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The Last Waltz

The Last Waltz

素人会議

明治大学和泉キャンパス・第一校舎005教室(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/13 (土)公演終了

満足度★★★

可能性
学生劇団だから、と言っては失礼かもしれないが、
完成度や演技力など、未成熟な部分がたくさんある。

だが、この作品の中には、既存のプロ劇団にはない面白い可能性が色々な形で内包されていると思った。

ネタバレBOX

特に印象的だったのは、「間」のとり方。変な「間」が多かった。

そして、よくわからない分断や切断など。

総じて、何が何だかよくわからないのだ。
その点がとても面白かった。

おそらく作者自身も、よくわからずに作っている部分も大きいのだろうが、ぼやっとしたものであれ、作者が描こうとしているテーマは明確にある。

その点は、単に奇を衒っている訳ではないというのがよくわかるので、反面ではとても好印象ではある。論理的な言葉によって説明できないものを形象化するために、そのような一見奇抜な演出がなされているのだろう。

だが、もしそうならば、もっとむちゃくちゃでよかったのだろうと個人的には思う。もっと意味がわからない演出で。

そして、説明的な言葉もあれほどいらなかったのだと思う。要所要所で、台詞によってテーマが補填され、その台詞を頭の中で繋ぎあわせることで、観客は作者の言わんとしていることを想像する。だが、脚本の力で作品を構成できている作品ではないので、ヘタに説明しようとすると、せっかくの面白い・意味のわからない演出が、安易な「意味」「解釈」に落ちていってしまうのだ。とてももったいないと思った。

もっともっと、解釈できないものを演出して欲しかった。

おそらく作者自身が、テーマにしている問題を、うまく言語化しきれずにいるのだろう。そこから出てきた作品だと思う。
それは、一面から言えば、掘り下げが足りないなどの批判もできるが、
個人的には、むしろその「わからなさ」をわからないまま突き詰めようともがいて欲しかった。言語にたよらずに、舞台化して欲しかった。

もっともっと、むちゃくちゃでいい。


主演の渡部彩萌さんもよかった。
作・演出の 若林潤さんも役者としても面白いものがあった。

美術もシンプルなのに、責めていた。作品のテーマである日常の時間の中にある違和やズレの感覚をうまく演出できていると感じました。

今後の活動にも期待しています!
平田オリザ・演劇展vol.3

平田オリザ・演劇展vol.3

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

この生は受け入れがたし
寄生虫についての知識が浅かったので何もかもが新鮮でした。どっちが寄生しているのか、しみじみ考えさせられました。自然すぎるくらい自然に装われた演技も、微細にこだわった舞台美術も美しいなぁと思いました。

ネタバレBOX

アフタートークで目黒寄生虫館の小川館長の話が面白かった。やっぱり、寄生虫好きなんだなぁとか。実際の日本では寄生虫研究者はああいう風に解剖したり検便調査は、もうほとんどしてないんだとか。行ってみたいな、寄生虫館。
コスモノート

コスモノート

実験劇場企画公演

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2013/02/23 (土) ~ 2013/02/25 (月)公演終了

満足度★★★

脚本も演出も面白い
エンターテイメントとして脚本も演出も面白かった。


ネタバレBOX

学生劇団の評価の仕方は難しい。
中でもこの芝居は特に難しいと思った。

と言うのは、脚本も演出も学生劇団域を越えたものがあった。
だが、ではプロと同地平で評価しようとしてしまうと、、、役者の力量は不問に付すにしても、それでも絶賛という訳にはいかなくなる。

特に、エンターテイメント面では、
「走れメロス」での、脚本のブッ飛び具合と、ブッ飛びながらもきちんと物語として完成されている感じはとても秀逸だった。そして、飛んだ脚本を、その飛んだスピード感で演出しているのもすばらしかった。

ただし、表面的なエンターテイメント性よりも、作家が何を問いかけようとしているのかという点を重視する私としては、そういう意味での内容が弱い感じがした。
「超高層ノスタルジア」は、エンタメではなく、内容を見せようとするものだったので、そういう志向性もあるのだと思う。完成度というより、好みとしては、こちらの作品の方が好きだった。だが、これも内容的には弱いとは感じた。

また「早稲田で4年間を過ごして」については、学生劇団なので、身内ネタで盛り上がるのも解るし、身内ではない私でも楽しめたが、やはりこの点でも、この作者が、誰に何を問いかけようとしているのかが薄かったように思う。観に来る人の多くが学生であるのだろうが、もっと開かれたところに向って作品を作って欲しいと思った。
それだけの潜在能力がこの作家と演出家にはあるように思うので。

偉そうなことを言ってすみません。

次作にも期待しています。

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

INUTOKUSHI

シアター風姿花伝(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高に楽しいー!
みんな元気ハツラツ、明るく、楽しく、隅から隅まで暴れ回ってサイコーでした!

ネタバレBOX

あほく星から地球を守るために派遣されていた双子の姉妹の幸(さち:鈴木アメリさん)と幸(ゆき:二階堂瞳子さん)、そんな使命があることなどつゆ知らず、育った家庭環境の違いから二人は反目し合い、殺し合い寸前だったのですが、地球上で誰かが成程と納得する度になるほ度が上がり、もうすぐ限界に達し地球が爆発しそうな危険な状態になったので、イエスならぬ、ドMなのでイエムと呼ばれる父親とイケメン軍団がやって来て、二人を仲直りさせ、地球のなるほ度を下げさせようとする話。

殺し合いの残忍さに気付いた二人はそれぞれプレゼントを贈りますが、オー・ヘンリーの短編のように、お互いに相手の大切にしている物のペアとなる品物を贈るために自分の大切な物を売っていて、役には立ちませんでしたとさ。

意外な結末に、なるほ度も下がったことでしょう、メデタシ、メデタシ。

それにしてもアメリちゃん、元気ハツラツで笑顔が可愛かったです。でもやっぱり気にしてるんですね。夜寝るとき鼻を高くする器具を使っていたとは。なるほ度も上がってしまいます。

男性陣も元気一杯、全裸は見たくありませんが、上半身裸ぐらいだったら許しましょう。
ブラック・サバンナ

ブラック・サバンナ

世田谷シルク

アトリエ春風舎(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

↑アガリまくり↑
ピースの多いジグソーパズルが、スパスパはまってくような爽快感!場転で人や装置の移動が多く、きっかけだらけなのに、それら1つ1つが見事に決まる、しかも音や照明にばっちりはまってるのでアガル、アガルっっ!!そして群舞がもの凄い楽しい。物語の筋がどうのこうの、じゃなくて、カッコイイで楽しいならOK、な劇空間で興奮しまくりでした。

ネタバレBOX

アフタートークでDULL-COLORED POPの谷さんが、作品の見所を引き出してくれたので、ストンと落ちた部分がありました。炎さんの作る河童のダンス、、、見たい。
ブラック・サバンナ

ブラック・サバンナ

世田谷シルク

アトリエ春風舎(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ぐるぐるまわる
ダンスには圧倒されました。
脹脛が吊りそうになりながらドキドキ観てました。

幕末ノ丘

幕末ノ丘

神田時来組

俳優座劇場(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

幕末の群像劇・・・
いろいろ生き抜いた侍達の話が
ハードボイルドに展開はしていったのではあるが、
なんとなく今ひとつ感が抜けていない気がしました。 

全2幕(10分休憩)

ネタバレBOX

岡田以蔵に弟いたんですネェ・・・初めて知った・・・、原田左之助と岡田兄弟の友情が男らしく展開するのですが。原田役の松田さんの演技が固く感じました→本人の個性か演出かは判別不明でしたが。また琴姫さまの緑の着物が素敵でした(^^)。基本舞台衣装は雰囲気にピッタリでありました。坂本竜馬の腹黒さと土方さんの共闘がユニークでしたな。また幕末越えて散ってゆく新撰組の最後の一人として原田の臨終シーンをクライマックスにもってきて、琴姫との繋がりであるハルモニカを上手に用いているのはGoodでした。
あとー舞台セットに鉄パイプの組階段などを使っていたが、作品とのマッチングが今ひとつに思ったデス。またミニスカ風の着物でのストッキング見本のような御み足でのダンスは豪勢に思ったであります。

役者さんファンも多く来ていたようで、珍しく初登場シーンでの拍手や掛け声を聞きましたわ。(でもマナーも悪い方いて、劇中での私語が聞こえたりもしたです。マナー悪いなぁ・・・)

まったく笑いが無いわけではありません、
期待されてる方は安心してくださいなっと。

お仙役の浜田翔子さん、
熱の入れすぎでオボン割ってしまうシーンが楽しかった。

また暗転は多用せず、幕を下ろすことで役者前に出してシーン進めて。
舞台セットなどを幕の後ろでいじってゆく手法は舞台に合っていました。

最後にインパクトのあったシーンを終劇暗転後にいろいろスローモーに役者さんが再現するのがユニークでありました。(気に入ったデス)
過大な評価癖

過大な評価癖

多少婦人

OFF OFFシアター(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

別れ
 別れも中々曲者。さっぱりすっきりとは中々行かないものらしい。同棲していた二人。別れることになったが、互いに誤解していたり、わり切れなかったり、別れがたかったりという部分も、未だ持ち続けながら。
 男は、窮地に立つとたいてい女性を頼る。頼って甘える。では頼られた女性はどうするのか?

ネタバレBOX

 押入れに逃げる。この作品ばかりではなく、劇団三重丸の作品でも、押入れはキーになっていたことが、何度もあるし、他の女性作家の作品にも押入れが、隠れ家というか、夢を繕う場所や避難所として機能しているものがあったように思う。今作の作家は男性だが、女性劇作家の作品のキーに押入れが登場しやすいのは、男から甘えられ、頼りにされる女性という性の逃げ道は、その母の子宮ではないか、と思うのである。その象徴或いはメタファーこそ、押入れなのかも知れぬ。
re:cycle 1【ご来場、誠にありがとうございました!】

re:cycle 1【ご来場、誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

ギャラリーがらん西荻(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

2つのショートストーリー。2つ目の話は良かった。
それから、2つ目の話に出演されてた、小鶴さん、園田さんの演技力は(良い意味で)相変わらずの安定感があり、安心して観れました。

ネタバレBOX

上演までどれくらいの時間があったかわかりませんが、演出面で、やや粗さが目立つように感じられました。終演後、パンフを見たら、出演者の1人が体調面の事情で、交代したと書いてあり、時間的にいろいろ大変だったかとは思うのですが…。

1話目は、(役で)カフェで働いている女性が話の主軸だと思うのですが、帰宅しながら話を思い返した時、その女性のことよりも、2番目のカレシのダメさ加減の方が、(自分の中では)強く印象に残っていて、ストーリー全体のバランスとしてどうなんだろう…?と思いました。直接モノを相手に当ててないとは言え、DV的な振る舞いとか…。
【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

劇団東京ペンギン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

無題662(13-087)
20:00の回(曇)。19:21受付、19:30開場。舞台には大きな3段の台、前のほうの席だと最上段の床面が見えません。スタッフの方が「後方中央の席がお薦めです」と言ってましたが、そうだったようです(演出上の仕掛けあり)。その後方、左右6本ずつの白いパイプ状のものが吊ってあります。奥が一番長くキャットウォークのあたりまで。19:43/19:58前説(場内アナウンス、90分)、20:06開演~21:41終演。「世代=集団」というものにほとんど関心がないので、なにがそこまで人を動かすのか..(個人的なことでスミマセン)よくわかりませんでした。「ゆとり」は相当努力や苦労をした人だから(余裕で)できるのであって、最初から「ゆとり!」なんて言ってられる運の良い(?)人は別として、ひたすら遅れてゆくものではないか、とか考えていました。「人生楽ありゃ苦もある」んだし。

何か所かダンスシーンがあります。悪くはないですが、本編のお芝居と温度差がありすぎるように感じました。高めの舞台で、音楽に音量があればそれなりにノルことはできますが、そのあとのシーンにつながっていないようにみえてしまい、それが「お話」のなかでなぜ必要だったのか...。「みせる」ためにダンスシーンを組み込むのもあり、転調気味に展開するのもあり...でも、肝心の本編がそれを受けてさらに躍動しなければ...。

世代の交代には、対立と破壊が避けられないということ?

終盤近く、空調がたいへん寒く感じました。

ゴドーは待たれながら

ゴドーは待たれながら

ナイロン100℃

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議な体験できた
観ているうちにどんどん引き込まれ、自分が出口のない箱の中にはいっているような感覚に。。。イライラしたり、開き直ったり、…。ここはどこ?わたしはだれ?的な舞台と客席が逆転しているような…。そんな体験。野田秀樹さんの声の出演も良かった。一人芝居に圧倒されたようで圧倒してやった的な?不思議な体験をした演劇でした。

ペテン師と詐欺師

ペテン師と詐欺師

The Dusty Walls

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

ベタながら
シンプルな美術と照明も好印象。
アンサンブルも良い。
欲を言えば、後半のベタベタさは、整理できなかったものかとは思う。

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

劇団東京ペンギン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

洗練された演出と魅力的な役者陣。
シンプルながらセンスのいい舞台美術とそれを活かした洗練された演出に劇団の進歩を感じた。
また男優も女優も将来性のある若手を揃えている。

こういう伸びしろのある劇団が好きだ。役者たちがいきいきしていた。

ロイヤルホストクラブ2013 ご観劇ありがとうございました♪

ロイヤルホストクラブ2013 ご観劇ありがとうございました♪

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★

堪能しました!
ホストクラブという空間を見事に現したセット!役者さんたちの小気味良い会話。
やっぱりミュージカル座はコメディだな!と言えます。

ネタバレBOX

ただ、3時間もセットが変わらないのにはびっくり。確かに上手く使っているけど…いくらなんでも。
それから、初日だからか、変な暗転の長さや、音響のせい?なのか声の飛びかたがイマイチ。
フィリピーナもせっかくのオイシイ登場なのに始終アマガミなセリフ。(片言は抜きにして)
そして笑いのネタがミュージカル好きを狙いすぎたふしもちらほら。
だったら私はトラブルショーのほうが好きだし笑ったなー。という感じです。
全体としては、まぁ悪くないけど、無駄に長かったかな。
LISTEN TO THE STEREO!!【満員御礼!】

LISTEN TO THE STEREO!!【満員御礼!】

劇団ゴールデンタイム!

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

時空を超えて
設定、展開に若干の粗さはあるもののテンポよく進むストーリーは時間を感じさせませんでした。 途中、次々と明らかになる真実と状況、ラストシーンも含めて面白かったです! 見えてない全容もありそうなので続編もできそうな感じですね!?

平田オリザ・演劇展vol.3

平田オリザ・演劇展vol.3

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

この暑さは受け入れがたし
寒さに慣れた身にあの暑さは地獄だった。

途中から舞台を観る気力もなくなり、
ラジオだと思って聴くことにしたが、
最後には何を言ってるんだか聞き取れなくなった。

そういえば暑さ寒さに弱い受験生だった(苦笑

何度も出ようと思ったが、
ぎゅうぎゅう詰めのなかで出るのも迷惑かと思い思いとどまったが、
今考えるとさっさと出た方が良かったかもしれない。

空調を入れなかった理由が良く分からなかったが、
空調の音程度で雰囲気がなくなる舞台なら
上演しない方が良いと思う。

こどもの頃からの目黒区民なので
ちびっ子のころ寄生虫博物館に行かされた記憶はあるが、
やっぱり慣れない(苦笑

暑さと相まって気分が悪くなりトラウマになりそうだった。

仕事で疲れてあの状態でヘロヘロになった。
明日の仕事もあるので手加減してほしいと思った。

自分の時間を返してほしい(苦笑

たぶん☆2つ以下を付けるのは初めてだと思う。

次はなるべく早く行って通路に近い席を確保し、暑かったらすぐ出ようと思う。

劇場側も、暑かったらすぐ出られる席を空けておいてほしい。

四月の風、ただ舞い上がる

四月の風、ただ舞い上がる

PROPAGANDA STAGE

ザムザ阿佐谷(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれの道
同じアパートに住む若者の成長過程と旅立ち
を描いていたと思います。
前回バージョンは見ていないので分かりませんが、
もっと生き方とか、夢を追う若者特有の
こだわりが強く激しくぶつかり合うシーンが
あったりするのかなぁと思いましたが、
ややソフトなものだった感じがします。
セット等雰囲気はよく出ていたと思います。
今の時代、ああやって同じアパートの住人同士で
飲むということってなかなかないよなと思って
観ました。

つきあたりを見上げれば…【無事に終演致しました。ご来場頂きありがとうございました!】

つきあたりを見上げれば…【無事に終演致しました。ご来場頂きありがとうございました!】

劇団宇宙キャンパス

吉祥寺シアター(東京都)

2013/04/04 (木) ~ 2013/04/10 (水)公演終了

満足度★★

主人公が嫌い
主人公の青年が好きになれなかった。
演技や雰囲気が悪いとかじゃなくて、ストーリー上やってる事が人としてどうかと。
自分ではほぼ何もしないくせに他人には文句ばかり言っててイライラした。

ネタバレBOX

極めつけは
「いくらでもパン買ってあげるから!いくらでもコーヒー飲ませてあげるから!」
だから五億円の物件を守ってくれ、と。そんなバカな。

あと、整形ホストがあそこまで言われるほど美形じゃないのは仕方ない事なのか。台本がハードルを上げ過ぎているのではなかろうか。
ペテン師と詐欺師

ペテン師と詐欺師

The Dusty Walls

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

せっかくの生バンドなのに
音響があまり良くないのと、音が大きすぎて台無しな感じに。これなら音源を使ったほうが無理なく聞こえる、と思うぐらい。華やかな舞台で楽しめましたが、前半がすごく長く感じた。前半もう少しコンパクトだとおしゃれ感が出てよかったのに、と残念感が残る。

平田オリザ・演劇展vol.3

平田オリザ・演劇展vol.3

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

『この生は受け入れがたし』観劇
基本、研究室の日常をそのまま描写しているだけのようでした。

ネタバレBOX

研究員の妻が寄生虫のことを聴きに来ている特異さはありましたが、研究室の日常をそのまま描写しているだけのようで、それでもお芝居が成立するんだと不思議な気持ちになりました。

ラストシーンで、フタゴムシという寄生虫の話を通じて夫が妻に身も心も愛していることを不器用に告白するというところだけが所謂お芝居のようでした。

寄生虫の害や効用についてはおおよそ見聞きしている内容だったのであまり新鮮味はありませんでした。

キツネのお面をつけたシーンは狐憑きのようでちょっと幻想的ではありましたが、アフタートークでオリザさんが話したことによれば、初演当時たまたま秋田で見かけたキツネのお面を使うために取り入れただけということでした。

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