。痛く刺さる事なく気軽に見れてしまうのが、★ひとつ足りない所かな。ブログはまだ始まったばかりでネタバレしますから連休明けにリンクします。そうそう、メンバーが大幅に変わって、増えてるのも驚きです。こっそりブログリンクしまひした、ネタバレ注意です