満足度★★
内山さん、噛み過ぎ
米倉利紀さんと内山理名さんの回を鑑賞しました。辻仁成さんが演出で、男性人は歌手が多いからひょっとしたらアカペラでもちょっとだけでも歌うシーンがあるのかな?という期待があってチケットとりました。
舞台正面ど真ん中、更に3列目という良席で、期待していました。
幕が開き、椅子に座る男女。「子供の頃、ディズニー映画が嫌いだった」と話し始めた、脚を組んだ内山さん。すごく細くて、きちんとお手入れされている感じのつるんとしたきれいな美脚で、「脚きれいだな~」と脚ばっかり見てました。(女ですが…)耳ではもちろん朗読を聞きつつです。
内山さんは演技が上手いという印象あまりないですが、思いのほか感情を声で表現しつつ、演技できていたと思います。米倉さんは低くて聞き取りやすい美声で、歌手なのに結構お上手でした。
ですが…内山さんがちょくちょく噛むので、米倉さんも若干戸惑っていたような困ったようなご様子。前半はそれ程でもありませんでしたが、後半しかもクライマックスに向かっているのに内山さんが噛む頻度が多くなっていき、本来は素敵なラブストーリーなんでしょうが半減した感じです。
終了後の微妙なボリュームの拍手がそれを物語っていました。
本番前の読み合わせが1回だとしても、噛まないで演じる人はたくさんいると思います。すごく好きな劇場だし、良い席だったのに、ちょっとがっかりでした。(内山さんが時々立ち上がって数歩歩くのも演出なんでしょうか?やたら多かった。美脚がたくさん見れたのはラッキーでしたが)