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異聞天狼伝~會津新撰組残党紀~

異聞天狼伝~會津新撰組残党紀~

トライフルエンターテインメント

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/09/04 (水) ~ 2013/09/11 (水)公演終了

満足度★★★★

感動
殺陣の勢いと、新撰組の「お荷物」と言われた隊士の
へっぴり腰具合が絶妙でした。
初めてちゃんとお芝居を観るキャストも多かったのですが、
話もしっかりしていて、ただの「イケメン殺陣舞台」ではなく
感涙してしまうシーンもありました。

わずか6年の命だった新選組。
取り上げられるのは結成~3年目の激動の時期が多いのに対し、
本作のような後期の作品で、しかも平隊士のお話はなかなか無く。
新選組FANにも、そうでない人にも、ぜひ観てほしいです。

ミュージカル『今の私をカバンにつめて』  I'm Getting My Act Together And Taking It On The Road

ミュージカル『今の私をカバンにつめて』 I'm Getting My Act Together And Taking It On The Road

ネルケプランニング

青山円形劇場(東京都)

2013/09/06 (金) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

大好きな戸田恵子さんの舞台!
久しぶりにチケットを手にして観劇することができました!
正直ミュージカルは苦手で某有名ミュージカル見に行っても寝るほどでしたが、こちらは全然子守唄どころかキラキラをいただきました!
ありがとうございました!

風ノート2

風ノート2

劇団マッチポンプ2106

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/09/06 (金) ~ 2013/09/07 (土)公演終了

満足度★★★

風ノート2を見て
劇団マッチポンプの芝居を観るのは今回が初めてです。とても楽しみにして出かけたのですが、作品の中の登場人物がいりくみすぎていて、前半ストーリーに乗れませんでした。もう少しすっきりしたストリーにしたほうが、面白さが伝わってくると思いました。また舞台の中央にベットが二つ。これは患者の病室の設定なのですが、新聞記者が出入りしたり、産婦人科医が訪ねてきたり、不思議な設定でした。ランニングしながらのキャストの方の会話は息切れもせず素晴らしかったです。いい台本に恵まれれば、面白さをたくさん持っている劇団なので、いいお芝居ができると思いました。二時間楽しませていただきました。

上手に笑えないまさこさん

上手に笑えないまさこさん

ペテカン

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/09/04 (水) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

良かった☆
コリッチでの書き込みが少ないので  もしかしてガラガラかな~ と思っていたけど、 そんなことは無く けっこう入っていた。

前半 やや説明くさい場面があったりしたが、全体としては とても良かった!   笑いあり  感動あり  終わったあと こんなに気持ちが良かったのは初めて☆   


ネタバレBOX

前半  過去のいきさつなど あれこれ説明する場面があったが、 あれは良くなかったと思う。   あと  格言が沢山でてくるが、あまりにも多すぎたんじゃないか。。    あと 照明が 明るすぎでは? って場面がいくつかあった。。   
それと  後半 ラサールさんが 歌を歌ったんだけど、 これも いらないと思った。。    
なんだか 文句ばっかり言ってるけど、 全体的には良かった!
とくに ラストシーンは とっても良かったと思う☆
きのうみたゆめ

きのうみたゆめ

SAKASU ZAKASU

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

人には言えない事情を抱えた登場人物たちが素敵でした

どっちも単体でやっても面白そうな物語を、オムニバスで楽しめました!

ペルソナ・サークル

ペルソナ・サークル

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/09/02 (日) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

速っ!
2012年振りかえりⅡ
演者の頭の回転の速さ、動きのすばやさ、転換の速さにこっちの脳みそもフル回転!お互いの信頼関係に基づくチームワークの良さが心地よい。息もつかせぬ・・と見せかけて、窒息はさせない作り手の優しさには、、観客への愛と思いやりが感じられ、なんだかちょっぴり甘えさせていただきました。ハイ・・・

パソドブレ

パソドブレ

発条ロールシアター

タイニイアリス(東京都)

2013/09/05 (木) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

安心して観ていられる脚本
旗揚げ公演は残念ながら観ることが出来なかったのだが、HPを見ると登場人物が一人増えているようだ。誰が増えたのだろう?これならみておきたかったな~と思わせていただきました。
田中のある種覚めている感覚と云うのは、最近の若者感覚とでも言えるのだろうか?
登場人物は一癖も二癖もある人物ばかり、其々が不思議な縁に引き寄せられて四畳半の一室へ、その人間関係の絡み方は則末さんの力量の表われだといつも感心させられる。

ネタバレBOX

初日に伺ったが、受付に出演者の優也さんがいて、少し驚いた、出演者なのだから誰か変わってくれないの?会場案内は前回出演者の孫さんがされていて、なんだか得した気分。
案内を見てみると今回の登場人物は焼き物の名称だ(ストーリーとは直接関係ないが)発条の登場人物はよく何かの名前で決められているな、その遊び心は好きだな。
田中の部屋は四畳半との設定だがこれだけの人数が集まったら身動き出来ないよな、と思ってしまった、則末さんごめんなさい(だって一辺3m弱の四角い部屋ですから)今回の舞台は、持ち道具に少々不満が、織部中尉の持っていた刀(軍刀)は形が違うなと思ってしまった、銃もワルサーPPKの様だったし(時代が合わない)益子巡査の持っていたのもオートマチックだったけど、多分あの時代の巡査ならリボルバーだと思います。まあそんな細かいことは無視しても良い程度の事ですが。
今回の登場人物の関係がタイムスリップ物で少し判りにくい部分があるのですが、良い意味で裏切られたりして、整理する意味でももう一回みてみたい。
団子の打ちかた教えます

団子の打ちかた教えます

サンハロンシアター

小劇場 楽園(東京都)

2013/09/03 (火) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

無題813(13-252)
19:00の回(曇)。18:20会場着、ドアが開いているが外で待つ…と、小宮さんが上がってきて受付始めますということで18:25受付、18:30開場。そうです、今夜は(B)チーム、小宮さんは(A)チーム……すかさずお叱りを受けてしまうのでした(とほほ)…すみません、確認不足でした。

さて、入ろうとするとちょっと場違いな感じの男性(スーツに白い手袋)が場内の案内をしています。いつものように入って右。舞台はどうやら控えの部屋、中央にテーブル、壁際に椅子(2脚)、と少し小さなテーブル(グラスがいくつか)。18:59前説(90分)、19:05開演、入口のところで男(先の男性とは別)が挨拶〜20:33終演。

ネタバレBOX

男。今夜はその妻の葬儀、斎場、夏、蝉の声、大学時代の同級生、部下、認知症を患う老いた母と介護をする妹、30年を経て訪れるいろいろなこと、男の苦悩、悲しみ、女が団子を打ち続けた理由、遺されたものたち、誰にでも訪れるいろいろなこと…

たいへん良い雰囲気の90分でした。
イキザマ2

イキザマ2

RISU PRODUCE

SPACE107(東京都)

2013/09/04 (水) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

夏のファンタジー
若手の頑張りに拍手!!芝居自体はまだ幼いが、前向きな姿勢がいい。そしてそれを囲むベテラン組、皆さん良い味出てました。確かに演出はもうひと頑張りして欲しいところだけど・・・・・・・“泥臭く夢を追い続ける”いやいやまったく泥臭くない 。むしろ“さわやか” 夏のファンタジーを観たようなそんな気がします。

そこに僕らは居合わせた

そこに僕らは居合わせた

創造集団池小

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/09/03 (火) ~ 2013/09/04 (水)公演終了

朗読でありながら
広島・長崎に比べて、ナチスドイツの時代のことを知る機会は少ない。今回、その時代の内側を少し知ることができた。
朗読ながら、ミザンスで雰囲気が変わり、ギターも効果的で芝居も観ている感覚だった。

elePHANTMoon×iaku

elePHANTMoon×iaku

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2013/09/04 (水) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

まさに小劇場界の雄
というにふさわしい二劇団でした!刺激的で、一瞬も目が離せない、聞き耳を立てずにはいられない。しかも観客側には緊張を強いない。不思議だ・・・。いやまぁ、排泄物を食べるシーンではうっとしたけれど。でも、「ボクが・・・・」のほう、食べ続ける理由がイマイチわからなかったなぁ。食べる、という行為にフォーカスしたいのか、最後の残滓のひとかけらまで愛しいということなのか、私の頭ではよく理解できませんでした。

ネタバレBOX

写真家の星野道夫氏の写真の言葉に「獣を狩ってそれを食べということは、その獣の生きてきたすべて、見てきたすべてを自分の体内に取り入れるということ」「私は獣になり、森になる」みたいなのがありましたが(←うろ覚え)なぜかそれを思い出した。でも、こちらのイメージは鮮明で美しいが、「ボクが・・・」のほうはその美しさが無かったな。病院という人工物の中でのお話のせいかも。初心者の方にはおすすめできないかな。
きのうみたゆめ

きのうみたゆめ

SAKASU ZAKASU

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

アイテム
素晴らしかったです。

サカスザカスってまあ笑ってしまうくらいお二人両極端なんですね。

ネタバレBOX

途中から、てがみ座の『ありふれた惑星』を思い出しました。

夏休み、妻が入院している男のところに高校生の姪が転がりこんで来て、さらにそこへ最近懇意にしているキャバクラのお姉ちゃんまで来てしまって、心の奥ではみんな悩みがあるのに取りあえずどんちゃん騒ぎしたりして気を紛らわせていて、男は骨髄移植をしたばかりの妻を捨てて気の合うキャバ嬢と一緒になるのか、姪は母親の再婚を受け入れられるのか、キャバ嬢は妊娠した子をどうするのか、色々あってそれぞれが結論を出すといった話。

と思ったら、結婚式で馴れ初めなどを披露するビデオを撮るために、新郎新婦にインタビューするシーンに転換。

あれっ、先程とは全く異なる役者陣の中に東京03の角田さんが友人役として入っているけど、さっきの男とは違う役だよな、あれっ同じかななどと考えてしまいましたが、違うという結論に至りました。

ということは第二部というよりは第二話。彼女のことを一途に思い続けていた男がその彼女と結婚することになったという話で、再婚となる彼女は病的に尻が軽く、インタビューを受けるにつれ、過去の男性遍歴を思い出し、流産したばかりのこともあって次第にブルーになっていき、あまりにも真面目な男が苦痛に感じられ婚約をいったん破棄しますが、一途な男は全てを受け入れ、下手な歌を歌って思いを伝えて、改めてプロポーズし直したというストーリー。

男と女がとにかく話し合う時間を持つことの重要さを示唆したところが素晴らしかったです。

プロローグとエピローグで男子高校生と女子高生が駄話をするシーンがあり、女子高生は第一話の姪、男子高校生は第二話のビデオ撮影のアルバイトという接点があり、くすぐられます。

そして、ブルーの人形が共通アイテムでした。第一話ではキャバ嬢の携帯ストラップ、第二話ではサムシングブルー、エピローグでは幸運グッズみたいなものとして使われていましたが、アフリカの呪いの人形でも幸せの人形でも言ったもん勝ちでどうでもいいのですが、どちらにせよそういうオカルト的なことに拘泥していることが気に入りませんでした。

『ありふれた惑星』では、二つの話を繋いだのは天体望遠鏡という客観的な物体でした。この話でも、例えば第二話の派手なマイクを共通アイテムにして、第一話ではどんちゃん騒ぎのときに使ったり、エピローグでは男子高校生がカラオケ好きな片思いの子へのプレゼントにするとかしてほしかったです。

そもそもエピローグで、女子高生があの人形を見て何も反応しないこと自体が不思議でした。キャバ嬢のお姉ちゃんにこれは何と聞いたのは正に女子高生だったからです。

そして、あの人形は全く同じものなのでしょうか。一つの物が流れ流れて行ったとすれば、第一話の男と第二話の友人は同一人物ということにもなりますが、うーんその方が劇的、『ありふれた惑星』もそうだったし、それでもいいじゃないかと思いました。

本作品は本作品として素晴らしく、『ありふれた惑星』と比較し過ぎて恐縮ですが、本音で話し合うことの重要性をテーマにしたところも正に同じでした。
板橋ビューネ

板橋ビューネ

サブテレニアン

サブテレニアン(東京都)

2013/08/27 (火) ~ 2013/09/04 (水)公演終了

満足度★★★★

無題812(13-251)
20:00の回(やや曇)。19:30受付、開場。横長対面式、2列ずつ。入って右、やや奧に座ります(先日とほぼ同じ)。正面、少し手前に暗幕があり、大きな窓(覗き窓、額縁にもみえる)が二つ、奥には男性(こしばさん?)が一人座っています。その前には白い布をかけられた椅子とテーブル。

「新版 青森県のせむし男(2013/8@ザムザ)」をみた風蝕異人街から公演の案内をいただき、先日、ここでの他の劇団の公演がとても個性的で好みでしたのでみにきました。

19:57前説(80分)、20:05開演〜20:52、三木さんの一人芝居+男性(上半身はみえない)の朗読。大きな旅行鞄、縁あり帽子、コート。白い椅子が4つ、テーブルには白いカップ。演目は(すみません…苦手な)「桜の園」。

きっと触れるとやけどするくらい熱いのだろう…と思ってしまうほどの眼力、会場の空気を変えてしまったその口調、感情の激しさに満ちた50分でした。

休憩後、20:57開演〜21:13終演、雲の劇団雨蛙「財産没収」…よくわかりませんでしたが(テネシー・ウイリアムズそのもののせいかも)、雰囲気は好きです。

[A.]

[A.]

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/08/23 (金) ~ 2013/09/03 (火)公演終了

満足度★★★★

面白かった
演目変更は、題目だけ変えたんではないかというくらい完成度の高い劇でした。
わりと王道のようなお話だったのですが、最後はわかっていたのにすごくジーンときました。
役者の表情がみなさんとっても良かったです。

フュメ・ド・ポワソン

フュメ・ド・ポワソン

THE ROB CARLTON

元・立誠小学校(京都府)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/02 (月)公演終了

満足度★★★★

センスがいい遊び心のあるコメディ♪
THE ROB CARLTONは2度目の観劇!

ボトル型のチケットがいいですね♪
その人によってワインのボトルが違うんです!
挨拶はメニューの様になっていて遊び心が嬉しいですね(^^)

最初からお客さんの心を掴んで笑いを誘います!
前に観た時より笑いが確実に進化してましたね~♪

なんだか笑いの質が変わってました(^^)
ヨーロッパ企画の笑いとダブって見えたのは私だけでしょうか⁈

3人のお茶目なシェフのキャラ全開の演技でいい味出してます♪
肉の業者や支配人などそれぞれのキャラも分かりやすく
役者さん同士の呼吸も合っているので
繰り広げられる会話が面白い♪

例のアレも出てきましたね〜
毎回のレアアイテムの様な⁈

前説での説明であった様にその業界を
経験してないと分からない内容を
小気味いい笑いを盛り込んで展開されるので
最後まで楽しいお芝居でした♪

この笑いはなんだかクセになりそうですね!
次の公演も愉しみです(^^)



悪霊-下女の恋

悪霊-下女の恋

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2013/08/29 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

取り憑かれた!
面白い!面白かった。好きな作品に出会えた。わぁわぁ~~~って叫ぶ前に沈黙する。飲みこんでプハーっって意味を反芻して吐き出す。で、コワイ。

ガールズ・タイム

ガールズ・タイム

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2000/11/06 (月) ~ 2000/12/14 (木)公演終了

満足度★★★★

みんな元気、なのはいいんだけど
※実際の公演期間は1995年11月6日(月)〜12月14日(木)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1995年12月3日。
3部構成で1部がショートコント、2部が歌と踊りのショータイム、3部がシチュエーションコメディでした。分けないで普通のミュージカルにしてもらった方が良かったかな?と。出演者全員パワフルで明るくていいのですが、みんな似通った感じに見えてしまいました。好みの問題でしょうが10人もいるので、もうちょっと個性がそれぞれ見えるような話だったらもっと良かったと思います。歌と踊りはさすが、でした。
禿の女歌手(6カ国語版)

禿の女歌手(6カ国語版)

SCOT

利賀芸術公園 利賀山房(富山県)

2013/08/31 (土) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

SCOT「禿の女歌手」観ました
(SCOT「世界の果てからこんにちは」から続く)
 「果てこん」後のテント泊から一夜明け、利賀二日目は二演目を観劇。
 まずは、「禿の女歌手」。

 

 字幕が機能を諦めたような多国籍言語舞台。「リア王」や「トゥーランドット」で経験済みだけど、今回は字幕も最低限に。

 観客は物語を追うことをやめ、ひたすら役者を観る。
 声、目、手、重心、物腰、立ち位置、関係性…。物語や意味は理解できなくても(汗)、全体の流れや役者の全身パワフルなあり方を楽しめる。
 大胆な動きが、人形劇のようにも見えた。


 事前にイヨネスコの戯曲を読んでた方が楽しめたかも(結局、禿の女歌手とは何なのだろう。。)
 外国へ観劇に行った気分になりました(笑) 
 ちなみに、鈴木忠志さんは、自分なき後は彼らにスズキメソッドの将来を託すようです。



 この後はいよいよ、あの名作「ディオニソス」へ!
(SCOT「ディオニソス」へ続く」

明日も明日も、そのまた明日も

明日も明日も、そのまた明日も

劇団かさぶた

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/05 (木) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★

連関
 描かれているのは、木星の衛星、エウロパ、地球、天国の3世界。然しシナリオの論理に必然性が無い為ドラマとして結実していない。この原因は、作家が、各々の場所に固有の体系をではなく、自分が最も簡単に捉えることのできる知識を羅列しているに過ぎないことにあると考える。戯曲が戯曲らしい戯曲として成立する為の最低条件は、描かれた各々の場所で、登場する生き物の個々の事情に即したイメージトレーニングを行っているか否かに由る。今作では、その作業が行われていない。時間、当てにした資金の調達不可、矢張り当てにした人間関係の不如意等々、事情はいくらでも上げることが出来よう。然し、結果はこのようであった。観客に伝わらなかったのだ。これが、最早、陳腐と言えるほどになったディスコミュニケーションに対する新たな異議申し立てである可能性は否まないが、仮に、其処まで意識していたなら、違った形に仕上げただろう。少なくとも、自分が、作・演出をするなら、全く異なる形を採る。
 もう一つ、気に掛かる点がある。劇団名である。“かさぶた”という名を名乗る以上、傷が癒えたらサヨナラ。即ち無用の長物、という意識なのだろう。自らを全否定はしないが、全肯定は愚かしい、と思っていると取らせて貰った。表現する者が逃げてどうする? 

近づく星の光うるわし

近づく星の光うるわし

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2013/08/28 (水) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

最終日マチネ観劇
既に終了した公演ですが、記入したコメントを誤って消去した為、再投稿。
明治の時代の言動にしては、男女のやり取りが明け透けで、女性が寝間着姿で人前に出るとか、今よりもその時代のお産は命がけだと思うがなんか扱いが軽く見え、矛盾を感じた箇所は幾つかあったけど、噂の一人歩きによる市井の混乱具合、天文学者の学問の倫理観や信念、苦悩や葛藤の部分は大変見所がありました。
時代は移り変わっても、似たような状況はつい数年前に起こったばかりだし、気分が滅入りそうになったけどラストの描写で救われました。
作者の村松さんはまだ20代、これからの活躍が楽しみです。

軽め描写の同性愛、家族、子供、歴史が繋がる等のキーワードは、最近流行なのか、よくある描写という印象がなきにしもあらず。

ネタバレBOX

舞台セット内の小道具は他の方も指摘されたように、舞台端には劇団ポスターが貼ってたり、積み上げられた書籍にまんまバーコードが見えたり。小道具だけ見ればそこだけSFの世界だった。
明治時代末期の出来事の舞台。
男女別学の時代に、女性の権威はまだあまり認められなかった時代だと思うが幼なじみで許嫁とはいえ、お相手を「君」と呼んだり、目上の男性に接する態度が、年頃の娘にしては恥じらう事も無く、誰にでも馴れ馴れしく見えたり。
果物を取り扱う商売をしている女性も登場したが、その籠の中身にバナナが入っていて、果樹類ならわかるけどバナナってもうその時代に流通してたのかな?果物自体、容易に庶民に手に入るモノだったんだろうか?女の左利きは矯正されたりしたんではないか?
コミカル福橋さん、上から下に手を降ろす仕草で拒否してたけど、あれじゃシャッター降ろしてるみたい、暖簾を外すにしてもその仕草は少し違うしな、せめて両手で左右閉める襖とか戸板とかを想像させてほしかった、他、ハイカラな名前つけて時代の先端いってる夫婦等々、重箱の隅を突くわけではなく、単純に?と思ったが、コミカル部分だと思ってあまり深く考えないようにする。

その当時だったら一世一代の天文ショーにワクワクし過ぎるキチガイ風味の学者さんもいたと思うが、寺田先生は非常に実直で不器用、ぼさぼさ頭でカワイイが、登場した瞬間から存在感あり。栄子さんの発言に誠実な美しさと一途さが垣間見え、先生と栄子さんの過去話をもっと見ていたかった。
ハレー彗星がぶつかる事を巡り、「ぶつかる」前提で生き残る術を模索するやり取りが長く、そのやりとりがだんだん重いわーと、感じたりもしたけど、現代に移ったラストシーンの描写にどこか救われた気になった。

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