
クリエイタアズ ハイ
ホチキス
OFF OFFシアター(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
あぁ、薔薇の人
廃線寸前のローカル鉄道の立て直しを託されたクリエイターが起こす「奇跡」を、笑いと驚き、そして少しの涙に乗せて…。
荒唐無稽なキャラが、妙なリアリティを伴って、気づけば違和感をどこかに置き去って怒濤の存在感を示すのは、巧みな演出のなせる業か。感情移入しまくり(笑)。
初めてのホチキスが、新生オールキャスト作品だったのも、何かの縁♪
とにもかくにも、小玉久仁子の薔薇の人に圧倒され、呑み込まれた105分!
あまりの楽しさと勢いに、明日のスペシャル公演も、サクッと予約してしまいました…(^^ゞ

梅咲く、時雨
ラチェットレンチF
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
オカルトと落語がこんな風に融合するとは。ミステリー仕立てで、最後まで飽きずに楽しませてもらいました。しかし話をここまでよく詰め込みましたね。ちょっと無理な設定もあったけど。

楽屋
劇や
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/27 (土)公演終了
無題683(13-108)
14:00の回(晴、風強い)。13:31受付、開場。正面に薄いカーテン。下手、鏡、椅子。上手、ソファー。楽屋。BGMなし。最前列は低めのベンチシート、2列目から椅子席。14:01前説(90分)、14:06開演、波の音…ひとり芝居「とんかつ」〜14:29、雷鳴、暴風、「楽屋」〜15:36終演。スミマセンやっぱり私には、チェーホフ、合わないようです。架空の戯曲だったら…

フラワー
金曜の夜の集会
ひつじ座(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★
若さ爆発!
役者さんみんなお若いです!
若いからこそできるものってたくさんあるけれど、
この公演もそのできるものの一つであると思います。
でも脚本、演出は若いだけじゃなく
とても巧みにつくられていて、大好きになりました。
私は初日と、27日マチネにみたのですが、
1度目でストーリーを必死に追いかけ、
2度目で伏線や小道具のこだわりなども感じる
という見方がオススメです(笑)
たくさんの人にみていただきたいと思いました。

「侵入者245.5」
劇団KEYBOARD
池袋GEKIBA(東京都)
2013/04/26 (金) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
もっと短くできるのでは
やや内容が冗長な感じを受けました。
果たして、90分で演ずるものなのだろうか
と思いました。
随所でツボがあったように思いましたが、
次が続かないので、『次はどんな面白いことが
あるのだろう』という期待を著しく減退させ
られた感を持ちました。

cut out list
PLAT-formance
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/30 (火)公演終了
満足度★★★
イマジン
物語は演劇的に楽しめた。コントとして括ると笑うにはやや物足りないけど2人の熱演は面白かった。
アフターイベントの和田さんのユルさが良いなあ(笑)
スプリング缶(名前忘れた)から響く音は魅力的だった。

魔法使いとストレイシープ~Apology~
劇団ヒラガナ( )
アドリブ小劇場(東京都)
2013/04/19 (金) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
満足度★★★
独特の世界観
独特な世界観のあるファンタジーでした。個性のあるキャラばかりで楽しかったのです、ただ、話の展開が分かりづらく、作中での時間の流れや場面の前後の関連を理解するのに追いつかないところがありました…。
観劇前後のスタッフの対応が親切で、とても良かったです。

天使は瞳を閉じて
ソラトビヨリst.
Geki地下Liberty(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
いやー良かった!
役者の皆さんの全力が伝わってくる熱い舞台でした!
ソラトビヨリst.さんの舞台では、今までダンスのシーンはあまりなかったように思いますが、今回はダンスもあります!楽しい気分になりました!
ミドコロですよー!!(^^)
それと、開演前のBGMにも注目です!(笑)
登場人物ひとりひとりの心情を考えたり、行動の理由や裏の設定まで考えてしまったり・・・と、観劇後も楽しめる。もう一度観たくなる作品です。というか、もう一度観に行きます。

くおんの空
劇団グスタフ
シアターグスタフ(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★
まじめな作り
知覧特攻基地に満州から配属された朝倉少尉以下5名の搭乗機はオシャカ寸前、整備兵からも頗る評判が悪い。修理しようにもエンジン自体に相当ガタの来ている代物なのである。「一緒に散ろう」と誓った他の満州帰りも、機体の不良で合流できないまま、出撃の日を待っている状態である。人倫に篤く隊員からの信望もある少尉の計らいで、整備班も最大の努力はしてくれるのだが、いかんせん、整備がまともにできないような機体では、沖縄どころか、奄美までも飛べるかおづか危ぶまれるのである。更に、整備不良で帰還したとなれば、精神的ダメージも大きい。死を前にそんな精神の緊張と弛緩を繰り返さざるを得ない特攻隊員たちの唯一の慰めは、慰問に訪れる女学生たちの微笑みやほのかな恋である。(追記4.28)

AMUSE×PEOPLE PURPLE ORANGE 東京公演
劇団PEOPLE PURPLE
本多劇場(東京都)
2013/03/28 (木) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
阪神淡路、震災の記憶は消えない。繰り返し上演することに意義がある。悲劇を笑いでカバーして観やすくする工夫がある。
劇団「ピープルパープル」の人気演目を「アミューズ」との提携による上演で、
メインの役の多くは外部の俳優、脇を同劇団キャスで固める布陣。
以前、劇団公演を観て大泣きし、
地方(確か青森)から上京した「飛び道具的」女性隊員を演じたりんごさん
(当時の本作の役名を芸名にされた)の破壊力に圧倒されました。
今回、その役は上地さんが演じることで沖縄出身に変更。
相変わらずの破壊力ですが、これがあるから他のシリアスなシーンも
受け入れられる、バランスが保てる重要な役割があります。
これがなかったら「重すぎてしまう」。
やはり何といっても、直接隊員たちから取材した事実に基づく
「阪神淡路大震災」の再現シーンが印象的です。
ニュースでみる数値や風景ではわからない、「どうしようもない現実」が
人間が目の前で演じるという「演劇」ならではの、迫力、訴求力で
訴えかけられる。
今後、もっと繰り返し上演すべき演目と思います。

トモダチ
演劇ユニットハイブリッド
阿佐ヶ谷TABASA(東京都)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★
寓話
テーマが、ハッキリしており、シナリオも明解。役者陣の演技、演出も良い。結果、友情というものの極めてデリケートな性質を炙り出すことに成功していると同時に、人の情、命の論理、倫理に対するシステムの論理の優位性を提示して見せ、この「国」で、人倫に関わる総ての論理が、システムの論理によって排斥される様を描いた。同時に、システムの論理は、ヒエラルキー上位のものに対しては従属的である構造も示すことで、終にはシステムそのものの硬直性を示唆している。

ここからは山がみえる
青年団リンク・RoMT
アトリエ春風舎(東京都)
2013/04/24 (水) ~ 2013/05/06 (月)公演終了
近い劇空間
長いお芝居ですが、客席を含めた空間が素敵で、
ゆったりとした席で楽しめます!
太田さんのひとり芝居ですが、それが想像力をかきたてます!
ワンマンショーをお楽しみください!

Candy Box -祭-
映劇企画DropTownCommunity
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/04/26 (金) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★
バーの話が最初なら良いかも
役者の演技力にばらつきがあって、それが気になってしまいました。
肝心の役者さんが、声小さかったり、セリフ噛んだりしたら、話にはいれないです。おみくじがあったり、セットに雰囲気があって、開演前に期待しちゃう分。。何かもっと上手な役者さん使えば、すごいクオリティの作品になるんじゃないかと。。
特に最初の話は何だか役者さんのテンションが低いなあと。バーの話が浅田次郎の小説を舞台にしたみたいな感じで好きでした。でも女の子が声小さいから、集中力が切れた。

第40回記念創作舞踊公演
お茶の水女子大学 芸術・表現行動学科 舞踊教育学コース
なかのZERO(東京都)
2013/04/26 (金) ~ 2013/04/26 (金)公演終了
満足度★★★★★
無題682(13-107)
19:00の回(曇、風が強い)。17:50何となく列ができるがはっきりした案内がない…なので何人も2階へ行ってスタッフに訊いている。17:55予約ブースでチケット引き換え、その後改めて入場(一般)列に並ぶ、招待者の列は別にある。18:10、列は2階から階段を下りホールの外にまで伸びている。18:15ロビー開場、並ばずに広がってお待ちください…はちゃんと誘導しないとムリだと思う。18:25ロビーに人が溢れている。18:30開場、当日券の方はまだ受付中。過去の公演もこの会場なので同じような誘導なのでしょう。もっと効率的なやり方(会場外、1階、受付、ロビー)があるように感じました。
当パンはカラー、ダンサーの写真付。

たいせつなきみ
NAO-TA!プロデュース
ザ・ポケット(東京都)
2013/04/24 (水) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★
明日への栄養に
生涯の節目をぎゅっと一度に見せて貰っちゃって、泣き笑い。
関俊彦さん田中真弓さんTARAKOさんで、耳からも楽しい。
お目当ての小林大介さんも、あたまよわいけれど真っ直ぐな役が愛しくてたまりませんでした!

クリエイタアズ ハイ
ホチキス
OFF OFFシアター(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

エンゲキ555号公演『W氏の帰れない夜』
エンゲキ555号
小劇場 楽園(東京都)
2013/04/23 (火) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★
極小空間で宇宙SF
狭い空間を椅子と少しの小道具だけで宇宙空間に感じさせる、巧みというか強引な設定で描く物語で、笑いの中に道徳的なメッセージが込められていて、ただ楽しいだけではない作品となっていました。
ユーモラスな開演前のアナウンスから自然に主人公が観客に語りかけるモノローグに移行し、そのまま一気に舞台が宇宙へと飛ぶ導入部に続いて、ドタバタなコント的シーンの中で戦争や命について考えさせられ、後半は演劇ならではの見立てを用いたファンタスティックなシーンに展開し、意外と胸を打つ内容でした。
大声での馬鹿馬鹿しいやりとりや唐突に始まるダンスは好みではありせんでしたが、客席の存在を物語に上手く取り込んだ、狭い会場に合った内容になっていて良かったです。
小松原貴士さんのボトルネック奏法を用いたブルージーなギターの生演奏が効果的でした。
主役を演じた森一弥さんは普段は芸人をしているとのことですが、声の使い方や間の取り方が良くて魅力的でした。
男性陣に対して女性陣の演技が薄っぺらく感じられたのが残念でした。

哀と愛と藍と
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/04/23 (火) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★
美しき俳優陣♫
バタバタとしたテンポの展開に、物語の繋がりには少々の違和感を感じつつ、役者陣が皆存在感を発揮していて楽しめました(*゚▽゚*)

SLeeVe
ENG
相鉄本多劇場(神奈川県)
2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

Candy Box -祭-
映劇企画DropTownCommunity
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/04/26 (金) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★
面白かった
三本のオムニバスですが、後半の話になるほど劇場のテンションもあがっていく感じで面白かったです。大笑いした後に、すごく胸を掴まれて泣いて。不思議な雰囲気で幕を閉じる、そんな印象です。