
プロミセス・プロミセス
サンライズプロモーション東京
新国立劇場 中劇場(東京都)
2012/12/15 (土) ~ 2012/12/23 (日)公演終了
満足度★★★
ブロードウェイミュージカルらしいミュージカル
17日(中川チャック千秋楽)、22日、23日(千秋楽)の三回観劇しました。
元々はアンサンブルで出演されている俳優さん目当てで観に行ったのですが、華やかな舞台で楽しめました。
ただ、音響の問題なのか台詞部分の音が非常に聞き取りづらく、なにを言っているのかわからないシーンも多々ありました。
22日に観劇した際には少し改善されていたようにも思いますが。
ストーリーはブロードウェイらしく不倫ネタなので、日本人の肌には合わないように感じました。
ですが、実力派キャスト達の華やかな歌、アンサンブルのダンスなど、ショーとして楽しめると思います。

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く
天幕旅団
劇場MOMO(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

埋める日
スポンジ
OFF OFFシアター(東京都)
2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★
舞台セットは良かった
舞台セットは凄く良かった。
リアル。
でもセットがリアルすぎて本当にドラマや実際の出来事を見ている感覚になるから、少しでも演技に違和感があると余計に気になった。

スライダージャック
Big Bang BeerHall Band
千本桜ホール(東京都)
2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★
スタッフワークが難点
少年漫画みたいな話というのが第一印象です。表現したいことは分かるのですが、色々と足りない部分が多い気がします。部分的に良い所は多いと思います。

無垢なもの
ENGISYA THEATER COMPANY
シアター風姿花伝(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★
2012最後の芝居見物
観客席の前方、真ん中部分には、椅子がなく、大きな空間がとられている。
ここで何かあるのかな。
ひょっとしたら、そこで踊る?
いや、踊りはなかったけれども、出退場に頻繁に使われていました。
主役の大村正康さん。怖かったです。
やくざの役で、身体も大きいし。なんか気に食わないことがあるとすぐに暴力的手段に訴えてきそう。
ぼくは通路側に座っていたので、出退場する大村さんが頻繁にすぐ横を通り過ぎる。
ときどき眠くなって、眼を閉じていたときがあったので、そんなときに大村さんが近くを通ると、
「しまったあ、殴られる!」と思ったものです。
舞台上からも睨まれてるような気がして、、、
ま、冷静に考えればそんなことはあり得ないけど。
本編の前に、芝居仕立ての長い前説があって、キャバクラ嬢に扮した女性三人が、客いじりをしてました。
正直いって、本編よりも、こっちの前説のほうが面白かったぐらいで。
本編になると、みなさん、妙に大人しくなって、硬くなってるなあという印象でした。
舞台が遠くに見えました。

「俺とあがさと彬と酒と」第1回公演『ふたりマクベス、マボロシ兄妹、ほか短編』
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★★
凄い熱量を含んでた。(観ばらし公演)
山崎さんが悪い芝居では見せないような作品を新作。
谷さんもかなり役者をしておりました、山崎さんもマクベスを熱演。
演技の迫力というか熱量の方が印象に残る年末舞台でした。
両方、長い台詞を言い続けた主演女優さんもお疲れ様でした。
ポスト秋山奈津子!って(声も声の表情も似てる気がした)
短期間だから出来た舞台なのかもしれません。
助走期間が長いと考え過ぎとか色々芝居の体温が下がっていたかも
風邪をひいてましたが、バラシ終了までなんとか持ちました。
打ち上げだけ参加せず帰りましたが、ばらし参加したみなさん
劇団関係者の方々、お疲れ様でした。
また機会があればバラシしたいです~、特殊技能取得したい

ブレーメンの怪人
ナ・ポリプロピレン
シアター711(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/29 (土)公演終了
満足度★★★★
今年も観劇納めはこれ
年末恒例の公演も、もう5回目。今年も相変わらず面白かった~♪
さすがに上手い役者さんたちが集まっているだけあって安定の面白さです。
昨年からのメンバーの熱演もさることながら、
野口かおる嬢のパワーでステージ上のテンションが上がりまくりでした。
さすが舞台荒らし!
(ちなみに、わたしの中での「ストーリに関係なく、登場しただけで視線が釘付けになってしまう北島マヤてきな壊し屋女優ベスト3」はホチキスの小玉さん、近藤美月さん、野口かおるさんです)
印象的だったのはパラドックス定数での硬派な役とは真逆な生津さんでした。

バナナ学園大大大大大卒業式
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
瞳子スゲェ・・
何が凄いって、最後の最後で遂に本気を出したっぽい
瞳子の、狂ったラジオ体操だかなんだかよく分からん
ぶっ飛んだダンス?と、
それに全くブレずに鬼気迫る表情で喰らいついてくる後ろのバナナ軍団がスゲェ!(笑
つい1週間ほど前まで、
2012年のスペクタクルの極致は
人智を超えた感のあったAMON TOBINのマジカルなライブで決まりだと思っていたけれど、
最後の最後で、
原宿の川村美紀子と王子の瞳子が来た(しかも二人とも身一つで(笑
ふたりとも観てて久々に
『ギャー!』と叫びたくなる位イカしていたしイカれていた(いい意味で
正直バナ学は最初はあんまり乗り気じゃなかったんだけど、
主宰の最後の「死ぬ気」を見届けるのも悪かないかなと思い直してチケットをとった
(別に被害にあったという方のことを忘れたつもりじゃないです、実際に見たわけじゃないけど
・・で、観てやっぱり良かったと思った。
いや、自分は別に舞台芸術が一番偉いと思っていて、
芸術の名の下には上演中のトラブル全てが許されると思っている類の人間では全くない
(勿論バナ学がそうだと言っている訳でもない
つもりではあるし、
「人を傷付けるくらいなら舞台なんか止めろ」と普通に考えるタイプの人間なんですが、
それ以上にバナ学の死ぬ気が凄かったと言えば良いんでしょうか・・?
別に自分の言葉にして書いても何も伝わらないし分からないと思う
(所詮書いた言葉なんてその程度の物です
ただ、あの瞬間あの劇場にいた人には、
目の前の「死ぬ気」が伝わったし、嘘偽りは感じなかったと思う。
横も上も下も後ろも見ない。ただ前(観客)だけを見る。
今この瞬間にすべてをぶつける。
明日死んでもいい。今日燃え尽きる。
眼がそう訴えてるみたいだった。
舞台の存在を信じるというのは、
ぺらい言葉のやり取りでは何も生まれなくても、
目で見て叫び合って、お互いに体温や息遣いを感じとれば、
気持ちが伝わる瞬間があることを信じることなんだと思う。

キャロリング
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2012/12/03 (月) ~ 2012/12/25 (火)公演終了
満足度★★★
久々に泣いた~
有川浩があてがきで書き下ろした贅沢な作品。
キャラメルに限りなく近いけどキャラメルとは違うテイスト。
役名は自分で決めたらしいけど、ももこさんの役名も自分で考えたのかな(笑)
有川先生はよく観てるなぁという印象。
畑中くんは悪役っぽい方が格好いいし、あつをさんは天然な役のほうが魅力的。
成井さんとは違うファン寄りな視線でキャラ設定してくれているのが良かった。
しかし、菅野さんはあれでいいのか(笑)
そしてなんと言っても林貴子ちゃんの少年が秀逸!
ただ、これだけあてがきだと再演難しくない?

眠れない羊
ライズ・プロデュース
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★
イケメンたちを堪能
やっぱりほさかさんのお芝居は面白いなぁ。
キャスティングも幅広く、どういう基準で集められたのか興味があります。
特に無名塾の川村さんが目を引きました。
また、小劇場に出てくれないかしら。
そしてやっぱり廣川さんが凄かった。
座席の関係でラストシーンの廣川さんの表情が全く見えなかったのだけが心残りです。

D51-651
パラドックス定数
上野ストアハウス(東京都)
2012/11/27 (火) ~ 2012/12/02 (日)公演終了
満足度★★★
場内たまに汽車が通過いたします
下山事件をモチーフに事件周辺関係者が描かれている。
リアルに見えてリアルじゃない芝居のつくりに翻弄され、
登場する人たちはそれぞれのやり方で仕事を愛しているんだなぁ、としみじみ。
照明、音響もGJ!
そしてスピンオフ的なあの人の登場にニンマリした。

二人芝居
劇団 東京フェスティバル
OFF OFFシアター(東京都)
2012/11/29 (木) ~ 2012/12/04 (火)公演終了
満足度★★★★
がっぷりがっつりだけど軽やかな大人の芝居
政治の話だけど結末はファンタジー。
だけど、これファンタジーじゃいけないんじゃないかなぁ。
盛り込みすぎずスマートな印象。
暗転の使い方も集中を切れさせず良かったです。
仕事終わりにはこのくらい軽いの(良い意味で)がありがたい。
4年後の再演を楽しみにしています

行方不明
ブラジル
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
観劇
『さよなら また逢う日まで』みたいなハードボイルドを想像していたら
見事に裏切られました(笑)
紀伊國屋ホール、座高円寺と大きめな劇場が続いたので久々に濃密な感じ。
相変わらず舞台の使い方が巧みでした。

エキスポ
ハイリンド
d-倉庫(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
観劇
やっぱり安定のハイリンド、凄く楽しめました。
市井の人たちのそれぞれの人生が愛おしい。
わたしが死んだらいったいどのくらいの人が悲しんでくれるやら・・・。

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/12/09 (日) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
長さを感じさせない楽しさ。
4時間観てまったく疲れないのだからそれだけでもすごいです。二幕、三幕なんて「あれ?もう終わり?」という感じでした。舞台セット、照明、映像効果が綺麗でした。休憩10分は女性には気の毒ですね。

バナナ学園大大大大大卒業式
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了

樹海 -SEA of THE TREE-
ナッポス・ユナイテッド
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2012/10/06 (土) ~ 2012/10/11 (木)公演終了
満足度★★★
不完全燃焼
自分の中でハードルを上げすぎた感あり。
役者の力量は十分だったものの、
今ひとつ終演後の高揚感を得る事が出来なかった。
生ミスターは堪能しましたが、本当にあの役は必要だったのか?
個人的にはもう少しブラッシュアップして
人の内面のみに焦点を絞れば良かったかな、と。
せっかくの濃密な会話劇だったので、
もう少し小さい劇場の方が見応えがあったかも。
シアタートラムあたりで観たいなぁ。
井之上隆志さんは初めて拝見しましたが、凄く魅力的な役者さん。
岡田さんも緩急が利いていて凄く好きでした。
照明、美術も美しかったです。

笑う巨塔
東京セレソンデラックス
道新ホール(北海道)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★
お祭り!
開場して中に入ると売り子さんはナース服。
場内舞台上には宅間さんがいてパンフレットにサインしてくれてました。
当然行列(笑)今回は上演中の飲食もOKだそう。
全体的に祭りっぽい♪
いや~、笑わせてもらいました!
ゴリゴリのシチュエーションコメディ。
笑いの中にもホロリとさせられる場面もあり、
キャスト全員に見せ場があってよく出来てるなぁという感じ。
アドリブで進められてるっぽい場面もあり、まだまだ進化していきそうな予感。

広くてすてきな宇宙じゃないか
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

クライシス百万馬力
ホチキス
シアタートラム(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/16 (日)公演終了
満足度★★★
観劇
エンタメ的に圧倒的に面白かったです♪
広い劇場でもいけますねぇ。
劇団員の安定感はもとより神戸さんがおもしろ~い!
ぬいぐるみハンターで観たときよりも乙女でした。