熊の親切
カムカムミニキーナ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★
サラウンドミニキーナ
面白い舞台配置で、それを十分に活かした演出がされていたのではないかと思います。2回観劇したのですが、様々な角度から観る楽しみもありました!
ストーリーは少しむずかしいところもあったのですが、しっかりとストーリーが組まれていて面白かったです。
チェンジ・ザ・ワールド
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
満足度★★★★
おもろかった
台詞をかなり噛んでいたのがきになったが、スピーディな展開とその合間にはさまれた笑いのバランスがうまい。そして単なるドタバタでは終わらないストーリーもよかった。
未確認の詩-ウタ-
ライオン・パーマ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了
満足度★★★
初見
約2時間の、どちらかといえば長めの公演時間だが時計が気にならない舞台だった。台詞の怪しい部分はちょっとあったが、ボリューム感のある内容で面白かった。が、いまになって振り返ると、どんな内容だったのか、ほとんど覚えていない!!
大西洋レストラン
PROMAX
博品館劇場(東京都)
2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★
ピアノ以外見るべきものなし
そのビアノも左右のバランスが悪く、我流で習得したような乱暴な弾き方なのだが、その音色は人を引き付ける。おもちゃの鉄琴をたたいていた時にも感じたので、天賦の才なのだろう。
て
ハイバイ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/05/21 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了
満足度★★★
ネタばれ
多少ネタばれ
ネタバレBOX
ハイバイの【て】を観劇。
既に何度も再演しており、この劇団の代表作であり、人気がある芝居だ。
僕も以前に観劇しており、その時はユースケ・サンタマリア、研ナオコなどが出演していたが、今作は曲者揃いの劇団員で構成されているので楽しみであった。
家族の話。
体調が悪いお婆ちゃんを励ますという名目で、離れ離れになっている家族が一同に会し、昔を取り戻そうと躍起になろうとするのだが、過去に起こった父親の家庭内暴力から発し、上手くいかなかった家族関係が更に爆発してしまう。
大家族にありがちな家族と個人のアイディンティティー。まるで他人のように互いを罵り、罵倒してしまう血縁者。他人ならその場限りで済んでしまう事も、決して離れる事の出来ない血縁者同士の苦悩というのを徹底的に見せてくる。決してコメディーではないのだが、家族の苦しみというのを自分に置き換えて見ていくと、それが可笑しく、そして切なく感じられてしまうのが、この作品の傑作と言われている由縁であろう。
ただこの作品は確かに面白く、世間では伝説の舞台だと言われているのだが、あまりにも内へ内へ向かって行っている辺りが非常に気になる点だ。これは単なる家族感の辛い話だけだな?で終わってしまい、外へ向かおうという視点がないのが欠点ではないかと思われる。その辺りが評価の分かれ目だと思う。
そして今作が伝説になってしまうと、今後の小劇場界の未来が閉ざされていくような気がしてならない。
間違いなくお勧めなのだが、観客の視点次第かな?とも思われる。
アジア温泉
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
プルーフ/証明(谷 演出ver.)
DULL-COLORED POP
シアター風姿花伝(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
「ゴドーを待ちながら」
みけねこ企画
秋葉原 ACT&B(昭和通口より徒歩三分)(東京都)
2013/05/21 (火) ~ 2013/05/28 (火)公演終了
20130525
♂ver。(^・ェ・^)せりふの力まさな具合はこのみ
黒蜥蜴
パルコ・プロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2013/04/05 (金) ~ 2013/05/06 (月)公演終了
満足度★★★
美学の詰まった作品
2003年「黒蜥蜴」を観て以来の観劇でした。女賊黒蜥蜴の圧倒的な存在感には平伏すのみ…美しさとは時間を超えてしまうんですね。衣装の煌めきと、衣擦れの音、歌うような声、絵画の世界が動いているようでした。
ネタバレBOX
FAXや携帯電話を使用していたり…それにしては着物やドレスだったり…時代設定はいつなんだろう?と思ってしまう私は俗人です。
大西洋レストラン
PROMAX
博品館劇場(東京都)
2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★
洒落た音楽劇
ピアノと歌の演奏のパートと、芝居のパートが交互に連なる形式の音楽劇で、全体の物語の流れよりも、それぞれのシーンのシチュエーションを楽しむタイプの作品でした。
大西洋を横断する客船の中のレストランでの出来事が5つのエピソードとして演じられ、初めの3つはちょっとチグハグな会話のやりとりで、4つ目からサスペンス的な雰囲気となり、5つ目は船が沈没して島に辿り着いてからの様子が描かれていました。
物語としてはあまり盛り上がりもないまま終わるので、中途半端に感じました。
演劇としては物足りなさを感じましたが、H ZETT Mさんのピアノと湯澤幸一郎さんのカウンターテナーの歌声は聴き応えがあり、とても楽しめました。
調律のためにピアノを5度音程で弾いている音がそのまま歌の伴奏となっている場面は音楽的ユーモアがあって楽しかったです。
奥が一段上がっていて、下手にピアノ、上手に大きな舵のオブジェがあるだけのシンプルな舞台ですが、最後のシーンでそれらに布を掛けて岩に見せ、手前に青い布を広げて海岸に見せて島の景色に転換していたのが印象に残りました。
冒頭で緒川たまきさんが老婆を演じていて、いつもとは全然違う声色で話しているのが新鮮でした。
椅子
百景社
百景社アトリエ(茨城県)
2013/05/24 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了
覚悟
祝、アトリエこけら落し公演。みなさんの覚悟を見届けてきました。いっぱいエネルギーを貰いました。有難う。
岸田國士原作コレクション
オーストラ・マコンドー
black A(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★
岸田國士がおもしろすぎる(まずはC)
知識が浅いもので、
岸田戯曲がこんなに面白いなんて知りませんでした。
会場も演出の創意を解き放つに十分な
フレキシビリティを持っていて。
作品に加えて見せ方にも様々な工夫が感じられて・・・
まずはC観ましたが、どの作品にももれなく引き込まれ、
しかも一つずつの作品に異なる魅力がありました。
ネタバレBOX
まずは、5/25ソワレにてCの三作を・・・
「モノロオグ」
女性の一人語りなのですが、演じるのは男優。
役者が登場の際にはちょっとびっくりするのですが・・・。
女優が演じると、ちょっと生々しくなりそうな戯曲が
ジェンダーが変わることで、骨格のおもしろさや、
良い意味で上手く削がれた想いの姿として
織り上がっていく。
しかも、役者の身体の使い方が、なにげすごいのですよ。
左右の足の動きが、しっかりと直線で内外に交差して、
ぶれない。
そのタイトさが、女性の線の細さとなり、
その上にのる手や首の動きも
女性のものとして観る側に女性が醸す様々なニュアンスを伝えていく。
最初こそ、男性の演じる女性という印象で観ていましたが、
ちょっと客をいじる枕のような時間の中で、
語られることは紛うことなき女性の物語になって。
しかも、女性がことばを濁し隠すような想いの内側すら
男優だと逆に違和感なく舞台に乗せられていって。
戯曲に描きこまれた女性の心情が、
女性の色で揺らぎ、観る側に伝わってきたことでした。
「クロニック モノロゲ」
短編の戯曲なのですが、構造がちょっぴり複雑で、
物語の進行にしたがって、
その場のありようや、物事の真相が
変わっていく。
戯曲がもつ構造を、二人の女優がジェンダーを乗り越えて、
一歩ずつ観る側とともに歩んでいきます。
この作品も、
役者たちの身体の使い方がさりげなく裏打ちされていて、
台詞に加えて、そのナチュラルな動きで
舞台を満たしていた冒頭の女性の視座が
やはり女優が演じる男性の表層に導かれ、
次第に塗り替わり、
男性の想いの表裏の様相に置き換わっていく。
作品が2人芝居として演じられるなかで、
表見上の男性を女優が演じることが、
冒頭の女性が二役の如く
その内心の声となることの違和感を拭い去っていて。
また、それは、冒頭から女性の色香がしっかりと描き込まれ、
男の所作が、身体の使い方も含めて
良く作りこまれていることにも担保されていて。
この作品を同じジェンダーの2人で演じることで
戯曲の構造に内包されているニュアンスが
さらに際立って伝わってきたようにも思えました。
最初の2作品は上野演出でしたが、
ともに女性の振舞いや伝わってくる内心が
とても細微に女性の質感や美しさを伝えていて。
女性の美しさを、あざとさを持たずに
とてもナチュラルに導き出す
演出家ならではの戯曲の取り込みに惹かれたことでした。
「風俗時評」
休憩をはさんで、場内の雰囲気も緩んだ場内に、
いきなり20人近い役者たちが、
制服や戯画的な衣装を纏って
それこそ軍靴の音を響かせるように入り込んでくる。
元々そんなに広い会場でもないわけで、
役者たちが客席的なエリアすら舞台に変えて
場内には一気に溢れかえるような混沌が形成されます。
そこに章が切られ、
様々なシーンが重ねられていく。
最初は、医院で、
突然ある部位を痛みに襲われるという奇病を治療する姿なのですが、
やがて、警察や学校、さらには床屋や家庭やホテルにまで
舞台は移り、
次第にその時代の、様々な階層のありようが
切り出されていきます。
その、一つずつのシーンはどこか突飛で、
デフォルメされていて、
時に薄っぺらくコミカルでもあるのですが、
シーンを支える役者たちには、
そのなかに織り込まれた人物のありようと
見識や思想の深浅をしなやかに担保するに十分な力量があって、
会場を満たし続けるテンションと、
積み上がっていくそれぞれのシーンが、
そして痛みの有無や現われ方につづられて・・・。
もっと言えば、役者たちが、それぞれのロールを
その空気の中で貫いているからこそ、成り立ち、
見続けうる作品でもあって。
気が付けば、その時代の様相や閉塞に
会場全体がどっぷりと浸されている。
それと、この作品、
実はシーン自体やそれを繋ぐ役者たちの動きが
とてもよく研がれていて、
メリハリや切っ先をともなって
観る側に常にインパクトを与え続け、
その世界のありようを描き続けていて。
そこには実にしたたかな舞台のフォーメーションや
所作があって、
台詞で紡がれる世界観を
群舞のごとき動きが要所でしっかりと支えていることにも
思い当たる。
最後に、それが2.26事件の直前の
姿の描写であることが差し入れられます。
(戯曲のまま)
舞台は映像などとともに
しっかりとその座標をさだめて・・・
そこに、時代の、生き物の如くの、
抗うことのできないうねりを感じて、
底知れない感覚に深く捉われたことでした。
*** ***
まだ、公演期間の前半ということで、この舞台、さらに様々に熟していく予感もあって。
また、他のバージョンを観ることも本当にたのしみになりました。
ハッピークイーンとイバラの姫
カラスカ
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★
真実が・・
意外というか、「え?そういう方向?」という感じでした。真剣にサスペンスのようなストーリーを観ていたら、急に展開がコメディになり、それが面白いといえば面白いのですが・・。何となく、まとめ方が安易な感じがしました。でも、色々なエピソードが面白く、笑ってしまいました。面白かったです。
ネタバレBOX
何となく附に落ちなかったのは、変態の2文字でまとめてしまっているように感じたからです。結局は、SとMの変態(?)の双子の姉妹の話だったのかな?という印象でした。
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので
ポップンマッシュルームチキン野郎
サンモールスタジオ(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
人間が出てこなスギ!
ライオンキングみたいな擬人化されたキャラクターが出てくる舞台以外でこんなに人間が出てこない舞台は初めて。と同時にここまでほっとするラストシーンが待っているなんて夢にも思わなかった。いつもポップンマッシュルームチキン野郎の公演はコメディーとドラマの落差が激しいのだが、今回は程よいバランスで見やすい作り。劇団の勢いを感じさせる快作!
人魚姫~海賊編~
兎団
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★
よかった
前は見てなかったが、よくわかり、楽しめた。キャラがはっきりしていて、お笑いもあり、美女もそろってて、とてもよかった。
プルーフ/証明(谷 演出ver.)
DULL-COLORED POP
シアター風姿花伝(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
とても良い。
ミニマルな構造の会話劇で、とても好きなタイプの作品でした。
役者の演技は勿論、美術の使い方や転換の仕方など、とても丁寧に演出がなされていて、その辺もとてもよかった。
百花亜希さんの演技もとてもよかったです。
元田暁子さん演出バージョンも拝見することにしました!
ネタバレBOX
役者への演出は勿論、
美術を演出と絡めて使うやり方や、
音楽の切り替わりで、場面転換をする手法など、
とても計算されていて、無駄がなく、しかも丁寧。素晴らしかった。
役者の演技も素晴らしかった。特に百花亜希さん。
物語もとても良かった。
『プルーフ/証明』という表題が、単に数学の「証明」の問題を扱っているからだとばかり思っていたら、最後の最後で、実は、「どうやっても証明できないものに関しては、信じることしかできない」ということが見えてくる。うなった。
ラストが大団円になる前に、急に切断されて終わるのもよかった。
ただ、、、というほどのことではないのだけれど、
改めて翻訳モノの難しさも感じた。
設定などを日本に寄せると、脚本の意味が変わってしまうし、
外国の設定のままやると、日本人が外国人を演じている違和感はやはり残ってしまう。見た目だけではなくて、演技も含めて。
だから、やはりその点は、最初ちょっとひっかかったけれど、、、他にやりようもないから、しょうがないのだと思う。設定を日本に寄せることはできない脚本だから。
元田暁子さんの演出も期待しています!
羅城門
WET BLANKET
ぽんプラザホール(福岡県)
2013/05/25 (土) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★
SWAPの回でした。
この回しか観ていないのですが、同じ料金なので全身全霊で演じきられたことと思います。熱さは伝わってきました。
ネタバレBOX
途中から先の読める展開になってきますので、ラブシーンの時間を引っ張られるとダルくなります。
ウィリアム・シェイクスピア
無名塾
吉祥寺シアター(東京都)
2013/05/18 (土) ~ 2013/05/25 (土)公演終了
何度もすみません
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
爆笑の連続
チケットプレゼントにて観劇。初めて観る劇団さんです。
会場に入るとほぼ満席で、そして若いお客さんが多いなぁという印象を受けました。
オーバーリアクション気味の派手な動きと台詞回し、
シュールな展開と次々と繰り出される笑いのネタはコントのようで爆笑の連続。
周りもドッカンドッカンウケてました。
演者さんがとにかくパワフルで、とても勢いのある舞台でした。
終盤には驚きの展開と思わずジーンとなれる結末が用意されてて
メリハリの効いたお話になっていたと思います。
ネタバレBOX
個人的にはクイズ戦士のネタがとてもツボでした。
突如始まるクイズと、志村、篠原のやり取りには爆笑でした。
他には、
何度も繰り返す過去、特に終盤の一気に過去に戻る時の演出が良かったです。
大西洋レストラン
PROMAX
博品館劇場(東京都)
2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ピアノとサスペンス
H ZETT Mさんの超絶技巧、緒川たまきさんの魅力に魅了されました。
ネタバレBOX
船上での一人旅、色んな人との会話と音楽で終始するのかと思っていると、船を追っかけてきた男が現れ様相が一変して…。
才能がある若いバレエダンサーの少年と偶然知り合ったことで、船会社が仕込んだ保険金目当ての沈没事故の巻き添えで死ぬことから免れ、イギリスからアメリカへ逃げおおせた夫殺しの疑いのある女性の話。
性的虐待を受けていた女性は、適齢期になってその男と結婚させられたのしょう。そして、夫を殺し、容疑が掛けられている最中いくばくかの財産を持って船に乗ったのでしょう。
船会社の男や船上歌手とバレエダンサーの父子とともに無人島から救出されて以来、容疑者の女性は事故で死んだことにして彼女は別人となってアメリカで家庭を築いたのでした。
なぜ男が女装して歌ってるんだと思いましたが、船上で営業する上で一人で男歌手も女歌手もやった方が人件費の節約になるというセリフを聞いて、ストーリー上仕方ないかと已む無く納得しました。
納得できなかったのは、婚約者の浮気癖を心配する女性客を男性俳優が兼任していたことと、おばあさんの声がスピーカーから流れていましたが、若い女優が無理しておばあさんを演じるときの喉から絞り出すようなステレオタイプの甲高い声だったことです。
若い女性役にはちゃんとした若い女優を使ってほしいし、また、おばあさんの声だけだったらもっと適した年配の女優がいるはずだと思いました。歌手の女装も含めてこれらの節約のために豪華であるはずの舞台全体が貧乏臭くなってしまったのが残念でした。