満足度★★★★
無題668(13-093)
19:30の回(曇、風)。18:45会場着、19:00受付(整理券あり)、19:15開場。いままで機会がなく黒田さんが携わっていらっしゃる作品をみていなかったのですが、今夜ようやく。19:30開演~20:22(休憩、ドリンクサービスあり)、20:32~21:04終演。梶本さん、中津留さん、伊佐さんの順。当パンをみると梶本さん「プロジェクト大山」、中津留さんはお茶の水女子大とのことで、ちょうど同大学の26(金)「創作舞踏公演(4/26@なかのZERO」に行こうと思っていたところ。
3作品...そうとう筋肉質なもののように感じました。無音の時間が長く、カラダが動く音や息遣いが近くに聞こえました。皮膚のすぐ下に力が漲っているようで、それを抑えることは叶わずカラダがさまざまに動く。
上手、ポツンと木の机、暗転するとギシギシ聞こえてくる…上がろうとしているのだろうか…まだ、続く…ようやく明るくなると机にしがみついて足をブラブラ…机はきしむ、しばらく机の上でもがいている…このまま床に降りないつもりか…ゆっくりと前に降りたつ。
亀がひっくり返ったような姿勢でもがいている…もがきながら横に移動している…両足を床につけず反転する…ここで当パンをみると「スイマー」とある…よくみると水着(のようにみえる)…腕を封じ足搔きで…立ち上がり大きく口を開け歩く…、ひとり、ふたり、15人、87人…客席を見下ろし何を数えているのか…
動かないふたり…普通の生活時間とは違う時を刻んでいる…ふたりに接点はなさそう…視線を合わせるでもなく…。
いずれも相当な重力を感じる内容…重力から解放されると制御できない…
当パンの裏にこれからの公演がいろいろ紹介されていましたので、できる限り行ってみようと思います。