
タヌキさんがやって来た。
ユニークポイント
atelier SENTIO(東京都)
2013/04/20 (土) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

マリア
Straw&Berry
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

淡仙女
あやめ十八番
セーヌ・フルリ(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
神様に捧げられし物語
ストリップ小屋を模した円形舞台から続く鳥居への参道、頭上の提灯。結界が張られた幻想世界にすべて赤で統一されたそれらが妖しく浮かぶ舞台での芝居はそれはそれは妖艶で、観る度に観客を蠱惑すると共に鋭い痛みを以て様々な角度から身体を抉り取る、しかしどこか甘やかな陶酔感をもたらしてくれる類稀なる情感的な作品でした。
私がここに書ける感想は、今感じている思いの20%程度です。抱えている数々の琴線に悉く触れてくるので、残り80%の表に出せない感情達は、慟哭の中、大切な人だけに捧げたいと思っています。

淡仙女
あやめ十八番
セーヌ・フルリ(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
すてきでした
とても面白かったです・・・!
はじめは状況が飲み込めなくて混乱しましたが、だんだん引き込まれていきました。
一度だけでなく、二度、三度と別の角度でも観てみたかったです。
堀越お母さんがまるきりお母さんでした。

マスケラ
BLACK★TIGHTS
世界館(大阪府)
2013/04/19 (金) ~ 2013/04/22 (月)公演終了
満足度★★★
エンターテイメントショー
もっとダンスメインでストーリーは付属なのかなと思っていましたが、物語としても楽しめました。歌やダンスシーンの割合が多いので、どっしりしたお芝居を求める人には弱いとは思いますが、さすが、ショーのシーンは圧巻のパフォーマンス。照明と音響、魅せ方がまさにエンターテイメントショーですね。
額縁に見立てた装置に映し出されるステンドグラス、ミラーボールきらめくショー舞台など照明がかっこいい!使い方も上手く、人が浮かび上がるように見せたり、役者がはけるのを隠したりと世界館の舞台を熟知されてるようです。
衣装も特に女性陣のものが華やかで演出を格上げしてました。

にくなしの、サラダよ
コトリ会議
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2013/04/20 (土) ~ 2013/04/22 (月)公演終了
満足度★★★★
絶妙な会話が心地いい時間♪
舞台である喫茶店内でのワンシチュエーションの会話劇ですが言葉のチョイスがいいですね♪
初っ端からキ◯◯マを連呼する有元さんに始まり
ちょっと捻った様な色々な台詞が次々と飛び交う
その会話を聞いているだけで面白い!
ナイスなキャスティング!
個性的な役者さんたちがいい味を出して
言葉に表情をつけながらテンポ良く繰り広げられる会話♪
派手な演出はなく途中で歌と小さなピアノがアクセントになって
カフェという空間を生かした絶妙な世界観は心地いい♪
こういう会話劇は回数を重ねる程、息が合ってきて面白くなりそう♪
後半の公演ではダブルコール♪もあった様な⁈
初日に観たので時間があればもう一回最前列で観たかった♪

根っこ
地人会新社
赤坂RED/THEATER(東京都)
2013/04/04 (木) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★
蛙の子は蛙
ドラマティックな照明やBGMを用いずに役者の演技力だけで引っ張っていくオーソドックスな演出による家族劇で、特に派手な展開がなくても魅力的なやりとりに引き込まれました。
イギリスの田舎町からロンドンに出て社会主義者の男性と恋仲になり進歩的な思想にかぶれた女性ビーティーが家族に恋人を紹介するために帰省し、身近な狭い世界しか見ようとしない家族達の態度に憤慨し、恋人からの受け売りの言葉を捲し立てるものの、実は自身も家族と同類であることを痛感し、それを踏まえた上で先へ行こうとする物語で、ビーティの苛々感と家族のげんなりとした雰囲気の対比がユーモラスに描かれていて、暖かみがありました。
主人公のビーティは理屈っぽい話題を喋り続け、演じ方によっては嫌なキャラクターになりそうですが、占部房子さんのボーイッシュな雰囲気によってチャーミングに感じられました。
ビーティの母を演じた渡辺えりさんが、いかにも田舎のお母さんといった感じで、コミカルな中に素朴な優しさが感じられました。
屏風の様に折り畳める壁は新聞が一面に貼られていて、その上に20世紀以降の大事件の新聞の見出しが大きくカラフルに書かれていて、この作品で描かれていることが特定の時代・国のことではないことを示す意図があったのだと思いますが、わざわざそこまでしなくても演技からそのメッセージが十分伝わっていると思いました。

マリア
Straw&Berry
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

Love Wars
激情コミュニティ
シアターブラッツ(東京都)
2013/04/20 (土) ~ 2013/04/22 (月)公演終了

【矢印】終演致しました!!次回は12月!!
いきずり(劇団はへっ 改め)
新宿眼科画廊(東京都)
2013/04/19 (金) ~ 2013/04/24 (水)公演終了
満足度★★★
もっと違う言葉も欲しい・・
COOL!!の一歩手前という感じ。
音響もフォーメーションもコミカルな演技も[いい感じ]、とまでは行かず。

大きなトランクの中の箱
庭劇団ペニノ
森下スタジオBスタジオ(東京都)
2013/04/12 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

魔笛
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2013/04/14 (日) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★
魔笛
小3の音楽の授業で習い、絵本でも読んでいて、いつかこのオペラを、本物を見てみたいと思っていたオペラです。20年経ってその夢が叶うなんて感慨深いです。そして今回、日本人キャストなのでオペラ初心者としても気軽で見やすく、値段や全2幕の上映時間も手頃でした。パパゲーノはやはりいいキャラですね。夜の女王さまの歌声がとんでもなく素晴らしかった。感動です。
(同じ日に小劇場の方ではちょっとした騒ぎになっていたんですね)

滝沢演舞城2013
松竹
新橋演舞場(東京都)
2013/04/07 (日) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
昨年のより好きです
滝沢歌舞伎2012は日生劇場で鑑賞しましたが、今回は新橋演舞場。花道を使った演出が多く、観客との距離が近くてとても楽しめました。それにしても30代になってもタッキーは本当に義経の格好が似合いますね~。ジャニーズで他にやれる人いないですよねきっと。

3150万秒と、少し
テレビ朝日
天王洲 銀河劇場(東京都)
2013/02/15 (金) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
満足度★★★
期待してませんでしたが
良かったと思います。
若くて、青春って感じで、結構シリアスなテーマを含んでいて。
劇中、3.11震災のことなのか「あんな大地震が起きて、たくさん人が死んでも、何ヶ月も経って、殺人事件が起きた、誰と誰が結婚した、子供生まれたとかニュースで毎日やるうち、みんな少しずつ忘れていって、風化しちゃうんだ」って相葉さんの台詞にはドキっとさせられました。いつまでも忘れず、これからも募金などできることはしていかなきゃって思いました。
先生や小澤君の叔母役たちの演じ分けがみなさん見事でしたね。
相葉さんは初めて拝見しましたが、滑舌がよく、台詞回しも非常に聞き取りやすくて上手だと思いました。今後も楽しみです。

LOVE LETTERS 2013 Whiteday Special
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2013/03/11 (月) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★
これが40年間続いているのですね
長塚圭史さんと松雪泰子さんペアを鑑賞しました。長塚さん、一度噛んで調子が狂ったのか、その後も結構噛む回数が多く、後半は特に、精神が弱っているメリッサを気遣うアンディのはずがいまいちそんな感じにならず…本当にあっさりと、淡々と朗読が進んでいって、いつの間にかメリッサが亡くなっていて「あれ?どこかで聞き逃しちゃったかな」と思ったくらいです。座ったままの朗読とはいえ、もうちょっと感情をこめて熱演してくれるのかと期待していたので、ちょっとがっかりしました。こういった静かな感じ、好きな人は好きなんでしょうね。

流れる雲よ2013 ~海~
演劇集団アトリエッジ
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/04/19 (金) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★
戦争って、、、
いけませんね。でも武力は必要なんですよね?
なんて。そんなことを考えさせる芝居でした。
もっと間をなくして、短くするところは短くできたのではないのかなあ、などとも感じなくもなかったです。

リーディングドラマ「辻仁成 その後のふたり」
日本テレビ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
満足度★★
内山さん、噛み過ぎ
米倉利紀さんと内山理名さんの回を鑑賞しました。辻仁成さんが演出で、男性人は歌手が多いからひょっとしたらアカペラでもちょっとだけでも歌うシーンがあるのかな?という期待があってチケットとりました。
舞台正面ど真ん中、更に3列目という良席で、期待していました。
幕が開き、椅子に座る男女。「子供の頃、ディズニー映画が嫌いだった」と話し始めた、脚を組んだ内山さん。すごく細くて、きちんとお手入れされている感じのつるんとしたきれいな美脚で、「脚きれいだな~」と脚ばっかり見てました。(女ですが…)耳ではもちろん朗読を聞きつつです。
内山さんは演技が上手いという印象あまりないですが、思いのほか感情を声で表現しつつ、演技できていたと思います。米倉さんは低くて聞き取りやすい美声で、歌手なのに結構お上手でした。
ですが…内山さんがちょくちょく噛むので、米倉さんも若干戸惑っていたような困ったようなご様子。前半はそれ程でもありませんでしたが、後半しかもクライマックスに向かっているのに内山さんが噛む頻度が多くなっていき、本来は素敵なラブストーリーなんでしょうが半減した感じです。
終了後の微妙なボリュームの拍手がそれを物語っていました。
本番前の読み合わせが1回だとしても、噛まないで演じる人はたくさんいると思います。すごく好きな劇場だし、良い席だったのに、ちょっとがっかりでした。(内山さんが時々立ち上がって数歩歩くのも演出なんでしょうか?やたら多かった。美脚がたくさん見れたのはラッキーでしたが)

【矢印】終演致しました!!次回は12月!!
いきずり(劇団はへっ 改め)
新宿眼科画廊(東京都)
2013/04/19 (金) ~ 2013/04/24 (水)公演終了
満足度★★★★
無題678(13-103)
19:30の回(曇)。19:02受付、開場。入口側に座席(座布団席+最後列に椅子)、既に5人がいて何をするともなく会話がない時間が過ぎていきます。コンクリートに囲まれた狭い空間、全く装飾がないのは初めて…1週間ほど前、ここでajiをみましたがその時のメルヘン的なもののカケラすら残っていません。暖かさとは無縁の空間、色を喪い、墨色の鈍い感触、コトバも吸い込んでしまいそうな空間、左右のスピーカーから聴こえてくるビート、壁と向かい合っている者、座っている者、歩いている者…若者という以外何の関係もなさそうな者たち、満席、19:31前説(50分)〜20:15終演。桜美林…といえば、ダンサーの木村愛子さん、公演はよくみに行きます。終演後、作演出の(同じく)木村さんとお話…もちろん木村さんのことは知っていらっしゃいました…作風とはかなり違った(こんな言い方でもいいのかな?)好青年。
男と女(結婚してるのかな)、その男の両親…あと「息子」「アイドル」という役があるが、どういう関係だったか…
開演時、5人の立ち位置がよく、それまでの顔つきとは全然違う、短い詩のようなセリフ(リフレイン)、吐き出すセリフ、呻き悶え絞り出すセリフ、薄暗い照明、冷たいコンクリートに押し潰されていくようにみえる、観客も閉じ込められている。初めての役者さんたちばかりでしたが、いい感じの50分でした。

葛城事件
THE SHAMPOO HAT
ザ・スズナリ(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/30 (火)公演終了

大きなトランクの中の箱
庭劇団ペニノ
森下スタジオBスタジオ(東京都)
2013/04/12 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了