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波よせて、果てなき僕らの宝島(ネバーランド)

波よせて、果てなき僕らの宝島(ネバーランド)

天幕旅団

ザ・ポケット(東京都)

2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ダークファンタジー
総合芸術として視覚的にも聴覚的にもバランスの取れた舞台。一瞬の油断も許されない程刺激的満載の楽しさだった。

ミニスカーツ (チケット残り僅か!ご予約はお早めに!)

ミニスカーツ (チケット残り僅か!ご予約はお早めに!)

INUTOKUSHI

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/09 (火)公演終了

満足度★★★★

割と好きかも
初見です。全体的にベタでちょっとシュールで割と好きなタイプの笑いかもしれない。
一番好きなのはミニスカート②「GIRLY♡GIRLY」。話があっちゃこっちゃ飛んでちょっとシュールな展開だけどなんとなくうまく収まっている感じが良い。鈴木アメリをはじめ、5人の女優の魅力も存分に出ていたんじゃないだろうか。
「新宿~SHINJUKU~」は一つのフレーズで通しちゃうっていうのがすごいね。パワーを感じた。
「OCEAN~失われし七つの秘宝~」は計算しつくされたグダグダ感をそのまま見せるという、いかにもありそうで実はなかなかないパターン。新鮮だった。
「キヲク」も発想が面白いね。
「老いのり」は皆さん仰るように設定は面白いのに、それで力が入りすぎたのか、展開はいろいろぶっ込もうとして逆にしぼんでしまったような感じかな。笑いって難しいね。
「犬と串」は初見でこの短編集が観れてよかった。笑いのベクトルに多様性がありそうなので今後に期待します。

春雪雷風

春雪雷風

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★


この作品、いいですね。正直、志バージョンより好きかも(^_^)
内容は、維新にかかわった男性たちを支えた女性たちが、自分たちのしてきたことを語って優越を競うが最後には…ってお話。
全体がコント仕立てになっていて、会場を笑の渦にって作品。
しかも、使われてるエピソードがほぼ史実通りというのが、よく考えられてて良いです。

こういった笑が中心となる作品は、とかく際物にみられがちです。
ですが、作品としては志バージョンより良いのではと、私は思ってます。
女性の自慢話ではありますが、けっして陰鬱にならずに、ほんわかとした雰囲気につつまれてます。
そして、その笑いの中から、女性たちのプラウド、真実の誇りというものを表現しようとしています。しかも、押し付けるのではなく、それぞれの女性の思いの上に立って。

笑いというと完全なドタバタ喜劇か、シリアスな芝居を和ませるための調味料程度。
笑いを通して表現するとか主張するといった作品は少ないです。
笑いも、泣くのと同様に、人間の強い感情表現のひとつです。
それを通して観客に大きなものを伝えることもでき、強烈なイメージを残すことができます。
昔、藤山寛美という役者さんが居ました。
観客が大笑いして、笑って笑って笑いながら大泣きする、こころに深く残る素晴らしいお芝居を披露してました。
日本の役者さんで1番は誰?って聞かれたら、私はこの方を推します。

熱血天使という劇団さんがそれを目指しているかどうかはわかりませんし、今回の作品でそれが完全に成功しているとは言いません。
でも、この華バージョンが、それを目指せる作品であると思います。
今後に期待したいですね。

アドリブ満載であろうこのお芝居。役者さんたちみな、とってもよく頑張っていて、とっても楽しいお芝居に仕上げてますが、一般的には志が受けがいいでしょうね。

春雪雷風

春雪雷風

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★


今回の公演は、志と華の2バージョン。
まずは、志。
これまで描いてきた明治維新の最終版で、馬関戦争から憲法制定までをいっきに見せてくれてます。
面白いのは、この頃の2大巨人、坂本龍馬と西郷隆盛がキャストされてないこと。
この2人抜きでどう描くのかとっても楽しみでした。

結果、中岡慎太郎、伊藤博文、大久保利通、大隈重信らを通して、歴史の軸、志の軸としてうまく描けていたように思います。
坂本龍馬についてはやや弱いかなと思いますが、西郷隆盛については十分に伝わってきました。

メインテーマであろう(勝手な想像です)、生き残って行くものの想いについても上手く表現していたと思います。
適塾や松下村塾に始まり、維新を推進して行った多くの人々が死んでいく状況、単に先人を継ぐってことでまとまってしまいそうなテーマです。
でも、生き残った人にはそれぞれに自身の思いがある。
それが表現されていたのは、とってもいいですね。

ネタバレBOX

この作品、戦闘シーンがほとんどありません。戦闘は、時間の経過を含めダンスで上手く表現されてます。出てくるのは錦の御旗や篠原国幹と山県有朋の想いを伝えるキーポイントのみです。
前々から思ってますが、この頃はすでに戦から戦争に変わってます。
映画やテレビなら別ですが、舞台上で再現する意味はあまりないと思ってます。
熱血天使さんのこの表現方法は、とても良いやり方だと思います。

もうひとつ、こういったお話だとシリアスになり過ぎる場合が多いのですが、うまく笑を加味しています。
飽きないということもありますが、これによって登場人物を偉人という枠から出して、人間として感じさせてくれるのがとても良いと思います。

それとは別に、最後の登場人物全員でのレビュー(ダンスと歌)は、長時間観てくれた人へのプレゼントとしてとてもいいですね。
アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ

アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/06/29 (土) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★

まっ、ウィークエンドシャッフルですから
二つのコメディ劇団のコラボ公演というよりコラボ祭り的雰囲気だったかな。シアターミラクルという劇場もライブ感を盛り上げるキャパシティだったし。

どちらかというと「シチュエーションコメディレクイエム」のほうが好みかな。人格が入れ替わるというのは「転校生」以来、お馴染みのパターンだけど、これだけスピーディーに(徐々にスピードを増した感じ)次々と入れ替わると観ている方は楽しい。しかも白いキャップに大きく名前が書かれているのでわかりやすい。

「ナイトステーション」はいまいちストーリーが掴みづらかった。時々小ネタでクスリと笑えるのだが、いつもの笑いの爆発力は感じられなかったようだ。時に悪ふざけに傾く傾向があり残念。だけどそんなところも「コヒオケ」なら許せてしまうのだ。逆のことを言うようだが後藤さんのはじけ具合は痛快でもあった。

「トリッパー」は結構楽しめました。

最後のグリーンマン(?)はちょっと中途半端でしたね。一緒に出てきた宮本さんが(時間を気にしていたのか)ちょっと素に戻っちゃってました。後藤さんのように最後までバカやってほしかったなあ。

ティーチャー

ティーチャー

保木本真也がプロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

反則!!
ドタバタコメディが面白いのは当然のこととして、女性教師が美し過ぎます!!

ネタバレBOX

教師たちの片思い、打算、美と魅力を巡る競争を、真夏の夜の夢をモチーフにしてドタバタコメディに仕立て上げていました。

片思いの切なさ、ぎこちなさの面白さもあれば、生物と物理の美人教師によるキャバクラ嬢接待合戦のようなものもあり、バラエティに富んでいてお見事でした。

非常勤の男性講師が生活費のために恋人の教師と別れないように努力していただけのことを、みんなで馬の被り物を取ることによって最後に魔法が解けて恋が成就したかのような大団円に持って行く手法などもさすがでした。

生物と物理の美人教師が顔を突きつけて罵倒しあうシーンは、磯川家ならあと2cmは近かっただろうなと思いました。生物の先生がいつまでも蚊を叩いているようなところは大好きでした。

とにかく、女性教師が美し過ぎでした。
読書劇 二十歳の原点

読書劇 二十歳の原点

オフィス再生

秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

「いかにも再生」な演出も見モノ
69年に自殺した女子大学生の手記に当時の出来事などを加えた「読書劇」。
プレトークによれば当時は大学進学率も高くなく大学生はエリート(女性ならなおさら)とのことで、死生観や人生に関して実にしっかりした考察をしており、敵わないなぁ、と。
また、「いかにも再生」な演出も見モノ。
上演時間約100分。

第36回 納涼能

第36回 納涼能

公益社団法人能楽協会

宝生能楽堂(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/19 (金)公演終了

満足度★★★

シテ方五大流派による名曲集
能に詳しくなくてもタイトルは聞いたことがあるような有名曲目による番組で、金春流・喜多流・金剛流・宝生流・観世流のシテ方の五大流派をまとめて観ることによって、それぞれの特徴を感じながら楽しめました。

能『田村』(金春流)
坂上田村麻呂による鈴鹿の鬼退治を描いた物語で、品格のある雰囲気が魅力的でした。
地謡の表現が印象的で、地から湧き上がる様な出だしや後半の激しいテンポの変化が物語をドラマティックに描写していました。大鼓と小鼓の息がピッタリと合っていて、心地良い緊張感がありました。

狂言『酢薑』
薑(はじかみ=ショウガ)と酢の商人が場所争いをする物語で、お互い「から(辛)」と「す」を織り込んだユーモラスでリズミカルな会話の流れが楽しかったです。
柄on柄で、しかも多色使いなのにチグハグに見えない装束のセンスが素敵でした。

仕舞『高砂』(喜多流)
謡も舞いも装飾性がなく素朴で、質実剛堅な印象がありました。

仕舞『羽衣』(金剛流)
優雅さを感じる舞で、空気の質量を感じさせる扇捌きが美しかったです。

仕舞『鞍馬天狗』(宝生流)
キレが良く迫力のある動きで、数分の間に物語性が感じられました。

能『葵上』(観世流)
葵上に取り憑く六条御息所の生霊を成仏させる物語で、鬼の姿となった生霊と修験者の息詰まる争いに引き込まれました。
舞台手前に置いた小袖で葵上の姿を表したり、般若の面を着けながらも仕草や顔の角度で深い悲しみが伝わってきたりと、ミニマルでありながら効果的な演出が興味深かったです。

春雪雷風

春雪雷風

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱い男達
志「最後の二人」を見ました。
明治維新、この時代の人は日本の将来を思う熱い心を持っていました。
その熱い心が演じていた役者さんからしっかりと伝わりました。
なので、何度も目頭が熱くなりました。
素晴らしい舞台でした。

小さい つ が消えた日

小さい つ が消えた日

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

六行会ホール(東京都)

2013/07/18 (木) ~ 2013/07/20 (土)公演終了

満足度★★★★

大人の望む子供 と 実際の子供
 子供の感性に配慮した作品。

ネタバレBOX

 “っ”は小さく、それ自体では発音されない為、五十音村の仲間達から馬鹿にされ傷ついて家出をしてしまう。最初は、初めて出会う外界を怖く思ったりもしたが、言葉を持たない星や太陽、海や空と出会って、“言葉そのもの”にはなれないと悩んでいる自分にも居場所はあり、自分は、宙から来たのかも知れないと幻想を抱くに及んで、漸く、心に安定の兆しを見せる。
 一方、“っ”を失った五十音村では、言葉が崩壊しかかっていた。人間界も同様である。弁護士に相談に来た者と、弁護士の会話で、「訴える」が「歌える」になってしまうなどの混乱が生じていたのである。このままでは、五十音は、人間から見捨てられ、他の表現手段にとって代わられる、との危機感から、父である大きな“つ”のみならず村総出で小さな“っ”捜索が始まるが、杳として行方は知れない。村の皆は、苛立ち、互いに彼を追い出すに至った罪をなすりつけ合ったりして争うが、長老の提言で、人間の手を借りることによって、彼にメセージを送ることになった。幸い、そのメッセージに応えて、彼は帰村することになった。それを祝い、皆の骨休みも兼ねて、村総出で温泉へ保養に出掛けることになった。その日、人の世界は丸一日、静かであった。
 ストーリー、主張がしっかりしており、メインストリーム、サブストリームの連携も良いので、子供にも分かりやすく楽しい作品に仕上がっていたが、更に子供を熱狂させるには、矢張り、大人たちの常識に囚われないナンセンスや不可解性を導入してみても面白かろう。例えば、「不思議の国のアリス」や「銀河鉄道の夜」などのような。
波よせて、果てなき僕らの宝島(ネバーランド)

波よせて、果てなき僕らの宝島(ネバーランド)

天幕旅団

ザ・ポケット(東京都)

2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

冒険活劇
本歌取りというよりは脚色という印象でした。

ネタバレBOX

ピターパンと宝島が一緒になったということで、結局は予想通り宝を現実社会に持ち出すことができず、というか、クック船長は島から脱出することもできずじまいでした。

オウムは海賊の肩に乗っているもの、そう、ちょっと舌っ足らずのオウムは海賊の一味と心得るべきでした。オウムに限らず、利用できるものは利用するという合理的考えで敵味方がくっついたり離れたり、場面によって豹変することで物語を複雑にし、面白くさせていました。

そして、少年はまた地図を見つけ、一筋縄ではいかない思惑を持った面々と再び新しい冒険の旅に出掛けることに…、性懲りもない人たちに乾杯!
ライクアプラスチック

ライクアプラスチック

あひるなんちゃら

ザ・スズナリ(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

無題761(13-189)
20:00の回(曇)。19:15受付、整理番号券あり、19:30開場。舞台、斜めに机と椅子が2セット(ここは仕事場)、筆記用具、ファイルボックス、電話、ゴミ箱、中央床面に「あひる」の照明。前2列が低めのベンチシート、以降最後列まで雛段、椅子席、満席。20:00前説(川村紗也さん、約5分)、開演~21:16終演(川村さんの告知)。こちらは初めて(根津さんは客演をみています)。

説明にあるように「なんでか楽しい日々。脳天気な70分」でした。

ネタバレBOX

川村さん(他のお二人も)が競泳水着を退団されたのは先日知りました。

なんともユルくてカルいお話、ちょっとやめられないスナック菓子的でした。自分の道を突き進む各キャラクターのちぐはぐさ(マイペースぶり)がほどよくブレンドされていました。

「かごしまスイートポテトン」というお土産があるんですね。

役名は、浜岡賢次、北道正幸、望月峯太郎(三起也、花梨...)、つばな(第七女子会彷徨?)...などでしょうか。
春雪雷風

春雪雷風

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

迫力の志Ver
『天地に咲く』に引き続き拝見させていただきました
前回同様の役者さん、今回新たに入った役者さん、迫真の演技でした
中には微笑んでしまう場面もあったり・・・
最後の全員でのダンスは前回にない演出で迫力がありよかったです

次回作楽しみにしています

少年の夜 不思議な階段

少年の夜 不思議な階段

東京懐古旅団

北区飛鳥山公園空中階段付近(東京都)

2000/08/12 (土) ~ 2000/08/13 (日)公演終了

満足度★★★★

なんだか懐かしい
※実際の公演期間は1995年8月12日(土)〜13日(日)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1995年8月13日。飛鳥山公園の階段とか、劇場ではない場所で演劇を観るのは初めてだったので「ほんとにやってんのかな?」と思いながら行きました。ライトアップ(っつってもそれほどではないですが)階段で行われている話はノスタルジックで幻想的で場所にピタリとはまっていました。何でか「母さんのためにミルクを・・・」というジョバンニを連想してしまった。ま、ただの勝手なイメージです。
春雪雷風

春雪雷風

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

志・・
志・・最後の二人を観劇しましたが、熱い内容で良かったと思います。ただ、幕末の歴史が分っていないと、観ていても理解出来ないストーリーだったと思います(私は何とか理解できましたが・・)それと、ここはふざけなくてもいいのにな・・と思う場面もありました。ダンスは見応えがあり、特にラストのダンスはかっこ良かったです!昔の人の志があって、今の日本があるんだなぁと思い、それで命を失っていった人もいるのは切なく感じました。色々な事を考えさせられる良い舞台だったと思います。面白かったです!

Still on a roll

Still on a roll

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

妙ージカル
ここの劇団は過去に数本観ている。
傑作もあれば秀作もあり、たまに駄作もある。
しかし基本的には面白い。
今回は秀作かな。
ものすごく高いハードルだと思うが、次回は越えてほしい。
将来有望劇団の1つ。

つづく

つづく

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

オムニバス
と、言いつつも、3本が繋がっている構成は好きだった。
1話目はどんどん展開がぶっとんで面白かったのだが、役者の滑舌が悪過ぎる。★4つ
2話目は時間がどんどんと経過する手法。不幸は突然としてやってくる。ぐっときた。★5つ
3話目はライブ。1本の話を締めくくるという意味では物足りなさがあった。嫌いではない。★3つ
平均で★4つ

しあわせの支度

しあわせの支度

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

大家族
今はあまり見なくなった大家族、実は.....  家族とは?を、考えさせてくれる作品だったのではないでしょうか!? 謎の人物や笑い満載で楽しいステージでした!

そこで、王たちはいなくなった

そこで、王たちはいなくなった

劇団回転磁石

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

テーマとか・・・
劇団回転磁石は初めて観させて頂きましたが、テーマやそれに伴う独自の視点が「へえ・・・」と思わせてくれました。

ネタバレBOX

笑いの要素も含めてあり、全体的に楽しく見られました。が、最後が結構あっさりとしていたのが一寸気になりました。

また、演出などを変えてもまた違った印象を受けそうだな、と思います。

次の公演も楽しみにしています。
変則短篇集 組曲『空想』

変則短篇集 組曲『空想』

空想組曲

シアター風姿花伝(東京都)

2013/07/06 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

三回目
友人を誘って3回目。
終演後に「誘ってくれて本当にありがとう」と涙目で言われた。
誰が観ても絶対に楽しめる公演と言うのは数少ない。その数少ない公演を常に産み出す団体、というか作演ほさかさんに心から感謝。
いくつかの短篇は演出が変わって更にレベルアップしていた。

ネタバレBOX

今日のゲスト短篇「妄執グレーテル」は「やられたー」という感想。
植田圭輔くんの「あの姿」の可愛さに客席が一瞬騒然としていた。
そのどんでん返しの鮮やかさに笑っていたら、ラストにゾワッ。
石澤美和さんというすごい女優さんを発見。

「時をかける晩餐」での堀越涼さんは本当にいい。現在と未来の同時進行の会話の切なさが回を追うごとに増して来る。

三回観てようやく気づいた細かい伏線や演出もたくさん。
「静かな晩餐」のクレームブリュレとか、「しりうすぴかぺら」でのギャルソンさんの机をたたく仕草とか、「静かすぎる晩餐」でのこいけさんと川田さんの一瞬の表情のシンクロとか。
戯曲、演出の緻密さに感嘆。



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