
エキスポ
ハイリンド
d-倉庫(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

恋愛漫画~バンカラ編~
ライオン・パーマ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/10/25 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
現在・過去・漫画
それぞれのシーンが場面ごとにテンポよく切り替わり、最初はついていけない時もありましたが、でもすぐにストーリーに引き込まれ、ラストまでのあっという間の時間、楽しませてもらいました。温かさの残る結末も良かったです。

完全版・人間失格
DULL-COLORED POP
青山円形劇場(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/07 (水)公演終了

上海異人娼館〜china doll〜
Project Nyx
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
なかなか良かった。
原作を知らないので寺山修司の世界観と比べて…という話は詳しい方にお譲りするとして、素人目に観てエロスは上々。なかなか見応えがありました。妖しさについてはちょっと喰い足りなかったかな、想定の範囲内でした。「桜」役の今村美乃さんは綺麗な女優さんですね。娼婦役では尾崎桃子さんがよかったです。

Re:evolution
劇団EOE
千本桜ホール(東京都)
2009/08/20 (木) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

るつぼ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2012/10/29 (月) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★
魔女裁判が リアル!
あの少女は最後どうなったのだろう?
後方の座席だったため、セリフが聞き取れない部分があり、さらにガサゴソと観劇にふさわしくない音がしたりして、残念。
前に乗り出して見ていた人がいて終わってから口論があったり、観客のマナーがもっと向上してほしい。

貘さんがゆく
劇団文化座
俳優座劇場(東京都)
2012/10/25 (木) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
獏さんに神様が降りてきたようです
今の時代では考えられないほどの貧乏。
それでも結婚をしたいという獏さん。
そんな獏さんにお嫁さんが来る不思議。
獏さんの書かれた「詩」それぞれが よいリズムとなっていました。
最後の場面では 泣けました。

新美南吉の日記
オクムラ宅
土間の家(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
新美の日記に視点を置くところ
とても素晴らしいと思いましたが、役者に滑舌の悪い方がいらして楽しむことが出来ませんでした。とても残念です。また観客が「舞台を見る」という娯楽に対して椅子や温度などの条件が悪いと感じました。

新・スチュワーデス物語
イナセナ企画
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/10/11 (木) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
満足度★★
意気込みは良し、だが…
文学座研究所の同期、増岡裕子と長田紫乃が演劇ユニットを旗揚げ!
との事で、受付手伝ったり観たりしてきた。
『黄色い月/宮殿のモンスター』で共演した、同じく文学座研究所同期・備本愛香、
そして劇団風来ズの小笠原東院健吉も出演と、
よく知っている人たちが集まっていた。
さてさて、芝居なんですが、
初日に観たせいか、なんだか散漫な印象。
大事なシーンなんだろうな、と思う所が、手から砂がこぼれ落ちるようにサラサラと落ちていく。
バシッと決まらない。
翌日とかに劇場の外から聞いてたら、大分様子が変わっていたので、ちくしょうと思った。
ストリップ小屋の楽屋の皆々様のドタバタ劇、そして女の情念の入り交じる精神世界的な二重の構造なんだけど、
これも私が観た時はあまりうまく機能していなかった。
演出はWANDELUNGの左藤慶。
どうやらインプロとかやる方らしく、今回の舞台でもその手法が用いられた様子。
なんだけれど、舞台上の役者の居方はどことなく腹が据わらないし、
展開も苦しい場面がちらほら。
演出家は何をやりたかったのかしら?が大きな疑問として残る。
演出としての背骨、みたいなものを感じられず残念。
しかし、その分、丸裸で舞台に投げ出された役者達の個人技が光った。
役者の根性でなんとか成立した感じ。
風来ズの小笠原東院健吉の面白さはさすがである。
が、やはり芝居として全体の歯車が噛み合う瞬間がもっと欲しかった印象。
そういうところを見る仕事をした人は果たしているのかしら?
3500円はちと高いにゃあ。
ストリップ小屋の場面などもあり、女優陣がかなりの露出をしていたから、
その意気込みに3000円くらい!
って感じになってしまうが、脱ぐ必然性も薄かった気がして、
総じて役者がかわいそう。
せっかく良い役者集まってたのに。
苦しい船出となったかもしれないが、I.N.S.N.企画には今後ともがんばって欲しいです。

逆にむつかしい(汗)
SORAism company
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

屋上ヘブン。
のりしろチップス
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2012/11/03 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
おもしろかった
すごくおもしろかった。それにとてもなつかしかった。あの頃のあつさを思い出しました。とってもよかったです。

薔薇降る夜に蒼き雨降る
DIAMOND☆DOGS
天王洲 銀河劇場(東京都)
2012/10/31 (水) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★
クオリティ
女性陣は皆さん宝塚出身。
ダンスに歌にクオリティが高い。
ミステリーでドロドロな内容。
ありがちーと思う場面も笑
若干誰が誰だかわからなくなる場面も

【終演しました!】母をたずねて三人で
ふつつかもの
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
自分は逆に前半が面白く、後半が良く分からなかったような・・
東大とかというと、役者の人がいろいろ考えるせいか、
みんなとても器用で、なんか変わった人(俺が言うなよ
といった印象が・・。
今回もそうだった。
一人ひとりが凄く器用。
独特の味もあって。

『女生徒』
学習院女子大学 舞台芸術部
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2012/10/27 (土) ~ 2012/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
太宰と、今の19歳くらいの融合
太宰治が好きで、興味を持ち、観に行きました。いい意味でたくさん裏切られて、半端なく面白かった!久々に芝居らしい芝居を観た気がする濃厚な70分間でした。
体当たりで演ずる19歳(くらい)の本物の女生徒たちと、丁寧な構成・演出。面白味も、心ふるえるものも、たくさんもらえました!

お月さまへ ようこそ
演劇集団ホシノハコ
ライブハウスBogaloo(東京都)
2012/11/04 (日) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★
せめて開演時間遅れの説明はして欲しかった
10分以上遅れての開演で説明無いって・・・・・
旗揚げ公演なら襟を正して張りぼてでも、
観客には見栄や威勢の良さをアピールするべきではないであろうか・・・・。
話は、まぁそこそこでしたが。
及第点には届かない、と感じた次第であります。
(来年の本公演には改善をとも思ったデス)

貘さんがゆく
劇団文化座
俳優座劇場(東京都)
2012/10/25 (木) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽観劇でした
すごい、隙無し・甘え無し・妥協無し!。
もの凄いプロ意識の集団なんですねぇと正直な感想
あたたかい獏さんの人柄と周囲の人情の波が、
ひたひたと伝わってくる良い舞台でありました。
2時間45分!(15分休憩入れて)
<でも長さをまったく感じさせなかった>

完全版・人間失格
DULL-COLORED POP
青山円形劇場(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/07 (水)公演終了
満足度★★★★★
人間とは
11月1日に「女版」・2日に「男版」観劇。チラシに観客は観るリンチの共犯者と煽っているが、実際は役者のレベルが高く隙なんてないので2時間圧倒されっぱなし。見とれて時間を忘れるような、歪んで見える心象風景の視覚的聴覚的な演出はもう美しすぎる。ぞくぞくする様なラストシーン、全体通して見える突き放しているようで愛している人間への視点。俺も人間失格だって共感も、ここに描かれてるのは全部自分勝手な甘えだって批判も飛び越えて、新しい境地にたどり着いている。普遍的な価値観と闘ってるなぁ、劇団のこれからの活躍にも目が離せない。女版のコロさんの葉蔵は吹けば飛んでしまうのではと思うほどの寄る辺ない存在感で物悲しい、男版の原西さんの葉蔵には影がつきまとっていてその逃れられない苦しさが伝わってくる。男女版どちらも楽しいし、円形舞台だから見る場所で風景が変わって面白い。両方とも甲乙つけがたく完成度高いです。人間とは何か、じっと考えさせられます。

エゲリア
文学座
吉祥寺シアター(東京都)
2012/09/07 (金) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★
この親ありて、岡本太郎あり。
文学座若手女優・吉野美紗の大抜擢!!
老舗劇団にもなると、お歴々がたくさんいるから20代が主役になるのは、かなりの冒険だったろうと思う。
しかし、吉野美紗の演技は、立派にその大役を果たしたと思う。
粗い部分はあったが、かの子の持つ「こども成人」みたいな突拍子の無さがよく出てたと思う。
瀬戸口郁×西川信廣。
このコンビは、余ほど相性がいいとみえる。
やっぱり和物は、文学座がいい。

アンドロイド版『三人姉妹』
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2012/10/20 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
さびしさ
大切なものが過ぎ去ってしまった世界で私たちはどうやって生きていくのだろう。感情がないはずのロボットやアンドロイドに、いつしか観客が感情を見出だしてしまった時に、不完全にしか生きられない人間の圧倒的な寂しさが浮かび上がる。一度見るだけじゃもの足りない。何度も見て味わいたい傑作。でも、こうしてロボットが高性能になっていけばいくほど、役者さんの立場も危ぶまれたりして…。公開中の映画「演劇1・2」と合わせて見るとより味わい深いです。

ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』
ポツドール
元・立誠小学校(京都府)
2012/10/25 (木) ~ 2012/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★
ポツドールの芝居は愛に溢れている
ポツドールのお芝居は愛に溢れている、でもいつも悲しい。
今回の体験も衝撃的な現代を映し出している様に私は感じました。
現代の不条理な人間模様を表現できる方は、三浦さんと園さんと古谷さんでしょうか(それ以外にも才能に溢れたすばらしい方は多いでしょうが、私が存知あげないだけです、すみません)?
かつて、40年前(1960年から70年台にかけて)は日本映画でも映像作家の手でタブーを描くことができました。
今それを表現しようとして頑張っているクリエーターが前者の方々と思いますし、この三浦作品の「夢の城」でも充分なタブーに取り組んでいます。しかし、三浦さんの作家・劇作家として素晴らしいところは、タブー的な状況の空間でエンターテイメントを作り出すところ、しかし、底辺に流れる「むなしさ」や「せつなさ」を毎回、全編通して表現していることは一環しています、そこが「ポツドール」の愛に溢れる芝居と思います。私は観劇して良かったです。