最新の観てきた!クチコミ一覧

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ティーチャー

ティーチャー

保木本真也がプロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

いいねー
保木本真也氏のコメディはホントにサービス精神満載でいつ観ても楽しいなー。

「短夜(みじかよ)」・・非在のものが顕われる/そして再びベルメール・・

「短夜(みじかよ)」・・非在のものが顕われる/そして再びベルメール・・

小林嵯峨

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

時間を守ろう
上演時間90分、満席。漆黒の会場、ベースの響きに踊りといい組み合わせ。ただ、舞踏から洋舞的にきりかわったあたりから観ていてどうも落ち着かなかった。それはそれとして、数名の遅刻客のために時間通りの大勢を待たせるのは失礼なのでやめていただきたい。

名づけることのできない仕事 #3

名づけることのできない仕事 #3

NPO法人らふと

RAFT(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

公演名のとおり
上演時間110分。休憩2回。仕事中、仕事かつ作品、人生是仕事と何とも呼ぶことのできない仕事を見せてもらった。花上氏の存在感は圧倒的だった。

虚人の世界

虚人の世界

公益社団法人日本劇団協議会

劇場MOMO(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

文学的、、、
何重の意味でも、評価が難しい。

安部公房に似た感触。作家の理性によって統御された、寓意に満ちた、狂気の世界。

言語で構築されている舞台を2時間近く観るのはキツかった。
それでも、役者さん達は実力派、演技が素晴らしかった。

ネタバレBOX

言語・理性で構築された狂気の世界。
おそらく読み物として読めば、より面白いのだろうが、舞台で言葉ありきのものを2時間近く観るのは正直辛い。

非現実的な物語は、寓意に満ちていて、その寓意も単純なものではなく、ある意味が途中で反転したりもする。
そのため多様な解釈を生む部分もあるが、暗に意味しているものは概ね規定されている。

主人公は、事故をきっかけに、「虚人」が見えるようになってしまう。
その虚人の正体は最初わからないのだが、物語が進むにつれて、
陰口や悪口などのような、世の中に存在する悪意のようなものの形象化した姿、またはそれに染まった人のことだとわかる。
反対に、主人公は、虚人が見えるようになるにつれて、「人」の姿が見えなくなっていく。

途中、主人公は、罵りの言葉を吐くことで、その虚人を<内破>させる(消す)ことができると気付くが、その虚人を内破させる言葉を、姿の見えなくなった妻に対して無意識に吐いてしまう。
このシーンにはゾッとした。人間は無意識に、そのような暴力を行使してしまうと思ったからだ。

虚人を、つまり人間の悪意を、よく見えるようになってしまった主人公は、それを遠ざけ清らかな精神になったかと言えば、そうではなく、むしろ自分こそ、その虚人そのものだと気付いていく。
他人の悪意に敏感になるということは、自分の中にある悪意にも敏感になるということか。
人が見えなくなったのは、人を人として見なくなったということか。
人でなくなったということか。

更に、ラストシーンでは、
「今度こそ帰ろう あの悪意に満ちた なつかしい世界へ」と言いながら、ビルの屋上から飛び降りる(ように見える)。
舞台上では、それまで「虚人の世界」と出ていた文字が、「人の世界」へと変わっている。
「悪意に満ちたなつかしい世界」こそ、人の世界なのだ。
だが、そこに帰るとは?
主人公は死を選んだのではないか。
死んで、人間の悪意を見なくてもいい安寧を手に入れたいということか。
ということは、その死は、生命の死ではなく、ある精神の死を意味するということか。
精神を殺し、何かを見ないようにすることで、人の世を渡っていけるようになる、元の自分に戻るということか、、、

解釈は多様に存在するのだろう。
読書劇 二十歳の原点

読書劇 二十歳の原点

オフィス再生

秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ただの読書劇ではない!
あまり期待せず伺ったのだが、予想以上に素晴らしかった。
他の劇団には観られない演出に驚いた。
最後まで一寸の曇りのないでき。

ネタバレBOX

中島みゆきの曲だけが時代違いだったが、
世情だったら仕方がないかな。

『ダンパチ11・インディアンズ』『ヴァンパイアに咬まれたい』

『ダンパチ11・インディアンズ』『ヴァンパイアに咬まれたい』

ショーGEKI

「劇」小劇場(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ヴァンパイア
ヴァンパイアの母娘が醸し出す雰囲気がとても「お美しい」かったです。
そして、ヴァンパイアの母娘の宿命もさることながら、ヴァンパイアに咬まれる条件を満たす人間側にも様々なドラマがあって面白かったです。

わるいひとたち 【第6回ルナティック演劇祭グランプリ獲得しました!】

わるいひとたち 【第6回ルナティック演劇祭グランプリ獲得しました!】

劇団Please Mr.Maverick

小劇場 楽園(東京都)

2013/06/18 (火) ~ 2013/06/22 (土)公演終了

満足度★★★★★

個人的には一番好きな話
これまで見た中で、個人的には一番好きなお話でした。
これが決勝戦の賭けだったんでしょうか、
Please Mr.Maverickさんの長編で感情的な物語というのを初めて見た気がします。
暗転になるたび登場人物が一人ずつ殺されていくところも緊迫感がありましたし、
謎解きもうまく出来ていて、引き込まれました。このあたりの展開のうまさは流石です。
個人的には最後のコンピュータや過去の出来事に関する台詞が
すこし難解で、わかりづらかったのではないかと思います。
あと、さすがに短期間で詰めただけあって、最初の方が荒かったり、
もしかしたら、こっちの役の方があってるんじゃないかなと思う役者さんがいたり。
ただ、ダブルコールがあった通り、素晴らしいステージだったことに変わりありません。
優勝、おめでとうございます。これからも応援しています。

そこで、王たちはいなくなった

そこで、王たちはいなくなった

劇団回転磁石

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白く爽やか
 シナリオは重すぎず、軽過ぎず、演劇的手法を良く弁えた作りになっていて、センスの良さを感じた。箍の外し方も飛んでいて良い。ギャグが、キチンと機能するのは、その斬新なセンスと意表を衝く発想だ。そうして箍を外した所へ見えるものと見えないものの相補関係を持ち込んでくるので、観客はそれをすんなり受け入れてしまうのだ。その辺りの上手さも、軽めのノリにプロットを重層化させる手腕も、展開の妙を醸し出し、楽しい中にも爽やかな舞台になった。キャスティングも良い。紅一点の山本 あんなの可愛らしいこと。男性陣も、皆爽やかな好青年である。
 これからも、様々なこと、方法に挑み続けて欲しい。

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】

声を出すと気持ちいいの会

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/07/18 (木) ~ 2013/07/22 (月)公演終了

満足度

薄い、薄っぺらい
話の内容が結果的になく見えてしまうのが残念でした。

基本的には薄っぺらく、深さもまったく感じないのでお芝居の世界観に入っていけませんでした。共感とかをもっと感じさせる為のリアリティみたいなものがなかったからかと思います。

あと、舞台や照明での空間の広がり方が悪かったように思います。台上の凝縮した空間から全体へ広がる空間等、色々使えそうなものですが、ずっっっと同じような空間が続くので結論飽きてしまいます。

この間の鋼鉄村松が素晴らしかったので星は厳しめです。

ネタバレBOX

あの事件を扱うならば、それなりの覚悟が観たかったです。とても中途半端でした。舞台上でカッコつけている役者が可哀想にすら見えました。それが演出の所以なのかどーかわかりませんが。

特にラスト近くの弟さんがお姉さんを「美しい」と表現した意味がよくわからず、「近親相姦?」とすら思いましたが、多分違うんでしょうね。
外と内

外と内

劇団セカンドキッチン

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

無題762(13-190)
17:00の回(やや曇)。16:30受付、開場。出演:金刺さんの代わりに木下さん。こちらは初めて。舞台は「6階建て雑居ビルの屋上」、白いフェンス。2人×3話。16:55前説(45分)~17:46終演。喫煙シーンあり(但し、舞台奥)。

ネタバレBOX

舞台手前に屋上のフェンス。自殺しようとする者とそれをみている者この2人が3つの組み合わせで3話。なぜ、もう一人までもがわざわざ6階まで上がってくるのか...。こういったところでお話が弱いのと、会話(セリフ)が少ないこと、役者さんの動きが少なく間が持たないこと、ときどき車の音、鳥のさえずりが聞こえるものの無音が長いこと、などによりおとなしすぎる、という印象。もっとセリフとカラダの動きで芝居にメリハリをつけることができるのではないかと思いました。

劇団ピアチェーレの「命を弄ぶ女ふたり(2013/4)」も屋上で自殺しようとする者のお話でしたが、違いはフェンスの位置、本作は手前、なのでその向こうにいる役者さんが少し見にくかったです。

フェンスを超えていることより屋上に来ていることの方が重要で、フェンスが先に視界に入る必要はあまりなかったのでは…

ひとつのパターン(そうは言ってもお腹は空く)、飴、ここらをもっと表に出し、明るいトーンで締めくくったほうがよかったのではないかと感じました。夜明けに再び歩き出すためにも。

コメントはまだ途中なのですが、次回作もみたいと思っています。
ドレッサー

ドレッサー

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2013/06/28 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

波よせて、果てなき僕らの宝島(ネバーランド)

波よせて、果てなき僕らの宝島(ネバーランド)

天幕旅団

ザ・ポケット(東京都)

2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

伝説
宝島もピーターパンもよく知らない。面白い。

ネタバレBOX

船乗りを目指すジム・ホーキンス(加藤晃子)が偶然出会ったオウム(渡辺実希)と同じ地図を持っていたことから、ともにゴールディ(土谷朋子)の船に乗り、宝島を目指す。紫の嵐を超えてたどり着くが、オウムやコックのジョン・シルバー(渡辺望)らに地図を奪われてしまう。伝説の海賊が残した宝が海賊の船だったことと、亡霊となったピーターパン(青井そめ)の出現に驚く面々。ピーターパンの呪いを解き、再度海に出るジム…。

ブルーシートの海の表現とか、幕を使った視覚効果のある演出は気に入った。狭い舞台で、にぎやかな場面の表現も上手くできてた。
序盤の進行がややタルいなと思ったけど、伝説「ピーターパンの呪い」あたりからワクワクドキドキって感じで面白いなーと率直に思った。伝説の海賊の部下のスミー(佐々木豊)の恐怖とか、伝説と現実が徐々に重なっていく塩梅もいい。ダークな色に染まっていく感じがね。

ただ、ピーターパンの成仏?って流れが、ちょっと乗れなかったのが残念。110分。
Still on a roll

Still on a roll

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

これぞミュージカル
これぞミュージカル。すごかった

春雪雷風

春雪雷風

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

志「最後の二人」
こちらは本来的なスタイル。言わば華がオードブルか食前酒でこちらがメインディッシュ、なオモムキ。
華ver.に登場した女性が登場するとその背景が見えるようで立体的に感じたりもする。
が、時々挿し挟まれる笑いの部分が華における楽屋落ちと同様、微妙と言おうか踏み外していると言おうか…。
ところでラストの振り付け、中学校などでお馴染みの「アレ」が入ってないか?(笑)
で、こちらも前売り3300円は(他との対比をすれば)高くね? 志3000円、華2500円、セット5000円といったところが妥当では?(余計なお世話)

春雪雷風

春雪雷風

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★

華「志を継ぐもの」
維新の頃の中心人物の妻や愛人4人がナンバーワンの座をかけてエピソードを披露するというバラエティ系。
発想的には「戦国鍋TV」に近いか?(もちろんあそこまでハジけてはいないが)
コミカルな中に逸話がまぶされてコレはコレでアリだが、楽屋落ちの多用は微妙…てか、やや踏み外した感アリ。
この内容で上演時間75分(劇中での物販宣伝含む)で前売り3300円はいかがなものか?、

ところで遅れて来た客を既に着席して観劇中の客の前を通らせて座らせるとは言語道断。何故最後列あたりに座らせない?
定刻に来て観劇中の客の集中力をとぎらせる客席担当スタッフ、もしかしてライバル団体のスパイか?(爆)
よって満足度の星は1つ減ずる。

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】

声を出すと気持ちいいの会

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/07/18 (木) ~ 2013/07/22 (月)公演終了

満足度★★★

初見
こういう題材ならば、欲を言えばもう一皮むけて欲しかった。ズルムケになるくらい。

わたしーTHE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY

わたしーTHE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY

intro

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

「わたし」
面白い。

ネタバレBOX

ギャっと朝起きてって女の子な舞台と思ったら、OLの取り留めない話でもあったり、いじめられる女の子の話であったり、育児放棄な母の話であったりの90分。18人の「わたし」と犬が、妙なダンス(と歌)とリピートなセリフで魅せる作品。

序盤のパフォーマンスでの、拡張子?がお気に入り。あと、終盤のグルグル回るのとか、育児放棄ママの心の歓喜とか。
多人数の良いとこを活かした舞台が好感触。リピートする毎日を描くって難題なんだろうなと思った。
Still on a roll

Still on a roll

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

わたしーTHE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY

わたしーTHE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY

intro

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

18足の靴
初見!
「わたし」の壮大なるドラマを、独特な舞台表現にのせ「チャチャット」見せる。
個性豊かな表情を見ているだけでも楽しいし、男優が好いアクセントに成っていて面白い。

ネタバレBOX

ストレートプレイな演劇では無いので見る側で好き嫌いはあるかも知れないが私は面白かった。
Still on a roll

Still on a roll

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

あっという間の時間
過去何本か見たことあるが今作品がベストだった。目の前で立つ役者さんのエネルギーを感じた。妙な懐かしさ。

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