林檎ト大地ノ黙示録【ご来場ありがとうございました!!】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
ザ・ポケット(東京都)
2012/09/18 (火) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
独特の世界観
リジッター企画、初めての観劇でした。
観たのはAチーム。
最初は、ストーリーに追い付けなかったり、
役者の細かく動く演技に慣れなかったが、次第にそれがクセになっていった。
こういう世界観は自分は結構好きです。
送別会
バイヲチックリサス
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/10/03 (水) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★
公演感想
娘がお世話になりました。アンケート送らせていただきます。初日に拝見させていただきました。皆さん緊張の為か、声のトーンが会場の広さと合わなかったように思いましたが、その後修整されたように聞きました。ごく身近な問答を、キャスト、観客と同じ目線の会場作りに関心させられました。「うん、あるある。」と思いながら見ていました。エンディングも「中途半端だ。」と言う方もいらっしゃったかの様に聞いていますが、あれで大変良かったと思います。観客の想像が、出席者0名か1名かと考えられる中、各キャストの性格があのエンディングではっきりと表現できたのではないてしょうか。今後も頑張ってください。
『ヒッキー・ソトニデテミターノ』
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2012/10/04 (木) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
これは凄い!
鳥肌。
ネタバレ長々と書いてしまいました。
ホントにネタバレなのでこれからご覧になる予定の方は、ご覧になった後で。
ネタバレBOX
『ヒッキー・カンクーントルネード』の「森田が引きこもりから脱した」その後の話。
森田は、自分を外に出した引きこもりを引き出すサービス会社「出張お兄さん」で、実際に森田を外に出した黒木の下でスタッフとして、一生懸命に働いていた。
彼は、引きこもり8年の太郎や、20年の和夫たちを、黒木とともに外に出し、自分たちの寮に住まわせようとする。
太郎と和夫は、彼らの努力により、寮に住むことになり、さらに働く場所も探してくる。
しかし…。
そんなストーリー。
ハイバイなので、胃のあたりに何か重いモノが残りつつも、笑ったりして楽しいのではないかと想像していた。
確かに笑えるところもあったが、有川マコトさんが、オムツ姿で、何やら訳のわからないことを、強い口調で話しながら出てくるあたりで、うわわわわ、となった。
彼、有川マコトさんは、かつて森田が引きこもっていたときのエピソードとして、どんなところにも順応してしまうという「飛びこもり」(!笑)の人を演じていて、森田ともの凄く通じ合っていたように見えた。
同じ人が演じているから同じ人であるとは限らないのだが、同じ人と考えると、「引きこもり」とは別の症状だった彼が、社会に出ることで結局、あのように壊れてしまったのかと思うと、かなり恐い。
「飛びこもり」の彼が黒木に連れて行かれるときに、「実験をする」というようなことを言われていた(タオルがない世界)だけに、いろいろされて壊れてしまったのではないかと思うのだ。
そして、和夫。
古舘寛治さんが演じる和夫は、古舘さんらしい口調で、静かな不気味さというか、不安さを秘めている。「大丈夫な人」のようなのだが、それは(たぶん)繕った外見であり、中身は不安の塊であることを隠しきれない。
和夫がお弁当屋さんで働くことになり、その壮行会のときに、彼の母が見せた涙を見たあとの、和夫(古舘寛治さん)の、一瞬の表情には鳥肌が立ち、その後の彼の言動・行動の揺れの表現は素晴らしいものがあった。
すぐそこに奈落がある予感をさせる。
彼の行動を筋道立てて考えてみると、太郎の就職発言に対して、擁護する発言をしていた和夫だが、つい、口が滑って「自分も…」と言ってしまったのではないだろうか。弁当屋のおばさんの視線のことまでサービストークをしてしまっているし。だから母の涙を見た和夫は、初出勤のときにああするしかなかったということなのだ。
いったん社会人として働いたことがあった彼が、引きこもってしまった一端が見えるようだ。
なんて、ふうにもとらえることはできる。
しかし、そう単純に、彼の最後の行動をとらえることもなく、それは「わからない」であっても、このテーマの感想としてはアリなのだと思うのだ。
結局は「なぜそうなったのか」「なぜそうしたのか」が、家族や他人はもちろんのこと、自分にだって、いろいろ「わからない」のだから。
ラストの前に、森田が家を出ることができるはずのエピソードが繰り返される。しかし、彼は、玄関ではなく、「窓」から出て、スローモーションで倒れる(落ちる…)。「いやいや、家を出たんだから違う」という台詞に戦慄した。
「ああ、これはキツイぞ」と思った。
さらに暗転前に、彼がまた窓を乗り越える一瞬が見える。
「これは……」。
てっきりこのキツいやつで幕、かと思っていたのだが、実はそうではなかった。
あまりにも「普通な」「日常」のようなシーンがラストには待っていた。
いつもの通りに、黒木とともに森田は引きこもりのいる部屋の前にいる。
そして森田は「用がある」と言ってそこを立ち去る。
黒木は何かわかってしまったような顔をしている。
そして幕。
このシーンは泣きそうになるぐらいのインパクトだった。
先に書いた、暗転の「窓」のシーンよりも何十倍も、ずしーんと心に重くのし掛かる。
もちろん、窓のシーン、森田が去っていくシーンについては、解釈はいろいろできるのかもしれないが、例えば、今まで舞台で行われたシーンすべてが、森田の脳内のシミュレーション(和夫もやっていた)であり、「窓のシーン」がその結論であった。つまり、みちのくプロレスには行かなかった、ともしれるし、太郎や和夫など、多くの引きこもりに接してきた体験の後、彼がたどり着いた、悲しい結論ともとれる。さらに彼の未来の分岐点だった、ともとれる。
なんて、いろいろとああだこうだと、筋道立てて考えることをしないで、観たそのままを感じるということが一番のような気もする。
しかし、それは楽しい結末ではないように思える。
どんなに説明されても、「わかる、わかる」なんて簡単には言えないけれど、それぞれがそれぞれの事情でそういう状況になっているのであって、黒木も言っていたように「なぜ外に出たのかわからない」ということが、森田や太郎や和夫たちにとっても、実は同じということ。
もう1回同じことを書くけど、
「なぜそうなったのか」「なぜそうしたのか」が、家族や他人はもちろんのこと、自分にだって、いろいろ「わからない」のだから。
「今の状況はマズいかも」と気がつくところが、あまり良くないと思われている引きこもりなどから脱するための、第一歩であることは間違いないのだが、そこから「普通の暮らし」「普通の社会」と言われているところに出て、「普通の生活」をするということは、とんでもない距離があるということなのだ。
もちろん、太郎という人もいるので、その距離も人それぞれだろう。
家族を含め、周囲から常に言われ続けてきた「普通」と言う言葉。「普通」という「言葉」に縛られてしまい、「普通」が何なのか突き詰めすぎてしまう彼ら(和夫のファミレスでの注文練習のように)にとっては、見えないほど彼方に「普通」はあるのだろう。
和夫の感じていた「普通」が母の涙によって、現実になってしまったのかもしれない。
鈍感になることが、唯一生きていける方法なのかもしれない。
森田の行動を見ていると、かつて自分がそうであった引きこもりたちと、懸命に寄り添い手助けをしようとしている。その姿はあまりにも美しい。しかし、寄り添いすぎることで、自分の中に「完治」してない部分が共振してしまったのだろう。
黒木は、厳しい口調と態度で常に臨み、「闇黒」に引き込まれないようにしている。
「引きこもりはなぜダメなのか」という台詞が重い。
なんという観劇後感を残してしまう作品だったのかと思ってしまった。
唸りながら帰るしかない。
森田などを演じた吹越満さんは、やっぱりうまい。嫌みなほど(笑)うまい。「うまい演技」をしている、と言ってもいいかもしれない、という嫌みをつい書いてしまうほど(笑)。あの演技は、大きな舞台ということを考えてのものだったのではないかと思う。引きこもりの人だった森田の動きとか。ただし、吹越満さんの表情が凄い。これはホントに凄い。
そして、先にも書いたが、和夫を演じた古舘寛治さんの、母との、あのシーン、古舘寛治さんのの一瞬の姿が素晴らしい。
オムツ姿でうろつく有川マコトさんはなんか恐い。社会に出てこうなってしまうかもしれない、という行く末のひとつとしての怖さが、常に舞台の上にあった。
黒木を演じたチャン・リーメイさんももの凄く良かった。きっぱりした口調の中に、自分の仕事への疑問(揺らぎ)のようなものがうかがえる。ラストに近づくにつれてその配分が多くなるところもうまい。
さらに、森田の妹を演じた岸井ゆきさんが良かった。兄への愛情と、明るさが救いであった。森田が唯一心を許せるたった1人の存在であることが、よくわかるのだ。
舞台は、シンプル。ドアや壁を想像させるパイプがあり、それがくるくる回る。そのくるくる回すシーンが、なんか恐い。そして、ドアの構造がハイバイだった(ハイバイ扉と呼んでもいい・笑)。
舞台の下手奥には俳優たちが出番を静かに待っている。そういうことも含めて、小劇場の香りがした。
私の観た回は、後ろのほうが、すっかーんと空いており、「大丈夫か?」と思ったのだが、今はどうなのだろう。パルコだからちょっと高いけど、観る価値はアリ、だと思う。
無差別
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
孤高
自分のカラーだと、
やはりこんなにも混沌とするのだ。
時代劇がかった口調を駆使しつつも、
根底にある「違和感らしさ」は、僕にとって都会的であり退廃的である。
その雰囲気こそ、僕が感じる 【畏れ】 なのかも知れない。
8月31日~夏休み最後の日~
東宝
帝国劇場(東京都)
2012/10/07 (日) ~ 2012/10/31 (水)公演終了
満足度★★★★★
最後は大満足!
今もユーミンの曲を聞きながら書いてます。
ネタバレBOX
ユーミンのMCで本編が進行、要所要所でユーミンが歌う形式。
本編は、彼のことが大好きなお金持ちのお嬢さんの策略で、疎遠になってしまった男と女の話。お嬢さんの告白で真実を知った彼は、今更とは思いながらも、就労のためにフランスに出発しようとしている彼女の許に、学生時代に彼女のためにバイトで貯めた貯金通帳を届けようとしてバイクで事故を起こし危篤状態に。病院に呼ばれた彼女は夢の中で彼と話をし、思い出を語り合ったり、疎遠になった経緯や理由を共通認識したりすることができたものの彼は死亡。彼女は彼ときちんと話ができて誤解が解けたことを胸に秘め旅立つというもの。
ちょっとベタな話に、うーんと思っていたのですが、アンコールのような形で歌った15曲目「青いエアメイル」…、本編の集大成とも言える何となく疎遠になっていく男女の歌ですが、ユーミンが涙を流しながら熱唱するのを見たら、もうそれだけで大満足でした!!
メイ・ストーム
劇団フォーサム
しもきた空間リバティ(東京都)
2012/10/05 (金) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★
直球勝負が清々しい
いろんな意味で強引で過剰な印象を受けましたが、直球勝負が清々しい。そんな感じで、楽しめました。
小さなエール
643ノゲッツー
OFF OFFシアター(東京都)
2012/10/02 (火) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★
考えさせられました
暗がりの中での芝居はシビアなものになっちゃいますよね。今回はセレブの凋落と懺悔。しかし人間ってそう簡単に変われるものなのかな。ちょっと釈然としないところもありましたが、いろいろと考えさせられました。
遭難、
劇団、本谷有希子
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/10/02 (火) ~ 2012/10/23 (火)公演終了
満足度★★★★
教室の悪魔
初本谷有希子。面白い台本。
ネタバレBOX
空き教室に追いやられた、中学2年を受け持つ先生4人と保護者1人。保護者の息子は飛び降り自殺未遂をして意識不明らしい。その息子は、担任の美波に手紙を渡したらしいが美波がそれを無視したせいで飛び降りたんだと、保護者の片桐はいりから美波は責められている…。
実際に手紙で相談を受けていた菅原永二(女教師)は、中学時代の自称トラウマから手紙を無視し、公にならないよう他の先生の弱みを握ろうとネタをでっち上げようとする。マドンナ先生の美波もまた、生徒からの告白を黙っていたし、松井周と片桐は不倫にしけこむ。友人の自殺を止められなかったことを菅原からつけ込まれた佐津川愛美は、菅原の悪事に悩む。
とある女生徒の件や「先生」の来訪の件で混乱する菅原は、皆の前で手紙の無視と言い切り、中学時代の2階からの飛び降りを告白する。そこからの佐津川以外の混乱がおかしくて、またちょっとズキっとする。「みんな自分が好きなんだ」という菅原の言葉の通り、保身に走る人間をどことなくユーモラスに鋭く描く。ここらへんシビレた。
んで、生徒の意識が戻り、菅原のトラウマを消滅させるシーン。チャイムの音をかぶせてキレイにしめる。トラウマはなくならないと吐き捨てる菅原は、独り部屋の中で深々と雪の降る中、魔法?のお菓子を食べる…。
ラストの暗転して、菅原がハケて雪が激しく舞う演出は好み。
でっち上げのトラウマが、菅原の生きる原動力、存在の根幹で、それを守るため、理由にするため右往左往する姿が哀れ&怖い。でも、ギリギリの精神状態で生きている菅原をみると、一生懸命なんだなとも思った。まあ近くにいたくない人間だけども。
突飛な人物像だけど、自分の中に心当たりのある性質を上手く描いた作品。ただ、演技的には普通に見えた。また、黒沢あすかverが見れなくて残念。
7STORIES
loop
Geki地下Liberty(東京都)
2012/10/03 (水) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
満足度★★★
原作
忠実に作られ、しっかり演じていたとはおもうのですが、
海外の原作は、思想、習慣などが異なるので、なかなかしっくり入ってこないコトも多く、多少、日本風に解釈、アレンジしてもよかったのではないかと思いました。
鈴木忠志の世界
SCOT
利賀芸術公園 野外劇場(富山県)
2012/08/25 (土) ~ 2012/09/01 (土)公演終了
観てきた
『リア王』
『世界の果てからこんにちは』
『シンデレラ』
夜と耳
シアターオルト Theatre Ort
atelier SENTIO(東京都)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
音楽劇「ファンファーレ」
音楽劇「ファンファーレ」
シアタートラム(東京都)
2012/09/28 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
満足度★★★
楽しさ溢れる音楽劇
傑作『わが星』のスタッフが再び集結して作った音楽劇で、3人の共同演出だった為か、良くも悪くもエッジが取れてリラックスした雰囲気が感じられました。
両親が分からないまま育った主人公が真実を知るという、文章で書くと数ページで終わってしまうような内容の可愛らしいファンタジーで、田舎町の劇場を思わせる温もりが漂うセットの中で、ダンスと音楽によって物語が豊かに彩られていました。
当初は『魔笛』という仮タイトルでしたが、物語としてはモーツァルトのオペラとは全く別物で、共通しているのはメルヘンチックな雰囲気と変ホ長調を主調にしている程度でした。
柴さんならではの、日常的スケールが人生や宇宙といった壮大なスケールに重なる緻密な構成を期待していたのですが、今回はストレートな物語の力に重点を置いていて、凝った構成は控えめだったので、少々残念に思いました。
物語のフレームの外へ出入りする登場人物がいたのですが、その設定が有効に使われていないように感じました。
個人的に苦手な、ワイワイと子供っぽく振る舞い、笑いの取り方もベタな学芸会のようなテイストでしたが、エンターテインメント性に富んだ、バランスの良い作品だったと思います。
ドレミファソ…の音名を歌詞に落とし込み、その音名の通りの音高で歌うことによって旋律が形作られたり、ベースとなる歌詞の間にアクロスティック的に言葉を埋めていって徐々に歌詞が発展したりと、言葉と音の関連付けた手法が独特の効果を生んでいました。
金管楽器や弦楽器の柔かい響きが印象的な生演奏も素敵でした。
無差別
柿喰う客
HEP HALL(大阪府)
2012/10/03 (水) ~ 2012/10/09 (火)公演終了
これが本来の姿か
皆さん、本気でした。いや、毎回どの舞台でも真剣にやられているとは思うんです。けど、今まで観た柿の中で一番すごかった。中屋敷さんがおっしゃっている「芸術とは分からないものだ。でも、観ていてすごいと感じる」という言葉の意味を身をもって知りました。前回のオリジナル作品からは1年半ぶりとのこと。今からまた1年半待つことを想像するととても辛いです。最後に、恒例のアフタートークでお客さんがほとんど帰りませんでした。皆さん、それだけ満足されたのかと思います。
青い鳥
劇団四季
四季劇場 [秋](東京都)
2012/10/02 (火) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
リリィ
劇団競泳水着
元・立誠小学校(京都府)
2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
透明感はすごい
今まで観たことのないタイプのお芝居でした。役者さんの技術力が高くて、少しずつ心に染み込んでくるようなストーリー。すばらしい。ただ、登場人物に共感できないためか、心に染み込んでくる量が少なかったです。(短いお話だったからかもしれませんが)いずれにせよ、台風の中観に行った甲斐がありました。
今、逃げる
熱帯
サンモールスタジオ(東京都)
2012/10/05 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
エンターテイメント
楽しかった。
お話としては、現実からは離れてはいるが、そんな無茶な感じがしない。
軽いタッチで楽しめるところもあれば、人間関係というか人の思いというかそんなのが随所に織り交ぜられていて、楽しい。
熱帯は、出演者が多くても、みなさんの顔が見え、印象に残るのが不思議。
当然主人公の2人はかっこいいし、ちょっと癖のある登場人物ばかり。
とてもよかった。
ネタバレBOX
一人何役かやっていて、それでも観ているほうが混乱しないのが不思議。
主人公の2人と、追いかけている2人の女性がなんとなく対になっていて、
とてもテンポがよかった。
ぼったくりのくだりはちょっといらっとしたが、そんな棘もいくつかあったりして。
熱帯らしくてとてもいい作品でした。
『バッカナリア!』★ご観劇ありがとうございました!★
劇団毎度お騒がせボーイズ
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2012/10/05 (金) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★
なかなか楽しい公演!
テンポの良い、楽しめる公演だった。
愛すべきキャラクターを役者陣が生き生きと、楽しそうに演じていた。
上演時間100分。
ネタバレBOX
物語の中心人物である梅ちゃんは、登場しない(正確にいうと、皆の推理の中では登場する)のだが、凄い存在感であった(笑)。
<特に良かった点>
一般客を意識したフライヤー。
これをみれば「簡単な内容」、「上演時間」、「座席情報」、「客層」等
知りたい情報が載っている。
他の劇団にも参考にして欲しいと思えるものであった。
チェック方式のアンケートも良いと思った。
劇団が何を目的にアンケートをとっているのかが、伝わってきた。
<私見>
面白かったのだが、無理に役者6名で25役もしなくても、と思えた。
そのせいで、ちょっと暗転が多かった気がしたし、ドタバタした感じもあった。
劇団の持ち味なのかもしれないので、あくまで私見であるが(笑)。
役者陣は、個人的に好みな面々で楽しめた!
個人的には、頑張って欲しいと思える劇団である!
たけしの挑戦状【ご来場ありがとうございました!!】
劇団東京ミルクホール
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2012/10/06 (土) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★
歌あり踊りあり!何でもありのコメディ♪
予想に反して最初はシリアスな会社リストラシーンで始まる⁈
これがひばり⁈のコンサートの第一部の演目のお芝居だったとは⁈
これには私も騙されました(^^;;
観ながらなるほど~っと!
そこから怒涛のなんでもありのドタバタコメディが展開される♪
決して洗練された笑いではなく、ベタなコテコテの笑いの連発!
年配のおばさんにはかなり受けていました♪
私もおじさんなのですが…(^^;;
関西出身の役者さんのご家族や親戚の方も多数応援に駆けつけてました♪
あまりベタな笑いよりはどちらかと言うとシュールな笑い⁈の方が好みなので
笑える所もありましたが乗れない部分もありました…(^^;;
(吉本新喜劇みたいに定番になって完成せれていれば逆に面白いのですが…)
それと暗転の多さも少し気になりました…
それにしても役者さんは初の大阪公演で気合い充分で
かなりの熱量は伝わってきたした!
歌あり踊りあり何でもありの舞台で休む事なく動き回ってました♪
手作りセットも頻繁にチェンジされて、色々な小物も用意されていて、
その舞台裏はもう一つの戦いが繰り広げられていた苦労は伺えます
今回の公演はなんと⁈ 赤字覚悟で挑まれたとの事⁈
その気持ちは観劇ファンとしては嬉しい限り(^^)
ライ・トゥ・ミー【終演致しました。】
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2012/09/28 (金) ~ 2012/10/13 (土)公演終了
満足度★★★★★
とにかく。
同時多発から、一体最後はどう締めるのか、本当にわからなくて。
さらに、最後のトリックも、2回目にみて、気がつく始末。
セリフがない人たちも気になるし、セリフをいっている人は
もっと気になるし。目がたりません(笑)
もう一回、残り僅かですが、もう一回観たい。そんな舞台です!
たけしの挑戦状【ご来場ありがとうございました!!】
劇団東京ミルクホール
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2012/10/06 (土) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
大満足!!
横浜から遠征して、6日、7日と2公演観ました。
初めての大阪なので少し緊張してる感じもしましたが、
いつものミルクホールの魅力はそのまま。
大満足です!!!