最新の観てきた!クチコミ一覧

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1995年のサマー・アンセム

1995年のサマー・アンセム

エマニュエル

シアター711(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

何とも
重苦しい気分になりました。

ネタバレBOX

県大会決勝戦当日に交通事故で死んだ大好きなリョウコを甲子園に連れていくために、年齢制限で公式戦には出られなくなり補欠となった今でも野球部に籍を置き、練習に励み続ける高校20年生の物語。

彼に付き合って野球部で頑張る友人とリョウコの女友達もいて、計三人が高校20年生だったという設定にビックリしました。

純粋な気持ちがちょっと切なかったのですが、クラスメートの指摘どおり、精神に異常をきたしていると見るのが正しいようにも思え、そう考えると何とも痛ましい限りで心底笑えませんでした。

場面転換で、みんなが一斉に椅子を持ち上げたり歩き始めたりする動作は形式張っていて堅苦しく、ストーリー全体の重苦しさを増長させていました。

ところで、20年も高校に通っていて高校中退というのはあまりにもかわいそうです。卒業資格をあげてもいいのじゃないかと思いますが、ねえ教育長。
【次回公演は3月!ご来場ありがとうございました!】「かたわこや」

【次回公演は3月!ご来場ありがとうございました!】「かたわこや」

劇団東京ミルクホール

SPACE107(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすがはミルクホール
オープニングから観客との一体感にもっていくなんてなかなかないですよね。

初日なのでハプニングはありましたが、そこは観客の笑で(^^)


千穐楽も観に行きます!

ネタバレBOX

天皇陛下の○探し
メメント・モリ

メメント・モリ

ウンプテンプ・カンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

本当に素敵でした。
とにかく想像力と思考が目まぐるしく刺激さ、何度も震えが来ました。今と時代が浮かび上がってはひっくり返され続けました。本当に愛というものが美しく恐ろしく、また哀しい、手の込んだ作品でした。俳優の力量と高度な演出を感じました。また観たくなります。まだ頭の中が正理が出来ません。

focus. 神話

focus. 神話

ミームの心臓

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/08 (水)公演終了

満足度★★★

よくわからない。
自分の受け取る力が足りなかったのかなと思った一日でした。
学生の演劇ってこういうふうによく分からないものなのかなーと危うくトラウマになるところでした。

「ハイブリッドハイジ座」
最初の方は面白いかもと思ってみていましたが、
途中で置いていかれてしまいました。
場面場面で面白い箇所はあるけれど、最後まで見終わった後は、
「?」しか残りませんでした。

「ミームの心臓」
描写は綺麗だと思いました。がそれだけな印象。
自分には合わない世界観だと思いました。
小林依通子さんはとても気になる存在でした。
他の舞台でも観てみたいなと思いました。

「四次元ボックス」
個人的には一番面白いと感じました。
一番お客さん寄りで分かりやすい内容だったと思います。
シリアスな部分、笑える部分のバランスが良かったと思います。
朝戸さん演じる役によって、全体が締まっていた印象を受けました。
四次元ボックスは今後の公演も観てみたいです。

SHOOTING PAIN

SHOOTING PAIN

コロブチカ

横浜美術館レクチャーホール(神奈川県)

2013/05/04 (土) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった。
最初は面白おかしくでも少しずつ面白さが痛みや悲しみに変わっていって、
笑っていたはずが、最後には泣いていました。
池亀三太氏の脚本がとても良く、ぬいぐるみハンターや、踊れ場など
彼の作品にもっと触れてみたくなりました。

ネタバレBOX

ひとつ気になったのはコラボの部分。
自分が観たのは、ミコーズの回だったのだけど、
やはり組み込むのはちょっと厳しかったと思います。
舞台の流れがあそこで乱れてしまったような気がしました。
ゲストを呼ぶのは良いのですが、組み込み方は再考した方が良いと思います。

未確認の詩-ウタ-

未確認の詩-ウタ-

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了

満足度★★★★

スカイハイ
ばかなシーンを詰め込むってライオンパーマな造りで安心した。ところどころのハードボイルドなセリフもいい。

ネタバレBOX

ランダムに夢を叶える「未確認飛行通販」とか、売れないラーメン店の奥さんがチラシ撒くとか、人狼な女子高生とか、地獄耳な宇宙人とか、浮気問題に揺れる夫婦とか、裕福な五人姉妹とか、カジノ店突入前の刑事と銀河警察とかの話…これらが、彼氏が死んだショックから精神の病に罹ったこずえ(まじまあゆみ)の創作であったという作品。

前半が求心力に欠ける印象。刑事らの話あたりから面白さが増して、舞台もノってったって感じ。全体的にしゃべりが聞き取りにくい箇所があって、笑いにくいかんじもした。言葉数が多いせいか(多少削ってもよいのでは)、テンポが若干悪かったせいか。

OPでの野球シーン、中盤中盤に入る精神科医と刑事とこずえの話。ここらで、各話が小説のフィクションであったことが示され、そして、こずえの小説が終わりに近づくラスト、ホームランボールを取り損ねた彼氏・裕幸(草野智之)の笑顔を(映像で)認めるこずえに生気が戻る。バックの野球観戦者の表情もいい。ばかを重ねつつ、爽やかさを実感させられた。平日夜に観たいと思わせる舞台に満足しちゃった。

「未確認飛行通販」自体は、こずえの願望の現われって感じもして材料的には良いけど、見せ方がわかりにくいのが残念。
売れないラーメン屋の甲斐甲斐しい奥さんと浮気された奥さんを演じた内江志八枝の、かわいさとか色っぽさの表現が良かった。
刑事物の話は、いかにもライオンパーマな感じがゆるくて面白い。ミミコ(前田無有子)のチャップリン好きでけっこう悲運なキャラも良かった。ルイを演じた東銀座晴海の足がキレイだった。
裕福な五人姉妹の歌もいいし、奥さんと使用人ってオチもいい。笑いも多かった。
あなたに会えてよかった

あなたに会えてよかった

東京ジャンケン

ザ・ポケット(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

旗揚げ
旗揚げ公演ということで楽しみにしていましたが、
期待を上回る面白さだったと思います。
おそらく初めて舞台観る人でも楽しめたのではないかと思います。
脚本は既存のものということで、

本線はとても面白く、ラストの展開もとてもぐっときました。
ただ、個人的には、時折挟まれる笑いの部分は少し冗長に感じました。
もう少し少ない方が、コンパクトで良かったのではないかと思います。

個人的には、舞台装置などは特に豪華でなくとも良いので、
ドタバタしていない、少人数の会話劇などが見てみたいです。

最後にひとつだけ。
配役は書かなくとも、出演者や裏方さんの名前が入った
パンフレットのようなものが欲しかったです。
紙一枚でも良いので、そういうものがあると、
それぞれの役者さんや、スタッフの方との縁が繋がっていくと思います。

1995年のサマー・アンセム

1995年のサマー・アンセム

エマニュエル

シアター711(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題707(13-132)
19:30の回(雨)。19:00受付、開場。最前列にパイプ椅子、舞台上にはなにもなく、奥の天井にミラーボール。こちらは初めて。「高校20年生」というありえない設定ですが、遠い昔のことになってしまった高校時代(20年前)と今、埋めることができない想いを優しく表現していたように思います。場転で使い分けた照明(色)や流れるBGM、セットを移動させるフォーメーションなども好み。この20年、無駄な時間だったのか、それとも悔いることのない大切な時間だったのか。最前列にパイプ椅子、19:28前説(アナウンス)、19:33開演~21:25終演。

ネタバレBOX

はじめ高校生にしては少しムリが..と思ってしまったのですが(すみません)、ちゃんとお話の展開がそうなっていました。そのお話ですが、昔、大林監督の映画で感じたものによく似ていました。

イヤホンの先にはカセットからipodでしょうか、なるほど...「らしいな」と思いました。

「玉音放送」はなぜ?
お茶の間戦争

お茶の間戦争

かーんず企画

シアターブラッツ(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

日々に感謝
日常のありふれた光景が、とても大切だと感じました。
そして、普通とは何か・・・意外と難しいテーマですね。
もちろん、観劇感想は最高に面白かったです。
テンポも良く、飽きのこない舞台だと思います。
観劇後に、ついつい舞台公演のDVDを購入してしまいました。(*≧□≦)ノ

匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

回る回る・・・
感動というよりは、笑い9割でしたかね。
笑わせていただきました。
胸キュンもしました。
また、観たいと思いました。
ありがとうございました!

オーラルメソッド3

オーラルメソッド3

シンクロ少女

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2013/05/01 (水) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

一日中堪能。
5/3の全公演を観劇。

「極私的エロス」は基本的にリーディングなのだが、時折演劇的な要素が入る。
内容としては名嘉さん得意の?本当かどうか分からない、私的っぽいお話。
ああいうちょっと生々しい感じは個人的には好き。
あまりリーディングとか観たことないので、リーディングの技術的なところはどうなのかなーとちょっと気になったりも。
最後の展開はとても好きだった。だから、台本が本になってないのね、と。
この後の離婚後のお話もまた観てみたい。

「性的人間」
作家とその妻と妻の愛人のお話。
横手さん演じる作家がとても良かった。
横手さんの演じるダメな感じの男はとても好き。
妻の浮気は許せないけど、好奇心に勝てないというところが
とても面白かった。

「ダージリン急行」
オーラルメソッド2でも観たけど、ちょっと長いバージョン。
他の作品は男女の恋愛がメインだけど、この話だけ、
男女の恋愛も絡むけど、親子愛とかそういうのが強い感じ。
シンクロ少女としては異色だけど、短編の中ではかなり好きな方。
会場が広くなって、より旅に出ている感じが出ていたと思います。
他の役者さんが演じるところも観てみたいです。

「愛についてのシンクロ・レポート」
新作。前回の「オーラルメソッド」とは違って、
コミカルな演習がされた、名嘉さん中心の恋愛のお話。
男が愛について考えて彷徨っていて語り尽くす姿が
こんなに滑稽なものなのかとちょっと怖くなりました(笑)。
個人的には、生々しい方が好きです。

ブリの照り焼き

ブリの照り焼き

劇団C2

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/05/14 (火) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

結構さくさく進むストーリーでありました
まともというか、王道というか。
奇のてらいなく進む話に納得でしたが、
なんか(=眠くなったのが理由です)一味二味不足してる感がありました。

(約100分でした)

ネタバレBOX

綺麗なセットで用意された、会社のオフィス一室が舞台です。
(あぁ会社っぽいなぁという日常感がよかった)

さて入社半年で1件も契約が取れていなかった新入社員菅野さん。
先のお客様に豪語した金額は600万円でした。
次回のアポイントの時までのタイムリミットは1週間きっており、さぁ大変・・・。
で奮闘するも前日まで何の策も浮かばず、
ついに上司である内海が、
自分の案件(というか会議のアポイント?)放り出して
手伝ってくれる事になりました。
(この決断は人情ものとしては正解だが、
会社や自分の信用問題としてはどうであろうか?)
まっいろいろ知恵を絞って、
メーカー側のコスト削減で600万円分を捻出しようとするのだが。
あと120万円が削れなかった・・・。
しかぁし奥様が毎月1万円づつ、
旦那の財布から抜き取っていたヘソクリ10年分の放出を決めて、
見事契約と相成るのでありましたー・・。  ベンベンっと!

ちなみにタイトルは、
自炊に凝ってる主人公菅野の最近の、のめり込みレシピだそうです。
(10日間同じメニュー食べてるそうだ(^^)=根性あるとこの表現かな?
そんで、元専業主婦だった高橋先輩などに特別レシピを教えてもらったり。
そこでの台詞が、後の内海にも生きてきたりするとかしないとか・・・。

合間に入るメーカーの宣伝アイドルが、
いろいろと建設業界の豆知識などを教えてくれるコーナーが出現したり。
結構説明は頑張って笑い取りながら(後半の出現場所にはビックリしたさぁ)
やってくれて親切でありました。

リズム感もよく、明るく舞台表現していて楽しめたのに。
なにか不足を感じたのは?ナゼなのかはわからんかったー。

人間とは不思議なものじゃのう・・・・・・(-_-)
匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラディカル
 作・演出レヴェルで考えさせる所の多い舞台だ。通常の舞台公演で感動するようなシーンも無論ある。ちょっと紹介しておこう。
教授が息子の結婚式で述べるスピーチで「私は、彼の美質を一つしか知りません、それは、自分に嘘がつけない、ということです」という科白の美しさは格別である。

ネタバレBOX

 一方、実験的な部分は、核になっている直系家族(作家志望の息子、父、母、祖父母)が総て非在という点だ。だが、この点こそ、最も評価の分かれ易い点でもあろう。(通常なら主役・主役級が居ないのだから)結果、主役級とダイアローグを交わす相手役がその都度、非在のキャラクターを立ち上がらせなければならない。観客も、その想像力を最大にすることを余儀なくされるのである。これが、実験でなくて何であろう? この実験を面白がるか否かで評価はハッキリ別れざるを得ないのである。チャレンジング興行と銘打たれているだけあって、実験は、何もこれだけに留まらない。サンモールスタジオという小空間で回り舞台というのも意表を衝く表現だろう。そして、その回り舞台を出演している役者陣が回すのである。その時、役者陣は四角いサングラスのような物を装着する、自分は、これを人形浄瑠璃の黒子と解釈した。その上で、彼らは、一種の狂言廻しもやってのけるのである。こうすることで、様々なレベルの観客にグラデーションのついた舞台を観せることが可能になっている。
 これら重層的でメタフィジカルな舞台作りが総て、この作品のタイトルや内容と結び付けられイマジネイションの適度な(乱)反射を作り上げている。シナリオの緻密、構成の巧み、意表を衝いた演出、良くできた舞台装置、卓抜な発想によって観客の想像力を最大限に引き出そうとする実験性、また観客の質を信じる度量には並々ならぬ力と可能性を感じる。
 更に深読みをするのであれば、地方と中央の、更には、最も日本的であるかも知れない、中央の核心部分の非在について読み込むことが可能である。
(一応、誤解の無いように言っておくが、以下の見解は、ハンダラ個人の見解であって、劇団とは無関係である。文句が在る場合は、ハンダラ個人に言うべし)地理的に言えば、東京の中心にある江戸城及び吹上は、天皇の居住地・隣接地でもあり、ど真ん中に在りながら、最も東京らしさに欠けた謂わば東京の空白地帯であり、そこに居住する者たちは、当に存在ではない者・象徴なのである。そして、それ故にこそ、「存在し続けてきた」。このことの意味を我々は問われていると考えることさえ可能である。無論、これらの想像、解釈は、総て観客個々人に任されているのであり、それ故にこそ、この作品は所謂不条理劇ではないにも拘わらず、今後、様々な状況の中で、作品として生き延びてゆく可能性を秘めているのである。
鴉よ、おれたちは弾丸をこめる

鴉よ、おれたちは弾丸をこめる

さいたまゴールド・シアター

彩の国さいたま芸術劇場・NINAGAWA STUDIO(大稽古場)(埼玉県)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

ゴールド&ネクストは鉄板
ファクトリー「楽屋」より過激な部分にややひるむが(笑)、やはりだだ泣き。「蒼白の…ハムレット」と同様、ネクスト・シアターの若者との共演によって、1971年と今が肉感を伴って繋がる。そう、肉なんだな。血と汗が滴る。

鴉婆役の田村律子さんが素晴らしい!千年もの昔から積もり積もった怒りが老いた声に宿り、ゆるりと、でも力強く歩き、立つ姿から目が離せない。私の胸の中にも、彼女たちと同じ笛があるはずだ。

しっかし…ハレンチだよな~(笑)。パリ公演の反応はどんなだろう!

ネタバレBOX

おじいさまがたのパンツやふんどしはできれば見たくなくて…(笑)
なまず

なまず

metro

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

初演時よりも美しい印象でした。
ものすごく、ものすごく楽しみにしていた舞台。

一昨年の「引き際」でも、震災直後にあそこまでふざけたことができる脚本に感動しましたが、昨年の「なまず」は、それをさらにグレードアップした感じで素晴らしいかったです。

重いテーマを重くやってどうするんだ、という天顔大介監督の姿勢がとても好きです。
ふざけて、茶化して、問題をしっかり提起して、ドギツイことを真正面からぶつけてくる。
時代の空気感をちゃんと読み取りながら「一歩早いのかもしれない」そのタイミングで、ギリギリの真実を投げつけてくる。
今だからこそ、その発言に意味がある、というものをちゃんと提示してくるあたり、観ていて嘘も欺瞞も諦めも無くてとても好感が持てるのです。

楽しいことも、夢みたいなことも、ちゃんと見ていたいけれど、でも、そういう色々を見つめる同じ視線で、変わってしまった世界も認めて受け入れないといけない、と思うのです。

そして世界が変われば文脈も変わり、同じことをしても、同じものを見ても、それ自体のもつ意味が変わってしまっている、
ということを理解した上で発信されるものにこそ心動かされるのだとおもいます。

天顔大介監督の視点は清々しいほどに真っ直ぐで気持ちいいです。
昨年とはまた変わった文脈のなかで、同じ演目をどう調理してくるのか、そこが今回の見どころでした。

そんな再演は、初演時の衝撃が強すぎたせいか、やけに上品にまとまり過ぎている印象で、若干の物足りなさの残るものでした。

冒頭に、初演時にはなかった講壇の形で世界観をみせるところは面白かったです。
他はほぼ初演時と同じ構成・演出。
全体には初演時の良い意味での小屋まるごとのゴチャゴチャ感が薄れて上品にまとまってしまった印象です。
劇中の舞踏が初演時の池田遼さんから舘形比呂一さんへ変わったことも、全体を上品で美しい印象に変えた大きな点かもしれません。

でも、あれはあれでいいのかな。

小屋も神楽坂die pratzeから芸術劇場シアターイーストへ変わったことだし。
客層も、あまり普段お芝居を観ないような雰囲気のご夫婦連れや舘形比呂一さんのファンのような方が多かったし。
「泥臭くて禍々しい世界」から「綺麗で絵空事のような世界」へ印象を変えたのは…だから故意なのかな。

とか、観劇してから1週間がたって思ったりしているのでした。

2013年という時代とのマッチングの問題でしょうか。
そこにまだ疑問が残るので、初演時のDVDを観て、また考えたいと思います。

シュナイダー

シュナイダー

青年団若手自主企画 マキタ企画

アトリエ春風舎(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

死と償い
オーソドックスなストレートプレイの形式を用いて、人間の負の部分を猟奇的なエピソードでショッキングに描いた作品で、底知れない気味の悪さが印象に残りました。

自殺の名所の森の近くにある小さな喫茶店に出入りする人達の、お互いに罪を犯し、償う歪んだ関係を描いた物語で、全てを明示せず、前後に何があったかを観客に想像させる構成が特徴的でした。
前半で描かれる敵対関係がある出来事をきっかけに解消し、暖かな雰囲気で終わると思わせておいて、急展開する終盤が壮絶でした(心臓の弱い人は覚悟しておいた方が良いです)。
単純に憎むのではなく、相手に対して優しい顔を見せるのが却って怖さを引き立てていました。

春風舎の公演ではあまり見掛けないタイプの、リアルに作り込んだセットの中で、リアリズムの演出で演じていながらも、どこか非現実感が漂っていたのが興味深かったです。

嫌な感じでありながら、憎めない可愛らしさもある女を演じた齋藤晴香さんが魅力的で、酔っている演技もリアルで良かったです。
逆説的な台詞を語る男を演じた寺井義貴さんの不気味さもインパクトがありました。

ロール&ロール

ロール&ロール

ノアノオモチャバコ

「劇」小劇場(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

早川さん
早川紗代さんの演技がパーフェクトだった。

未確認の詩-ウタ-

未確認の詩-ウタ-

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

なんかもううまくいえないけど。
あの・・・

なんてゆーか、じつは今日は人生の中でも一番か二番か三番か四番かくらいに悪いことが起こった日だったせいで、なんだったらもう死んじゃってもいいんじゃない?ってくらいにひどい状態になっていて、そういえばな感じで夜には観劇の予約をしてて、けれど、それがどこのなにでどんなのでなんてことはまったく頭から消えていて、なんとなく劇場に足を運んでいて、開始前のアナウンスで二時間オーバーの作品と聞いて辟易して、あーあ、なんだかなぁと思いつつ、ぼんやりと始まりを待ったあとしばらくしたら、あれ?笑ってるよ俺・・・となって、そして笑って、さらに笑って、笑って笑って笑って・・・

最後は少し泣いていました。

もう少し生きてもいいかなって思いました。

ネタバレBOX

健全な男子としておっさんとして、あのナマ足はやばすぎでした。ドキドキが止まりませんでした。

むしろそれ見てもっとすげぇ生きてもいいかなって思いました。

メメント・モリ

メメント・モリ

ウンプテンプ・カンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了

満足度★★★

なんというか
ダークミュージカルとでもいうのでしょうか。。 ストーリーが鬱な内容でちょっと見ていて辛かったです。。 スイマセン。。 歌、衣装、演技などは素晴らしかったです! 近世?の時代の暗い雰囲気はよく出ていると思いました。



暗室の窃視者

暗室の窃視者

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

あれですね。
おもしろいとかおもしろくないとかって基準だけで観ちゃダメなんですね。わかるかわからないかとか、すごいかすごくないかとか、そんなこんなを含めてのお芝居なんですね。お芝居のお芝居たる所以ってのは。

そういった意味ではすごいなと思い、わからないなと思い、少しおもしろいなと思いました。

よくわからないドキドキがずっと続いていました。

ネタバレBOX

ただちょっとちょっと長く感じてしまいました。

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