
贋作水滸伝
スタンダードソング
俳優座劇場(東京都)
2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
飽食。
芝居以外にもダンスやら演武(?)やら盛り沢山すぎる。。。
総合舞台芸術もしくはザ・ショウビジネスといった感じ。
他の方も指摘されてる通り、水滸伝そのものをよく知っている人ならより楽しめたと思う。

東京バンビ 最後の公演 !?
元東京バンビ
OFF OFFシアター(東京都)
2012/10/16 (火) ~ 2012/10/21 (日)公演終了

遭難、
劇団、本谷有希子
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/10/02 (火) ~ 2012/10/23 (火)公演終了

モナカ興業#12「旅程」
モナカ興業
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/10/19 (金) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

朗読劇 夜は短し歩けよ乙女
演劇ユニット*エンゼルランプ
多目的スタジオ「プロモボックス!」(東京都)
2012/10/19 (金) ~ 2012/10/20 (土)公演終了
満足度★★★★★
素敵でした
原作ファンです。原作の雰囲気を崩さず展開していてすごい良かったです。また、みなさんイメージにピッタリでした!楽しませていただきました。ありがとうございます。

龍神伝2012
音楽劇場 夢
浅草木馬亭(東京都)
2012/10/18 (木) ~ 2012/10/20 (土)公演終了
満足度★★★★
観るべき面白さ
千秋楽でした。小屋の客入りは少なかったですが、見応えやクオリティは高い作品であったと思います。台詞もなくマイムに音楽や踊りを複合させた新鮮なものでした。以下

龍神伝2012
音楽劇場 夢
浅草木馬亭(東京都)
2012/10/18 (木) ~ 2012/10/20 (土)公演終了
満足度★★★★
科白なし
非常に実験的な舞台である。音楽と歌唱、役者の身体演技で構成された象徴的舞台だ。リードするのは、バイオリン。出演している個々のメンバーの技量が非常に高いので、アンサンブルが非常に難しい。演出はさぞ、苦労したことだろう。この困難をなんとか破綻させずに引っ張ったのが、ぶれないバイオリンの演奏であった。聞けば、本番前に全員が揃って練習し呼吸を合わせることのできる機会が、極めて少なかったということだ。個々のレベルが高い為に一堂に会するチャンスが無かったということであろうが、日本の演劇事情を考慮しても矢張り、惜しい。海外に今回出演したメンバー全員で出掛け、向こうでも練習をするという条件で契約を結んで公演を打てれば、絶賛されるであろう実力者揃いだ。
当然のことながら、観客にも象徴を見、解釈する力は要求される。歌われる歌詞によって多少の説明が与えられるとはいえ、通常の科白は一切ない。験されているのは、観客の想像力である。その意味で、この作品は、演劇そのものと言っていいかも知れない。
龍神が出てくる以上、自然と人間の関わりである。それも、水を中心としたそれだ。水が出てくる以上、干ばつは想像できて当然、また洪水も然りである。3.11、3.12があってこのかた、人々のエコロジーに対する意識は益々高まったことであろう。だが、都会での、消費するだけの生活に慣れきった人々に、自然の脅威がどれだけ実感できるというのだろうか? エコロジーが悪いと言っているのではない。然し、自然が、猛威をふるえば人力など荒海に翻弄される木の葉に等しい、ということを実感で語れる都会人がどれだけいると言うのか。3.12という人災の絶対悪というよりは、3.11のような自然の厳しさをキチンと描いたうえで、人と自然、人と人との人間的関係の本質的在り様とはいかなるものかを問うた秀作である。
観客としての我々は、3.12の主役もまた水の問題であったという本質にゆき当らざるを得ない。島国である我が国に水はいくらでもあった。だが、これを冷却水として用いるという判断が無かったが故に引き起こされた3.12の取り返しようのない人災についても、我らは、更にシビアな目を、事故を起こした東電ばかりでなく、現在の野田政権、それを操るアメリカの世界戦略にも目を向ける必要があろう。
象徴的な舞台であるから解釈は多様であるが、ハンダラは以上のように解釈した。

FANTASISTA
夢幻舞台
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/10/19 (金) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★★
若者らしい
感性が、若者のそれである。現代この「国」の若者らしく決してきらきらしているわけではないが、線が細い。不必要な緊張があった。もう少し知的であるべきだろう。知識の量ではない。知恵の領域の話だ。若者は若者で自分達の立ち位置をキチンと把握すべきである。それができれば、無用な緊張はせずに済む。演劇を構築することは、論理である。子供だましの感情論ではない。
殊に、脚本はプロの劇団スタッフが書いたものだと言う。神の扱いが面白い。神は人間の作ったものだから、よほど、ペダンティックな神学論争にならない限り、人間的であるはずだろう。従って、神の神性を保障するためには、対立概念としての悪の権化は必然である。一方、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教では、神が、総てを創ったとされており、それが、正しいならば、神は悪とその実践主体である悪魔も創ったのだ。何の為に? 馬鹿げた質問だが、応えておこう。自らの存在意義とアイデンティティの為だ。神は自らをアイデンティファイするために、また善を良きものとみなす為に、必然的に悪魔を必要としたのだ。また、神は、この劇の中で、退屈もしている。退屈とは、無論、退廃の臥所である。
だが、太平楽を決め込んだ、この国に生きる、若い演者、演出家にこのようなことを読み取ることは、荷が重いかも知れぬ。然しながら、表現自体が、世界レベルで行き来するのは、文化の必然であり、コミュニケーションを支える技術の発達によって伝播のスピードは、劇的に縮んだ。若い人たちには、そのような時代状況に合った成長を遂げてもらいたい。

45Av(フォーティフィフスアベニュー)の悲劇
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2012/10/20 (土) ~ 2012/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★
もう一度観たら
舞台に向かって横いっぱいに事故現場と化した地下鉄構内が広がる。
最後まで緊張の途切れない台詞と
ドラマチックな照明が印象的な舞台だった。
もう一度観たら、何が視えるだろうと思わせるラストが忘れられない。
謎解きもよいが、登場人物のキャラが立体的で面白い。
2015年10月21日のN.Y、時代を反映した登場人物の背景が活きている。
前川史帆さんが凛としてとても魅力的な人物を見せた。
ちょっと残念だったのは、登場人物の職業が明かされた時に
ちらっとオチを予想した人が結構いたのではないかということ。
ネタバレするわけにはいかないのでこの辺でやめとこ・・・。
それにしてもメガバックス、毎公演重症患者のうめき声がリアルだ。
思わず“もう楽にしてやれ!”と思ってしまう。
荒唐無稽な設定が説得力を持つのはこんなところにも理由があるような気がする。

【終演しました!】『嵐が丘』 【ご来場ありがとうございました!】
劇団ひるやすみ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/09/05 (水) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★
元は知らないが面白かった
元の「嵐が丘」を余り知らないので、どこまで大胆リメイクかはわからないし、もしかした知ってる人からするとリメイク?と思う人はいると思うが、オイラは予想以上に面白かった。
また、役者の伝えようとのパワー(若さもだがを)も相当感じた。

こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)
ポップンマッシュルームチキン野郎
サンモールスタジオ(東京都)
2012/10/18 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了
満足度★★★★
これ演劇に必要か?
と、役者さんにも言わせてしまう。
くだらない笑いのとり方や
行ってしまった感の強い方向性にもかかわらず、
キャラクターの面白さや「楽しませましょう!」という意気。
キチンとした骨太の物語。
「この劇団は一番前で見るのが良いのだ」と観客に言わしめるトコに、
面白さが詰まっている証明ですよね。
楽しめました(^^)
(万人には受けないかなぁ とは思う)

アンダーグラウンドワンダーランド
ハイバネカナタ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/09/06 (木) ~ 2012/09/10 (月)公演終了
満足度★★
ひとり相撲?
面白いとは感じたし、物語のコンセプトは悪くないが、全体的に主人公のひとり相撲で終わった感じ。(少し難しくも感じたが)ちょっと勿体なかったかな。

天空の島ラポタ
ノーコンタクツ
萬劇場(東京都)
2012/09/06 (木) ~ 2012/09/10 (月)公演終了
満足度★★★★
いろいろギリギリ(笑)
うん、いろいろギリギリ(笑)
役者を使っての状況変化や場転の見せ方はなかなかスムーズだし、別役いったり自役に戻ってきたりの役チェンジも見せ方が自然で上手く(相当稽古してるだろうが)、よかった。ただ役者は忙しそうですけどね(笑)

炎の三銃士
平熱43度
萬劇場(東京都)
2012/09/06 (木) ~ 2012/09/10 (月)公演終了
満足度★★★★
テンポがよい
テンポよく話が進み、そして次はどうなるんだとドキドキする展開で時間があっという間でした。
後、素手での殺陣がねもう凄かった(剣でも殺陣もよかったですよ)。面白かったです。

家電のきもち
劇団ドドドドドド
池袋GEKIBA(東京都)
2012/10/13 (土) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

夢の星
玉田企画
アトリエ春風舎(東京都)
2012/10/17 (水) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
作・演出家の自虐ネタなんでしょうか。やられたなーってカンジです。優柔不断な演出家は妙にリアルっぽいけど、どこまでフィクションで、どこまでマジなのかな。

こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)
ポップンマッシュルームチキン野郎
サンモールスタジオ(東京都)
2012/10/18 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
あっというま。
楽しかったなあ。。。
ポップンマッシュルームチキン野郎の公演って、ボクの中じゃ芝居の域を超えちゃったよ。ラスベガスのショーを観る時のわくわく感・・・そんな感じ(行ったことねーけど)。
苦み走ったツラ構えのアメリカ人あたりにタキシード着させて、「Ladies and gentlemen!It's showtime!!」って言わせたいもの。
ま、前説の登場曲がそんな感じではあるんだけどさ(笑)
『こい!ここぞというとき!』。
すっごくすっごく練られてたなあ。
吹原さんのてのひらで転がされてる気持ち良さったらなかったよ。
きっと、吹原さんの「狙い」の9割以上、ボクはハマっちまってたよね。笑いも泣きも。
まったく反応しなかったのは・・・場内かなりウケてたけど・・・ま、ボクは『Dr.スランプ』世代なんでね(笑)
それにしても、役者のうまさは抜群だよなあ。。。
「演技が巧み」って感じとはチト違うかなぁ・・・「どんな役もこなしちゃうプロの技」・・・「技」は違うか。うまく表現できないけど、ダラダラ~とした場面や下ネタ盛り盛りの場面でも、キチんと演技をしてのものだからなのか、ボクは息を抜いて観ることはまずないんだよね。いつもの「CR企画」の時くらいかな、ストーリーを脳から完全に払しょくできるのは(笑)。
役者さんみんな良かったんだけど、特に括目に値するのは、橘麦さん&青山雅士さん。
橘さんと小岩崎さんとのシーンは、抜群のデキ。
黒髪、ロング、痩身、美人。にじみ出るかわいさ、愛おしさ。。。
青山さんは、グングン伸びてるよねえ。イイ顔になってきたよ。
そういや、サイショモンドダスト★さんは、完璧な変装。
あれ女装子界なら、「美人」で通るわ(笑) ムダ毛の処理も完璧。でも鼻下の青みだけは消しきれないあたりもリアル(笑)
吹原さんの変装は・・・てか、まんまでもおばちゃんで通るよ!笑
それはそうと、下ネタ多かったっけ?終演後には、下ネタすっかり忘れちゃって、ちょっとばかりイイ話を観たような気分になっちまってた(笑)
信じたくねーけど、ボクはズブくなってきちまったのかなあ。。。
終演後は、『陛下に届け』のDVDと、モウムリポ公演から売り出し始めた「1枚100円」「10枚200円」のブロマイド(笑)を購入。
劇団印象『空白』以来の超大大大好きな人の写真が入ってた・・・生きてりゃイイコトあるもんですな!

青の教科書
@emotion
スタジオ・クリエイティブ・スクエア(東京都)
2012/10/18 (木) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★
青さ=青春でいいのかな?
ぶつけられましたが・・・・
うーん温かった、ストーリーに当てはめた登場人物が動くだけ。
みたいな感じ受けました。
アクションは迫力とアイデアが秀逸でありました

リチャード三世
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2012/10/03 (水) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
好評だった新国立劇場新シーズンオープニング
Twitter 上ではたくさんのツイートが流れ、日本ではマイナージャンルである演劇の公演とは思えない賑わいぶりでした。席は概ね埋まったのでしょうか? 3年前の話題作「ヘンリー6世」の続編を、同じキャストを投入して上演するという趣向が当たったのかと思います。新国立劇場にはこういう斬新な企画を今後とも期待したいです。

松平サネユキが憂鬱 (終演!ご来場ありがとうございました!)
劇団前方公演墳
ザ・ポケット(東京都)
2012/10/17 (水) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました!
ヘッドライナーズ公演を観ました。
いつもながらテンポが良く、東京版の吉本かと思う程にコメディタッチな作品という印象。でも筋の通ったストーリーがあり、欲張りな自分も満足です!
これは台本なのかアドリブなのか、はたまたハプニングなのか、という変な刺激もあり(笑)、気づけば日常のストレスから解放。
次も期待してます!