最新の観てきた!クチコミ一覧

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Mores(モリス)

Mores(モリス)

Infinite

ABCホール (大阪府)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

それぞれの生きる道
はっきりいって、何ら変わりないのだと。『求める人』がいるから『提供する人』がいるだけの話。それが『物』であるか『人』であるかだけの違い。自分らしくいるために働く。自分の仕事に誇りを持ってるからそこで働く。コメディでありながら、しっかりとしたお話。それでもかなり笑いました(^◇^;)あんなに大笑いしたのは久しぶりかも?!観にいってよかったです(o^^o)

それ行け!お魚ナンバーナイン(仮)

それ行け!お魚ナンバーナイン(仮)

演劇サムライナンバーナイン

シアター711(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

めっちゃ楽しかった!!!
凄い凄い!!!パワー炸裂でしたね。元気出ました!!!!

UMAの方、前半淡々と拝見してましたが、後半からグイグイ引き込まれました!
セカイから。。。、なんてシュールでなんてオモロいんだ!ドキっとするセリフがいくつもありました。なのに笑える!

どちらも大変レベル高く大満足です。幸せなひとときでした~。ありがとうございました!!!

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

劇団東京ペンギン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

社会派あるいは思想派?
時代を問わず常に言われ続ける「最近の若いモンは…」や大人って何?その境界は?などについてあれこれ考えをめぐらせながら観る。
その意味で社会派あるいは思想派と言えるのではあるまいか?(「オトナ帝国」も想起したけれど(笑))
また、舞台中央の構造物に空けられた「穴」の使い方をはじめとして随所に漂う「クロムらぶ♪」にはニヤリ。

近未来パーク

近未来パーク

とくお組

吉祥寺シアター(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

祝10周年
とくお組らしさがあふれ出た芝居。さすがですね。安心して観ていられます。笑いも浪漫も,人間のなさけなさもすべて満載で,しっかりあじあわせていただきました。劇団員の個性も生きていますね。とてもとても面白かったです。

偽典・地獄変

偽典・地獄変

鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず

pit北/区域(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

ニカイの観劇を勧められた。
なんだかんだ交友のあった劇団だったので、
主催にどこから観るのがおすすめか聞いてみた。
「ニカイの観劇」を勧められた。

二階席から全体を観るか、一階席から殺陣などの動きをみるか…
要するに、一度じゃ満足できない舞台だったようだ。

twitterをもちいた情報宣伝がかなりなされていたので、
期待しすぎていたのだが、実際オペ卓前というなかなか周りが見えそうな席を陣取ったのだが、伏兵がいた。
なかなかでかいスピーカーさんがいて、上演中ずっと右側の音はスピーカーだけでした。

ネタバレBOX

高さのある小劇場特有の舞台空間で、殺陣をやることの大変さは、なんとなくわかっていたが、ジャパニーズカタナソードや鉄パイプの動きには少しはらはらした。

セリフの混ざり合う感じ。
話の壊し方、いや、修正の仕方はなかなかのものだった。
彼らの出身団体の演劇を思い起こしていたほどであったが、ただリアルな速度と密度、重さがある芝居は、慣れてない人間には、すこし疲れてしますかもしれない。

あえて言うならば、芝居の速度変化をあえて強めにやるとまたテイストが変わったかもしれない。
マリア

マリア

Straw&Berry

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

満足度★★★★

面白かったはずなんだけど
面白かったはずなんだけど、舞台転換がすごかったのと、照明がきれいだったのと、百花亜希が素敵だったのと、おまけ演劇なるブツが相当に酷かったのくらいしかなぜだか覚えてない・・・^^;

でもそうですよ、ほんとに舞台転換が見事で、照明が印象的で、百花亜希が素敵だったです。
そんでもって間違いなくその三点によって、この『マリア』という作品の持つ「同じ光に照らされていた時間」への思いが、生き生きと劇場内に立ち上がっていたんじゃないかと思う。

客入れの音楽に「あれ」を使っていたのは、作品の世界を萎ませていてしまってたような。
個人的に嫌いってのもあるけど。

泣きたいくらい、

泣きたいくらい、

演劇人*ゆーぎりす

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

桜の季節に…‥
桜の木にまつわる、少し悲しい話、いくつかのストーリーが交錯し絡みあい、最後にはつながる脚本!良く出来ていたのではないでしょうか!?

ネタバレBOX

山の神様の見せ方にひと工夫あれば、もっと良かったように思いました
クリエイタアズ ハイ

クリエイタアズ ハイ

ホチキス

OFF OFFシアター(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったぁ~(*^_^*)☆
スッゴく楽しくて♪満足満足!大満足!小玉さんの面白さも大爆発☆彡演出もキャストさんにもスゴく楽しませてもらったよ☆ヾ(*´∀`*)ノ    (詳しくはブログで)

淡仙女

淡仙女

あやめ十八番

セーヌ・フルリ(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

異界へ
初日観劇。会場は花組芝居の稽古場なのですが、見事な異空間―異界と言っても良いほど作り上げられた場が、まず見所。
物語が進むにつれ、同じ構造でも別の劇場ではダメなのだと、ここで上演する味わいがじわじわ効いてくる。

どれだけ期待して観にいっても、自分が期待していたことすら忘れるくらい、凄まじいものをくれる。
初見では「妹」としかシンクロできなかったけど、別の人物に入り込んだら、また違った表情になりそう。

▽4/22(月)ネタバレ欄追記

ネタバレBOX

初日、18、19夜、千穐楽と観劇。結果的に、足を運べる回は全部観てしまった。
初の単独公演、2時間どっぷりとあやめ十八番の世界に浸ることが出来て、何よりの幸せだった。

今回特に気に入ったのは、劇場と物語構造。
劇場については先述の通り、異界に踏み込んで垣間見た感がたまらない。

劇団の稽古、演出・神主による「仙女をプロデュース」、兄妹の物語。
三枚くらいには下ろせそうな複雑な構造を、一本に乗せてしまう作り方が(初見の冒頭は頭がパンクしそうになるが)、読み込む楽しみがある。

異界とも呼べるほどの異様な「場」が、劇団の稽古をしている光景と繋がって、物語世界へ伸びていく。
「場」と物語の一体感、稽古場での公演だからこそだろう、と味わい深かった。

千穐楽にて。
京子(堤千穂さん)と夕子(大森茉利子さん)の「ずっと一緒にいてあげられなくてごめん」とハモるセリフで、唐突に、ずっと一緒にいてあげられなかった人のことを思い出した。
途端、京子と夕子の感情がダイレクトに流れ込んでくるようで苦しくなった。

水町鈴(長井短さん)以外にもシンクロできるポイントが、あったようです。
淡仙女

淡仙女

あやめ十八番

セーヌ・フルリ(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

お祭りの夜へトリップ
あやめ十八番3作目。
主催、堀越さんのテイストは嫌いではありません。
舞台装置もお稽古場に作り上げたにしては雰囲気が素晴らしく、世界観にどっぷり浸れました。

以下、本音はネタバレBOXへ。

ネタバレBOX

しかし、この作品の内容であれば、
2時間はやや長過ぎなようで途中草臥れました。

緩急つけたお芝居というより、特に前半は「いっぱいいっぱいの全力投球」で。
ある意味においては引込まれるが、逆にこちらの体力も奪われる。
それは熱気あふれる芝居や、
こまごまと登場し過ぎる演出家の演出や、
入れ代わり立ち代わりのシーン。
端々に欲張り過ぎ感があり、うるささや、煩わしさの方が先に立つ。

後半、どっと草臥れた後に父親や娘の語りのシーン。
間延びを感じ、やや睡魔に襲われつつ拝見。

悪くはないが、思っていたよりは後味も薄く。

もう少し引き算が欲しかった舞台でした。


別の方も書かれていましたが、私の席もライトが直接目に入る位置でまぶしかったです。
淡仙女

淡仙女

あやめ十八番

セーヌ・フルリ(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

感情の発露が美しい
感情が高まり、零れる様を素直に表現している出演者が何人かいて、
キラキラしています。

苦言はネタバレへ

ネタバレBOX

ベタになりそうなメインストーリーの展開を、横槍を入れる「演出」役や
ベタな選曲の演奏が邪魔をします。なおかつメインのストーリーには絡みのないサイドストーリーやダンスが邪魔をします。相乗効果となって効果的だと
思える部分もありましたが、作家の照れ隠しと多すぎる出演者への配慮にしか思えない部分がほとんどでした。

円形舞台で自由席。出入り口から奥側の演奏席ちかくに着席。
水平方向に向けられたフィルターなしの生のライトが芝居の7割方、
前明りとして使われるが、もろに客席を照らしていて不快極まりない。
演出や照明プランナーは客席で芝居を確認したのでしょうか?
舞台を見ようとしても逆光で見えません。メツブシ殺人光線です。

上演中に、一瞬急に暗転になったので演出効果かと思ったら、
PA席で頭を抱えるオペレーターの姿が…。頭を抱えなければ
分からなかったのにね。PA席明るすぎます。

ハイトーンの歌声はよかったですが、ギターの挿入歌多すぎです。
過剰に感じました。前説と後説で演奏家が喋るのは好みではありません。

初日だったので、これからよくなることを祈ります。
ファーストバージン

ファーストバージン

Peachboys

シアター711(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

オトナの余裕の艶笑系青春コメディ
大のオトナの悪ふざけ、あるいは艶笑気味青春コメディ。濃いキャラ合戦のおバカオンパレードに大いに笑い、青春モノ的なノリには懐かしさを感じる。
考えるに設定年齢に近い役者を使って演ったら、変に生々しかったりしてあの可笑しさは出ないのではあるまいか。オトナの余裕みたいなものも加わって初めてあの味が出る、と言えるのでは?
あと、90年代J-POPの選曲&使い方も良かったなぁ。

エンドロール

エンドロール

一輝星

d-倉庫(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★

長い、かな。
上演時間150分は、ちょっと長すぎのような・・・・。全体的に引き締まった感じがしないので、なおさら冗長な印象が残った。もう少しコンパクトにまとめると面白さが増えるかも。

ASSH-DX vol.3『危機之介御免』

ASSH-DX vol.3『危機之介御免』

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

殺陣が売りと聞いていたんですが…
何も考えず、軽く笑いたい時には向いている作品で、楽しかったです。
小ネタやアフタートークはキャストさん本人ネタが多過ぎて、キャストさんのファンでない人には理解するのも難しいと感じました。
殺陣が売りと聞いていたので楽しみにしていたのですが、アクションやダンスの動きとしては綺麗なキャストも、殺陣の動きではないな、という方が多くて残念に感じました。
ただ、殺陣が売り!と聞いていなければ凄いな!格好良いな!と感じただろう範囲でした。
全体的に内輪受けというか、「分かっている事前提」なノリだったので、そういう作品が好きな方はとても楽しめると思います。

迷子の部屋

迷子の部屋

劇団あおきりみかん

名古屋テレビ塔 三階秘密の部屋(愛知県)

2013/03/22 (金) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

あおきりみかん「迷子の部屋」観ました
 休み無しに続くクセックACT稽古、観れないだろうと覚悟していましたが、日曜11:00の回があると知り、あわてて予約しました(その日のうちに完売。ヒ~)ビバ日曜朝公演。さすが一ヶ月ロングラン。

 上演場所は名古屋・栄のTV塔、おそらく昨年の「怪談×階段」と同じフロア。
 有名ファンタジーを題材にした仕掛けの部屋と、ごく普通の部屋。
 ファンタジーと現実の重なる人物達の、物理法則に捕らわれない出入り。
 渦まく迷宮、理不尽。誰かを殺した主人公、そのゴール。傷は、隠していてもいつまでも引きずる…向き合わないと…。

 主演女優がハマり役。劇団鹿殺しの菜月チョビさんを彷彿とさせる風貌が印象的(笑)。
 ラストの、主人公の一動作で全てを伝える演出が素敵。

 できれば、せっかく劇場ではない公演なので、もっと、あちこちの部屋へ(「怪談×階段」のように、TV塔外部の階段を15分かけて昇るとか←今にして思うとスゲエw)移動してみたかったです。演劇以外のお客さんの都合もあるけれど…。


 そして、初のネタバレBOX使用!
 ※【要注意!】前回、前々回公演の内容にも触れてます→


ネタバレBOX

 あおきりみかんは、このところ毎回観ていますが、最近は特に内省度が高いようです(若いうちに勇気を持って戦わなかったことを悔やむような『湖の白鳥』、偶像に自分を重ね、自我を消してしまう『よく聞く』、朝のまどろみ下でのグダグダな自分内会議・劇王Ⅹ『上中下』)。

 掘り下げる領域、その演出は面白いのですが、それが続くと「またか…」とどうしても思ってしまいます。
 あと、内省に関わる後半の正体明かしが、数が多過ぎるためか、答え合せに見えてしまった感も。。。

 『ここまでがユートピア』のような、結論の捉え所のない群像劇も面白かったので、ぜひとも変化を期待します。鹿目さんよろしくお願いします。
淡仙女

淡仙女

あやめ十八番

セーヌ・フルリ(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

あまりに胸が痛く。
後半涙が止まらなくて、終演後も役者さんと話すたびに泣いてました。心の整理をしてからまた投稿します。とりあえずノスタルジックで神秘的な舞台に息づく演劇の胎動を、たくさんの人に味わっていただきたく、心からの祈りを。

独り芝居・芸人列伝

独り芝居・芸人列伝

だらく舘

シアターPOO(東京都)

2013/04/16 (火) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

松井須磨子って?
松井須磨子。知らなかったですが、楽しく拝見しました。
独特の雰囲気。
小島薫さんが観客の心を掴んで、素晴らしい演技をされていたかと。

ネタバレBOX

演劇ってコミュニケーションなんだなあと改めて思いました。独り芝居だと、観客とのコミュニケーションが大事になる。というか、もうそれしか無いかも。

小島薫さん最初のてんぱったふうの前説と舞台での化粧、化粧なしがら芝居の筋を話してしまうことで、観客の心をばっちり掴んでいたかと。

クライマックスのシーンでのシャボン玉。あれがもっと舞台中央まで届けばよかったのにあ。

あと、後半、須磨子のふてぶてしさや迫力がもっと出ればよかったかもと。偉そうですが。小島薫さんの人のよさだけが、目立ったような。

ああ、なんか、他のも全部観たいんですけど、なかなか出来ないのが残念、、、
マリア

マリア

Straw&Berry

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

満足度★★★★

無題669(13-094)
19:30の回(曇)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場。白いカーテンがあり舞台は見えません。大きくプロジェクト名が映っています。パイプ椅子席、その「文字」は相当高い位置に…となると、舞台もそうかと思ったのと客席に段差があったので2列目に座ってみました。でも普通の高さでしたので最前列でも首が痛くなるようなことはありません。今夜はオタノシミの「オマケ」付(会沢さんが出るのかと期待…いつも当パンに書いてあるように余韻は吹き飛びますが好きです)。舞台の造り方、物語の進行、見せ方は面白かったのですが、このグダグダの関係(設定)、今はちょっと…なので、お話としてはも一つでした。19:29前説(130分)、19:34開演〜21:43終演、オマケ21:50〜22:01。

ネタバレBOX

2011〜2013年、それぞれの春、やはり幸運の女神には前髪しかなかった。

精神的に不安定な男(シゲル:バンドのメンバーだがもはや曲ができない)は処方された薬をビールで流し込む、女(マリア)はDVから逃れこの男と付き合っているが、結局は男から離れる。残された男はメンバーの女(真理:元ファン)と付き合うことになるが、これも破綻する。一方、DVの夫と別れた女はカフェのマスターと結婚して子を宿し、バンドメンバーの1人は死に、男は母に…。

舞台を左右に分け、下手に男の部屋、上手にカフェ。同時進行的な展開。正の部分はカフェへ、負の部分は男の部屋へそれぞれ流れている。

最後、男の服が赤く染まっていたのはなぜだろう、母親に口づけしたのはなぜ…。

最初、一続きの部屋でしたが、暗転、カーテンを下ろしガタガタやって明転、ガラッと変わっていました(下手、男は実家で臥せっている/上手、お客が少ないこじんまりとしたカフェ)。オープニングの大音響がすっとコンポに収斂したのは粋。

バイクを移動させる、店を閉めるにしては戻るのに時間かかりすぎ、と感じました…ギター(ストラトタイプ、B、メイプルネック)のチューニングあっていたのだろうか…最初のシーンを一部変えて繰り返したのはなぜだろうか…
母、帰る【お陰様で大好評のうち閉幕しました!】

母、帰る【お陰様で大好評のうち閉幕しました!】

演劇集団池田塾

明石スタジオ(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

丁寧
何が正解か分からない難しい問題を丁寧に描き、一つの答を見せてくれました。

ネタバレBOX

頭で考えると、マトリクス的には様々なケースが考えられますが、実母が認知症になったからこそ帰ってきたわけで、そしてようやくこれまでのことが分かり、施設に連れ戻されることになったのにまた来てしまう、そうした自然な流れの中で解が導かれていきました。

居場所が無いというちょっとした喪失感から家を出て、そして帰るきっかけを失ってしまったことによる悲劇。後悔先に立たず、後で悔やんでも仕方がないという意味ですが、後とは一体いつのことでしょうか。帰るきっかけを失ったと思った頃はまだ後では無かったんですね。その時に帰っていればと思います。

捨てられたと思い込んで何も行動しなかった父親も悪く、仲間も悪いですね。

長男夫婦も危機でしたが、同じ轍を踏まず良かったです。

中年の新人さんについてですが、当日パンフレットに書いてあったのでついそういう目で見てしまったせいかもしれませんが、演技は確かに素人っぽく、周りから浮いていました。素晴らしい流れの中の違和感、初っ端にも違和感を覚えた箇所がありましたがそれは置いといて、一言、発表会を見に行っているわけでは無いということだけは言っておきたいと思います。
近未来パーク

近未来パーク

とくお組

吉祥寺シアター(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

快走
なんとなく開演するところがなかなかの演出でした。
未来人が集う公園という発想が面白い設定です。
終始テンポの良い掛け合いに観る者を夢中にさせてくれます。
なんといっても未来人からでてくる言葉が、観る者にイマジネーションをかきたててくれます。
起きている現場(舞台)は、なんでもない公園なのに、未来を想像、連想させる展開は目に見えるもの以上に世界観が広がります。
今回も期待を裏切らない、期待以上の内容でした。

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