最新の観てきた!クチコミ一覧

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Beyond Tradition

Beyond Tradition

筑波大学ダンス部

THEATRE1010(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題640(13-065)
17:10会場(11階)着、メールで確認したら17:30受付という回答でしたがもうずいぶん(20人くらい)並んでいて、どんどん増える。17:30ロビー開場、17:36開場、みなさん、やや前方〜後方に座っていらっしゃる、ここは初めて、10階は「テへランで〜」をみました。筑波大学の公演も初めてです。

創部58年、50周年記念公演で大盛況、立ち見もでたようです。18:01「上を向いて歩こう」のメロディが流れ、正面奥に映像、3部構成(間に10分の休憩)~18:39/18:47~19:29/19:39~20:22終演。

振り付け、音楽、照明、もちろんダンサーのみなさん(高校生も!)、え~っとナビゲーター、すべてが新鮮。

スピード、安定感、身体能力、表現力...どれをとっても高度で、エンターテインメント要素も十分。

※先にも書いたように、申し込み時に受付時間を尋ねたら「17:30から」ということだった。少し前に11Fへ上がるとかなり並んでいる。どこが受付かわからず訊くがあまり丁寧な対応とは思えなかった。手前は関係者(?)、受付済みの方の列(4人ずつ)の向こう側に、当日、予約済み、と分かれていた。案内スタッフが数名いるものの、来客者の様子をみながら声をかけ誘導してはいなかった。他の大学はこうではなかった。

音楽家のベートーベン

音楽家のベートーベン

ダックスープ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/14 (木) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

かなり素晴らしい!
素晴らしい独自の世界を持つ演劇でした。笑わせてもらいました。

かっぽれ!〜春〜

かっぽれ!〜春〜

green flowers

テアトルBONBON(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

桜も一門も満開!
いい~ですねえ、思いやる気持ち、押し付けない心遣い、みんながみんなを
思いやる、悲しいかな、死語になりつつある人情豊かな日常。観てるうちに前回のあらすじが蘇ってきました。師匠も門弟達も大好き!次回も楽しみ。

ニートミーツガール

ニートミーツガール

麻生夢想

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

ラブコメ&アクション
自分が二十歳だった頃を思い出しながら観劇(かなり遠い過去となりつつあるけど‥)。

舞台の世界観にどっぷり浸れれば楽しめると思います。

客入れ時に、舞台上で「恋愛シュミレーション」に没頭する主人公のニートっぷりが面白いので、観るなら早めに行ったほうが良いと思います。

ネタバレBOX

スケールの小さな世界(室内のシーン)と、巨大な悪と闘うスケールの大きな世界との対比がもっと明確に出せれば良かったかなと感じました。

あと全体的にテンポがややまったり気味なので、もっとメリハリが欲しかったです。
TOKUGAWA15

TOKUGAWA15

タンバリンステージ

ザ・ポケット(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです
徳川との関連はわかりませんでしたが、面白かったしジーンとくる場面もありました。

一方向

一方向

OM-2

日暮里サニーホール(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

ほぼ
ほぼ予測不可能。笑。 始めはどうなってしまうのかと思いましたが、質の高いパフォーマンス?現代舞踊?でした。 これだけのものを作り上げるのは普通にすごいと思いました。 イメージのコラージュ?現代美術的世界観?とでもいうのでしょうか。 途中、ちょっと怖かったです。。物理的な意味で。笑。


音楽家のベートーベン

音楽家のベートーベン

ダックスープ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/14 (木) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

満足度★★★

ブルー&スカイにやられた。
見る前は、ベートーベンをめぐるシリアスなドラマだと思っていたけど、結局は、コメディタッチでまるで喜劇のような作品になって、作者のブルー&スカイにやられたという感じでしたね。

アホとロマンの皮袋

アホとロマンの皮袋

ソウルプレイングファクトリー

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/22 (土)公演終了

満足度★★★★★

コタツのある部屋の「うちゅう」
大駱駝艦を円満退艦した、ダンサー向雲太郎。
独立後、初めてのソロ公演。

公演も終わったので、以下ネタバレで。

ネタバレBOX

公演も終わったので、以下ネタバレで。

向雲太郎ソロ公演。

舞台は自室のコタツで寝ている男から始まります。
ジャンキーか酔っぱらいか、奇妙な「をどり」が続きます。

男は部屋の鏡を見ながら、全身白塗りを始めます。舞踏ダンサーの誕生。

ダンサーになるということは、ある決意を持って、境界を越えていく、ということでしょうか。「コタツ世界」からの旅立ち

をどる、をどる・・やがてガイコツの世界へ。

観客はコタツ世界から、シームレスで旅のお供をしています。いつの間にか違う場所に連れてこられています。奇妙な別世界に来ている事に、突然気づきます。その瞬間、観客はゾッとします。・・それは恐怖か快感か。

コタツ、布団は得体の知れない別のものに変身しています。それは男のパートナーになり「をどり」ます。

をどり、は終わり、男はポンズコールドクリームで白塗りを落とします。
帰ってきた事が舞台装置の動きによる合図で知らされます。「コタツ世界」への帰還。
事を終えた男が踊ります。その「をどり」は、今までとは違うものになっています。

・・男と一緒に旅をした観客も、ようやく別の世界から帰ってきた、という感覚をおぼえます。
TOKUGAWA15

TOKUGAWA15

タンバリンステージ

ザ・ポケット(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い意味でのアイドル舞台
ボクラさん達が客演されるとツイッターで知りチケット購入。前知識なし、タイトルについても当初「徳川幕府の歴史とか徳川15代目将軍とかの話?」ぐらいの想像のみ。当日劇場前に行ってアイドルのブロマイド売ってたり、パンフレット表紙がアイドルっぽい3人組(誰かは知らない)などで「やばい!先週に続いて今週もアイドル舞台(ファンが観に来る事を前提にファンだけを喜ばせる為にアイドル達が悪ふざけのようなコント、アドリブなどしまくって、はっきりいって舞台と言っていいのか迷うもの。ファン以外は完全置いてかれる)か!また地獄の2時間を過ごすのか!」とちょっとドキドキ。ビラを読むと現代劇である事などが判明。

で、実際舞台を観劇した結論として「とても面白かった」「(有名な歴女タレントさんが原作に関わっているらしく歴史を知ってると更に楽しめる設定がいろいろ隠されていると思うが)知らない僕でも十分笑える歴史ネタが沢山仕込まれていた」「舞台上の十数人がそれぞれ個性、キャラが立っていた」「本筋を演じながら、時にその横でサイドストーリー的な話を演じ、という個々人、グループそれぞれの芝居が単なる平舞台にしてはうまく展開していて混乱せずに観れた」。で、そこにプラスでアイドルの歌(これも脚本の流れにうまく入れていた)、当日のゲストトーク(これだけ劇をぶった切っていた感はあるが・・・)と、色々盛りだくさん。

自分の中で最初(失敗したかと思い込んで)かなりハードルが下がっていた事を入れて考えると、終わってみたらホントに得したなあ、という気分になれる舞台だった。

あと原作?を読んでる人とかにはもうバレバレなんだろうけど、これらの「メンバーのつながり」について、総理がふと漏らした一言や最後に秘書にかけるセリフなど、観客に対していくつかのヒントは与えつつ、それを単に説明してしまわない(今までのヒントでみんな分かるよね?という)締め方が、「うまくいった」良い例だと思う。?もしかしたらパンフ読んだら全部ネタバレされてるのかな?(原作本にはされてるらしいけど)

ネタバレBOX

今日チケットを見たら小川麻琴さん(元モー娘。?)の名前が。「まあこの人はラジオで小西克幸さん(劇団ヘロヘロQカムパニー)と舞台トークしてるぐらいだから大丈夫か」と思いつつ劇場へ行ったらブロマイド販売、パンフ表紙のアイドル風3人組、風男塾その他自分は知らないアイドル(らしき人達)の名前が沢山。

はっきりいって自分にとっての地雷である「アイドル舞台、アイドル芝居を踏んでしまったか!?」と始まる前にかなりのショックを受けていました。

席も舞台最前列ともう舞台セットが目と鼻の先にあるような状態で、これから自分だけ置いてけぼりでアイドル達のキャッキャウフフとそれに応じるファン大喜びの空間が2時間も展開するとなると「これはもう地獄だな」「寝るしかないか」など色々考えてしまいました。




いざ舞台が開演して、女総理と秘書、そして部屋を貸す家主の3人の登場から、「開かれた政治」という名目で集めれた一般市民10数人(実は別の理由で集められた)の登場まで、ここまでの流れについて「みんな(アイドルらしき方々含め)ちゃんと芝居してる、っていうかかなり本気の芝居してる」といい方で驚きました。


集められたメンバーは仕事から何からが様々の本当に個性的な人ばかり。メンバーそれぞれから女総理に話が振られて、「開かれた政治」の為に女総理がそれに真面目に答えていく、という形でお話が進みます。

それぞれのメンバーが持っている背景や想いが時にぶつかりあい、中にはみんなを無視して絵を描き続けたり(これが最終的にちゃんと本舞台と関わるのですが)、存在感がなくみんなから空気のように扱われる人まで(これは本当にそういうネタで終わった模様?)、といった話がコメディ調に展開していくですが(その会話の中でいろいろな史実をもじったジョークネタが投入されて
笑いをとっていく事多数)、ここでいきなり劇団の脚本家(脚本のラストが書けず悩んでいる)を名乗る男が「総理、あなたの旦那さんの死について聞かせてください!」と。


ここまで説明のなかった女総理の過去(占い師であった事)、旦那が自分の(車に轢かれて死ぬという)予言の話がマスコミで取り上げられた後に本当に轢かれて死んだ事(これによって再び有名になった事)、占い師である事を悪用して悪徳商法を行ったと訴えられた事(後でこれは誤解であると説明されます)、などの背景設定が一気に追加されてきます(このタイミングではちょっと無理のある部分も感じましたが、結局この設定がこの舞台のタイトルであり締め方に関わった、という意味ではどうしても必要な設定だったのでしょう)。


※ここで思ったのですが、徳川家康から始まる江戸時代の歴史を知っていると、序盤から終盤までの色々な「少し無理があるかも?」や「??」など疑問に思った部分について、実は何かの史実ネタとかけていた、のかも知れません。自分は不勉強なので分かりませんでしたが・・・


その後、大家に「これはアイドルのオーディションである」と騙して部屋を借りていた事から大家が「ぜひこの娘らをアイドルに!」と連れてきた田舎娘3人に対して、「本物のアイドルっていうのは本当にすごいんだ、そんな簡単なものじゃないんだ」と諦めさせる為に、(自分は知らないけど)モー娘。3人組の歌が入ったり(この辺は序盤の伏線とうまくつなげていたので、アイドルが歌う=舞台の流れを切ってしまう、という事にならず、うまくつなげたものだなあ、と感心しました)。


女総理が本当に「未来を見通す力がある」と証明しようと集めたメンバー各人を「見て」いく中で浮気ネタや過去の火災ネタ、劇団仲間ネタなど色々なネタが入ってきます。


物語もそろそろ終盤なのかな?という所でいきなり女子高生が劇中何度も出てきた史実をもじったジョークネタを単独で連発するようになり、「終盤になってなんでまくしたててるようにネタを連投するんだ?折角の流れが壊れちゃう」とちょっとその行為は心配になりましたが、その後もちゃんと話が続いていました(とにかくネタ全部出してしまえ、という意味だったのならかなり幻滅した所ですが・・・)。


そして、それまで家の壁にまで絵を描き続けていた女子の描いた絵がいつのまにか(舞台進行中に)立派な江戸時代の風景画になっていたり(上手下手はともかくよく描けていたと思います、こういう形で舞台に参加する流れだったのか、初めての演出方法だったので感心しました)。


で、終盤バイク便(ゲストアイドル)が来て、アイドル仲間とゲストトーク(ここは完全に舞台が切れた感じがしたので自分はちょっと・・・でしたが)した後、バイク便で届けられた内容を見ると女総理の健康診断結果で「胃ガン」が発見され、長期政権を睨むどころか退陣を余儀なくされる事が発覚するという・・・


と、ちょっと無理やりな感もありますが、話が泣きに入ってきます。


ここで劇団の脚本家の為に「舞台のラストをみんなで演じて決めさせてあげよう」と全員で徳川家康の最後についての演技を始めます(多分徳川家康の最後と女総理の長期政権の終わりをかけたのかな?すいません、自分はそこがよく分かりませんでした)。


で、最後に女総理がメンバを全員見送って終わるのですが、劇中総理が「皆さんに”また”会えて良かった」と言っていた事について(それについては劇中(見落としがなければ)その他の場面では触れていなかったはず)、最後の最後で秘書(天海(あまみ))に「もう少し早くお前に出会えていれば、天海(てんかい)」と言って終わる所がいわゆる徳川家康の最後と天海僧正の無念を表していたのかなあ、そして、それまでの会話劇や名前?も含めて、
集められたメンバーは全員徳川15代までの将軍の生まれ変わり+天海僧正である、(女総理はその不思議な力ゆえそれが分かって全員を集めた)という意味だったのでしょうね。

この辺の裏設定について(パンフなどに書いてあるのかも知れませんが)舞台中では多くを語らず、「ヒントは全部与えたからもう答えは分かるよね?」と観客に投げかける形でうまく終わらせたのかな、と感じました(違ったらごめんなさい)。


・アイドル芝居だからアイドルは歌うのが当然、というやり方
・設定にちょっと無理が感じられる所も
・ゲストトークは必要だったのか?(ファン以外にとっては不要)
など、気になる点もあったのですが、芝居自体の回し方や終わり方の妙、劇中で風景画を仕上げる、など脚本から個々の役者の上手さ、挑戦を感じる部分なども多く自分としては「かなりいいお話だったなあ(もう少し歴史勉強しとけば良かったかな)」と思いました。

なので、マイナス所もあるにはあるのですが「全体を通して非常に楽しめた」
という意味で☆5つ。
脚本家の方もうまいですが、この原作者の方(舞台にも登場されている
歴女にして歴女タレントさん?)もダジャレから設定からよく仕込むものだ、
と感心してしまいます。

出演者(アイドルの方)自体のファンだったら☆6つ、7つ超えてしまう出来なのでは?
かっぽれ!〜春〜

かっぽれ!〜春〜

green flowers

テアトルBONBON(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題639(13-064)
14:00の回(曇、寒くはない)13:15受付、13:28開場、前2列がパイプ椅子。4作目になりました。広い和室が懐かしい。13:58太鼓がデンデン、14:04笛と太鼓、14:05ようやく落語が…前説を兼ねて(105分)〜15:34終演。当パンに「相関図」があり復習しましたが…もう「かっぽれ!3(9月)」の告知が載っています。自然と笑い、拍手がおきる、人の暖かさが伝わってくるお芝居でした。

かっぽれ!〜春〜

かっぽれ!〜春〜

green flowers

テアトルBONBON(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった
温泉旅館に集まった落語家・今今亭一門の悲喜こもごもハチャメチャ人間模様を描いた「かっぽれ」の続編にあたる滑稽青春群像劇「かっぽれ!春」!
自分は初見でしたが本当に楽しかった!

ネタバレBOX

師匠を演じた山崎健二の演技力が特に素晴らしかったです。勿論、他のキャストたちの演技力にも感心した舞台でしたが、要所要所に笑いが散りばめてあり、全体的に落語を題材に芝居として立ち上げる構成力も見事でした。

落語の世界を殆ど知らない自分でも芸の世界の厳しさを垣間見ることができました。

演出、衣装、照明も舞台に合っていました。またスタッフワークも丁寧で素晴らしい舞台でした。

「とくべつ」 第3話 あなたとくべつ

「とくべつ」 第3話 あなたとくべつ

PaingSoe<パインソー>

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★★

面白い!
今回初めてパインソーさんの演劇を観ました!
今まで色々な演劇を観ていますが、その中でも1、2を争うくらい笑いました( *`ω´)
とても面白かったです!
今回初めて演劇を観る友人と行きましたが、観終わったあとは2人で演劇の話で盛り上がりました。今回第1話ということで、ぜひ次回も観たい!と思えるような内容でした☆

ネタバレBOX

役者さんの服の色やプロジェクションマッピングのような演出が、とても良かったです!
ビジュアル的にもとても楽しめました(o^^o)
BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

ABCホール (大阪府)

2013/03/15 (金) ~ 2013/03/18 (月)公演終了

満足度★★★

2回目
田舎の侍が良かったものだから
発売と同時に2日分のチケットを購入。

前日に観た感想が…
なんか物足りない…うーん…と思ったから少し憂鬱気味に会場へ向かった。

この作品、鹿殺しさんを好きな方には大変申し訳ないのですが
そんな気分でした。

でも、まぁ、音楽とかは好きだし楽しもう♪と思ったし
座席も違うから違う角度から観れるかも!とも。

で、なかなか前日よりも楽しめました。

ネタバレBOX

1度観ているからストーリーは頭に入ってるし
余裕があったので色んな所を見ていた。

最初の曲は好きだしダンスもすごい。
ホーンセクションの生音も良い。
出演者も多いし段取りたくさんで見せ方も面白味がある。
皆さん汗だくで熱く演じてる。

心太やしゅうじ、ホセ、王将仮面やらキャラクターたちも面白くて
愛嬌あるから好きなんだけど。


やっぱりタエの生き方に共感出来ないのが不満なのかなぁ。

歌とダンスと笑いのエンターテイメントとしては楽しめるのだけど
大事な何かが足りないと思ってしまった。



次回の作品に期待したいと思います。


キャッチャーインザ闇

キャッチャーインザ闇

悪い芝居

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

満足度★★★★

芝居は堪能しましたが
前回の観劇では,芝居以外の事情で集中できませんでしたが,今回はそのリベンジで,芝居自体に集中でき,芝居を十分堪能できました。演出,舞台美術,音響,照明,結構スゲエじゃんと,感心することしきりです。ただ,ストーリー自体の魅力が自分には伝わり辛く,3つの物語が混在しながら終結するラストは,わかりますが,響かなかったです。これは好みの問題でしょうから,好きな人には堪らないんだろうなぁって思います。でも,面白かったのは確かなので,また観に行きたい劇団とは思っています。

THE 小劇場物語 ~自由人たちのRock'n'Roll~

THE 小劇場物語 ~自由人たちのRock'n'Roll~

YOROZU屋(本店)

中野スタジオあくとれ(東京都)

2013/03/21 (木) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★

稽古不足かな?
小劇場で頑張っている劇団員の姿を描いた作品。

劇団の稽古や筋トレなんかを中心に進行していくのですが、新人女優の成長過程にスポットをあてているわりには、彼女の内面がうまく描かれていない印象をうけた。

初日ゆえかセリフ忘れやカミも多く、「私たちはお金もらってやってるプロ」っていうセリフに説得力を欠いていた。

ライブシーンが中途半端過ぎ、これならヒロインに音楽以外のことをさせたほうがいい。

おもしろくはあったが悪いところが目立ってしまった。

『恋人たちの短い夜』

『恋人たちの短い夜』

東京ロックンパラダイス

シアターブラッツ(東京都)

2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

抜群のシナリオ
 これぞ、会話の醍醐味と、思わず言わしめるほど素晴らしいシナリオ。これを息のあった役者2人が好演する。その呼吸は、観てのお愉しみだ。

負傷者16人

負傷者16人

かべにぶつかるたまごの会

あきゅらいず美養品 森の楽校(東京都)

2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

マフムードの背景にあるもの
以下は、毎週非暴力抵抗運動を続けているパレスチナの農村の若者が、イスラエル兵士に惨殺された模様を書いた自作の詩だ。マフムードの背景にあるものの、参考までにと上梓する。また、タイトルの”ぞうさん”は惨殺された若者のあだ名。体が大きかったのでこのあだ名がある。

ぞうさん
ぞうさん あなたは その おおきな からだで たこをあげていたね
ちいさな むらの こどもたちの わのなかを ちょうちょのように まっていた
おっと こどもを うばわれ 
ひとりやむ おばあさんの くらい へやを
あなたの おおきく あたたかい からだ と はじける えがおで
とびまわった

なぜ ぼくは かこけいでかたらなければ ならない
もじが かすむ くもって みえない

しはいされるものに むずかしい じせいを
いまは まだ なのることさえはばかられる みんぞくに
ときに あなたは せまった

ひぼうりょくこうぎこうどうの さいぜんれつで きけんなこうげきにさらされながら
ほかのなかまを あなたの おおきな こころ と 
それに くらべて ちいさな からだで まもった おおきな おとこ

それで あなたの あだなは ぞうさん だった

なぜ ぼくは かこけいで かたらなければならない

にせんくねん しがつじゅうしちにち
あなたは いちども かかしたことのない 
こうぎこうどうの さいせんたん に いた
いつもの ように

そこにゆくまえ あなたは むらの おばあさん に
おはよう を いいに ゆき
たった ひとり の あに を ころされ
みずから も きず ついた しょうじょ の ために
ちぇっくぽいんと を こえて
いちりんの ばらを かい しょうじょをみまった

まとわりつく こどもたちと あそび
なかまと みずぎせるを すって
こうぎに きた

なぜ ぼくは かこけいで かたらなければならない


へいしたちが すいへいうち を し
ひみつけいさつが すぱいかつどうを くりかえし
てきの きょうりょくしゃ が 
ぐんじこうどうの ひきがね を ひくために
その ひとごろしを せいとうか する ために
まぎれこむ ことを 
こしたんたん と ねらって いる

そのなかで あなたは よびかけていたね

なぜ ぼくは かこけいで かたらなければならない

こんなんな じせい を 
あなたの いまは まだ 
みずからの みんぞくの なを なのることさえ はばかられる なかまに

てきの もくぜんで

そのときだ やぎ(ひつじ)が はいってきたのは
てき と あなたのあいだに

とうせきすらしていないが こうぎする あなたがた と
すいへいうちを やめない へいしたち の あいだに

あなたは うつな と
いいつづけていた やぎ(ひつじ)がいるんだ と
へぶらいごで

あなたがた のうみんにとって
いのちを かけて まもるべき 
なにも 
いまは もたない
とちを うばわれた 
のうみんに とって
たった いっぴきのやぎ(ひつじ)が
どれだけ おおきな いみを もつか
へいしたちにも わかった はずだ

だが へいしは うった

ぞうさんの ひだりむね を ねらって
かれの てきにさえ すかれて きた
あたたかい こころを
へいしのつみを たえがたい ものに したから

いっぱつ 
たった いっぱつ
しきんきょりからの
しんがたさいるいだんによる
そげきが 

おおきな おおきな こころに
たった ひとつ ちいさな あな を あけた

ぼくは なぜ かこけいで かたらなければ ならない

ちいさな さいるいだん が おおきな こころを ころしたあとにも
ちいさな むらに 
あさは きた
ひとびとの こころには
わらいが たえたように おもわれた

わらい が うしなわれたことの いみは わからなかった
はじめ 
むらの ひとびとは
まいにちの くるしみの なかで わらい の いみしたものが

だが ほどなく むらのものぜんいんが
うしなったものの おおきさに きづいた

なぜ ぼくは かこけいで かたらなければばならない

ぞうさん が なくなった 
よくじつ
へぶらいご を あやつる ひとびとの “くに” でも

ぞうさんぎゃくさつ に こうぎ する こうどう が あった

しかも このような へぶらいびと は まだ まれである

ちからで おさえつけることで 
みずからの はんえい を おうかするものは
みずからの つみから のがれるために
はじめに じぶん を あざむく
あとは うそを ぬりかためるのに いそがしい
“じぶん”たちが どれだけ おおきな
おおくの たいせつな ものを うしなったかを
きょえい で つつむ

ところで ぞうさん こころやさしい ゆうしゃ
ばっさむ いぶらひむ 
らはま の おとうさん

これが 
あなたを
いたむ
うただ

あなたを かこけいで かたらぬ ために

ぞうさん 
あなたの えがおを 
しいたげられたもの すべてのうえに
わけへだてなく
ふりそそぐ
ひかり の みなもととして
いま
われわれが ひきつぐ
ぞうさん
ぞうさん
あなたは 
みもしらぬ わたしのこころにさえ
ほのおのたねを まいた
どんなに しいたげられても
どんなに おおいかくされても
けっして きえることも とだえることもない ほのおのたねを

このたねは おおきな ぞうさんに にあわず
とてもちいさい 
ちいさすぎて ひとつ ひとつでは
ほたるのともす あかりにすら 
およばない

しかし
この ほのおのたねは
ひとびとの こころのおくに
ふかく しずかに
そして
ちゃくじつに
ね を おろして いる

ぞうさん
いつか
あなたのように おおきく
あなたを こえて 
さらに おおきく なってゆくさまが
わたしには みえる

だから
ぞうさん
あなたは
やすらかに
ねむりに
ついて
いいよ 

あなたの あげた たこが
わたしたちの こころのなかに あり
わたしたちが きぼうを すてないかぎり
あなたは わたしたちの ゆめを つかさどるのだから

ぞうさん
あなたの うえに とじた そら
ぼくたちは そこから はじめる
はじめるより ほか 
ないのだ

ぞうさん


『恋人たちの短い夜』

『恋人たちの短い夜』

東京ロックンパラダイス

シアターブラッツ(東京都)

2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

覆水
大馬鹿野郎な二人でした。

ネタバレBOX

最初何となく冗長で、耕平の婚約者から電話があったときにかつての恋人シンコが声を上げて騒ぐなどあり得ない光景もあってちょっと引き気味だったのですが、長い半同棲生活を経ての別れの真相、婚約者の肉じゃががシンコの味に似ていた理由、そもそも彼女が突然来たのは単なる偶然ではなかったことなどが会話から明らかになっていく過程が素晴らしく、次第に引き込まれて行きました。

真相の内容自体はちょっとベタな漫画風でした。

IT企業を立ち上げた耕平らしくスーパーシンコというゲームを作ってプロポーズ、シンコは最後までたどり着けずゲームオーバーを別れの言葉と誤解して去っていく…、その後耕平は思いをDVDにして送付するも会社の封筒に入れて送ったため企業のPRと誤解してろくに見てももらえなく捨てられた…。詮なきことですが、やはり会話が大事なのであって、ゲームは二人でいるときにさせなくっちゃですし、ラブレターも会社の封筒に入れて送る人はいないでしょうって。

肉じゃがはシンコが作り直したってのは驚きの新事実でした。その後婚約者の肉じゃがは食べてないんでしょうね。食ったら分かるって。

結婚式場担当者の予定表を偶然見て次の日に耕平の結婚式があることを知り、マリッジブルーだったシンコに火が付いたのが今回の騒動の発端でした。

お互い愛し合っていたのに誤解から別れたことが分かったものの、思い出の当事者は過去に留まっているわけではなく、現在を生きていて未来もあるということで、耕平は結婚式に向かいました。一年半後の未来に富士山でお互いに今は幸せだと言えたらいいですね。
Vacances/HIBARI/Lady

Vacances/HIBARI/Lady

サムゴーギャットモンテイプ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題638(13-063)
19:30の回(薄曇り)。18:50受付、19:10開場。ベンチシート、開演少し前、最前列のその前に超ミニ椅子が追加されました。こちらは初めて、19:27前説(Lady/Vacances~5分休憩~HIBARIの順)。19:37開演~21:18終演。受付時に名前がありませんでしたが、こりっちからの申し込みが「当日」でもできるので確認がもれていたのではないかと思います(今、この時間でも14:00の回の予約ができる)。場所と時間だけで選んだので「Lady」が英語で始まって...「?」と思ったのですが、なぜか話が通じる...あとでみると「全編中学生レベルの間違った英語」とありました。短いフレーズをつなげた会話なので大丈夫、笑ってしまいます。3方の壁面にパネルの様なものが架けられています。お話の概要は「説明」にある通り、役者さんの個性によるのでしょう、3編とも笑いどころが多く、発想が奇抜、楽しい晩となりました。

ネタバレBOX

初日、「HIBARI」ではいろいろ仕掛けがうまく動かず、黒衣がもがけばもがくほど笑ってしまうのでした(スミマセン)。下手にみえていたロープ、ヘリコプターから「華麗」に降りてくるシーンで使っているはずが、役者さんが苦労している(早く降ろせと言っているようにしかみえない)のがまた面白い。
そこに巨大(人とおなじ大きさ)「マグロの握り」をもってくるとは...すでに普通の想像力を超えているけど、ウマイ設定。


◆気になったこと
受付について。受付したらきちんと並んでもらった方がよい。劇団によっては、周囲や車のことを考え、列が長くなると劇場側と道の反対側に分けて並ばせていた。整理券がなければ整列してもらった方がいいと思います。
帽子について。これも先日の某劇団、前説で「帽子を被っている方は..」と後ろの方のためにぬいでくださいとアナウンスしていました。今夜も帽子の方をお見かけしました(数センチは高くなっている)が、暗い中、室内なのでそのようにお願いしてもいいのではないかと思いました。
新幹線おそうじの天使たち

新幹線おそうじの天使たち

アトリエ・ダンカン

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2013/03/16 (土) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

いい話
なんですが、ワクワク感、ドキドキ感がありませんでした。魅せるというなら見せてほしかったです。

ネタバレBOX

清掃をエンターテイメントのように魅せる、みんながエンターテイナーのような意識を持つまでのバックヤードストーリー。

いい会社にしようとする専務の焦りもよく分かりました。クーラーを付けるなど職場環境を整えた上でスローガンを掲げましたが、それだけでは誰もついてきません。しかし、現場の人にユニフォームを選んでもらったことで、事業運営への参加意識と責任感が生じ雰囲気が変わりました。正社員化への道筋も作り、働く人にやる気が出て素晴らしい会社になりました。

しかし、いい会社になったことは分かっています。予定調和感は否めませんでした。舞台は休憩室、上部にホームらしき物があって、あそこで作業をするんだろうなと思っていましたが、休憩室の位置関係を表現しただけのことでした。そして、作業の解説みたいなのはありましたが、実際の作業シーンはありませんでした。

7分間のドラマを見せないで、何が清掃をエンターテイメントのように魅せるですかって言いたくなりました。元SDN48のダンスよりも、清掃員さんたちによる作業風景をデフォルメされたダンス風でもいいですから見たかったです。

そのダンスですが、元SDN48のメンバーは休憩室のテーブルの上に乗って踊っていましたが、清潔をモットーにする彼らのプロ意識からはあまりにもかけ離れているようで、絶対にあり得ない行為のように思えてしまいました。

主役は杜けあきさんなのでしょうが、最後の舞台挨拶で特別出演の木の実ナナさんに気を遣うこと遣うこと、別に木の実ナナさんが嫌いってわけではありませんが、特別出演ってカンパニーにとって何だろうって考えました。浮いた存在なら要らないのではないかと思いました。

松本明子さんは終始いい味出していました。

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