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COLONCH vol.4 「コロラッタ」

COLONCH vol.4 「コロラッタ」

COLONCH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題728(13-153)
19:30の回(曇)。18:50会場着、上に上がってみると受付できるとのことでしたのでお願いし、そこで待ちます。19:05開場。何もない舞台、BOXでここまで何もないのは初めて、結構広いものでした。当パンをみますと「お茶の水女子大学」同期メンバーとありました。同大学は4/26に「第40回記念創作舞踊公演」@なかのZEROをみました。開演までずっと(マラカスのような)シャカシャカ鳴ってます。19:34前説、19:42開演~20:50終演。衣装、照明、表情もよく、手先のたおやかさ、あれほど転がることができるなんて。

ですが、受付はちょっとでした。たぶんダンサー別にチケットを分けているのだと思いますが、知り合いのいない私はメールで予約(夜の遅い時間なのに1時間もかからないうちに返信がありました)。受付でダンサーの名前を訊かれましたが当然いないので、メール予約したことを伝えスマホの画面をお見せする。ここまでしてもピンとこなかったようで、少し待てとのこと。ところが次のお客さんも同じで、さらにあとから来た方が先に受付...。結局、受付とは別のところにあったみたいで、明らかに準備不足。ダンサーのお一人が降板したことはここでも告知すべきだし、「サイト」も「チケット取扱」もURLが違っているので役にたたない。

キエンノキ

キエンノキ

おちないリンゴ

小劇場 楽園(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

笑えて、哀しく切ない物語
とても笑えるシーンがあるのに、観ていて悲しく切ない気持ちになった。
不思議な世界観に惹き込まれた。
役者陣が好演!
上演時間100分。

ネタバレBOX

子供が欲しいのにできない夫婦。
旦那に愛人ができたことを悟り、旦那が愛人を選んだと思い、家出する。
旦那の愛人は身ごもるが、旦那は愛人を選ばない。

こういう話はありがちな感じがするが、描き方がうまく、物語の世界へ惹き込まれた。
老女が語る、つばめとへびの話も深い感じがした。

でも、もやもやが残る内容かな。
きっと伏線というか謎が拾い切れていないからだなあ。

時間どおりに開演。
当たり前のことだが、とても良いと思う。

役者陣は皆好演しており、魅せてくれた。
個人的には、愛人役の役者さんが良かった!
モーテルの女主人の存在感も!
アルテノのパン

アルテノのパン

ジェットラグ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/10 (月)公演終了

満足度★★★

その後の活躍とは
そういうことなのね。

ネタバレBOX

話に深みがなく、女性ファン向け冒険譚のようでした。

パン屋でアルバイトしながら絵を描いていたところ、大金持ちの父親が現れて、面会するために父親が運営するオークションの会場である船に乗り込んで、会社の跡取りにと乞われて、それが嫌で仲間と船を奪い取って、ついでにピカンコの歓喜も手に入っちゃって、アルテノは彼のおじいさんがそうであったように大盗賊になりましたとさ。

ピカンコの歓喜が三枚、首のところが絵の具でプツプツ盛り上がっているのが本物、しかも三枚とも微妙に異なっているのですから、写真と見比べるとかして入札したらって思いました。

小橋めぐみさんが頑張っていて嬉しいです。
愛しの★ギョレンジャー

愛しの★ギョレンジャー

SECOND・N PRODUCE

Geki地下Liberty(東京都)

2013/06/04 (火) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

思わぬ展開と
福永マリカさんが素敵でした!

ネタバレBOX

嫁の来ない夫婦島で企画されたお見合いパーティの話。当初の参加予定者の他に、東京から何となく逃げ帰ってきた男、その男の行方を探して彼の故郷をたまたま訪れた女、そして漁師に片思いしている地元の民子も加わって話は展開していきました。

レッドとかブルーとかいったん決めたはずなのに、スタート時にもめていました。どうでもよく、尺を稼ぐための手段としか思えませんでした。それにしても、薄手の全身タイツだけは何とかしてほしいと思います。田舎臭さや素人面を強調させるためかもしれませんが、股間のちょこんとしたものを見るのが本質ではありません。

福永マリカさんはとても魅力的でした。旅と食事とイケメン食いだけを目的とした態度、ツンデレのツンだけのような女子振りは素敵でした。ただ、脚線美を見せる衣装としてはあれで良かったのですが、他の女性が着替えていたのに彼女だけがずーっと同じ衣装というのはちょっと不思議でした。

ラスト、いなくなった彼を探しに来た女性に自立心が芽生え、彼としばらく距離を置くことを決意して、結局カップルは一組も成立することなく女性たちは帰って行きました。

島の民子も一緒に。

ギャハハ、民子も目覚めちゃって東京へ行っちゃったよー。前途多難な島の男たち、実に面白いオチでした!
キャンベラに哭く

キャンベラに哭く

桃尻犬

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★

困りました
この手の舞台正直苦手で、本当に言いたいことが何なのか、私には伝わってこないのである。
何でこのタイミングでこれ?このシーン必要?、この場面こんなに長いの?
タイトルは?
という疑問符がでてきてしまう。

ヘッダ・ガブラー

ヘッダ・ガブラー

アトリエ・センターフォワード

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★

強過ぎて孤立する女
イプセンの名作を大きなアレンジは加えずに、比較的ストレートに描いていましたが、会場のサイズに合っていない演技・演出に感じられました。

簡単に言ってしまえば男女関係を巡るメロドラマのような物語ですが、単なる恋愛話にとどまらず、それぞれのエゴがぶつかったり、すれ違ったりしながら破滅的な結末を迎える様子が丹念に描かれていて興味深かったです。

基本的にはオーソドックスな会話劇のスタイルでありながら、各幕の始まりを役者が演技中に告げたり、そのシーンに登場しない人物をステージ上に佇んでいたり、メタファーとして小道具が使われたりと、単なるリアリズムの芝居にしない工夫が施されていましたが、効果よりも寧ろあざとさが感じられて残念でした。
客席の間を通って出入りする時に、意図的な演出としてではなく客席まで照らされるのが、現実に引き戻される様で気になりました。

感情を表現する仕草がわざとらしく感じられ、シリアスに演じているのに滑稽に見える箇所が多く、物語の世界に入り込み難かったです。
床・壁・天井がコンクリートの狭い空間にしては全体的に声のヴォリュームが大き過ぎていて、うるさく感じて疲れました。特にイェルゲン役を演じた吉田テツタさんの必然性の感じられない大声が気になりました。

自由を求めて人と衝突してしまうヘッダを落ち着いた演技で魅力的に表現し、いかにも海外戯曲的な台詞回しも自然に聞かせた、渋谷はるかさんが素晴らしかったです。

すだま

すだま

エムズクルー

「劇」小劇場(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

なるほどねー。
臨場感溢れ、長い台詞を一気に言う役者さんたちの熱い思いを感じた。
主人公あたしをすべての役者さんたちが交替しながら、演じたり、ナレーションをしたりとひと味ちがう演出である。
表現の例えに、作家・監督の名前や映画名を取り入れているのは解り易い。途中 京都女の会話でマシンガンのごとく常套句がでてくるのには
無意識にうんうんと頷いてしまった。
音響効果としてのパーカッションも見逃せない。
楽しめました。

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

倉庫!?
本当に倉庫だった。でも入場するとそこは、劇場・・いや森だった。開演までの時間森の中をみまわした。そこの住人(役者さん)が話しかけてくれる。お芝居が始まる時間までも楽しませて頂きました。
作品は、解りやすく、楽しく、切なく、でも優しい気持ちになれるものでした。絵本で読みたくなるような物語でした。

GK最強リーグ戦2013

GK最強リーグ戦2013

演劇制作体V-NET

TACCS1179(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/10 (月)公演終了

満足度★★★★

B対A
楽しみにしていたラビット番長を見ることが出来ました。
ラビット番長の対戦相手はAチームで、作品の質が全く違うので投票にはすごく迷いましたが素直に投票させて頂きました。
楽しいイベントだと思います。

ネタバレBOX

Bチームのラビット番長の代表は時々狂気の姿を見せるのでラスト退場した時に自殺するかも。
ネクタイとか予感させるものが多かったので他の観客とか違うドキドキ感があって登場した時は安心して泣けてました。考えすぎかもしれませんが、狙っている可能性が演出の井保さんならありえると思っています。
掴み所がない不思議な方という印象です。

客演の劇団バッコスの祭の辻さんは今まで二回拝見したことがあったのですが今回が一番無理なく演じられていたように感じましたし、一番魅力的でした。井保さんは使い方が上手いと思います。
友情出演の井上喜久子さんにも驚きました。

Aチームにも普段見る役者さんが沢山いて、皆さん素敵でした。
フルメンバーのラビット番長公演が本当に楽しみです。

あと、長渕とビックダディは卑怯です。声を出して笑いました。
アルテノのパン

アルテノのパン

ジェットラグ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/10 (月)公演終了

満足度★★★

凡庸
 絵画オークションを巡る、バイヤーの利潤率アップ作戦顛末。主張としては、アーティストの精神論を資本の論理にぶつけた作品。そこに恋愛、後継者問題などを絡めた。
 然し、大仰な演技をする役者が何人も居て、わざとらしさが鼻につく。中で気に入ったのは、トト役の抑えた演技、女優ではオーロラ役が、育ちの良いお譲さんを自然に演じた。
 舞台美術はまずまず上手なでき、シナリオには工夫が無い。19世紀的なアーティストVS資本という対立をそのまま持ってきているのは芸が無い。演出も、もう少しキチンとダメダシをすべきだろう。

ココロに花を

ココロに花を

ピンク地底人

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

独特な緊張感
環境音や効果音などをその時の場面にいない役者が担当する
という手法の為か見ているうちに緊張感がどんどん高まっていく印象
を毎回受けます。少しの揺らぎで舞台が崩れてしまいそうな感じ。
見ていて本当に息が詰まります。でも、そこがとても好きです。

人に対する引け目、負い目、不安感、どうしようもないやるせなさが
舞台上に充満していて、見ていてとても苦しくなりました。
客入れ、客出しでかかっている某バンドが好きな人はきっとハマると思います。

タクラマカン

タクラマカン

秦組

あうるすぽっと(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

感動しました
僕の観劇人生で一番の作品でした。
あまりに衝撃的で、ネットでなぜ感動したか、伝えたくないのです。


だから卑怯かも知れませんが、具体的なことが書けません。ごめんなさい。

いのちだいじに【全6ステージ終了しました!】

いのちだいじに【全6ステージ終了しました!】

駄目なダーウィン舎

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

今後が楽しみ。
この作品を観る数日前に他の学生演劇を観て、
自分には理解できないものだったので、
ちょっとビビりながら観に行ったのですが、それは杞憂に終わりました。

やりたいことは多々あったのかもしれないのですが、
それをうまく取捨選択して、分かりやすく観客に観せているように感じました。
お客さんに迎合しすぎず、やりたいことをやり、
それでいて、とても面白かったということが個人的には驚きでした。

今後の活動も楽しみにしています。

ギャングスターズ☆パラダイス

ギャングスターズ☆パラダイス

D.K HOLLYWOOD

シアターサンモール(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

休憩あり2時間半ぐらい
観劇するのは4~5作品ぶりでしょうか?

終始コントみたいな展開で楽しませていただいた。

最後がそれまでのしつこさと比べあっさり終わっちゃった感じでもったいない。

六月博多座大歌舞伎

六月博多座大歌舞伎

松竹

博多座(福岡県)

2013/06/02 (日) ~ 2013/06/26 (水)公演終了

満足度★★★★

義経千本桜!
花道の上の席だったので、猿之助さんの宙乗りは真上を通っていただきました。早変わりも見事な演出。
中車さんの襲名披露の演目も楽しませてもらいました。

愛しの★ギョレンジャー

愛しの★ギョレンジャー

SECOND・N PRODUCE

Geki地下Liberty(東京都)

2013/06/04 (火) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

説得力が弱かったなぁ
このネットの氾濫するユビキタス時代に情報が古いよねーって思ったデス。
いろいろ工夫とか説明台詞とかたくさん入れて欲しかったなぁ。
何となくのアンバランス感を受けたであります。

(1時間50分くらい)

ネタバレBOX

ギョレンジャー→全身白タイツに各色の腰帯巻いてのキャラ分けですが、しょっぱなでの登場では会場内が微妙な空気に包まれていた感じがしたです。人口927人のメオト島で人口減少に歯止めをかけるべく嫁を呼び込む事を目的とした漁協戦隊であるっ!後半でのショーのバックに流れるギョレンジャーの歌詞は結構面白かったな。まぁ集団見合い歓迎イベントとしてのショーですが、ちと発想が・・ねぇ。メンバー最年長である役場務めの三浦良一39歳が考えたそうですが、せめてネットで見合い情報検索して成功イベントをダウンロードしたら情報がえらい古いものだったーとか捻り効かせて欲しかったなぁ。ブルー役の漁師大介に惚れている島の適齢女性民子はグリーン役であったが、突然東京から帰ってきた島の旅館のイケメン跡取り息子大場一也がレッドとされるので怪人役になってしまう。豪華な食事に一泊無料の島までの旅費は島側の負担であったが、応募してきたのは3名の女性。割と見合いに本気度が高い佐々木(5時間船酔いの)幸江31歳と後輩の男大好き吉田(くっきり谷間の)彩、同じく後輩である生物大好きな山本(海豚発見の)美紀であったが。突然姿を消した一也を追ってきた恋人の里中(酔い止め)美奈が加わり、見合いの幕が上がるのであった・・・。女性陣のトークは結構楽しめたが、女性側が期待した豪華な海産物の食事は良一の情報でイタリアンに決定されものすごい不評を得る・・。って目玉としての意味合いある食事が前日にメニュー決定って、本気でヨメ欲しいのかね?せめてこのメニュー内容で良かったのか議論のシーン入れた方がしっくりきませんか?まぁ優柔不断で会社首になってそのまま部屋も引き払って島に恋人もほったらかして逃げる一也君を最後でふって「冷却期間もうけましょう」は納得したし、自分になびかない大介に見切りつけて島を出た民子も受けましたが。全体になんか膜があるような会場の雰囲気が時々出てしまったなーっと。ちなみに個人的な嗜好ですが、人の肉体的特長をネタにした笑いは好きではないです。行動や趣味などは笑いとるのに構わないと思っていますが、身体はめったな事では変更不可ですのでねぇ。いろいろと考えるトコ多いのではと思える舞台でありました。(アンケート用紙は無かったなぁ、確認で隣のチラシの束も見たが入ってなかった・・。なんか隙が多くないかい)レッド役の松永氏の動きは凄かったっす。ファンの花束に納得します。幸江さんの気合の入った衣装は素敵でした(^^)。他役者さんは個性的で楽しかったが、話の説得力は少なかったなぁ・・とっても残念。会社首になって呆然とするのはわかるけど、それで部屋まで引き払うのは・・恋人にも言わないって・・せめて混乱してた自分が引っ越し業者に”おまかせパック”頼んだらしく、あっという間に片付けられて。カード限度額一杯の料金が引かれてて確認メールがきてて部屋の引越しまで終わっていたと美奈の問い詰めで初めて自分でも知って愕然とするとかいうシーン入れれば笑いも取れようにとかも思ったです。いろいろ考えどころが弱かったね
うさぎストライプも演劇展『おやすみなさい』

うさぎストライプも演劇展『おやすみなさい』

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

魅力満載
毎回、開演前からテンションがあがるからなるべく早めに会場に着くようにしている。今回も、3公演3様で、開演前の風景から楽しい。いままで見た中で、一番シンプルかもしれない。でも、魅力がギュッと詰まっている。今回の演劇展を見ていて、3作品とも根幹の演出は同じでも、アプローチが違って、色々な魅力が体感できるのも楽しさの一つだなと思います。だからこそ、創り手の皆さんは、心底大変なんだと思いますが、その熱量の高さがしっかり伝わる作品でした。

ネタバレBOX

はじめて、出演者がほとんど動かないのを見れた。でも考えてみると、唯一のフル出演の亀山さんが体力切れないようにする配慮もあるのかなと思うし、全然違和感なく新鮮な気持ちで楽しめました。役者への負荷もオーソドックスなシンプルなものでしたが、腹筋は見た目が地味だけど相当しんどいだろうなと思いました。語らえる内容も夢の話なのでフワフワしていてつかみ所がない分、演出の映える物語構造だなと思いました。所々に出てくる家族の話が伏線となりながら、救いどころのないラストシーンにガツンとやられました。
うさぎストライプも演劇展『おかえりなさい』

うさぎストライプも演劇展『おかえりなさい』

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

身体で語る
今回の公演パンフを見ると、スタッフ欄に「ダンストゥルグ」の文字。ドラマトゥルグだって最近知った単語なのに、また新しい単語だ!確かに、過去の上演作品より今回の3作品はどれもダンス的な動きがついてるように思う。それが、役者に負荷を掛けて魅力を増すことにも一役買ってるし、そもそも動きが面白い。3作品の中では、個人的に1番ダンスに近い作品だなと思いました。

ネタバレBOX

開場から上演している間も、始終マイムをしながら進行していくのもダンスっぽい。生活をイメージした、掃除・アイロン掛け・洗濯物を畳む・皿洗い・料理などの動きは繊細で、すごくわかりやすい。スクワットしたり、周囲の人と動きを合わせながら発声するシーンでも随所にダンス要素が入っていて、見ていて楽しい。でもその印象とは反対に、物語はなんだか穏やかなのに逃げ場がない感じ。絵画教室でいなくなった先生を待ち続けて家族のように共同生活をする女性3人。先生の死を告げる弟が現れるも、先生の代替の存在として弟を共同生活に招き入れる。この先、どこへも行けないような閉塞感を覚えながらも、先生との思い出などキラキラした日々が語られるのでそのギャップにクラクラしました。

当然動きっぱなしで身体的に相当キツイと思いますが、負荷が掛かる身体と踊る身体と、その両方で言葉以上の想いが伝わってきました。
うさぎストライプも演劇展 『おやすみおかえり』

うさぎストライプも演劇展 『おやすみおかえり』

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

進化してる新作
会場に入ると、舞台美術にやられる。シンプルで機能的だけど、すごく雰囲気出ている。エアコンの冷房強め設定が、上演中の熱量の高さを感じさせてテンションあがる。実際ものすごい濃い60分でした。始まったらあっという間。

ネタバレBOX

天井に吊られたビニール傘に照明があたってカラフルになるシーン、すごくきれいでした。

放射背物質が舞う地域の話。子供を亡くした夫婦が出てきたり、これから子供が生まれる夫婦がドイツに移住しようとしていたり、その地にあったディスカバリーセンター(?)がなくなったり。今はもう無くなってしまった時間や場所や人間関係に思いを馳せる登場人物たちはとても哀しい。みんな、「当たり前」だった頃のまま時間を止めようとするけれど、それは叶わないからだ。そんな中、劇中に認知症のお父さんが出てきて、彼は娘が小学生だった頃の思い出で記憶が止まっているシーンは見ていて苦しくなった。彼だけは良かった時のまま、生きていけるからだ。それが幸せかはわからないけれど。

今回の演劇展でも、3作品とも壁を押しながら発声するシーンがあるが、この作品に一番グッときた。小さい頃、ロボットを作って「空き地を取り戻す」「みんなを助ける」と言っていた自分を振り返るシーン。泣きました。泣いても「3・11」は無かったことにはならないんだけれど。

公演を重ねる度に、どんどん役者への負荷が増している気がして、それも凄いなと思います。負荷が掛かって極限まで追い込まれている役者の声や身体は本当に美しいなと思います。そしてその負荷のバリエーションの豊かさも幅広いなと思います。小さいころの遊びがモチーフになってるのかな、というものも多いですね。また、お馴染みの曲が来ると、あの動きが来たなとわかるのも嬉しいです。
キャンベラに哭く

キャンベラに哭く

桃尻犬

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

消費する人生
タブーを犯さないと存在が出来ない様な閉塞感。チラシの公演説明と写真に惹かれて見に行きましたが、予想以上にはちゃめちゃで、途中、何度も見たことも無いような変で突き抜けてるシーンがあって、それは見れて満足でした。物語に共感というより、こういう作品を創る人の想いに共感、というか興味があるなと思いました。

ネタバレBOX

とにかく全般通して、ネタフリに全力で突っ込む感じが爽快でした。安心して笑えます。半裸で走り回ったり、最後に産卵するのも、意味なんかなくても、下世話な気持ちで楽しめました。全般通してサービス精神満載なので、それだけで十分満足。でも、観劇して感じるのは強い「諦め」の感情で。こんなに突き抜けて、バカバカしいことしてるのに、腹の底から登場人物たちは生きている事を楽しんでないように感じる。それは、創り手の野田さんの感じる現実への視点なのかなと邪推してしまう。そうした現実社会への強い諦めの感情と、それでも演劇をしないといけない衝動の一致点が今回の作品だとすると、共感しつつも、寂しく思える。明るくて正しくて前向きな物語なんか見たくないけど、諦めてしまう物語は個人的にはあまり好きじゃないです。

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