海と日傘
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
二人の愛情と執念と確執
座り芝居が多いため舞台は高目に設置、配慮が行き届いています。そのような中、淡々と、静かに、時間が経過していきました。
ネタバレBOX
出版社の紹介で定時制高校の先生をしながら作家活動を続ける夫が、不治の病で倒れた妻の看病をし、看取る話。
夫は作家志望で、恐らく二人は妻の両親に結婚を反対されたため駆け落ちをした夫婦だと思われます。作家としては地方の文芸誌に載るところまで成功はしていますが、性格的には人付き合いが苦手で全日制高校の先生を長期休養しており生活は苦しい状態が続いています。そして、元々身体の弱かった妻が倒れた当日は、夫が学校でクビを宣言された日でもありました。
編集者や大家さんはいい人でした。三好十郎作『浮標』と同じです。大家さんは溜まった家賃の請求をしませんし、出版社は原稿料は少額でしょうが金払いは良好でした。
不治の病にも拘わらず妻の親族に連絡しなかった夫の行動は、確執があったとしてもいささか不人情でした。
後妻候補に看護師さんを推し、以前の担当の女性編集者だけは絶対嫌だと意思表示をする、死を意識した妻のあざといまでの執念も大したものでした。
ところで、大家さん夫婦が彼女の異変に気づくまでの時間ですが、その前にも台所に行ってかなり時間が経ってから出て来ていましたから、少し早過ぎたように感じました。もう少しだけ間があればと思いました。
いずれにせよ、押さえておくべき作品を観られたことが幸せでした。
【ご来場ありがとうございました】13、ならず【次回公演は夏頃を予定】
ソテツトンネル
新宿眼科画廊(東京都)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/21 (水)公演終了
満足度★★★
60分
短い時間なのですっきりしてましたが、説明文にある彼と彼女をもう少し掘り下げてほしかったので、もっと長くても良かったかなと思いました。
彼の彼女に対する執着が、恋と後悔どっちなんだろうと思いながら見ていましたが、彼の生い立ちを少しでも入れてくれれば、物語の中に入れたかもしれなかったです。
近未来でもあるような、平行世界でもあるような西と東の設定は面白かったです。
設定をうまく使った恋物語した。
赤い羽毛
ぬ企画
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★
ゆらぎ
デカダンスとヴィラネルを対比するためには、その揺らぎが現れる場所をきちっと構築しておく必要がある。その構成が若干弱かった。言い換えれば、物語が進行する舞台の設定をもう少し深く考えるべきであった。時代が混沌としているというのは、どういうことなのか? 価値観が多様化したなどという俗説があるが、本当のことか? 価値が、価値観が、無限に風化したのではなかったか? そこに起こったことは何かを、設定で示すべきであったのだ。たとえば舞台上のガラクタの、置き方を鋭く問うべきである。中心と周縁を舞台美術でも表すべきだった。
演技に関しては、やはり、役者の身体から滲み出るもので勝負して欲しい。蜷川さんではないが、初日までに科白が入っているのは、当然の前提で臨んで欲しい。滲み出る者で勝負するのは、其処から遥か先の課題である。
以上のことが整えば、シナリオの詩的イマージュや聖俗の対比などもずっと効果を持つようになろう。
閨房のアライグマ
“STRAYDOG”
Geki地下Liberty(東京都)
2012/11/10 (土) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★
台詞の瞬発力
無理やり腕を掴まれて引っ張られるような勢いで始まったと思ったら
なんだよこの親子、ボロ泣きしちゃったじゃないか。
ひとつひとつの充実したエピソードが積み重ねられて最後のオチまでハラハラし通し。
キャラの立った登場人物と役者が見事にマッチしている。
歌って踊ってこの構造、森岡利行さんの繰り出す台詞にマジで泣かされた。
ネタバレBOX
桜子の父親サクジロウ(伊藤新)は、昔よくお話を読んで聞かせてくれた。
まるでホラ話のような父の創作物語は、桜子を楽しませ無限に広がっていく。
月日は経って、そのサクジロウが死んだ。
火葬場で、喪服の桜子(森田亜紀)は白装束の亡き父作次郎(中原和宏)と語り合う。
やくざの兄利夫(柴田明良)、中国人と偽装結婚した叔父忠利(酒井健太郎)、
桜子の出自に関わる、交通事故で重い障害を負ったレイコ。
桜子の娘愛美(長澤佑香)がなさぬ仲であることも絡んでドラマチックな
あまりにドラマチックな親子を取り巻く人生が語られる・・・。
舞台上隅の方に長椅子がひとつ、さっぱりしたセットは火葬場である。
白装束の亡き父と語りながら、父の言葉に次第に変化していく桜子の表情が素晴らしい。
最初の淡々とした語り口が、自分の出自や娘との確執に及ぶラスト
愛情が溢れ出して、観ている私たちがいつしか桜子の感情にぴったり寄り添っている。
人情やくざの兄利夫を演じた柴田明良さん、悪者やくざ役の重松隆志さんがはまりすぎ。
Vシネテイストあふれる緊迫したやりとりが素晴らしく迫力があって
これから始まる悲劇へと自然に流れ込んでいく。
障害を負ったレイコ役の住吉真理子さん、あまりのリアルな障害者ぶりに
初め“痛すぎ”の感も覚えたが、もし仮にこれが曖昧な表現だったら
その後の悲劇的なレイコや利夫の行動に説得力が生まれなかっただろう。
どれほど勉強し、工夫しただろうかと思わせる演技だった。
出稼ぎ中国人麗華を演じた桐山玲奈さん、変な日本語が上手くて可笑しい。
単なる物まねでないキャラが立っていて、哀しみと共に存在感が“有馬温泉”。
若き日のサクジロウを演じた伊藤新さん、真面目でひたむきな公務員らしさと
“面白味のない性格”と言われながらも“それでいいじゃないか”と
自分を奮い立たせる孤独な強さが自然に共存していてとてもリアルだった。
この父親がベースにあっての、桜子の思いなのだということが伝わってくる。
亡くなった作次郎を演じた中原和宏さん、その存在感に圧倒されっぱなし。
もう素なんだか役なんだかわからないくらいの歌(上手いのだこれが)が
アングラの香りをぷんぷんさせていい味を出している。
この“歌うオヤジ”がバリバリ関西弁で、
若き日のスマートなサクジロウとすんなり重ならないのが難と言えば難だろうか。
どこかでちょっとリンクさせる台詞があれば、逆にその変遷も面白かったかもしれない。
それにしてもこのホラ親父の言葉は味わい深くていい台詞だなあ。
住吉真理子さんの歌うビートルズの「In my life」(だと思ったけど)が
あんまり素敵でぴったりで、ラストめちゃめちゃ泣けてしまった。
父を喪いたくないという桜子の気持ちが切ない。
当日パンフで作・演出の森岡氏が語っているが、この作品は
いろいろあったけれど20周年を共に迎えたメンバーに喜んでもらおうという
気持ちで書いたのだそうだ。
「自分は劇作家ではなくシナリオライターだから、新作を書くのは辛い」と言うが
ひとつひとつのエピソードが持つ台詞の力が素晴らしい。
台詞の瞬発力とでもいうのだろうか、”キメの台詞”と”自然体の台詞”とが混在している。
桜子が、現実の人々からドラマチックな想像を膨らませていく二重構造も自然だし
何と言ってもそれが亡き父から受け継いだ性格であるということが、
親子の強い絆を表わしている。
桜子が亡き父に語りかける「閨房のアライグマ」のエピソードが
思いがけないイメージから人生を深く洞察していて泣かせる。
こうしてひとつ終わる毎に、私たちはまた毛づくろいして歩き出すのだ。
煉獄アリス
ムシラセ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/19 (月)公演終了
満足度★★★★
なるほどアリス
なるほど確かにアリス。OPアニメほどではないにせよ、登場人物に原典のキャラが反映されていないかと勝手に照合しながら観る楽しさアリ(もちろんそれほど原典に詳しくなくても楽しめるだろうが)。
また、不思議な世界の表すものを明かす前にヒントをちりばめて勘のイイ客には悟らせ優越感を与えるのも巧い。
PADMA vol.3- FAST LANE FINAL -「隔離病棟」
Performance team PADMA
赤坂元気劇場(赤坂GENKI)(東京都)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
3作目のセオリーに則り新機軸を打ち出す
「続編は前作のパターンを踏襲し、3作目で新機軸を打ち出す」というシリーズものの鉄則通り小屋を変えての3回目公演、過去2回の高さを使った見せ方ができない分、メイン、サブの2つのステージに会場を対角線に貫く通路も使い、広さで見せて◎。
それだけでなく女優を1人迎えたこととメンバーの成長(?)により芝居性が少し(笑)増したのもイイ。
次回はどう来るのかな?
ネタバレBOX
神戸嬢を敢えて(劇中で)部外者的な扱いにするのは巧いし、過去2回を幻想としたり、従来のエンディングにストップをかけるなどの趣向は好み。
One
[DISH]プロデュース
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★
劇団ではないらしい
平日という事もあり一番前で観劇させていただきました。ステージがそれなりに広く、劇場も椅子の背もたれがあり、快適に見ることができました。劇中に入るダンスは素敵で楽しめました。もっとダンスを押し出してもよかったかもです。芝居のすじについては??な部分あり。劇団ではないらしいので、演芸場を見る気持ちで観劇するとよいかも。
ネタバレBOX
辛口ですが芝居のすじじたいは良くわかりませんでした。
別にすべてを説明しろ、とはいわないけども、10年後に秘密基地で会うってはなしに突然宇宙人がぶっこまれたり、実は幽霊でしたみたいなはなしがあったり、結婚に反対されている男女の話などが断片的にはいってきて、かなり???ではありました。
せっかく客演の素敵な役者さんなども多く来ているので、この人に芝居させてみたら?と思うところは多数ありました。
印象に残ったのは玄順さん(独特の空気感がよかったです)、飯島さん(後半おもしろかったです)、高橋さん(かわいい)とダンスの方々です。
みなさん別の芝居でみてみたい、という感じでした。
地響き立てて嘘をつく
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了
満足度★★★★
互いを照らし出すふたつの流れ
二つの時間の刻みが舞台にあって、
それぞれの感触がしたたかに描かれ、
一方で他の時間を映えさせる力にもなっていて。
ベースのアイデアはむしろシンプルなもので、
だからこそ、その絡み方やそれぞれの世界に描き出されるものの
鮮やかさが際立っていて。
また、アイデアに寄りかかるだけではなく、
一つずつのシーンに、ベースの発想に負けない表現が
作りこまれているのも良い。
さらに言えば、
骨格をしっかりと持ちつつ、
様々な表現や発想を取り込む間口の広さを持った戯曲でもあり、
作り手の創意を描き込む新しいパレットが、
またひとつ生まれたような感じがしました。
ネタバレBOX
作品の企てを理解するまでに少し時間を要したのは事実。
でも、冒頭から、シーンに観る側を飽きさせない力があって。
命を授かり自意識が生まれる前までが原始時代。
幼年期から思春期、さらには青年期に至るまでの齢のひと刻みが、
歴史の1世紀と置き換えられて、歴史と成長の姿が、
ニュアンスを重ねられ、束ねられて
舞台を満たしていきます。
その仕掛けに気付いた時点から、
舞台で描かれるものに込められた
意味の重複が
わくわくするほどに面白く、
それが一つの年齢や時代にへ垂れることなく、
時代ごとにルーズに重なり膨らんでいく凄さに感嘆し
ぐいぐい惹かれていく。
小学生のころというか平安時代くらいまでは、
発想の面白さを喜んでいただけだったのが、
鎌倉・室町と進んでいくあたりから、
時代のとがり方と思春期の想いや内心のリンクが、
更に研がれて、
単に描き方のアイデアを見せるのではなく、
その半歩内側にある、
時代の進歩や内面の成長を
互いのニュアンスのなかに映し出す
広がりが生まれて。
舞台が進むごとに
舞台の世界も、観る側の視野もぐいぐい広がっていく。
なんというか、表層だけではなく、
その半歩内側のニュアンスも合わせ鏡となって、
だからこそ浮かび上がってくるものが
あるのですよ。
また、その仕掛けが最後まで
へたれたり、尻つぼみになったりせず、
むしろ、重なりのなかにさらに導かれた表現の
高揚感のようなものまでが供されて。
役者たちにも、場を立ち上げる瞬発力と
背負った場を二つの視座どちらにも晒して色を醸し出す
演技の幅があって。
役者がモザイクのように組み上げるこの国と人の歩みが
作り手の表現の手腕や遊び心とともに
不思議にリアルな質感へと変わっていく。
舞台が今に追いつくころには
二つの歩みのどちらの足跡の肌触りも
どこかユーモラスで、鮮やかで、
でも、観る側には二つの俯瞰がくっきりと残って。
さらには、その先のラストシーンにも
その先の未知の質感が織り込まれていて。
終演時には
作り手や演じ手の表現の切り開き方に深く心を奪われておりました。
なにか、ちょっと体験したことのない面白さでありつつ、
単なる発想の秀逸にとどまらないものもありつつ・・。
加えて、これが唯一の完成形ということには収まりきれない、
こののフォーマットのさらなる可能性も感じて。
帰り道、作品を思い返して、
なにか、もう一度わくわくしてしまいました。
cafeシアターD.C.(ダ・カーポ) 【東京公演】
さるしげろっく
ウッディシアター中目黒(東京都)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★
慣れればいける、慣れねばいけん?
カフェを舞台にしたオムニバス形式のお芝居で間にダンスパフォーマンスをやってらっしゃいました。
お芝居は結構ぐいぐいとせまってくるキャラメルボックスなかんじです。
最初ぽっか~んとしてしまったけれど、慣れてくるといけるかな?
つまり、ソース味の演出なのですが、それでも出演者の個々の技量はあるのだろうなあと垣間見えるかんじでした。
パンフレットの挨拶で主宰も「賛否があった」と前回公演を語っていましたが納得。私は彼等のような集団はもう振り切ってとびきり晴れやかな舞台を続けていっていただきたい。
楽園
モダンスイマーズ
ももちパレス(福岡県)
2012/11/27 (火) ~ 2012/11/27 (火)公演終了
満足度★★★★
初観劇。洗練されたかんじだ~
モダンスイマーズ、知っていたけれど一度も観たことがなかったのでこの機会に。
5人芝居というのもあるのかもしれないけれど、魅せたいものが集約されていてよかった。
脚本のソリッドなかんじも好き嫌いあるとおもうけれど私はスキ。
もろもろの演出もさすがというかんじ。
ぼくに炎の戦車を~Bring me my chariot of fire~
梅田芸術劇場
赤坂ACTシアター(東京都)
2012/11/03 (土) ~ 2012/12/01 (土)公演終了
満足度★★★★
サムルノリの音良いな〜
チョン・ウィシンさんの作・演出は初めてでしたが、重いテーマですが、心に残る台詞やべたな笑いのバランスはさすがでした。舞台で活躍の成河さん光っていました。
煉獄アリス
ムシラセ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/19 (月)公演終了
満足度★★★
楽しさとストレスが共存
上演時間1時間40分。ほぼ満席。狙い通りとは思うが、作品が持つじれったさにイライラ。変な言い方だが面白い部分に時間を割きすぎていると思う。
赤い羽毛
ぬ企画
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★
主人公あまり関与しなかった気がする・・
初日観劇でしたが、
正直に白状すると睡魔に襲われて勝てなかった・・・・。
退廃(デカダンス)という意味では表現に成功したから?
と解釈して下さるとよいですが・・・。
急に寒くなったから気を利かせての暖房のせいとも思いたい。
が、やはり作品が合わなかったのではとも思う。
赤い羽根の使い方とかは効果的で面白かったのだが・・・。
-1時間50分-
PADMA vol.3- FAST LANE FINAL -「隔離病棟」
Performance team PADMA
赤坂元気劇場(赤坂GENKI)(東京都)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
知り合いが参加してるマッスルピック思い出しました
マウンテンバイク世界チャンピオン有薗啓剛のコントが凄かった(^^)
MTB売りにしないトコにびっくり。
目の前1m以内で躍動する筋肉パフォーマンスは、
お好きな方には堪え切れないご馳走でしょうね。
(女性客が多いのも頷けます)
-アフタートークも入れて2時間10分でした-
ネタバレBOX
眼前約10cmで止まるMTBの前輪に驚かされました!
会場出るときに出入り口で、本日のコント演目のCOPYいただけました。
地響き立てて嘘をつく
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了
満足度★★★★
アフタートークありの回でした
なかなか楽しめましたが、雑多な感を払拭して欲しかったかな。
<90分>
ネタバレBOX
アフタートーク・・・・・・トークが無く、役者さん提供の私物の抽選会で終了。
う~ん、なんだかなぁ。
(でも伊藤さん提供のマザー1・2(ゲームボーイアドバンス説明書なしですが)と、
女優さん提供の晩酌セットは欲しかったかなぁ(^^)
伊藤さんの、触ると気持ち良さそうな頭に触れてみたかった。
ロールシャッハ
KKP
キャナルシティ劇場(福岡県)
2012/11/10 (土) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
もんくなし、大満足。
いつもながら、小林賢太郎さんの作品は練りに練られており感心させられます。
ネタバレBOX
序盤、久ヶ沢徹さん演じる鉄工所の経営者が”右投げ右打ち”と紹介されているのに左で打っているのを不思議に思っていたのですが、終盤で”こう”持ってきますかという展開へ。
そして、招集された4人の境遇のなどの考えさせられる裏設定もありますが、何ともいえない笑いの構成と映像の構成も見事です。
この中に裏切り者がいますよ
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
ぽんプラザホール(福岡県)
2012/10/31 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
丁度よいおもしろさ。
ツアーを行うとなると美術は押さえ込むのかと思っていたら、しっかりアイデアも盛り込んで作っておられました。
12名のキャラ設定もよく、騒がしいのと、おとぼけと、天然と、のうてんき、など、うまく使い分けています。
からくりサーカス~サーカス編~
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
皆さまの感想です(2日目)
3ステージ終わりました!
たくさんのかたにご来場いただき、嬉しい限りです☆
皆さまよりいただいた感想の一部を紹介いたします!!!
ネタバレBOX
【16日 14時公演】
・シリアスな場面のあいまあいまにクスッとくるのがニクい!
一番好きなフランシーヌ人形のラストをとても感動的に描いていらして、思わず涙が…
しかし、なぜ仮面ライダーネタが多いのか…
これぞプロ、と思わずにはいられない、とても心にくる舞台。 (男性)
・からくりサーカスを舞台でやっているなんて知りませんでした。
思い出して泣けました。
人形を使うシーンなど、舞台ならではの演出でとても楽しめました。 (男性)
・笑いもシリアスも涙もありで、動きがありました。
衣装や舞台転換もよかったです。
大所帯の舞台、久々に見たけど迫力があってよかったです。 (40代 女性)
・長かったですけど、あっという間でした。
これだけの内容でこの値段は安いです。
もう少し大きいところでやっていただいても良いと思います。
・前回の公演を見ていなくても楽しめる内容。
あきさせない演出はどれも迫力があって楽しかったです。 (20代 男性)
・もとが少年マンガだからか、怒涛の展開すぎて…なんかつかれました(笑)
でも要所要所で笑ったりほろっときたり、とても楽しませていただきました。
・ギャグセンスが高すぎて、笑いがたえないおもしろい劇でした。
・からくりサーカスの大ファンだったので、少しのダメなところも許せないという気持ちでした。
でも、大感動でした。
すばらしいサーカスを見せていただきました。
原作とちがう部分もありましたが、それはそれで面白かったです。 (20代 男性)
・アクションは本当に素晴らしいの一言に尽きます。
ダンスやマイムもとってもかっこよかったです。
セリフが聞こえづらくて、原作のセリフを思い出しながらの観劇でした。
アドリブもとってもおもしろい小ネタ満載で、3時間楽しく見れました。 (20代 男性)
・「かべっ!」とか「ナイフのささった木」とか、笑えた。
運動量の多さと物語の良さに圧倒されました。 (40代 女性)
・エネルギッシュで飽きはしなかったが、ストーリーがよくわからない。
セリフが早口で大声で…この舞台はこういう舞台なのかもしれないが、正直、ちょっと疲れた。 (60代 男性)
・アクションが好きで、以前から気になっていたカプセル兵団さんのお芝居をはじめてみに来ました。
とてもすばらしく、感動しました。
個性的だったり、身体能力が高かったり、本当にすごかったです。
また次回も来たいです。 (40代 女性)
地響き立てて嘘をつく
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
壮大だったー
面白かったー。初め面喰ったけど、面白かった。
全部はきっと理解しきれてないけど、なんかすごい面白かった。
元気出た。よくこんなの作れるなあ。
ネタバレBOX
歴史を一人の女性に例えて辿るお話。
1世紀1歳と進んで行く。特に、戦国時代の流れのスピード感が面白い。
【ご来場ありがとうございました。】みきかせプロジェクトvol.4「大吟醸マテリアル」
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
コク味 キレ味
4団体 観ました。
それぞれが、 それぞれで、
また 観てみたいと 思います。
過去の みきかせプロジェクトを観て 知って
観に行った団体も
ありますし、
これからも いろいろな のを 観てみたいです。