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ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

TANGRAM

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

ふむむ
漫画を
めぐって
おもいが
だんだんと


展開って
すきだなあ

個々の人も
おもしろいなあ

ギプス不動産

ギプス不動産

あひるなんちゃら

駅前劇場(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

精神衛生上、とても優れた作品
笑うことは日常において精神衛生上、優れた行為です。あひるばんちゃらのお芝居はその点において、優れています。関村さんの醸し出す言葉遊びと根津さんの「間」の雰囲気、今回もはずれませんでした。

「私的妄想bungaku少女」

「私的妄想bungaku少女」

クリタマキ

アトリエ劇研(京都府)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

視覚、嗅覚、触覚、味覚。
苦手なダンスもの。
克服出来たような気がする。

「愛撫」

梶井基次郎の本は未読なので全く内容がわからず見始めた。
繰り返しが心地よくあっという間にクリタマキの世界に引き込まれた。

短い作品でしたが
これが「檸檬」へ導くものだったのだなぁと。

「檸檬」

爆発。
岡本太郎みたいに。

PUNK。
壊れたみたいに。

檸檬を愛撫してるかのようなエロティシズム。
こちらも繰り返し。リフレイン。

一人で、台詞もほとんどない、ソロダンスで観客と対峙する覚悟が感じられ
まるで刀を腰に据えた志士のようなクリタマキさんにあっぱれ。


終演後のクリタマキさんはとても可愛く、ちょっと泣きそうなお顔が印象的でした。




ネタバレBOX

「愛撫」

猫の耳を切符切りで切ってやりたいという梶井の衝動と
自分の手の親指の延長の膨らみを噛みたいというクリタマキさんの衝動。

文章で見るとイタイ(痛い)妄想だったりだけど
動きも表情もコミカルで可愛らしかった。音楽も回転を変えたりして面白いものでした。

「檸檬」

冒頭は暗い照明の中、音もない中
静かだけど力強く。
そして1つの檸檬に出会うと視覚、嗅覚に仰け反り
愛撫のように檸檬を身体に這わせていく。
クリタマキさんはとてもエロチックなコタイである。
触覚。

ついに檸檬をかじって箍が外れたみたいに
PUNK。
味覚。

ごろごろと転がるたくさんの檸檬が生きてるかのようで
クリタマキVS檸檬のようだ。

そして最後は
往年の歌手がマイクを置いて去ったように
1つの檸檬をスポットライトの下に置いて去っていくクリタマキであった。


本、読んでみよう。
そして、ウィークエンドシトロンのケーキを作ろう。

そんな思いが溢れた作品でした。

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

皆様の感想です 【28日ソワレ】
皆様にいただいたアンケートの内容を、一部抜粋してご紹介します!

ネタバレBOX

・世界観をつかむまで少し苦労する作品でしたが、非常に壮大な作品で、これを舞台として表現できることに凄さを感じました。 (男性)

・すごかった! こんなにでっかい舞台ははじめてみました!! スケールでかーい!! 迫力ハンパナイ! アニメを見ているみたいでした。 口あけてみちゃいました。 満足!!  (20代 女性)

・カプセル兵団、好きなんですけどね… おもしろかったのですが、さすがにちょっと台詞トチリが激しすぎて、いくた初日とはいえ、今回ばかりはちょっと残念でした。 次回のカプセル兵団、期待しています!! (女性)

・ビジュアルイマジネーション演出を知りたいと思い、観に来ました。
 アニメや特撮やCGで表現される内容を舞台上で演技と照明と音響で表現していて、目に浮かんでくるのが驚きました。 (男性)

・すごくよかったです。
 初めてカプセル兵団さんの舞台を観劇させていただきました。
 構成もすごくよくて、役者さん一人ひとりが生き生きとお芝居をしているように感じられました。
 ストーリーの展開がはやく、2時間ちょっとあきずに、むしろ見入ってしまいました。
 独特の世界観、すごく好きになりました。 (男性)

・舞台なのに3D映像みたいですてきでした!
 役者さんたちの体が本物の戦闘機に見えて迫力があったし、臨場感たっぷりで入り込めました。 (20代 女性)
逆鱗に触れるまでの細くて長い道《真昼間の章》《真夜中の章》

逆鱗に触れるまでの細くて長い道《真昼間の章》《真夜中の章》

Cui?

STスポット(神奈川県)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

《真夜中の章》観劇
詩の機関銃が炸裂しました。

ネタバレBOX

夕方6時過ぎの東海道線って凄いですね。STに向かう下り電車はぎゅうぎゅう詰めで、こりゃ痴漢事件もしくは痴漢冤罪事件が起こるかもしれないなと思いました。で、観たのは痴漢の方ではなく切り裂き魔の方でしたが、夜の部が痴漢の方が身につまされてピンとくるような気もしました。

喧嘩を吹っ掛けるためにおばさん攻撃をしたり、追いかけてきた夫がゲロを吐いたりしたシーンは受けました。一両目の連結器付近という場所、嫌なことは重なるもので、どこかで人身事故が起きて電車が止まったりする絶妙さに笑いました。実行者、見学者、目撃者でしたか、この区分けの仕方に目新しさを覚えました。

全体としては、演劇入門で言うところの高音を張り上げる学生演劇の部類でしょうか。台詞は大きな音楽と被ってよく聞き取れませんでした。最初はよく聞こえないことが不満でしたが、ストーリー自体起承転結がさほどあるわけでもなく、リング上で行われる詩のバトルのようなものだったので、終いには機関銃のように詩を撃ち続けることを重要視しているのだと思い、それはそれで新鮮に感じました。
逆鱗に触れるまでの細くて長い道《真昼間の章》《真夜中の章》

逆鱗に触れるまでの細くて長い道《真昼間の章》《真夜中の章》

Cui?

STスポット(神奈川県)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

叫ぶ詩人の会・LIVE感・照明
《真夜中の章》を鑑賞。

「汚染蟹 - 叫ぶ詩人の会」、ライブハウス、アルコール、オールスタンディング、といったイメージかな。リズムに合わせて、体を揺らしながら観劇してました。

終始高めの音響が鳴り響く中セリフを叫ぶ、演じ続ける!!
セリフが聞き取りづらかったので・・・。

つか版・忠臣蔵-スカイツリー篇 Returns-」

つか版・忠臣蔵-スカイツリー篇 Returns-」

劇団扉座

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2013/02/19 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネタばれ
完全ネタばれ

ネタバレBOX

【つか版・忠臣蔵 スカイツリー篇】を観劇。

故・つかこうへいの忠臣蔵を基にした横内謙介のオリジナル戯曲である。
今作は故・つかこうへいにオマージュを捧げた舞台である。

近松門左衛門は、自分の書いた筋書き通りに男女を心中させ、それで芝居を作り、世間の評判を取ってしまう酷い劇作家である。
そんな近松の新作は、無名な作家を使って何かを企んでいるのである。それは江戸城で起きた浅野内匠頭と吉良上野介との間に起きた切腹事件を利用して、赤穂浪士を打ち入りさせる筋書きである。近松の筋書きに上手く乗せられた赤穂浪士は、企みとは知らずにせっせと打ち入りの準備に余念がない。そしてそれと同時進行で、芝居の準備も着々と進んで行く。そして遂に近松の狙い通りに赤穂浪士の打ち入りの日が近づいて行くのだが・・・・。

今作はのっけから【熱海殺人事件】のオープニングをそっくりそのまま使い、観客は思わずのけ反ってしまう。そして要所要所に【熱海殺人事件】の台詞やシーンを引用し、音楽まで同じである。更に今回の最大の楽しみである、つかこうへいの常連俳優・山本亨、武田義晴を筆頭に、長セリフと早口の連射攻撃で攻め込んできて、ファンを唸らせてしまうのである。これじゃつかこうへいの真似じゃん?と言われそうだが、実は描く根幹が違うのである。つかこうへいは人を描く際に、人間の優しさと残酷さを暴力的に紙一重の差で描いていて、観客はそこにカタルシスを感じるのだが、横内謙介は物語の綿密さでカタルシスを感じさせてくるのである。それはスーパー歌舞伎シリーズでも感じた事だが、観終わった後の観客の心の振り幅が違うのである。所謂、観劇中は完全に虚構の世界に連れて行ってくれるのである。演劇は観ている最中が一番楽しいのか?観終わった後なのか?と投げかけているようでもある。だから今作はタイトルから分かるように、スカイツリーから徒歩10分のすみだパークスタジオで観劇した後に、闇夜に浮かぶスカイツリーが、突然幻想的に見えてしまうという計算された演出に更に驚くのである。

今作は必見!


夜光星ディスコルーム

夜光星ディスコルーム

エムキチビート

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★

動く動く
人もセットも映像も・・・(笑)

初めて拝見する劇団でしたが残念ながら今まで観たモノの焼き直しみたいに見えました。物語に無理があるので、見ていて??となったり感情移入が出来なかったり・・・

そういった意味ではもっとシンプルな演出が向いているように感じました。余計なことが多かったように思います。

ネタバレBOX

幽霊設定とか、ちょっと痛い感じですね。

あのセットもこのサイズの劇場にはちょっと合っていないですね、もっと広く使えたらいいのに「動かしてみました〜」のが無駄に感じ、ちょっと稽古不足なのか動かしている感じもちょっとぎこちなかったです。
流刑の島-ABASHIRI-

流刑の島-ABASHIRI-

平熱43度

萬劇場(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

暑いアバシリ
めまぐるしく展開される場面、チャンバラアクションの凄さには圧倒されました。
現代風の着物、ちとせさんの衣装すてき、看守役の衣装の渋さ、それぞれ特徴のある衣装は見所のひとつ。丁寧に作られているみたい。
途中、途中でのギャグがたまらないですね。あきさせないストーリー。とんでもない結末で、なかなかですね。
若手芸人の熱い熱い演技に感謝感激。

「隠し剣鬼ノ爪」「盲目剣谺返し」

「隠し剣鬼ノ爪」「盲目剣谺返し」

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/02/23 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

盲目剣谺返し 観劇
キャラメルの侍もの,ホント久々に観た。上川,近江谷,今井がいた頃は欠かさず観に行っていたものだが・・・。でも,さすがにキャラメル,坂口,岡田,大内はもちろん,若手のメンバーも上手くて,さすがに質の高い芝居を見せてくれた。藤沢周平の本はこの芝居の原作を含めて全く読んだことはなかったが,この雰囲気を堪能するために,本も読みたいと思うほど。舞台設定,音響,スタッフの応対を含めて(料金はちょっとお高めなのだが),満足の観劇だった。ところで,ほぼ前説に西川が出ていた。やはりまだまだ病気の影響があるのだろう。西川の芝居はホント好きなので,舞台で観れるのを心から期待して待っていたい。がんばれ!西川。

流刑の島-ABASHIRI-

流刑の島-ABASHIRI-

平熱43度

萬劇場(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

熱い舞台
平熱43度と言う劇団らしく熱い舞台でした。次々と展開されるストーリーと立ち回りは圧巻ですが、セリフひとつひとつをもっと大事にすることで面白さが倍増することでしょう。

ルル

ルル

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台上に
舞台上に設営された客席と舞台。それだけでもうわくわく。演劇は世界共通!というかイヤホンガイドも付いていてセリフも多くないので、すんなりと楽しみました。ルルの魅力がムンムン。すごいわぁ。

ルル

ルル

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

魅力的な役者達
ステージ上に設けられた、17世紀のヨーロッパの公開解剖学講義の客席を思わせるU字型の客席に囲まれた細長い空間で、身体的な存在感の強い役者達の演技が繰り広げられ、一部アングラ的な部分はあるものの、基本的には奇を衒わないストレートな作品でした。

イヤホンガイドによる通訳が用意されていましたが、イヤホンをすると普段聞くことのないルーマニア語の響きや、生演奏の音楽の魅力が損なわれるように思われ、芝居のテンションやリズム感とのズレも感じられたので、最初の数分以降はガイドなしで観ましたが、ベルク作曲のオペラ版『ルル』で内容は知っていたので、台詞が分からなくても演技を観ているだけで十分楽しめました。

小悪魔的な魅力で男達をたぶらかすルルが悲惨な死を迎えるという官能的で退廃的な物語にスラップスティックな演出が施されていて、笑える場面が多くあったのが意外でした。
1幕と2幕でストーリーや小道具等、色々な要素がシンメトリックに対応していて、それを象徴するかのように鏡を多用していたのが印象的でした。
上半身裸や下着姿等、露出の多いエロティックな雰囲気が濃厚でしたが、セックスシーンは直接描かずに見立てを用いることが多く、ユーモアが感じられました。

主人公のルルを演じたオフェリア・ポピさんは多様な表情と声色で男達を引き寄せては突き放す姿が魅力的で、まさに「ファム・ファタール」といった感じでした。
他の役者達も極端に太っていたり長身だったりと独特な外見や佇まいで、見世物小屋的な雰囲気があり、印象的でした。

ヴァイオリン、チェロ、ピアノによる演奏はあまり生演奏である必要性が感じられず、曲数が少なくて同じ曲が変奏もされずに何度も使われていたのも残念に思いました。

空気正常

空気正常

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★★

いい作品です
多少説明不足を感じるけど、なんとも得体の知れない不安定な世界はハマっちゃいますね。

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

TANGRAM

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

くぅ~たまらん!
劇中でも触れていたが、これは正しく編集部をメインにした「バクマン。」の世界である。マンガ作りに情熱を注ぐ人達の熱い話。もーたまりませんな。ぐぐーっとのめり込んでしまいました。やっぱり一所懸命仕事をする人は美しい。ちょっとオーバー気味だけど、菊池美里さんの存在感はいいなー。

focus#3 円

focus#3 円

箱庭円舞曲

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★

役者力
苦手な感じで始まったものの中盤からはわりと楽しめた。
序盤は笑わせるシーンで引いてたのもあるが、それ以上に
「滑稽ゆえに怖い」ような場面でわりと笑いが起きていてとても温度差が...。

様々にリンクする短篇集で役者の気持ちの対応が難しそうだった。
役者力のとても高い作品。
内容的には典型的な小劇場芝居といった感じで…理屈っぽさが
前に出て正直ちょっと面倒くさい。好きな人は好きだろうけど。

玉置玲央が不思議と美しいような魅力だった。
もうひとり、失礼な新人OL(?)を演じていた方に惹かれた。
北川未来さんかな?

空気正常

空気正常

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★★

バランス良い
面白さと馬鹿らしさと少しのリアル。バランスが良く面白かったです
ただ、いろんな要素を詰め込みすぎな気も。
もう少し、要素を少なくしても十分楽しめそうです。
もっと大きな劇場で観てみたいです

ブルーアップル【終演しました!】

ブルーアップル【終演しました!】

X-QUEST

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

怒濤という激しさでした
他の方達が書かれてるように、動きのダイナミックさは一級品でした。もっと大きい劇場でないと活かせないようにも感じた。話がラストにつれ難しく、理解しにくさといったものもあり、演劇というよりもエンターテイメントのパフォーマンスショーだと思います。迫力に飲み込まれる公演。以下

ネタバレBOX

観てて危なっかしくもしっかり仕事を熟す、そんな入り乱れの動きでした。クローサーの方々は、ダンスがメインではないんでしょうか。並みの役者であの動きは無理だと思います。ちゃんと観察しています。特に火の塩崎さんは動きが圧巻でした。勉強になり、ずっと見てました。素早くダイナミックで、時に柔らかく繊細で、凄まじかった。
芝居そのものは、面白い箇所もありつつ、ちょっと練り込みが足りず。大方は解るのですが、細かいところまで理解が追いつかずでした。お客さん達のウケは凄かったけど、博士の手術の噛むところは、何度もし過ぎて本当に言えないのか疑問に感じたり、真面目なシーンでやられても覚めてしまって残念です。話のシンプルに比率を調整、くどさも程々で個人的に5が普通に思える内容でした。役者の「動」の可能性を感じる作品でした。あんな風に動けるようになりたいな。面白かったです。
あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

灰とか降らせると何かキレイに見える
性的な描写のやるにしても何かしろストーリーがあると思う。そういう性的なものは、それをやるに至る経緯がある。
舞台上でそういうことをやると見てる客には少なからず衝撃(羞恥心に近いもの)があるけど、その衝撃はストーリー上で必要性があって深みを与える、というかよりリアルなものを見せる為にやるのだと思う。
要はそれだけ伝えたいメッセージを観客に運ぶ為にやっているのだと個人的に思っている。
単なるお飾りにしても性描写は重い。普通の舞台にちらっと出てきただけでも。

それが今回はひたすらSMプレイして、これは愛?そう、愛ですの繰り返しで見てる側としては愛の確認してるのか?と思う。
愛なんてどこにも見当たらない。
キチガイメンヘラしかいなかった。

こういう愛の形もある、みたいなことを言いたいんだかなんだかわからないけど。

単純にセックスにSMプレイに調教に、男役者脱ぐ、女役者はブラ、拘束される、ゲボる、ストーカー、殺す、人間の見るに耐えない様だけをひたすら見せて、それに伴うそれだけのストーリーが何もなく、キャラクター同士も特にお話の中で繋がりなく(ただのキャラ上の設定があるだけ)、一方こっちはヤッてますみたいなシーン展開。


昔は性描写は隠されていた。まじで交わる前に暗転とか、核心部は見せないよ流石にっていう姿勢が、今時は結構普通に見せるようになってきた。完全に二人絡まってますけど何か?みたいな姿勢で、それはそういうのを見せることも含めてこの舞台全体の芸術性に関わることだから見せてるんだみたいな、羞恥心をものともしない確固たる意味の元でやってるわけじゃないか、多分。
だから今日、そういう主張を受け入れて性描写がある程度許されてきたと思っている個人的に。
その風潮に託けてただただヤるのは演劇ではない。
そういうのを単なるインパクトのお飾りとして舞台に入れ込んだならもっと中身のある話が必要だ。

今回のはストーリーがないから劇場内でSMプレイを見せてるだけだった。演劇詐欺という新手の犯罪だと思った。

最近は何しても演劇で括れるからあかん。

消失・ from メガロポリ子

消失・ from メガロポリ子

mimimal

新宿眼科画廊(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

プレビュー公演
プレビュー公演観させていただきました。
役者のみなさんとの距離が近くてびっくりしたと同時に、細かい表情まで見ることができてよかったです。主役?の女性がかわいかったです。

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