満足度★★★★
視覚、嗅覚、触覚、味覚。
苦手なダンスもの。
克服出来たような気がする。
「愛撫」
梶井基次郎の本は未読なので全く内容がわからず見始めた。
繰り返しが心地よくあっという間にクリタマキの世界に引き込まれた。
短い作品でしたが
これが「檸檬」へ導くものだったのだなぁと。
「檸檬」
爆発。
岡本太郎みたいに。
PUNK。
壊れたみたいに。
檸檬を愛撫してるかのようなエロティシズム。
こちらも繰り返し。リフレイン。
一人で、台詞もほとんどない、ソロダンスで観客と対峙する覚悟が感じられ
まるで刀を腰に据えた志士のようなクリタマキさんにあっぱれ。
終演後のクリタマキさんはとても可愛く、ちょっと泣きそうなお顔が印象的でした。