
ドアの向こうの薔薇
くじら企画
ウイングフィールド(大阪府)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
偏った狂気 誰でもなるかも。
偏った狂気の様に思えるでしょうか、誰にでもある 私も成ってしまうのではないか、どれだけの違いがあるのだろうか、娘を思う気持ち 妻を愛する 嫌われる さげすまれる 行き場のないさみしさ、 最後破ったドアの向こうのバラが綺麗で、そのバラを一輪同じように観ていたかったのでしょう。 スープを入れている。実は誰も今ない。
すばらしい お芝居でした。
1996初演 また数年後に観たい作品です。

昼下りの岸田
ENBUゼミナール
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/07/16 (火) ~ 2013/07/17 (水)公演終了

冒した者
世田谷シルク
アトリエ春風舎(東京都)
2013/07/16 (火) ~ 2013/07/18 (木)公演終了

遙か遠く同じ空の下で君に贈る声援 2013
シベリア少女鉄道
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/07/03 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

相寄る魂
オフィスLR
yes Annex(東京都)
2013/07/08 (月) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

ラクエンノミチ
日本のラジオ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/06/21 (金) ~ 2013/06/26 (水)公演終了

岸田國士原作コレクション
オーストラ・マコンドー
black A(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

かなかぬち
椿組
花園神社(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/22 (月)公演終了
満足度★★★★
芸能の血
なんと言っても、野外劇はそれだけである種の興奮がある。
野外劇であることも含めて、かつての河原乞食が行った芸能とは、本来こういうものだったのだろうなと思いながら拝見した。(この作品の中にもそういう芸能一座が出てくるので。)
もはや形式化され、高尚なもとして崇められている能や歌舞伎などよりも、このような芝居こそ、日本の伝統芸能と呼ぶべきなのではないか。
物語としては、、、中上健次が外波山文明に書いた戯曲であり、中上唯一の戯曲らしいが、、、それほど魅力を感じなかった。
だが、それは戯曲のせいかどうかはわからない。
野外劇ということで、全体の雰囲気で酔わされたし、群集的な演出には惹きつけられたが、個々の演技にグッと気持ちを持って行かれることはなかったから。

付きまとう褐色
演劇チーム 渋谷ハチ公前
SPACE107(東京都)
2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★
受け身のアリバイ
主張がハッキリせず、流される人々のアリバイ作りを目指したような作品。出吐けの被り、閉じた会話回路でその辺りのアンニュイを描いているととる事はできようが、自分には合わなかった。

楢山異邦人
ゴブレイプロジェクト
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/07/16 (火) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★
気楽に観ましょう!
劇名と芝居の関係は、ほとんど冒頭部分だけと考えてください。
あとは肩の力抜いて笑えるところは笑いましょう!すべり覚悟のコメディですので、すべり止めは必要ありません。最前列のお客さんは話がふられれるので注意!グラビアアイドルも出演しますので、それも楽しいかと思います。
コブリン串田さんの「帰らずに最後まで観てくれてありがとうございます。」という言葉が妙に耳に残っています。正直な人ですね!

曲がり角の悲劇
劇団扉座
本多劇場(東京都)
2000/08/08 (火) ~ 2000/08/16 (水)公演終了
満足度★★★★
文字通り
※実際の公演期間は1995年8月8日(火)〜16日(水)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

波よせて、果てなき僕らの宝島(ネバーランド)
天幕旅団
ザ・ポケット(東京都)
2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
傑作ダークファンタジー
なるほど!な、「宝島×ピーターパン」。衣装や小道具など舞台上には観るべきところが満載。瞬きせずに見るべし。

冒した者
世田谷シルク
アトリエ春風舎(東京都)
2013/07/16 (火) ~ 2013/07/18 (木)公演終了
満足度★★★★★
無題760(13-188)
19:30の回(雨)。19:12受付、開場。入って奥が客席、ベンチシート+一部椅子席。横長の舞台、白い(木製)の椅子が9つ、役者さんが数名舞台に(だんだん増える)、床には白線(特に意味はないそうです)。19:31前説(堀川さん)、稽古2週間での無料、公開(カンパあり)。客入れによる役者の緊張感を企図、19:35「では始めます」で開演~20:35終演。
尾崎さんのお名前をみつけ、予約しました。

クジラの歌
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2013/06/25 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★
メッセージ
シージャックかと思いきや、その裏にあるメッセージ、しっかり感じさせてもらいました! 途中、緊張感の欠ける展開もラストまで観たら納得ができました。 船室を見立てたセットもよかったのですが、扉の陰で広間で演じる役者さんの顔が隠れてしまうのが残念でした。 あと、物語の展開上、個室が必要だったのでしょうが、通常、フェリーの安い船室は個室ではなく大広間がほとんどなので、そこも少し気になってしまいましたが面白かったです!

ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2013夏
東宝
シアタークリエ(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/18 (木)公演終了
満足度★★★★
見ることができました
なんとか見ることができました!
面白かったし、皆さんすばらしい歌だし、行けてよかったです。
場面ごとのつながりがあんまりすんなり行かないのがちょっと残念でした。

月刊小玉久仁子 7月号
ホチキス
こった創作空間(東京都)
2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★
「正調小玉節」+α
既に芝居がかった前説(と言うよりプロローグに前説を附加したもの、の方が的確?)で「いつもとはちょっと違う小玉久仁子」を見せてからの2編は米山作品で、まさに「正調小玉節」。
そこでゲストライターによる「小玉一族の女性史」的な一編が入るのが絶妙。
そうしてラスト1編がまた正調というのが巧いんだなぁ。

大西洋レストラン
PROMAX
博品館劇場(東京都)
2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
ディナーショーと、未亡人の対話
大西洋に浮かぶ巨大な船体の中で進む、砂の欠片のような人間ドラマ。
身体が揺れていないのは確かなのに、心は劇場という大海原で揺れ続ける。
「大西洋レストラン」専属シャンソン歌手を聴ける、ライブステージ。
合間は、舞台のストーリーか、それとも このライブステージなのか。
私達は、それを仕分けすることが
できない。
まるで、専門の研修を受けた人がヒヨコの性別を間違えたまま箱に積める現象である。
未亡人の 心の内と、数千億円をかけ建設中した船体で 独りきりの客人との対話は、ずっと耳を澄ませていたかった。
アメリカへと旅する航海の途中、その巨体は 海水を掻き分けることだろう。
客席9人ほどのボートに生えた手が同じ速度で掻き分ければ、当然のことながら小人は揺れに揺れる。小さな食堂の テーブルにワインを用意していれば、プランクトンの餌と化す。
その小人に対し、「大西洋レストラン」が体内で営業中である巨人は ビクともしない。
多少、揺れたとしても、ワインを 程よくかき混ぜる役割しかない。
未亡人と独りきりの客人は、静かな揺れ で、対話を繰り広げる。
このような対話をして雑音など聴こえようものか。
他は、レストランの客席がからっぽだ。いや、店長が指示をしなかったため、テーブルさえ置いていない。
ところが、テーブルに客人は座っている。存在は、雑音は、未亡人と 独りきりの客人の対話においては邪魔である。
オレンジ、パープル。
照明は、船体を彩り、ライブステージが 劇場を揺らす。
ここへ来てしまったからには、アメリカの港まで「大西洋レストラン」に泊まる必要がある。
私たちは、窓から掻き分けた後の大海原を眺める時間は ない。
未来からの、老婆と少年 の対話に再現される断片しか スクリーンに灯らないからである。
ライブステージの激しい歌の前で、それを見つめない 大半の客人。彼らは アメリカでの仕事を話し合い、家族で大陸を語り合っている。そう、思う。
未亡人は、ライブステージを見つめ続けていた。
この大海原に浮かぶ「大西洋レストラン」で起こる分かれ目を、今日の老婆に映し出したい。

『ダンパチ11・インディアンズ』『ヴァンパイアに咬まれたい』
ショーGEKI
「劇」小劇場(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

象
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/07/02 (火) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
木村さんの台詞を届ける力に驚嘆する
木村了さんは、ドラマで凄い役者さんが出てきたと注目してから、何度か舞台も拝見しましたが、今日ほど、彼が役者として、存在してくれていることの喜びを噛み締めた日はありません。
これだけ、難解な不条理劇の台詞が、客席で、耳に頭に自然に浸透する体験は、今まで一度もありませんでした。
もう55年以上、ありとあらゆる芝居を観て来ましたが、彼ほど、全てを兼ね備えた役者さんを観るのは、初めてかもしれません。木村さんの演じる、ドリアン・グレイとかいつか観てみたいなあ!
不条理劇にはそぐわない観客が多数いたせいで、舞台の世界観を邪魔されずに味わうのが難儀でしたが、木村さんや神野さん、奥菜さんなどの役者陣の力量に助けられ、出色の不条理劇が完成したと思いました。

楢山異邦人
ゴブレイプロジェクト
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/07/16 (火) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★
うーん、、
なんなんすかね、これは。。笑。 なんかスベって笑わせる?という感じなのかもしれないのですが、本当にスベってしまっているような。。ハハ。。 ボケだけでツッコミがないみたいな。 ちょっとワンパターンな感じがするし、しつこいような気も。 なんというか高校の文化祭?というか、人の黒歴史をライブで見てるような感じが。笑。 妙なところでスキルは高いなぁとは思いました。歌とか和太鼓wとかダンスとか。 むしろ最後のパフォーマンス?がメインと考えればいいのでしょうか。。ハハ。。