最新の観てきた!クチコミ一覧

114061-114080件 / 189814件中
イカルスの星

イカルスの星

ヅカ★ガール

小劇場 楽園(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/22 (土)公演終了

満足度★★★★

みました
「のばら」の時よりよくなってると思いました。
ことうさんよかったんじゃないでしょうか。

のぞき見公演♯4

のぞき見公演♯4

ガレキの太鼓

都内某所。劇場ではない空間。(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★★

カップル(会田)
素晴らしい演劇だった。
千田美智子が素晴らしかった。
末吉康一郎も素晴らしかった。

ネタバレBOX

とても素敵なキスシーンだった。
My family?

My family?

劇団おしょうゆ

多摩美術大学 上野毛キャンパス 演劇スタジオ(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/05/31 (金)公演終了

満足度★★★★

チャン・ハル
ややフシギな家族紹介と言う感じにはなったけれど、
(自分には)飽きさせずに楽しく見れました。

ネタバレBOX

しかし、多摩美は、
「壁女」と囃し立てられネタにされながらも、
二重人格「チャン・ハル」を出すという裏ワザによって♨
メガネ男子ズの後輩どもをボコしてくれる(全部舞台上の物語です
良い先輩がいたもんだ。

チャン氏が娘に対して言った台詞・・『羊の皮をかぶった女狐』という表現も、
昭和のドラマに出てくることはあっても
日常使いたくて使いたくてしょうがなくても使う機会の全くない言葉だけに(苦笑
素晴らしい言霊を貰った気がした♨

もっと他の劇団もバシバシこんなスカした台詞を挟んだら良いと思うのは・・・自分だけ?(苦笑
ミュージカル南十字星

ミュージカル南十字星

劇団四季

四季劇場 [秋](東京都)

2009/09/13 (日) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

満足度★★★

ミュージカル『南十字星』を観た。
ミュージカル『南十字星』を観た。これは,劇団四季によるもので,歴史に題材をとっている。

主人公は,留学生として来ていた友人の母国に,戦争になって赴任することになった。そこには,オランダからの支配を逃れたいという民衆がいた。なんと,オランダ時代には,民衆に一番大事な主要産業を弱体化させ,オランダに利益のあるものばかり栽培させ,食糧も不自由になっていた。だからといって,日本がそこを支配し,多少は良いこともあったかもしれないが,戦争終結し,アメリカ軍政下にはいると,民衆はどのような時代にあっても自分たちには,自由も,平和もなかったことに気がつく。

インドネシアという国は,いったことはない。しかし,このミュージカルでは,インドネシアの舞踊がたっぷりとおりこまれているので,いったような気分になる。今回,二階席だったので,少し見にくいのではないかと心配したが,表情までは十分確認できないけれども,台詞もわかり易く,幻想的な場面に魅せられた。

戦争によって,起きたことを検証することは,確かに大切なことにちがいない。ところが,忘れてはならないことは,現代日本に生きて,ごく普通に,家族でレジャーランドなどに遊びいけるような時間が,戦争中の子どもたちには許されなかったということもある。つまり,ある時期に子ども時代を送ったひとたちは,ただただ戦争という異常な時代に,子どもらしい時期を失って大人になってしまったのだ。

イカルスの星

イカルスの星

ヅカ★ガール

小劇場 楽園(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/22 (土)公演終了

満足度★★★

光るものはあるかと
パンフなど設定は軽く確認していたとはいえ、
序盤、発声も演技も「学生の遊びか?」と思わせる
程度の出来に見え、「これで1時間半はツラすぎるな」
と思っていましたが、
中盤の夜間シーン以降お話がシリアスな方向に向かうにつれ
舞台の雰囲気も演技も、それぞれがそれなりに
自分を引き込むものになったな、という気がします。

もう少し演技と脚本を磨いて、
次は対面式の舞台で観てみたいなあ、と思いました。

ネタバレBOX

3月頃「プロレスを題材とした舞台をやる」という
情報だけツイッターで見てなんとなくで
チケット応募してしまいましたが正直6月時点、
どういう劇団がどういう話を演じるのか、
という部分をまったく忘れていました。
(どういう集まりの方なのかも確認していませんでした。)

劇場自体かなり狭い上、部屋の角の舞台に対して
L字に客が座ってそれぞれの面から舞台を眺める、という独自構成。
正直椅子の間隔が狭く、デブな自分には観劇するの自体がツライ、
という状況でした。
(更に角舞台の真正面(L時の角部分)にはけ口がありましたが、
そこを見るには首を90度以上右に捻らねばならず、
首がつりそうでした。)

で、序盤明るいムードで始まった舞台はといえば
(言い方は悪いですが)
適当な流れで適当にお話が進んでいる、という感があり、
正直学生が学校で遊びでやる分にはともかく、
これでお金を取る、というのはどうだろう?
と本気で思いました。
(座席の構成上席を立つ事ができなかったのですが、
立てていたら自分は帰っていました。)

しかし、中盤の夜間の場面以降
(お話自体は伏線も何もなしでいきなりな感じでしたが)
シリアスな内容になるにつれ、舞台上のリングの観せ方や
演技の内容にも変化があり、序盤笑いも何も起きず、
本当に空気でも眺めているかのように時間が過ぎていった事からすれば
かなり引き込まれるものがありました。

場面転換その他と関係なく、いきなり歌い始めたり、
最後なぜか踊り始めたり、といった部分、訳の分からない所は
多々ありましたが、1本通して観ると、ちゃんと起伏に富んだ話に
なっていたかなあ、と。


あと、最年長レスラーのなんとかさん?や、
新聞記者のなんとかさん、などは
設定自体が入りやすいもの、というのもあったかと思いますが、
「演技が出来ていた、キャラが立っていた」かなあ、と。

どういう集まりの旗揚げ公演なのか分かりませんが、
今後頑張って欲しいなあ、と思いました。

PS.有名劇団の役者さんでも嫌がる人のいる、
   あのお客様との0距離での芝居をやってのけただけでも
   立派といえば立派かな。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ジョウキゲンは,どうしてあんなに無邪気だったんだろう。
日暮里d倉庫で,『ビョードロ:月色の森で抱きよせて』を観た。ここは,少しわかりにくい場所だった。座席についても,すべてが,オンボロだ。でも,そこでくり拡げられる世界は,実に純粋で,美しい。登場人物は,さほどいるわけではないが,ひとりひとりが個性的である。

物語を,あれこれ説明することは,しにくい作品であって,ストーリーはあるにはあるが,それより,くり拡げられ会話の美しさ,もろさ,はかなさを感じ取るべきだと思う。ジョウキゲンがひとり女性であるが,それ以外はイケメンの男性ばかりであったからか,観客はほとんど若い女性だったようだ。そういえば,イケメンにロック・グループのような化粧もして,チラシからして,きわめて妖しげであり,印象的だ。

ジョウキゲンは,表面的なものでなく,なにか奥深いところで,人間の心を描いているような気もする。ジョウキゲンが,生まれ,ジョウキゲンが最終的に死んでいく場面に進むにつれて,最初漠然としていた観劇意識が急にはっきりとして来る。すると,それと,ともに,涙がこみ上げて来て,理由もよくわからない感動にいたる。何か,わかる。でも,うまく説明はできない。心で感じ取るしかない。ジョウキゲンは,何だったのだろう。ジョウキゲンは,どうしてあんなに無邪気だったんだろう。

蒲田行進曲

蒲田行進曲

インソムニア

Geki地下Liberty(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

やはり,二列めにしておく方が良かったかも。
下北沢Geki地下Libertyで,『蒲田行進曲』を観た。

ここは,とても小さな劇場だ。さらに,予約しておいたので,一番前にすわることができた。ラッキー!と思っていると,私の隣にすわった人が,少しして一列後ろに退避したのを見た。これは,何を意味するのだろうか。有名な階段落ちで,人間が飛んで来るのかと心配して前列を嫌ったのだろうか?といったことをもやもや考えていると,係員が急にカメラワークなどの指示を出し始め,演劇は始まっていた。

最初のシーンを取る,カット!という声とともに,どやどやと,新撰組と,坂本竜馬の切りあいが始まった。なかなか凄い殺陣だな!と思っていると,目前でちゃんちゃん,ばらばらやっているので,自分の頭も叩かれるのではないかと,心配になった。やはり,二列めにしておく方が良かったかも。

『蒲田行進曲』は,良い演劇だったと思う。一番感銘を受けたのは,ヤスと小夏の場面だ。やっぱり,銀四郎だって,本当のところ生きることにあって器用ではない。だけど,名優である銀四郎に降りまわされるヤスと小夏は,実に気の毒だ。でも,そのような中でも,ヤスのことを親身に気遣い,そして,小夏にまで優しく接する故郷の母の存在は感動する。しかし,そのようなヤスは,自分自身の役者生命と,会社の命運を賭けて,階段落ちの危険な仕事を引き受けてしまうのである・・・

ココロに花を

ココロに花を

ピンク地底人

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

「散歩する侵略者」×ピンク×上田耽美氏
2月に京都で「散歩する侵略者」を上演したことは知っていた。

ただ、自分はその時は観れなかった。

今回は、今まで突撃金魚で独特な役どころを演じてきて常に不思議な印象を残した上田耽美氏(この前大阪の美園での小ぢんまりとしたスペースでの芝居も印象深かった
が出演している。

「ココロに花を」は、物語としては最後の詰めが若干甘い気もしたけれど、
全体としては今までの「ピンク地底人」に、
これらの要素が上手くプラスされていることが伝わってくる舞台だった。

出演者と上演作品、これらによって昨年より明らかに進歩・・というより彩りを加えている。

舞台というのはこういうことが重要で、
作品の度に作風を変える人もいれば、このように貪欲に色々な要素をとり込んで躍進する人もいる。

特に今回は上田氏をうまく生かす脚本になっていたように思う
(個人的には上田氏は関西だけでなく、東京を含めても小劇場の中では独特の存在感は突出していると思う。ただ、彼のような俳優は脚本に恵まれないと持ち味をうまく発揮できないと思うのでその点では今回は良かった。ただ、もう少し全面に押し出しても良かったんじゃないカナ、とも思ったり

そういう変化は一作だけ観ただけではなかなか伝わってこない。

実際、日本の国内でここ1~2年、ピンクのように急激に構築する世界の深度を深めつつある劇団と言うのはそうはいないと思う(唯一自分が思いつくのはQ・・?

本家のイキウメが「散歩する侵略者」以降、それを超える作品を生み出せていないように見えるのに比べると、
ピンク地底人は、「散歩する侵略者」上演以降初めてその作品を自分たちの中で消化して
継承しつつある劇団と言えるのかもしれないな、とも思ったりした。

作品全体を通して見える「不安感」をキーワードにするなら、
東京で言えばジエン社にちょっと近くなってきた気もしないでもない・・何となくだけど。

Poporon・Ainsworth(ポポロン・エインズワース)

Poporon・Ainsworth(ポポロン・エインズワース)

SORAism company

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★

ひねりすぎ?
劇中劇だった公演は観てませんが、設定等で制約がある中ではよくまとめていたのではないでしょうか!? ただ、前作と比べると少し物足りなく感じました。 登場人物のキャラクターは悪くはないので、また観たい気もしました。

ネタバレBOX

「オリエント急行殺人事件」を思わせる、犯人が多かったのと、ガトー教授とは違った犯行だったために、人間関係が複雑になった分、謎解きが駆け足になってしまったのが物足りなかった要因かもしれません。
リザードマン~Bitter Pain Dolls~

リザードマン~Bitter Pain Dolls~

劇団ヘロヘロQカムパニー

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

コンサートもかくや、という超豪華演出
SF要素の入った特撮系設定の舞台としては最強と言えるほどの照明/映像/音響効果(従来を100%とすれば照明/映像は500%増し、音響は300%増し、といった所)。

特撮を表現するなら演技も殺陣も、この演出に勝るものはない、とは思いつつも。。。

ネタバレBOX

逆に今までのどの劇団でもありえないぐらい演出に金をかけている、
と思ってしまった事で物語の方に集中しきれませんでした。

丁度別劇団の舞台を観てきた後、という事もあり
「いくらなんでも演出に凝りすぎだろう・・・舞台の主役は演技では?」
と的外れな所でちょっと自分は引いてしまいました。


しかし、演出にまかせて演者さんの演技や殺陣が手を抜いているか?といえば
まったくそんな事はなく、とても必死に、とても丁寧に
情熱的に演じられていました。


そう思うと、
(前作の獄門島が究極のこだわりセット/大道具舞台として)
今回は「リザードマン」の設定を表現する上で
最高の表現方法を選んだのだなあ、と納得でき、
そこからは純粋に物語を楽しむことができました。
開演前に読んでいたパンフの中でも
「あれだけ個性的なキャラ設定をどうやって表現するのか?
(演技でどうこうなるレベルではないだろう)」
と思っていましたが、
あの演出効果で見事にそれぞれを表現されてました。
(蜘蛛の巣、壁と同化、とても強い鱗、イルカ、などなど)


そうやって中盤以降物語に集中は出来たのですが、
しかし、全労済ホールスペース・ゼロはあまりに広すぎる、
演者さんの必死の演技もあまりの距離の遠さに
自分には体感/共有できないものがありました。
(あくまでも遠くから眺めている、という感覚でした。)

途中、イルカと組み合わされた女の子の「1度だけ心を覗いてしまった」
というくだりあたりでかなり涙腺が緩みましたが、結局その他の場面は
(お話の設定自体に自分があまりのめり込めなかった事もあり)
結局お話に気持ちが入っていかず、
舞台を眺める第三者、というか、気持ちがかなり遠かったです。
(演目にもよるのでしょうが、自分には今回の舞台は
前進座ぐらいの大きさが限界だったかなあ、という気がします。)

また、これ以上ない演出方法も、多用しすぎで
どこがどう良かった、という気持ちが分散されてしまった感があります。
それぞれの場面で「おおっ!ここでもか!」という気持ちと、
同じく「ここもか・・・」という気持ちが両方あったのは確かです。
(もう少し厳選して使ってもらえたら、きっと「アレはすごい表現方法だ!」
とソコを褒め称える事も出来たのでしょうが・・・)

PS.悪い意味でなく、子供達がこの舞台を観たら大喜びして、
  舞台の世界に興味を持ってくれたんじゃないかなあ、と思いました。
  そういう意味で、毎回は食傷してしまうとして、
  その舞台内容に合わせて「また演出の限界に挑んで欲しいなあ、
  今度は子供に観せたいなあ」と思いました。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

上機嫌!
胸一杯の演劇LOVEがビンビン伝わってきました。

獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)

獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

流石、外れ無し
快楽と絶望と見えない未来への期待とが綯い交ぜになって、観る者の心をかきむしります。

いつものイキウメにはない、小ネタが散りばめられていたのが新鮮でした。
ともすると、単純な笑いのようにも思えるけれども、絶望のふちに追いやられた状況下では笑えないのだろうなどと思いつつ、3.11のとき、現地で生きることに必死だった人たちのことを考えさせられました。

良い作品です。

P.S.前川さん誕生日おめでとう(6/1)。

のぞき見公演♯4

のぞき見公演♯4

ガレキの太鼓

都内某所。劇場ではない空間。(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

カップル(会田)
前回か、前々回かと同様なので新鮮味に欠けたが、間近の覗きはやっぱり面白い。今回はおくりびとが一番気に入った。

のぞき見公演♯4

のぞき見公演♯4

ガレキの太鼓

都内某所。劇場ではない空間。(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

風営法
おもしろいキャラだなあ。強いて言うと会場のギャップが微妙に残念。

三浦直之初監督作品『ダンスナンバー 時をかける少女』

三浦直之初監督作品『ダンスナンバー 時をかける少女』

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/05/27 (月) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

あれ・・
自分がむしろ映画好きだからかは分からんけども、
舞台に広がりのある映画の方が演劇より「良いな」と思ってしまった。

役者云々の問題でなく、
物語の向こうに見える景色の問題って言ったら良いんだろうか?

物語としては・・分かったような分からないような。

全体としては分かるけど、あちこちの細部が良く分からない・・イメージ先行?でもそれも良いと思う。

全体としてはキラキラしてるところがとても良い(笑

あと、他の観客の印象はどうか分からんけど、
我妻三輪子さんがとても印象に残った。

たぶん出演しているロロの他のメンバー全員が
彼女を引き立てるために演じていたからだと思う。

このようなチームワークはとても清々しくて好き(笑

次の舞台を観る予定を入れていたので、クレジットが流れ始めた瞬間に
劇場を飛び出した(苦笑

暗い室内から外へ出るとき、
我妻三輪子さんと思しき人とちょうど入れ違いにすれ違ったのだけれど、
不安そうな表情ながらも(観客の反応が気になっていたのかな・?・)
屋外の青空を背景にしてとてもキラキラした少女といった印象だった
(ちょうど来る途中でみた駒場東大前駅前の満開の紫陽花を思い出した(笑

女優と言うのはああいう暗室の中から青空を見るときみたいな眩さがあると良い。

そういうのは作ってないときのふとした瞬間にうまく目視しないと認識しづらいものなので、
その点では自分は幸運だと思った(苦笑

・・・まぁ、自分ももう三十路の良い年したオッサンなので、
年の離れた妹位の子の評価に少し甘くなるのは容赦してください・・
(ロリコンではないです、念のため(苦笑

あ、もちろん男子で言うならロクも良かったです・・取ってつけたようで悪いですけど(苦笑

恐怖が始まる

恐怖が始まる

ワンツーワークス

劇場HOPE(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

ネタバレかー
パンフレットに各役者の恐怖体験が書かれており、今回の舞台内容とそれを同列に見ていいものなのか気になった。
色々な形の恐怖がある中、たまたまこの題材が選ばれた、とも取れてしまう気がする。
ただ、そうだとするとこの題材が選ばれている意味合いが薄くなってしまうのではないかと。

ネタバレBOX

震災当時(と言うかそこから1年くらい)、芝居を観に行くとかなりの打率で予告無くその手の題材が盛り込まれていてさすがに辟易してしまった記憶があります。
今回の作品はチラシの絵からぎりぎり予告をしている形と取れるし、「身構えていない人にこれを観せたい」という覚悟の元やってるのが何となく分かるので有りか。
どこまでどう予告するか、難しい問題であると思う。
ネタバレは避けたいというのも確かにあるだろうし。
ただ、宣言無しに震災ネタを見せるのは下手すると暴力に等しいと思った事があるのは事実。

「そうは言っても実際に起きてるんだ。目を背けててもそうだろ!」
と首根っこ掴んで突きつける様なモノを目指したんだろうな、そう思えたのでただの暴力には感じなかった。


なかなか当事者でないと考えても見ないことが沢山ある。
人間はそういう風に出来ていると思う。
ましてや当事者でも考えられなかったりするのだから。

話のネタ的にはちょっと特殊な例ではあるけれど、過労死と考えた時、他の仕事をしていても当てはまる事なのかなと。
目を背けがちな身近な恐怖と言ったらそこまで噛み砕いた方が分かりやすいと思った。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

まさに、おぼんろ!
又、リピートせずには、いられないと思う作品でした。
限られた劇場空間のはずなのに、達者な役者陣が、巻き起こす空間は、限りなく広がる感が、魅力的です。

まさに、おぼんろワールド全開で、キンキラリンのラブだね!切なさは拭いきれないけど、物語的には、好きです。

SF

SF

劇団11

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

月夜の出来事。。。
本来地上では7日間しか生きられないセミ(♂)が、月に住む兎(♀)に恋をしてしまう物語。

ネタバレBOX

地上で700日生きられる事になったセミが、冬を越すために温暖な種子島にやって来る。そしてある月夜の晩、彼(セミ)は傘を差して佇む彼女(兎)に出会い、それから二人は毎夜のように会って時を過ごす。やがて彼女が月の兎と知り、彼は本当の彼女に会う為、小惑星探査機「はやぶさ」に載って月に降り立ち二人は出会いを果たす(一部記憶が定かではないけど…)という壮大なラブ・ファンタジー。

こういうメルヘンチックな作品は基本的に大好きなんだけど、残念ながら世界観に入りきれませんでした。自分の想像力がちょっと足りなかったのかなぁ…。
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★

最初から最後まで全力疾走!
客入れの時から、全力のパフォーマンスで迎え入れていただけるPMC野郎さん。
今回も度肝を抜かれました。
自分の後に入ってこられた方から「これ、もう始まってるんですか?」と聴かれたぐらい(笑)
これは開場したらすぐに入って、見るべきです!
とても良かった!


本編では、奇抜な衣装、メイク、小道具、大道具でユーモアの塊のような演出ばかり。
ところどころ挟んでくる下ネタも、若干滑りながらもゴリ押しで笑いにつなげていて面白かった。

また、話の後半では登場人物(←?)の人間(←?)味あふれる素敵なお話になっていて素晴らしかった。

レミング ~世界の涯までつれてって~

レミング ~世界の涯までつれてって~

パルコ・プロデュース

シアターBRAVA!(大阪府)

2013/06/01 (土) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

リズムがいい。
台詞のリズムが心地よくてついつい居眠り…笑

夢か現か幻か…
天井桟敷で観てみたかった。叶わない話。
もっと不思議感があってもよかったのかも。



ネタバレBOX

演劇畑の方々はさすがですが
映像畑の方はやはりちょっと厳しい。

少女の花いちもんめ風のところとか
ダンス的なところは好き。

こういうスタイルもあるということを知れたのは何より。
そして宇野亜喜良さんのグッズたちはかなりテンション上がった!
有り難う!

このページのQRコードです。

拡大