
浮標(ぶい)
葛河思潮社
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
クッションあるから大丈夫
初演はテレビで観ていたが、やっぱり生で観ないといかんね。
三場は涙がちょちょぎれた。
そりゃまぁ、吉祥寺シアターの方が伝わる芝居だとは思う。

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/09/22 (土) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
ドタバタ討論
上演時間110分、開演10分遅れ。シットコムではないが、中盤はいつものドタバタが楽しめる。青春は理屈よりも大切なものがあるというような作品。

シェイク!!
ゲキバカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
ゲキバカ!!!
ついに観に行けましたゲキバカ!
僕が行った回は超満員でした。
周りの話だけの期待していきましたら……期待以上!!やばい、面白すぎる(笑)
最高でした♪♪最後まで、どうか駆け抜けてください(^ω^)

〜飛来・着陸・オードブル〜
Baobab
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/09/27 (木)公演終了

バリカンとダイヤ
劇団ハートランド
ザ・スズナリ(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

あきこのアナの中
劇団☆錦魚鉢
「劇」小劇場(東京都)
2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★
笑えちゃいます
ホント、ばかばかしいのですが、加藤さんと佐橋さんがしっかり締めています。 ストーリーは、なんとなく乱痴気さんのお芝居を思い出します。
微笑ましいです。

浮標(ぶい)
葛河思潮社
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★
初演を観たのに
吉祥寺ではあんなに感動したのに、劇場が変わるとこんなに印象がかわるものなのかと・・・
はっきり言ってつまらなかった、と言うより世界に入り込めなかった。それは、世田谷パブリックシアターという場所に演出が向いていなかったからではないか?

シェイク!!
ゲキバカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
中山貴裕!
ゲキバカメンバー中山貴裕の作品,演出が柿ノ木タケヲで過去を振り返りながら現在を進める手法は名作「0号」を思い起こさせるが,感動はともかく,こちらの方がインパクトは大きい。そして笑える。良質なエンタテイメントの芝居である。それにしても中山貴裕,よくこんなバカバカしくも面白い,とんでもない作品を書いたものだ。自分としては役者としても好きだが,これからは作者としての活躍も期待したい。この芝居は長丁場ではあったが,残りあと少し。観ていない人はぜひ足を運んだ方がいいオススメの劇団であり作品である。

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/09/22 (土) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

白虎隊風雲録 コダマ!(CM大会最優秀賞受賞!)
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★
観たいものとは違った
うーん。わざわざ戊辰戦争の会津を舞台にしたわけがわかりません。悲惨な負け戦に散って行った例は古今東西数限りなくあるのに。東北のヒーロー総出演にしたかったからなのでしょうか?
アニメや実写映画のような映像作品であればまずまず面白かったのかもしれませんが、生で演じる意味がわかりません。単なる学芸会に堕ちている感じがしました。
もちろん、殺陣や役者さんの演技、照明効果などは別に悪くないのですが、いろいろな意味でもったいない感が満載でしたので、正直観終わったとき拍手する気が置きませんでした。
まぁ、ここは歴史ものが得意な劇団だと思ってますので、次回作に期待したいところです。

トーストマスターズ
THE ROB CARLTON
アトリエ劇研(京都府)
2012/09/21 (金) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
満足度★★★
割とベタな笑い(^^)うまい棒が食べたい!
舞台のセットはチラシのクオリティと同じぐらいに凄く丁寧に作られています
そして演者さんも丁寧に演じています
その丁寧さがお客さんの固さを生んで⁈
前半は笑いどころがなかなかウケない…
後半になってお客さんもその雰囲気に慣れてきたのか
笑いを誘っていました♪
割とベタな笑いの展開⁉
タイプで言うと欽ちゃんの笑いかなぁ…(^_^;)
話しは分かりやすく
2人のスピーチを巡る部下を交えてのやりとりは微笑ましい♪
中でもうまい棒のあたりはヨーロッパ企画とダブる様な感じで
バカバカしくシュールで楽しめました(^^)
笑いにも好みはあると思いますが
私はもう少し毒っけがあってバカバカしい方が好きかな♪

幻想の方舟
ミームの心臓
荻窪小劇場(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/10/03 (水)公演終了

煙草と私たちの害について
踊れ場
ひつじ座(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
変だけどしっかりと
設定は現代的ともいえる。しかし内容はチェーホフ。ミスマッチが面白いです。ふざけているけど、手堅く攻めもする。そこには生々しさがあって、面白くもありました。
タバコ、一部リラックスは出来るものの、害であること変わりはなく。嗜好に走らないようにしましょう。と思います。

円谷市の少し困った事情
劇団「俺様」
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2012/09/15 (土) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
旗揚げとしては面白かった
仕事忙しく遅くなってしまいましたが観て来ました。
スタジオは少初めてのところでしたが、少し行きにくいものの中々良かった。合併した小さな街を舞台に対立する人々と、いきなりやってくる未知との遭遇。SEや音楽など凝った演出も見られ、気合を感じた。楽しく観れました。

TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら 」たくさんのご来場ありがとうございました!
The Stone Age
TORII HALL(大阪府)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
悪人が居ない
(tweetより)
石田1967 @LINXS1967
TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら」稽古場潜入!人物配置には意味がある。全員野球な座組!ディスカッションがとても有意義。 http://twitter.com/LINXS1967/status/195115483840790528/photo/1
石田1967 @LINXS1967
TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら」稽古場潜入!初演、再演、そして三回目!あたたかな気持ちになれる幸せに、この時間だけは酔いたい。
石田1967 @LINXS1967
TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら」稽古場潜入!そうだ、僕はここで泣いたんだ。何て切ないシーンなのだろう。当時も思ったが素晴らしい脚本だ。色んなコトが走馬灯のように思い出される。まるで流行歌。 http://twitter.com/LINXS1967/status/195119346568278016/photo/1
石田1967 @LINXS1967
TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら」稽古場潜入!一明一人さんは相変わらず場の空気を作る天才。今やストーンエイジに居なくてはならない人だ。くすくすとTwitterしています(笑) http://twitter.com/LINXS1967/status/195126817147990017/photo/1
石田1967 @LINXS1967
TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら」稽古場潜入!暖かい人間模様。メンバー全員が参加してなくても、この座組には完コピ女優が居る(笑) http://twitter.com/LINXS1967/status/195136893048991744/photo/1
石田1967 @LINXS1967
TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら」稽古場潜入!自由奔放キャラ爆裂登場!本木さんが弾ける!前作でも素晴らしかったが、今回もヤバい!見学者が漏れなく笑う、笑わざるをえない(笑) http://twitter.com/LINXS1967/status/195139542892810240/photo/1
石田1967 @LINXS1967
TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら」稽古場潜入!これ、やっぱり素敵だ! http://twitter.com/LINXS1967/status/195141018696429569/photo/1
石田1967 @LINXS1967
わあ!何時の間に?“@i_ichimei : 最終稽古に石田1967氏登場! ★The Stone Age『喪主もピアノが弾けたなら』▼4/27-30▼千日前トリイホール▼▼http://bit.ly/x4grMX #ストーンエイジ http://photozou.jp/photo/show/1015146/131944298 ”
今週末に開演する、
敬愛する劇団さんの稽古場にお邪魔させて頂く。
この作品、
僕はとても愛している作品である。
この作品はアトラスという劇団が、初演、再演と回を重ね、
そして今回は自分の劇団で堂々の再々演なのである!
それだけの自信が有る脚本であり、僕もその流れには納得の一品である。
何せ僕は全てを観劇して、更にDVDでまで観ているのだから。
どれだけ好きかは・・・語り尽くせないほど好き。
それは登場人物が、すべからく優しいからかもしれない。
悪人が居ない。
その純然たる事実に、僕らはまるで 『寅さん』 に会いに来たかのように心が癒されるのだ。

時空警察ヴェッカーχ<KAI> 彷徨のエトランゼ
アリスインプロジェクト
六行会ホール(東京都)
2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
すごい・・・・・・・・・・・
まず、凄い・・・と言っておく。
関西の片田舎から大都会の東京のやり方に正直、驚きを隠せない。
色々な意味で・・・・
やり過ぎだ。
しかし、
そうする事が、
色々な意味で、生きていく方法だと感じる。
ざっくり書く。
もっともっと、もっともっと!
「愛」 が欲しい。
そんな気持ちが、とぐろを巻く公演だった。

メビウス
劇団ショウダウン
船場サザンシアター(大阪府)
2012/06/23 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
メビウスな芝居
船場サザンシアター という映画のミニシアターのような豪奢な椅子でお芝居を堪能する空間。
にて、
極上の芝居に舌鼓。
前回公演にて同じ小屋で行われた、林遊眠 一人芝居【月下人魚】。
そのクオリティたるや、
まさにこの小屋が最大に輝ける為のコンテンツ!
そこまでのものを見せて貰い、
その公演からわずか2ヶ月で、二人芝居のものをスプリット。
今年のショウダウンは一味違う。
さて、
【メビウス】
の話だ。
出演者にしてみれば、
いや一般客の僕からしても、この芝居の二人は、
二人の代表作に成りえたのではないかと思う。
それは二人が二人とも、この作品を心の底から愛しているという事が滲み出ているからである。
いや、
語弊があるな。
愛しているからといって代表作になるなら、
世の中、代表作ばかりで、
代表作同士の、代表作戦争が勃発してしまう。
もとい、
代表作になるべく、二人が、いや作、演出、スタッフも含め一丸となったからこそ極上作品になったのだと僕は思う。

さいはて
ともにょ企画
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2012/04/28 (土) ~ 2012/05/02 (水)公演終了

『エキチカヘブン'12』
名前はまだなゐ
コミュニティカフェpangea(大阪府)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
おまつり!
石田1967 前説的出し物、大喜利に何故か参加。
非常に残念な結果に泣きそうになる。
気持ち敗残兵のまま、コーラを飲む!
名前はまだなゐ 音パフォーマンス。
規則正しい鼓動と毛糸を使い外界(お客様)とコンタクトをはかる。
正しい正しくないではなく、ただ不可思議に時間が浮遊している。
pic.twitter.com/MpGMiyHm
アサダワタルさん。
普通にライブかと思ったらメトロノームでリズムを取りながら、何度も止めたり、曲自体を変更したり、途中ドラムのテクニックを見せつけたりと、まさに、やりたい放題(笑)
リアルな透明。
彗星マジック。
博士と娘とロボットとの、ほんわかファンタジー。
多分、込められた思いは本公演と同じ。
僕は奇跡的にも本読みの稽古場を見せて頂いた作品。
感慨深く、太陽が眩しい。
pic.twitter.com/CyEP52Jn
ギター始めて三ヶ月という、わたなべゆうさん。
なかなか、ゆったりしたペースで甘い音色。
綺麗だなあ最近Fのコードを弾けるようになったとか(嘘でしょ?上手い!)
pic.twitter.com/FKVsTP6k
イカスケ、漫才!
わかり易いストレート漫才。
さすがっす!青木さんにおいては一人芝居トライアル突破後の漫才。
やるなー
pic.twitter.com/SietR6Oz
ターザンボーイ。
強引な幕引き、これもあり!上手いなー!
pic.twitter.com/qriJP253
コレクトエリット。決して交わらない人間の業。マイクだけで単語から派生する言葉の羅列。相変わらず独得の存在感。異質なLINE。 pic.twitter.com/7Ty6w8jV

May's frontview Vol.32 ファンタスマゴリー
May
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
良質の映画!?
良質の映画を観終えた感覚。
Mayの作品には物語があり、しかも人間が生々しく生きている。
僕らはそれを、ただ観て感じればいい。
人が、国が、世界がと、
僕らはミクロでマクロな時間を生きている。
しかし彼らは違う。
肉を揺らせ、息をし、歩みを進めている。
『演劇』 という名の 『フィルム(人生)』 の中で。
May さんを観るといつも胸の奥を掴まれてしまう。
柔らかくて愛しい部分。
血という下地が、あまりに大きくて嬉しくなるのだ。
千秋楽満席立見のお客様を見て更に跳ね上がる。
『僕なら二刀流で世界を相手に大立ち回りするよ』
何度も反芻して、自分で出来る範囲を考えながら憧れる。
その扉の行先はどこ?
上記のようにtweetをさせて頂いた。
それにしても、
Mayさんの・・・というか金さんの躍進ぶりは異常ともいえるもの。
今年半年で一体何本の作品に携わられたか、考えるだに恐ろしい。
普通、公演を一本行うのに必要な体力は人の力だけではない。
いやらしい話、
お金がかかるのだ。
そういった体力も含めて、
劇団力が半端ない。
さてさて、
話が大いにズレた。
この作品の話である。
ロードムービー形式をとった物語は、何故その配列なのかと純粋に思ったりした。
しかしよく考えると先生役の方が同行するのもやむなしの設定。
そう、あの先生の本質と本懐は、作演出の金さんだからだ。
そう納得すると色んなことに納得して、それが芋づる式にパタパタと「なるほど」に繋がる。
この物語は、いつもMayさんが描く「血の系譜」の物語ではなく、
「前向きな生命」
にまつわる物語だったと言うこと。
だからこそ、主役は田中さんであり、あの木場さんだったのだろう。
また、
Mayに出てくるキャラクターには、いつも「愛」があることも特色。
今回出てくるキャラクターも誰一人として腹に一物を持つようないやらしい人物はいない。
愚鈍なほどまっすぐで、言ってみれば損をするような人間にだけスポットが当てられる。
だから僕はこの作品がいとしいのだろうなと感じる。